0610~1530時 曇/晴 北~北東風 中潮 エサ:青イソメ(850g)
今季カレイ開幕戦。
多忙の合間を縫って、いささかやってられん感を出しながら年休取得。
潮風を吸いに出掛ける。
日の出スタート。
初投はエサ残りも、その後はヒトデ連発。
やっぱゆっくりはさせてくれんよね…
それからは5分スパン、ピックアップを3回サビキ→2回と詰めて対応。
ヒトデの来襲は交わしたが、サイレント餌盗りは活発。
動かぬ穂先。ただただ確実に、鈎は裸にされていく。続く消耗戦。
第一本命と目した下げっ端の9時を過ぎても生命感を伝えぬ穂先。
こりゃあかんか…も。
それが10時を回った頃、右手の竿が餌残り。
この変化を手掛かりに。。
真ん中、左の竿はこれまで通りのリズム。
右はスパンを空け、ピックアップまでの時間を延ばす。
その右手の竿。投入から10分以上経過した3回目のサビキの後に。
『ブブブン!』 派手な震え。
おーっとこりゃ誰だ?
サビいたエサに反応したか、間を置かずに竿尻を浮かす引き込み。
ただチョッとアクション大き過ぎ?
手に取った竿に魚信は感じたが重みは乗ってこず。
正体はキス。20cm超。
次いでサビいた真ん中竿。
『コクン!』 と好感触。
それからゆるゆるとラインフケ。
非常に怪しい。様子は満点。
も、ピックアップした先には丸っこいのがクルクルと。
左手竿にはチビタコ(リリース)…と、にわかに活発となり期待も大きくなるがそこまで。
以降はまたサイレントエサ盗りと対峙。
お昼過ぎに風が上がりだす。
予報では15、16時くらいとあったからちょっと早いぞ。
いつまでできる?…装餌量との兼ね合いをどうしようか。。
第二チャンスのソコリ。
ここまで確実に素鈎にされてきた左手竿。
どうする。。? 時折り餌が残る右に寄せるか…思案しながらのピックアップ、それが。
おおっ。エサ残ったやん。
決心。好機の予感。 次投も同じ方向へ、段差の2本鈎にはエサいっぱいのてんこ盛り開放!
3本を打ち返し、一息ついて見る左手竿。
ん? ラインふけてる?
近づいて見る。。風に吹かれるがゆえフケてはいないが、海面に刺さる黄色いラインの弧が明らかに大きくなってるぞ。
怪しい。。慌てるな…この間がドキドキ。何度も時計に目をやってから意を決し竿を立てる。
重い。重いぞ! それも適度な重さ。
寄せてくる間も地を這うような感触。根に取られないよう気をやりながら。。
際で初めて浮かぶ天秤。その先に滑り出る茶色の魚。
あ~今年も会えた。
ちゃんと季節は廻り来るのね…なんかホッとした。
さぁ余韻に浸ってられんぞ。
もうひとつを狙って打ち返しに力が入るが、一層上がる風。波頭も白くなってきて。
ここまでか。。フグに鈎を持っていかれたところで予定を早め竿を納める。
開幕戦。時合を掴まえた会心の一枚!
刺身で美味しくいただきました。
ひと押し、お願いします!










も楽しみ♪































