TC付きのスターターとしては(デザイン的に気に入れば)イチオシです。
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innokin様よりご提供いただきました。
ありがとうございます!

■じゃーん。箱の裏にスクラッチ付いてます。
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■中身はこんな感じです。
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■クリアロなので付属品シンプルです。
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■スペアのドリチです。
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■ゴリゴリのすり鉢です。
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■さて本体です。専用のSlipStreamアトマイザーが装着された状態ですね。
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■スイッチ類はここに集約されてます。ファイアボタン、プラス、マイナス、USBポートですね。
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■おしり。普通はここにベントホール開いてますが、このMODはどこにも見えません。
安全上問題ないんでしょうか。ちょっと不安です。
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■ファイアボタンの上に横長の窓が開いてます。ちょうどSlipStreamアトマイザーのタンク部分が来るようになってて、リキッド残量がここで確認できるようになってます。
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■SlipStreamアトマイザーを外すとこう。普通に510スプリングローデッドです。
ただ、20ミリちょいしか径が無いので、22ミリアトマは装着できません。
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■手持ちのアトマを載せるためのアダプタです。
510部分はスプリングローデッドになってます。
右の半月板の存在理由は後で分かります。
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■裏側はこうなってます。
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■ここにこう付けると。
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■で、まんまと取り出せなくなるので、この半月板がマイナスドライバー的な役割を果たすわけです。
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■アダプターを利用して24ミリを載せてみました。似合いませんね。
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■Fodi f2を載せてみました。
うん、ね。専用アトマイザーっていう思想ありきで作られてるデザインだなってことが実感できました。
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■で、そのSlipStreamアトマイザーです。
eGo的な作りの、ごく普通のクリアロです。
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■トップキャップは押し回し式です。これにコイルがスレッド固定されていて、トップキャップ締めるとコイルのポジティブがタンクのポジティブに接続する形ですね。
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■バラしました。
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■デフォのドリチはすり鉢じゃなくて、1段階でガッとワイドになってるタイプです。
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■トップキャップ。
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■裏。真ん中の穴にコイルが付きます。
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■デフォのコイルです。カンタル0.8オーム。
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■中身は普通にシングルワイヤーですね。
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■タンク部はコップ型で、絶対漏れない構造のやつです。
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■真ん中の金色の部分がポジティブになっていて、コイルのお尻の部分にくっつくようになってます。
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■タンクのこのガラス部分が、MODの窓のところにぴったし来るようになってます。容量は2mlなので、まぁまぁ頻繁にリキチャすることになると思います。
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■とはいえリキチャはこの通り簡単です。ガラス窓の上端を目安にどばっと入れちゃいましょう。
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■さて、MODの説明です。innokin伝統の3クリックON/OFF。
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■こんな感じです。パフ時に電池残量でファイアボタンのLEDの色が変わるんですが、ここでも電池残量見れます。
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■付属のSSコイルに付け替えてみます。0.5オームです。
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■コイルを変えると材質を聞いてきます。
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■20ミリ以下のアトマはアダプタ無しで付けられます。その必要性があるかどうかは若干怪しいっすけど。
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■「あのドリッパー」です。
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■Hobbitです。
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■iPicoとの比較です。
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■iPicoよりひとまわり大きいですね。
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まず、KROMA MODについて。

ざざっと仕様を見ていきましょう。
バッテリー容量:2000mah
最大出力:75W
最大出力電流:35.5A
最大動作電流:27.5A
最大出力電圧:7.5V
最小抵抗値:0.10Ω
TC時の推奨抵抗値:Ni(0.1-0.2Ω)、Ti(0.1-0.5Ω)、SS(0.2-1.0Ω)

2Aで充電可能なのは地味に便利です。

専用のSlipStreamアトマイザーがステルス的に装着できて、トータルとしてコンパクト、っていうつくりになってます。
この専用アトマイザー、外径が20ミリちょいです。22ミリのアトマイザーはそのままだとこのMODに装着できません。
なので、ステルス部分を埋めるパーツが付属してます。これを装着すると手持ちのアトマは何でも乗るようになります。

電池残量によってファイア時のLEDの色が緑→黄→赤に変化。ディスプレイに電池のゲージありますけどね。よりわかりやすく的な。

ファイアボタン3クリックでパワーON/OFF。
アンロック中、プラスとファイア同時長押しでモード切り替え。
温度管理(Ni→Ti→SS)→ワッテージの順で切り替わります。

アトマを載せ直すとコイルの種類を確認されます。

プラスマイナス同時長押しでディスプレイ表示の向きを変更。

プロテクションも十分です。
・15秒カットオフ。
・3.5ボルトを切ると低電圧保護。
・アトマイザー短絡保護。
・過充電保護。
・温度管理中のドライヒットプロテクション。
・オーバーヒートプロテクション。

VW時とTC時、個別の動作を見ていきましょう。

■ワッテージモード中
プラスかマイナスを長押しするとW数調整モードに移行。
6W〜75Wの範囲で、0.5W刻みで調整します。

■温度管理モード中
プラスかマイナスを長押しすると温度調整モードに移行。
300F°〜600F°の範囲で、5F°刻みで調整します。
温度設定300F°の状態でマイナスボタンをクリック(もしくはその逆で600F°でプラスボタンクリック)するとF°設定からC°設定に切り替わります。
こちらは150C°〜315C°の範囲で5C°刻み。
C°設定からF°設定への移行も同様です。

マイナスとファイアボタン同時押しでプレヒート出力調節モードに移行。
25W〜75Wの範囲で、5W刻みで調整します。
プレヒート出力を調整できるのはマジでGoodです。
iPicoとかプレヒートきつすぎて苦手なんです僕。

内蔵電池でこそ実現できる、掌にすっぽり納まるサイズ感。
グリップ部の形状とかすべり止め的な感じとか、あとディスプレイの形とかスポーティーなデザイン。
天板とかコントロールパネル部分はマット加工されてて落ち着きがあります。
ボタン類の押し心地もGoodです。
ベントホールがどこにも見当たらない点は不安です。

温度管理の性能、良いですね。
ON、OFFを繰り返すんじゃなくて、ゆるやかに強弱が付いて常にミストが出てる感じ。
プレヒート調整できるから最初の「ジュワッ!」が怖いこともありません。
この温度管理、すごく良いと思います。

カラバリはここ見ると7種類あるっぽいですね。
赤、黒、青、グレー、紫、シルバー、白。
多いっすね。タンクトップのお姉さんが上腕二頭筋を見せつけながら白のやつ持ってるし、やっぱスポーティーっていうコンセプトなんだよね。

次に、SlipStreamアトマイザーについて。
外径が20ミリちょい。これがんばって22ミリにすれば色んなアトマをステルスにできたじゃん!って思うよね。
僕も最初そう思ったんだけど、すっごい練って練ってこのサイズ感とデザインになったんだと思う。
しかもエアホールの位置とか漏れのリスクとかアトマによって色々ですからね。
位置づけとして「ステルスMODなんです」じゃなくて、「Kitとして完成されたものなんです」なんでしょうね。

アトマの構造としてはeGo AIO的なやつ。タンク部分がコップ状になってて「絶対漏れない」やつね。
で、タンク部分の下半分がガラス窓になってて、MODに埋まっててもリキッド残量がきちんと分かるようになってる。外見上はガラスチューブが露出してないから、全体のスポーティーなデザイン性に寄与してる、ってところでしょうか。
なんかね、すっごい細かく考えられてるな、これはこれで完成なんだなっていう感じしますね。
ぜんぶ辻褄が合ってるっていうか。隙が無いっていうか。

コイルはカンタル0.8オーム、SS316Lで0.5オームの2種類。
変なコットン臭無いし、スピットバックも大人しいし、結構美味しい。

エアホールは1*10ミリぐらいのものが2発開いてて無段階調整です。
全閉全開で止まります。
全閉でもギリ吸えちゃうぐらいのユルさ。

ドリチはデフォの黒のやつのほかにサペミニ的なステンのすり鉢状のやつが付属しています。
接続は510なので、普通に手持ちのドリチが使えますよ。

うーん、書いてて褒め過ぎな感じが否めないんですが、好き嫌い別としてマジで欠点無い気がするんすよね。

まとめます。
小さい。そして小さすぎない。
簡単操作で全部入り。
温度管理の性能が良い。
プレヒート調整できる、内蔵電池っていう2点は個人的に特に評価したい。
デザインは好き嫌い有ると思う。
コンセプトがはっきりしてて、完成度高い。

といった感じでーす。
これ全く同じ性能で、POPなデザインで出して欲しいです!!


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