2008年07月08日

fc2ブログに仮移転&海エルフ概論の差し替え的投稿。

 → http://nirvanaheim.blog116.fc2.com/

2008年07月07日

 久しぶりに文章(しつこく海エルフの話)を載っけようとしたら字数制限に引っかかった罠。全角15000字までですってよ奥様。やってらんないなー。しょうがないからついでに電脳フリールルブを更新。

 てか、livedoor blogは過去記事の検索性(管理ページ的意味で)も悪過ぎるし……書く頻度とか必要性はどうでもいいとして、サービスを代えようかしら。些細な点でストレスがないってのはツールに最も重要な性質だと思うんですよ。
 この広い電脳空間に、RPGのシステムを公開のものとして下さっている人々がいます。そのシステムの多くは、一般のゲーマー達が自作したいわゆる同人ゲームの類いですが、中には企業の出版物レベルのデータが、言わばタダで皆の目に触れられるようにしてあるものもあるのです。ここでは、そんなゲーム達をいくつか紹介していきます。

 なお。閲覧・ダウンロードする時には、感謝の念を持ってしましょう。


 最終更新:BLADE&WORD 追加
vanaheim at 16:30| Comments(22)TrackBack(2)
TRPG>News 

2008年03月05日

Gary Gygax, 'Father of D&D,' Dies at 69 ―― UNDERWIREより

 この知らせを知って、とりあえず時間ができたら最優先順位で何かしら弔意を表明しておきたいと思った次第。ショックだ……


「D&Dの父」ゲイリー・ガイギャックス、69歳で逝去
By Lore Sjoberg March 04, 2008 | 1:43:14 PM

 ゲイリー・ガイギャックス、ロールプレイングゲーム『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の共同創造者の一人であるガイギャックスが、火曜午前にウィスコンシン州レイク・ジェネヴァの自宅にて逝去したと、Troll Lord GamesのCEO、スティーヴン・シュノールトが伝えた。

 ガイギャックスは1974年、デイヴ・アーンソンとともに最初のD&Dを創り上げ、その後も『Dangerous Journeys』『Lejendary Adventure』といったRPGや、同じくらいたくさんのボードゲームを作り続けていった。彼はまた、ファンタジー小説も何冊か書き下ろしている。

 「このことを真に受け入れられた、とは言えないね」と、ダンジョンズ&ドラゴンズ、来たる第四版の主要ディベロッパー、マイク・マールズは語る。「彼はあらゆるゲーマーにとっての、クールな叔父さんのような存在だった。あらゆる世代のゲーマーは彼が形作ったのさ」

 1985年以降、ガイギャックスはダンジョンズ&ドラゴンズに直接関わってこなかったし、またかつて彼の会社であったTSR Inc.との関係は、当初の間良好ではなかった。TSRはガイギャックスが出した競合作品Dangerous Journeysに関して彼を告訴したし、またガイギャックスはそれについてGameSpyによる2004年のインタビューで、訴訟費用と示談金によってTSRがゲームの権利を売却する事態に追いやられた、という考えを「言えて嬉しい」と表明している。

 とは言えガイギャックスは、現版のダンジョンズ&ドラゴンズに感銘を受けていない、と噂される一方で、現版で使うことのできるシナリオや世界設定を創り出しており、これらの作品はTroll Lord Gamesから出版されている。

 ガイギャックスは一ゲーム開発者としての立場を大きく超えて、ゲーマー達の偶像となっており、本人としてアニメ『フューチュラマ(Futurama)』や『Code Monkeys』に登場したり、ロールプレイング関連の掲示板の議論に参加したりしていた。

 ゲイル・ガイギャックス夫人によると、彼はここしばらく健康状態が悪化していたということである。シュノールトは、可能になり次第、Troll Lord Gamesの掲示板上で葬儀計画を含んださらなる情報を発表すると述べている。
 

 ガイギャックスがいなければRPGは存在しなかった、とは言いませんが、今のRPG世界が、彼が産み出したものであるのは間違いないことでしょう。

 ありがとうガイギャックス。私は貴方と、貴方の作った世界に多くのものを負っています。会ったこともないけれど、そして貴方のゲームはクラシックD&Dくらいしか実際やったことがないけれども。ありがとう、そしてさようなら。私は終生このゲームを続けていくでしょう。そしてこのゲームが人類文化の続く限り、永遠に続くことを祈っています。

 いつまで続くかわからないけれど、WotC社のトップページでも彼への弔意が表明されています。ある意味、「大いなる転輪」がなくなったのと合わせた象徴的な出来事だったのかもしれませんね。

 → http://www.wizards.com/default.asp?x=dnd/welcome

 FEARやSNEも弔文出したりしないかな……

2008年02月14日

 生産性が最低な暮らしをしているのに色々と切羽詰まっている。ため息をついている暇さえないはずなのに、あーもう。しかし炒飯が○○届を出すというのは本当だろうか。落ち着け。
vanaheim at 18:56| Comments(1)TrackBack(0)

2008年01月22日

 一昨日のD&Dセッションで、レイヴンロフトキャンペーンが終了してしまった。DM側にもミスがあったとは言え、うーむ、相棒と合わせて1ラウンド21回(+特殊効果3回)攻撃はやり過ぎたか……


 Maz氏(某超高LVセッション@某馬小屋の、ミストラクレリックの中の人)の尻尾としか言い様のないことをしてしまったのでかなり自己嫌悪。DMはじめ周囲には信用してもらえないかもしれないが、本当はあまり好きではないのだこういうパワープレイングスタイル(いや、データ構築レベルで悪いのは、隣の《呪文24時間化》を他人にほいほい載せられるヒーラーのような何かであって、私はその副産物に過ぎないわけだが)。濃いいというか、周囲に強く影響するスタイルや極端なスタイルを好む人がいると、卓がそちらの方向へ強く誘導されるからなぁ。

 議論の場に扇動的な人間がいる場面を思い浮かべてもらってもいいが、この例で言うと、戦闘というものについて、問題の解決手段として一定以上に重きを置く*限りは、強力なパワープレイヤーが一人でもいるとGMはエネミー作成において彼を基準に含めざるをえなく、一方DMが敵を強化するとパワープレイヤーもそれに応じて軍拡競争が発生し、それが他PLに波及したりするということである。まあ、「『GMがどんなヒドイことを仕掛けてくるか分からなくて怖いから』とか言わず自重しろよ」という発想は、卓全体を考える限り正しいのだが……

 同様のことは例えばシリアス嗜好とギャグ嗜好の間などにも言える。シリアスな空気に耐えられないプレイヤーや、(大爆笑)なプレイヤーが一人でもいると、シリアスなプレイを行うことはもう不可能になる。シリアスを茶化す/壊すことこそ笑いの本道であり、プレイヤーが真面目な台詞を言った瞬間に(大爆笑)を付加するのは非常に容易なことなのだ。そして、こういった傾向性は基本的には相乗的にエスカレートしていく。


 エスカレートについていけるけれどもエスカレートする状況が嫌いな私は(別のスタイルが結果的に排除されるし、プレイがとても戯画的になるから)、ついていってる自分に嫌悪してしまうのである。特に今回は、エスカレートを先導した人々が休んでいたので、エスカレートの先頭に立つことになってしまった。あー嫌だ嫌だ。

 まあ自重すればいいのだが、エスカレートしている最中に自重するとか普通に考えて無理であって、端的に言えば「相手が核ミサイルを増強しているのに核縮小とかどんだけー」という話である。というか、DMが「わりと本気でキャラクターを組み替える」と宣言した術者LVが20はありそうなウィザードを相手にしてる状況では、とてもじゃないが怖過ぎて自重できません。



 ……まあ、結局自分が弱いということなのだろうな。根本的に自分のスタイルには「事態の進行・打開に必要な能力と姿勢を備えて、他人が好き勝手やっても問題ないようにする」という要素が含まれているのだが、「能力と姿勢を備えて」という部分が暴走すると他人が好き勝手する余地もなくしてしまうことは分かっているのに。ううむ。



*某所で引用してしまったので注記しますが、あれから少し手が加わってます。

2008年01月18日

 渋谷ポストホビーが、RPGその他の商品が粛清されて模型オンリーな店になっていた。結構ショック。渋谷ほぼ唯一のまっとうな卓ゲ(RPGとボドゲが念頭)ショップだったのに。ブックファーストも実質潰れたようなもんだし、渋谷のRPG環境はかなり悪化したな。

 ブックファーストと言えば、あそこが今のていたらくになってから、専門書購入環境も悪化して困る。単純に渋谷近辺の環境が悪化したというのもあるけど、あそこは10時過ぎても専門書にアクセスできるという点で珠玉の場所だった。私が定期券持ってる範囲で、他に専門書買いに行く言うたらお茶の水‐神保町の辺りだけど、あの街は夜死ぬのが早すぎて……最後の砦は池袋のリブロとジュンク堂か、やはり。

 ところで池袋ジュンク堂と言えば、RPGコーナーがあるということでも心強い店だが……この間『年報 都市史研究』の最新巻を(上述の事情に従って。てーか神保町三省堂になかったのには失望した)買いにいったついでに見てみたのだが、りゅうたまなんかあんなに平積みにしてどうするんだ。MMR、懐かしのモンスターメーカーリヴァイスドの二の舞になるようにしか見えない(平積みが年単位で放置され、いつしか新作の平積みの物理的礎になったのには涙を誘われた)。
vanaheim at 23:02| Comments(3)TrackBack(0)
メモ +  TRPG>雑稿 

2008年01月01日

おめでとうございます。

mixiで書き込めなかったんでこっちに書いておこう。


私をご存知の方々、今年もよろしくお願いします。
ご存知なき方々も、縁あらばよきおつき合いを。

vanaheim at 00:00| Comments(0)TrackBack(0)
私事 

2007年12月31日

 現実逃避にふと

「誰か『Corporate Enclaves』について、同様のツッコミ入れてる人いないかな」

と思い立ってググってみる。いねぇ。かなりのツッコミポイントだと思うんですが(持ってる方は85ページ左の黒枠を参照のこと。新東京の治安維持構造についてザッと書いてあります)、シャドウラン日本に関心ある人ってやっぱいないんですかねw。過去色々あって地雷原っぽい空気があるとか、「そもそも日本でやりたいとか言い出す人は身内設定たっぷりの俺日本でやってる」とか、そんな事情があったりするのかしら……

 まあ、『Corporate Enclaves』がまだ実際に書籍として売られてないから、ということにしておきましょう。


 それはそれとして、Urara-ryuryuさんという方の日記にこのような記事を発見。

 結局、現在見ているドラマは『ガリレオ』と『HEROES』のみ。

 『HEROES』は過激なグロテスクな描写があって、精神的にかなりきつかったりもするんですよ。でも、それ以上に『勘違いJAPAN』炸裂に目が離せません。
「どこのすし屋にカラオケがあるんだっ!」
「日本のおもちゃは全部、『マシンガーZ』かっ!」
「日本のサラリーマンが日本刀を担いで歩くかっ!」
 シリアスでダークなドラマが、日本が出てくるだけで一気にコメディと化すのです(苦笑)。
 『TORG』というゲームの6つの世界の一つ『ニッポンテック』といい、『シャドウラン』における日本企業の外道加減といい。
 輸入されたTRPGからアメリカにおける日本のイメージの偏り方はすごいと知っていましたが、映像で見るとやはり強烈です。
 日本のシーンのみ、原語と吹き替えの両方で見、その無茶苦茶ぶりに爆笑しています。


 Wikipediaによると『HEROES』は「視聴率は好調で、2006年度スタートの作品では最大のヒット作と言われており」だそうですが……未来物じゃなくて現代物、しかも製作がごく最近の作品ときて。いやーやっぱり、「リーマンがポン刀」ってーのは譲れないファンタスティックなんですかね、アメリカ人的に。

(いやまあ、私は実際に見たことないのでアレなんですが。リーマンがごく普通に刀を持っているのがスルーされてる、ってわけじゃないかもしれませんしね)


 それはそれとして、「カラオケがある寿司屋」自体はあってもおかしくない気もしますね。スナック同然と化した場末の安っぽい寿司屋で、時々店主が「ウチは寿司屋なんだがなぁ」ってぼやくみたいなそんな感じで。

 ……ないか。

2007年11月23日

 歴史篇第三章のコメ欄を受けてのgdgdを今更のように(宿題をやり終えた顔で)。冷静に見て、別にレスなわけではないとかはご愛嬌。