落 魂(おとしだま)

日本各地、落とし込みで狙う黒鯛と酒肴の釣行記です。

2014年07月

○ 7月27日(日) 徳島津田   完敗!&7月〆

◆1R ジャンボ 0530~1100時 晴 無し~東風 大潮
◆2R ジャンボ 1600~1900時 曇/晴 北~北西風

大会当日。
4時半に受付を済ませジャンボへ。

最近の状況から、参加者の狙いは当然のようにほとんどジャンボ。
厳しい勝負になりそう。

この日のプランは、
・ポイントを3番より南側に絞って粘る
・朝イチはスライダー、潮が飛んだら重いオモリのダンゴ
・アゴ下が空く時間になったら再度スライダー

場所の決め手は、南の方が比較的、型が揃っていそうだったこと。
まあ、大雑把なプランなんですけどね。。

0530時、大会スタート。
南を目指してひたすら歩く。
時折後ろを振り返ってみるが、竿が曲がっている様子はない。

3番まで辿り着きようやく開始。
潮は動かず、スライダーでしばらく攻めるが反応なし。

全体的に渋い感じながら、南端寄りでポツリ、ポツリと2枚出る。

8時前頃か。
自身の目の前、深めのタナで良型が揚がる。
それまでダンゴで竿一本分を攻めていたが、深いところまでレンジを拡げる。

その少し後。
スライダーで粘る鱸さんにアタリが出るも、無念のラインブレイク。
ゴムクッション際で持ち込まれて擦れたとのこと。
なんとも。。残念。

潮が下げてからが良いハズ。
ギリギリまでチャンスがあると信じて、切れそうになっている集中力をなんとか繋いで粘るがノーコンタクトのままTime up。
落魂遠征隊、今年も成果出せず(>_<)

上位は関西勢独占。
他にも、時折の時合を捉えて結果を出す名手の皆さんに脱帽。お見事です。

足りないものは何なのか?!
また来年、チャレンジです。

・・・
・・


第2ラウンド。
16時からジャンボにリトライ。

昨日と違い、あれこれヤラない。スライダー一本槍!
アゴ上まである潮位に手を焼きながら、修行のつもりでイガイを送り込んでいくが魚信は出ない。

1830時。
ラストを北面に賭ける。

ケーソンの継ぎ目。
着水後、前に払い、壁に向かってゆっくり進む目印。
それは突然、スイッチが入ったようにスピードを上げる!

ドスっ」とした手応え。
んっ!これは良い型かも?!

ゆっくりながらも、動き出したら止まらない力強さ。
圧倒的な重量感。軟調竿は引き絞られ、胴近くまで海中に没する。

徐々にテトラへ向かって圧されている。。
これ以上は行かせたくない。魚の前に出て、反対方向へ仕向ける。

やっと浮いてきた。。
水面で反転する水柱とその音が大型を感じさせる。

もう少しだ。。ハリよハズレてくれるな。。

タモ入れは一発。
ズッシリ。。体高、厚みともに充分の年ナシGet
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今夏の津田を締めくくる一枚に満足。

1アタリ/1掛け/1Get(50cm)

小泉さんはじめ、大会運営に携わった皆さま、お疲れさまでした。
また来年の夏を楽しみにしています。
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7月終了。

今年こそ!のキャッチ率(目標7割!)状況は以下の通り。

ゲット率(Get/アタリ):0.619(0.008)
キャッチ率(Get/掛け):0.755(0.020)

津田の魚にハリスを飛ばされました。。
(細イト使いということもありますが。)

○ 7月26日(土) 徳島津田   前日プラ

◆1R ジャンボ 0800~1200時 晴 東風 大潮
◆2R ジャンボ 1600~1900時 晴 南東風

四国落とし込み選手権に参加のため、鱸さんと2週続けて徳島へ。

出掛けにイガイを採ったりして、前週より2時間遅れて現地着。
ひと息ついてからジャンボへ。

今回も目印で攻める。
開始早々の停めアタリから、あっさりと小型をGet。
幸先良し。
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ではあったのだが、後が続かず。。

潮も下げた9時半頃。
南寄りの3番辺りで、名古屋から初参戦のヨッシーが「アタってる」とのこと。

時合か?!集中を上げる。
ほどなく停めアタリ。
少しサイズアップの中型確保。
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この日は仕掛けのひと工夫として、目印糸とハリスの結節にへら鮒用のゴム製丸カンを使用。

チチワ同士の結びを回避し、うまくすればクッション効果でひとつ細いハリスが使えるかと。

ただ、どこまで耐えられるのかまったく実績なし。
明日の大会までにできるだけ試したいところ。

さしておかずに訪れた次の魚信は、目印が一瞬消えたのか!と思わせるほどのスピードある引き込み。
そのまま、今日イチの勢いで引きまくる

手探りな、いつもより慎重なファイト。

45クラスのスピードのある引きを、小さいゴムの環っかが耐え切り無事Get。
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交換なし、で3枚仕留め、ひとまず合格か?!

その後は追加なし。
一旦12時で陸へ上がり、浜の焼きそば&日除けシート張りのお手伝い。

16時。
再度ジャンボへ。

潮はアゴ上まで量を増やし、南東の風と同調して北向きに横流れ。

スライドさせようと四苦八苦するが、潮に圧されうまく入らず。

ならば、と早くにスライダーを封印。
翌日を見越し、フジツボを中心にダンゴも試すが、結局のところノーコンタクトで前日プラ・後半戦終了。
潮が高い時に魚信が出せなかったのが気掛かり。。

3アタリ/3掛け/3Get(37~45cm)

さて明日はどう攻めようか?!

午前中、3枚出すには出せたが。。
にわか目印でやり切れるほど甘くないよね・・

○ 7月20日(日) 徳島津田   果報は寝て待て!?

◆1R ジャンボ 0600~1100時 曇/晴 西~北東風 小潮
◆2R ジャンボ 1400~1900時 晴 南東風

遠征2日目。今日も目印を結んでジャンボへ。

開始早々、チョイ乗りでハズし、出鼻を挫かれる。

以降、まったく魚信なし。
前日より透け、動かない潮に釣れる気がしない。

ネ・ム・イ(+.+)..zzZZ
疲れは抜けておらず、こう気配無しでは睡魔に勝てん…

朝っぱらから2時間近くも爆睡。
身体が痛くなって起き上がると、北面でタモが伸びるのを目撃。

やってみるか。。
寝ぼけながら北面のテトラ寄りを流すと、ピックアップ時に引き込み。

疑惑?のギリギリサイズをGetしてホッとひと息。
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オーバーハングを流す。
右から左へ潮が効き、アゴ下へ斜めに刺さる目印が「ズルルッ」とストローク長く引き込まれる。

重量感たっぷりに潜り込む強い引き。
水面近くまで上がってきても、そこからまだ3回は突っ込みをみせる。
ホント津田の魚はスタミナがあるな。。

北面のコバをかすめる流れに魚が乗る。

これは無理をしたらハズれるぞ。。
そう直感し、流れに任せ北面へ回してからのタモ入れ。

ハリスを手繰る。
その先のハリは、口中の薄い皮を伸ばした先にチョコンと引っ掛かってるだけ。

アブナイ
勘は冴えてるかも?!
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この日は「浜の焼き肉」をたらふくご馳走になった後、昼寝なしでジャンボへリトライ。

上堤後、早々に鈴木さんが掛ける。
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お見事です!
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自身はひとつハズした後、アタリが出ない。
周りでもポツリ、ポツリとは揚がっているが、時合にはほど遠い。

マズメが近づく頃、北面テトラ寄りで目印が「ピクッ」と震えた後に停まる。

あまり大きくはないが、それでも軟調竿を絞るには充分。
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さあ、これからか!
と勢い込んでアゴ下へイガイを送り込むが、以降はノーコンタクト。

目印をやり倒した遠征が終了。
スライドの軌道に驚愕し、ワクワクしながら目印を追った二日間。

スライド直後、超浅タナの魚信を出したかったけど。。それはまた次の機会に。。

6アタリ/6掛け/3Get(30~45cm)

呑んで食べて、寝て釣って。
日常を忘れ、癒されました。

船頭さん、小泉さんはじめ地元の皆さま、今回もありがとうございました!

○ 7月19日(土) 徳島津田   目印初挑戦!

◆1R ジャンボ 0630~1100時 曇/晴 西~北東風 小潮
◆2R ジャンボ 1500~1900時 曇/雨 南風

7月三連休恒例の徳島津田遠征。
今年は三木さん、鈴木さん、そして鱸さんと4人で出動!

先週、日本列島を縦断した台風8号の接近前から、ジャンボは爆釣モード。

例年、我々の遠征時には好釣も終わっていて、「昨日までは。。」となるのが常。
だが今年は、潮も「ヤケた」状態に濁っているとのことで、まだ期待できそう。

6時半、ジャンボでスタート。
まだオーバーハングのアゴが空いてる潮位。
数cmか?という隙間に振り込み、アゴ下へとイガイを捩じ込んでいく。

。。。
。。


3時間経過。
期待に反して魚信は乏しい。

小泉さんの「南の方が潮が良い」との言葉を頼ってそちらへ向かう。
なるほど、アゴ下への入り良し、潮も北寄りに比べ濁りあり、と感じは良さそう。

10時前。
ラインを吸い込んでいくような加速系のアタリ

グイグイと力強く引き込む。

岸壁に張り付く幅1.5mほどのゴムクッション。
右に左に動きはするが、頑なにその下から出てこない。

ズッシリとした重量感。。
ようやく浮かせたのは年なしちょい欠けの良型。
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11時で一旦陸上がり。

名物「浜の焼きそば」をご馳走になった後、しばし爆睡。。
◇仲良く・・
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15時。後半戦スタート。
小泉さんが作ってくれた目印仕掛けで初挑戦。

おおっ!
アゴ下への食い込み角度が全然違うぞ!
いまにも目印が魚信を伝えそうで、ひと落とし毎にドキドキ。

ほどなく。。
目印が3つほど入ったストップから掛ける。

仕掛けを巻き込まないよう気を遣いながらのやりとり。
いつもの距離感ではない分、慎重に、時間を掛けた目印最初の獲物は、やたらと色白な魚。
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上げ端の2枚目もやはりヒトヒロ半ほど。
目印が「ツンッ」と気持ち良く入る。
たまらんなー
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終了間際、幾つかアタリが出るがいずれもキビレ。
夕刻の盛り上がりはいまひとつ。。

7アタリ/6掛け/3Get(46~49cm)他キビレ3

夕食はホテル近くの「蓬莱」さんへ。
2.5kgはあろうか、という特大チャーハンを注文。

これが美味しいんですよねー。
4人でふうふう言いながら完食し、1日目は終了。。
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○ 7月12日(土) 鳥浜沖堤   表の日

◆鳥浜沖堤 1530~1900時 晴/曇 南西風 大潮

17:40満潮の大潮。
下げ端が狙える、マズメとしては最高と思える日。

通常便は激流もあっていまひとつだったとのこと。
却って、その方が夕刻の上向きがあるような気がする。

潮は赤茶色のキツい濁り。
これはこれで、マイナス要因に思える。

15:30。
低い方からスタート。
南西の風と同調した潮は、根元から先端へ向け横流れ。
若干、陸側から沖へ斜めに入る。

いつもであれば潮裏一辺倒であるのだが、今日は「振り向いて」を繰り返しながら表・裏を半々ずつ攻める。

16:05
潮表の柱右側奥に放り込み、2Bと重めのガン玉で潮に圧されないように落とすことが、一番高確率に感じる。
ただ、先手を取り負けないよう集中を上げておかないといけないが。

低い方、真ん中ほどまで進んだところ。
投入直後の穂先へのモタレを捉え一気に引きずりだした45cmGet。
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16:35
先端で折り返し、少し戻った辺り。

やはり表。
コツコツッ」とついばむ魚信を感じながら送り込んでいくと、落とし切る直前に穂先が入る。

竿に乗せ、誘導するように出てきてもらった46cm。
DSC00125

17:15
表からのアプローチで上手く獲れた2枚は、魚が「こっち」を向いていたようなラッキーがあったかと思う。
できれば潮裏で掛けたいのだが、この日は柱裏に魚が「出てない」気がする。
アタリは出ない。

柱奥、ケーソン真下のピンスポット。今日はココなのだろう。

次の魚信も同じ位置。
一気に持ち込まれたラインの鳴きは、一瞬で喪失。

あちゃー、何もできんかった(>_<)
送って凌ぐしかなかったかな。。考えることなく判断しないと間に合わないね。

18:35
下げ端は高い方をパトロールして異常なし。

今日は低い方が合ってる、と感じて戻ったひと流し目。

今日はココ!の潮表。
ひとつ、ガン玉を下とした分のラインのフケがキレイに入る引込みから若魚をGet!
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もうひとつ、を狙ってギリギリまで粘るが後続なし。
Time up..

4アタリ/4掛け/3Get(40~46cm)

うまいことピンスポットを感じられた釣りができたかな?!
潮裏にこだわったら。。Outだった気がします。。

○ 7月 5日(土) 鳥浜沖堤   狙ってみるが。。

◆鳥浜沖堤 1530~1900時 曇 北東風 小潮

朝からほどよくナライが吹く日。
宇田ちゃん&二瓶ちゃんコンビと一緒に、マズメの鳥浜へ出撃。

通常便は、小潮回りらしくポツポツとアタリが続き25枚と好調。
うち、低22、高3とここのところの傾向通り低い方へ偏る。

自身もまずは低い方へ。
事前情報では、アタリは底、または底近くが多いとのこと。
この日は素直に、珍しく底まで探る。

ソコリを過ぎた時間帯、マリーナ側が裏となり、吸い込み良くきっちりと底まで狙える上々の潮。
いかにも魚信は出そうなのだが、そう甘くはない。

二瓶ちゃんは開始早々から、根元近辺と平場で合わせて3枚と好調。
宇田ちゃんも1枚+1バラシと反応が出ている模様。

音無しの自分は、不人気のため無人の高い方へ転進。

緩い潮行き。
先端で折り返して戻る、ケーソン三枚目。

ラインストップ。
キイてみる穂先には、海藻を掛けたような重み。

そのままホールド。
すると「ふわふわっ?!」と頼りなく穂先が上下に揺れる。

魚じゃん!
なんとも間延びしたようやくのアワせ。

のんびり魚も一転、柱に駆け込もうと全力で遁走!
ギリギリのところで竿を絞り、負荷を掛けて我慢していると根負けしたかのように沖へ。

よしよし。

それでも体力が充分回復している良型。
何度も柱へ突っ掛けてくるのを押さえつけ、引き味を満喫してタモ入れ。
厚み満点の47cm。
DSC00119

後続はなし。
やってきた宇田ちゃんに後は任せ、低い方へ。

相変わらずポツポツとは出ているらしい。
辛抱して底まで落としていくが、どうにもリズムがしっくりこない。

「このままだと、うまくいってもポツポツのうちの一つがやっとか。。」
そんな予感がアタマをよぎる。

ひとつ当てたろか!
ラスト1時間。
宇田ちゃんも退散し、再度寝かした高い方へ博打的に時合を獲りにいく。

真ん中のケーソン。
2ヒロで違和感。キイてみると、柱に張り付いたラインを引き摺り上げるような妙な感触。

なんだ??
チェックしてみるガン玉は、ばっちりボコボコ(>_<)!

さっきの感じは・・
黒鯛が吐き出した後の柱への絡みだったのか?
はたまた、アワせないまま口から引き摺り出してしまった結果なのか?

ギャンブル失敗(>_<)
その後は反応ないままあえなく終局。。

3アタリ/1掛け/1Get(47cm)

二瓶ちゃん4、宇田ちゃん3と好釣でした。
お見事!
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