落 魂(おとしだま)

日本各地、落とし込みで狙う黒鯛と酒肴の釣行記です。

●10月 4日(土) 鳥浜沖堤   トンネル突入

◆鳥浜沖堤 1430~1800時 曇 東風 若潮

2週間ぶりの鳥浜マズメ。
14時過ぎが満潮。
もう少し遅い時間だとベストなのだが。

14時半スタート。
上堤時無人だった高い方へ向かう。

自身より、一足先に移動し高い方に入った上野くんと会話。
今日の高い方は魚出ておらず、全体で3枚。全てフジツボとのこと。

そろそろ、そんな気がしてフジツボを忍ばせてあるんだよね…
勘所は良いかも(^^)

とはいえ、先発でハリに掛けているのはミドリ。
先端からエントリーし、いくつも落とさないうちに堤防中程で上野くんが竿を曲げる。

流石やね。。

その上野くん、ハング裏で追加、さらにハングでバラしと一人で大暴れ!
あのー、ちょっと加減してくださいね。。(>_<)

16時、通常便の皆さんが引き揚げ、堤防上はマズメ組3人に。
先ほどまでの様子から、ハング、高い方はまだ出ると決め込む。

和栗さん&横尾さんは低い方、ハングからこっちは一人で貸し切り。
フジツボ、ミドリをローテしながら攻めていくのだが応答返らず。




薄暗くなってきた頃。。

高い方の先端寄り、水面直下。
柱の影から丸太のように厚みのある魚が「ぬ~っ」という感じで出現。

余りの太さに「デカいボラやのー。ん?ちょっと寸詰まりか?」と思ったところ。。

その魚がストップ。
と、同時に特徴的な胸ビレを拡げる。

クロダイっ?!

息を飲み込む。

超ド級にデカい

奴はUターンして同じ柱に戻っていき、ゆっくりと潜航して視界から消える。

「喰うわけない」
そんなことを考えながらも、潜水艦のような相手にフジツボでコンタクトを図るが捉えられず。。

一瞬。幻のような出来事。

この日のドラマはここまで。
なんか、今日は終わった気がして、その予感通りノーバイトのまま終了。。

不調トンネルに突入。
脱出の鍵は何?!

● 9月28日(日) 横浜沖堤   週末連敗!&9月〆

◆横沖旧赤 1415~1800時 晴 北東風 中潮

日曜日は沖から一転、湾奥旧赤へ。

北東の風。
陸側は透けてピカピカながらも、風が当たる沖側は程よい潮色。

騒つきも上々。
サクラガイをエサに、幾度となく流す。

しかし。。
いかんせん潮が効かず。

一向に音沙汰なし(>_<)

。。。
。。


ラストひと流し。

ヒトヒロでサクラを引っ張られる感触に、しっかり反応したつもりが空振り

黒鯛ではないのかな…
そうだったら掛かってるハズだよね。

あっという間に暗くなる秋の夕暮れ。
18時迎えの頃には、月も光るくらい。。
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週末連敗決定。
どうも、魚に近付けていない気がします…

------------------------------
9月終了。

今年こそ!のキャッチ率(目標7割!)状況は以下の通り。

ゲット率(Get/アタリ):0.610(0.002)
キャッチ率(Get/掛け):0.745(0.002)

毎年、秋は調子を落とすんですが、今年は少し早い時期にそうなっています。。

● 9月27日(土) 横浜沖堤   気まぐれ

◆横沖D突堤 1415~1800時 曇 北東風 中潮

前日は魚が浮いて好釣、との情報に誘われてD突堤へ。

カマボコは混雑気味。
北東の風が左手から吹き、舐めるようにウネリが走る堤防沖側を攻める。

このウネリがなかなか厄介。
落下が止められアタリが読めず、際のkeepも覚束ない。

試行錯誤しながら、コバを本命に何度も流す。

エサはミドリ。底まで探る。
コバから堤防中ほどまで流したところで、エサのチェック。

なんと?!
バッチリ割られとるじゃん!

まったく気付かず(>_<)
フグかと思いたいところではあるが、平均的に押し潰したようなプレス跡は、黒鯛の仕業だろう。

何処でヤられたかもわからないが、とにかく周囲を探る。

が。。
追加の反応なし。

ラストは意外と潮の動く内コバに賭けるが、魚信を捉えることはできず…

Time up。。

1アタリ/0掛け/0Get

Dどころか、帰りの船中でも魚見かけず。

前日の好釣はどこへやら( ´△`)
秋魚はホント気まぐれですね。。

● 9月23日(水) 鳥浜沖堤   何か合ってないな。

◆鳥浜沖堤 1430~1800時 晴 南東風 大潮

3連戦目は鳥浜、深沢さんご夫妻と一緒に。

今週から、また30分早まって14時出船。
渡堤後、まずは高い方へ向かうとハング裏で上野くんが竿を曲げている。
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底で喰ったとのこと。

いきなり年なしを見せつけられる。
おーい!!お手柔らかに頼むよ~(^^)
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高い方をひと流しして低い方へ。
その間にも、上野くんハングで追加し独壇場。
低い方でも和栗さんGetとの事で好釣模様。

その低い方、上げの時間ながらも潮は既に沖向きへ流れ、裏を中心に探るが反応なし。

高い方へ再度転進。
マリーナ方向からの潮が効いており、好機を感じさせるが音沙汰なし。

薄暗くなる頃、満を持してオーバーハングへ。

周囲が暗くなると、掛けた魚が沖へ走ることが多くなるのは昨年で経験済み。

あとは魚信が出るかだが…



何もないし(>_<)

ハングの上がり口、もうこれでラスト一落としとフジツボを際に投入。

ハリスが入る。

ん?

何かに乗った?

持ち上げる穂先が「グイっ」と引っ張り込まれる!

慌ててアワせるが、それ以上の生命感は伝わらず。
フジツボとガン玉は無傷。
なんだろか?黒鯛との確信は持てず。

手早く周囲をサーチするが後続なし。
後ろ髪ひかれる終了。。

渡堤後直ぐがピークだった模様。
結局のところマズメ組は和栗さんの1枚のみでした。。

○ 9月22日(月) 横浜沖堤   秋の良型

◆横沖ハナレ 1415~1800時 晴 南東風 大潮

月曜日、用事があって休暇を取得。
時間が空いた(空かした?)午後は横沖へ。

16時過ぎ上げ一杯の潮回り。
赤灯かハナレか迷いながら船宿に向かったのだが、好調の赤は7~8人の混雑との事で、無人のハナレに決心。

14時船で渡堤。
既に潮はだいぶ上げており、大黒埠頭寄りの水路は厳しそう。

エサはサクラガイ。
沖側、3.3mほどある前打ち改造竿一本分までのタナを探る。

ふた流し、反応なし。
沖側へ立ったまま腕を伸ばし、既に沈下した内側の際を狙う。

もう少しで着底か…

ギュン♪」
と一気に穂先が入る。

派手なアタリと裏腹、際を走り回ったあげく現れたのは久しぶりの小さなヘダイ。
そういえば、居るって二瓶ちゃんが言ってたな。。
DSC00238

まだ上げの時間。
赤灯寄りコバから、沖側を再度流す。

一つ目の溝、その裏側。

2ヒロ入れたところで、ややボヤけたような「グズっ」とした感触。
しかし魚信であることは直感。

アワセに対して一瞬動きをみせない良型と思しき奴。
ゴンゴンっ
初っ端の突っ込みは大黒埠頭の方向へ。

あまりそっちには行かせたくない。
魚の前に出て頭を抑える。

反転した後、直下に深く潜る。
「ヨシ。いいぞ」
この間合いで体力を使ってもらおう。

竿は半分より手前を頂点にして真下を向き、海面に突き刺さる。

主導権は渡さない。
強めの負荷を掛け続けながら耐える。

下を諦めたか、コバへ向けて走り出す。
ここは角に触れないよう、竿を前に振ってラインを回す。

水路。
フィニッシュは近い。

浮き掛けた奴がもう一度潜る。
盛り上がった水面に良型を確信。

ラインが魚体に擦れないよう、最後の詰めに気を遣いつつ。。

一発タモ入れ!
厚みのある48cmをGet
DSC00243

まだまだ時間はある。
マルチを狙って勢い込むのだが後続なし。

潮はだいぶ量を上げる。
風はさして吹いていないが、通船波がぶつかって飛沫を上げ、未だ短パンの下半身はパンツまでびしょ濡れ(>_<)

17時過ぎ。
やはり沖側、内側からの波がなだれ込み、サラシが拡がったタイミングで。

ギュッ」と、リールを押さえる親指が滑りそうになるほど引き込まれるが。。
ハリに乗せることはできず…

18時。
ラインが見え辛くなり、迎えの船が来る前にゲームセット。

2アタリ/1掛け/1Get(48cm)

秋魚の強い引きを堪能。
会心のやりとりに満足です!

● 9月21日(日) 野島防波堤  赤いロクマル!

◆野島ドック 1600~1745時 晴 東風 中潮

休日出勤明けの日曜日、野島マズメへ出撃。

だいぶ陽が落ちるのが早くなってきて、正味2時間無い釣りとなるのは承知のうえ。
夕刻の劇的な上向きを期待して。

予報は東から南東の風。
青灯はあきらめ、ドックを選択。

そのドック、渡堤時には既に落としの時間ながらも拍子抜けするほど潮効かず(>_<)
いずれ動くか?!動いた時がチャンス、と潮を探すが時間ばかりがあっという間に過ぎる。

17時過ぎ。
丸カンの辺りで今若さんが何やら得体の知れない大物と格闘開始。

住友ドック方向へ走った相手に対し、ラインを出し入れしながら徐々に自身の立つ灯台方向へ近づいてくる。

とうとう灯台脇へ。まだ姿は見えない。
これ以上先はない。ここで仕留められないと厄介だなー、と思っていたところ。。

ボカッ
とばかりに赤い魚が浮上!デカっ
DSC00235

61cm/3.2kg
丸カン脇、タンクを喰ってきたそうです。
いやー凄いものを見させて頂きました。おめでとうございます!

この日はこれがすべてか。以降、全体でも追加の出来事なし。
結局潮は入らないままでした。。

○ 9月14日(日) 横浜沖堤   嗚呼。。

◆横沖旧白 1415~1800時 晴 南東風 中潮

日曜日、鳥浜マズメは3人揃わず条件不成立。
14時船で、二瓶ちゃん、Fk沢さん夫妻と示し合わせ、無人(と思われた)旧白へ。

午前中出撃のLDさん情報によると、隣の旧赤では魚出ず、とのこと。

防波堤中ほど、東寄りの風が当たる外側からスタート。

エサはサクラガイで迷いなし。
G2でゆっくり落とす。

少々濁り過ぎ、の感がある潮が旧赤方向に緩く動く。
まずはそちら側のコバへ向けひと流し。

折り返して逆方向へ。

戻ってきた真ん中辺り。
潮は当てて来ている感じ。喰いそうな雰囲気あり。

着底。

キキ上げる軟調竿の穂先は、下を向いて魚がその先に居ることを伝える。

アワセっ!

軽い引き込み。
さっき釣ったちびグレが頭を過るが、姿を見せたのは銀鱗まぶしいカイズクラス。

小さくても、「バレないで!」とお願いしながら。。
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嬉しい一枚(^^)
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(Fkさん撮影。ありがとうございます)


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三段目まで潮が量を上げ、騒つきが雰囲気をさらに上向かせる。

「プルッ、プルッ」とラインが震えながら着底。

アワセと共に魚は沖へ走る。
先ほどよりも良く引いたのだが、正体はババちゃんクラス。
DSC00230

直後に二瓶ちゃんもチビレをゲット。
なんか、だんだんサイズダウンしてないか?!



更に潮は上げ、陸側をひと流しして山下埠頭側の水路へ。

小さな灯台(?)を抱えるような体勢で落とす。

ヒトヒロ半、入ったところで。。

穂先がゆっくり入る。

喰った

咄嗟に灯台の前に出る。
今日これまでの魚とは段違いの勢いで突っ込む!

足場は狭い。
ひとつ下の段に降り、体勢の立て直しに掛かったところで…

動きが止まる。

あれっ!?

根に張り付いたのか、ラインの先は固すぎる感触だけ。

持久戦も持さず、と決意するがあえなくブレイク。

なんとも。。
悔しすぎる結末(>_<)

量を増す潮。
夕方には上向くことを信じて落とし続けるが。。

無反応のまま寂しく終了。

2アタリ/2掛け/1Get(33cm)+ババ1

そんなにラインを送ったつもりはないのですが。。

勝負に出ることなく、根に潜られてのブレイク。。
一番悔しいパターンですね。

◇Topic#40 大漁@横浜沖堤

IMG_7178
Angler:二瓶 氏
Date:2014/09/13
Location:横浜沖堤 ハナレ
Count:7 枚(1枚リリース)
Bait:サクラガイ
Note:
  「タナ祭り!」(本人談)
 (ストリンガーが足りないほどの大漁!羨ましい。。 バリ)

● 9月13日(土) 鳥浜沖堤   デカフグ!

◆鳥浜沖堤 1500~1830時 晴 東風 中潮

連休初日、鳥浜へ出撃。

通常便では8枚。
うちオーバーハングで3枚というのが目立つ。

ただ、高い方の2枚も合わせ、いずれも底又は底付近というのが気になるところ。

夕方には浮いてくれることを期待。

まずは低い方、デカツブ&デカミドリで一往復。
反応なし。

上げが結構な勢いで効いており、この潮なら高い方が良いかも?!と転進。

新堤側へ向いて、東風が当たる面を狙ってひと流し。
先週は我慢できない位に触ってきたフグ達の猛アタックが無い。

この状況の方が期待できるかも。
アタってきた時はきっと黒鯛のハズ。。

とって返す復路。
風裏面を狙う、その1本目。

デカミドリを柱陰へ放り込み、ラインを風から隠しながら送り込む。

2ヒロ。
見事なまでの引き込みアタリ!

柱奥への突っ込みを見せたかと思えば、出てきては重み充分の横っ走り
連続攻撃を耐え切り攻守交代、フィニッシュを迎えようとしたところ!

お前かい

の巨大フグ登場

45cmのタモ枠に迫るサイズ。
途中で化けたんじゃなかろうか??と本気で思うほど。。

その後の高い方、風と潮が逆向きとなり苦戦。
ラストをオーバーハングに賭けるが、最後までコンタクトなくTime up。

完封で3連敗。

どうにも、魚が深いレンジに沈んでいそうです。。

○ 9月 7日(日) 野島防波堤  デカミドリ!

◆野島青灯 1215~1800時 雨/曇 北東風 大潮

前線の上げ下げによって、風向きが読みにくい日曜日。
ナライになることを信じ、マズメの落とし潮狙いで野島出撃。

とはいえ、本命タイムの前から12時船で午前中無人の青灯に渡堤。

風は期待通りのナライ。
ただちょっと吹き過ぎ。
潮が高くなるマズメは出来ないかも…との心配アリ。

とにかくスタート。
上げの時間帯、潮は動かないが風で騒つく沖側を、イガイ繊維掛けでヒトヒロ半まで探る。
DSC00222

こんだけ揉んでたら喰うやろ…
いかにも、なサラシを中心に狙って落としていくが、反応ないまま折り返し。

復路、前日の状況から期待を寄せるデカミドリにチェンジ。
餌箱内で一番デカい、3cm超の貝をハリに掛ける。

引き続き、浅タナに絞ってオカマまで流すが音沙汰なし。
フグも触ってこない。

オカマ。
ここだけは、上げの引かれ潮となるのか若干動きがある。

数m前に打って、沈みケーソンの陰を狙う。

着底後のキキ上げ。
根掛かりのような感じで穂先が付いてこない。

なおも持ち上げると。。

グイっ
と力強く頭を振る感触!

魚は沖へ沖へと遁走。
その分竿に乗せ切ることができず、寝かされてはラインを送っての防戦態勢。

あまりラインを出すと沈み根に向かった時に止められない。

機を見て勝負!
巻ける時は強引にリールを回し、良型が水面に姿を見せたところで大勢が決まる。

デカミドリを喰わえ込んだ47cmをGet!
DSC00221

餌箱からまた大きめのミドリを探し出す。
少しマイルポスト寄り、軽く沖へ放って底へ送り込む。

底に着いたか着かないか、というところで。。

ラインが不自然に張る。
ん?!
そんなには流れてないよな?

疑問は直ぐに解消。
グーっ」と穂先を持ち込む♪

この魚も強い!
雨で濡れた指が滑り、スプールを抑え切れずラインを引き出される。

沖で浮いた魚を寄せるのに、スッポ抜けそうでヒヤヒヤだったが無事にタモイン!
これも背中の盛り上がった良型。
DSC00224

思いもかけぬ、上げでの2枚。
風も少し落ち、マズメもやれそう。

これは夕方に爆発か?!

期待は大きく膨らむが、あれ?反応なし。
思い通りにはいかないことを痛感した終局。。

2アタリ/2掛け/2Get(45~47cm)

どうも、それまで止まっていた潮が動き始める時合だった模様。
うまくタイミングがハマりましたね。
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