落 魂(おとしだま)

日本各地、落とし込みで狙う黒鯛と酒肴の釣行記です。

2016年08月

○ 8月28日(日) 鳥浜沖堤   見込み違い

◆鳥浜沖堤 1510~1825時 曇/雨 北東風 若潮

北東風が上がる予報。

野島?
なんて考えたけど、潮が高くなる夕方はヤレなそう。

宇田ちゃん&太田くんと鳥浜を選択。
雨を承知の出撃。


黒っぽく感じる潮は濁り充分。
東の入った風がうねりを起こし、騒つき具合上々。

喰いそうだな…
まずは、秋から始まるオーバーハングがそろそろイイかも?と一回りするが音沙汰無し。


低い方へ。

期待した下げ潮が効かず、風に逆らって打ち込んだエサはうねりに翻弄され、柱から引き離される。


なかなか厳しいぞ…

フジツボは、うねりの中にそれをめざとく見つけるフグ達の餌食。

大きめのイガイを二枚、繊維掛けにしてボリュームを出しアピール。


強弱をつけて落ちてくる雨も魚の活性Upには繋がらなず、我慢の釣りを続ける。


17時過ぎ。

根元の方で、太田くんがタモを伸ばすのが見える。

お!やったね。

さしておかず、マリーナ側から捩じ込んだ一ヒロ半。
うねりによるものとは違うモタレを、穂先に捉える。

大きくはない。
たしかに大きくはないのだが、なんとも胸のすく小気味良い引き。

プロポーション抜群のべっぴんさんGet!
DSC01007


これから爆々になってもイイんじゃないの?!

抱く淡い期待はうねりに吹き飛ばされ…

次、キレイに停めたのは30オーバーの立派なメジナで力が抜ける(>_<)

ラストは太田くん。
上がり間際に根元で2枚目をGet。
お見事!

1アタリ/1掛け/1Get(40cm)

20160828_根岸


もっとアタると思ってたんですけどね。
イイ雰囲気なんだけど、スイッチが入らないんだよなあ…

紙一重なんだろうけど。。

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8月終了。

前年届かなかったキャッチ率7割2分が目標!

ゲット率(Get/アタリ):0.655(0.033)
キャッチ率(Get/掛け):0.752(0.027)

引き続き好調!

これから秋の強い魚と勝負です。





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○ 8月21日(日) 鳥浜沖堤   潮を待つ

◆鳥浜沖堤 1510~1825時 曇 南風 中潮

夕刻に大きく上げる潮回り。
翌日には直撃コースの台風が北上中。

嵐前の…を少し期待の鳥浜マズメに出撃。


高い方からスタート。

通常便の大沼さんに様子を聞く。
獲ったのは2枚ながら、モーニングあり、その後もぼちぼちアタっているとのこと。

魚は居そうな感じ。
これから期待できるか?!
。。。
。。


なんとも、音沙汰無し。

繊維掛けのイガイを二枚にしたり、大振りの一枚にしたり。
さらにフジツボに替えてみたりするが有効打とはならず。

ただ、効かない潮がどんどん量を上げてくるだけ。

低い方の太田くんに電話したところ、「全体で2枚のみ、厳しい」とのこと。

サーチ範囲を拡く取るつもりで、高い方にstay。
ひたすら潮を待つ。


17時半。

オーバーハングの前を通ってきたベイトフィッシュの塊が、高い方へ到達すると。

ところどころでシーバスのボイル。
魚達の活性が上がる気がしてくる。

18時。
まだ満潮時刻には1時間ほどあるが、マリーナ側からの潮が入り出す。

緩い南風の逆にはなるが、それでも流し込むのに充分な潮行き。

「これでアタらなかったら、今日の望みはないね」
高い方を二人で攻める、LDさんと交わす。


高い方の半ほど。

潮行きに合わせてフジツボを送り込む穂先が、張りを保ったまま違うリズムで入っていく。


喰った!

待って待って、ようやく繋いだ魚。
離したくない。

幸いにも魚は前に出る。
あまり大きくないことは直ぐに判ったが、バラしたくない気持ちからどうにもぎこちなくやりとり。

Get。
40あるなし。

でも嬉しいぞ。
image1

LDさん撮影。
ありがとうございます!


よう肥えて、イイ体形ですな。
DSC01005


ここまで溜めていた分、一気に時合となってもイイもんだが…

後続は無く、終了を迎える。。


1アタリ/1掛け/1Get(40cm)

20160821_根岸


低い方はガンガン流れていたが厳しかったそう。
ちょっと気難しい時期なんかな?!





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○ 8月14日(日) 鳥浜沖堤   替わった?

◆鳥浜沖堤 1510~1825時 晴 南~南西風 中潮

宇田ちゃん、鱸さんと3人で鳥浜マズメへ出動。
時期的にそろそろかも…とフジツボを少々仕込んで。

潮位変動の小さいこの日。
低い方から始めるが、潮行きにピンと来るものがなく高い方へ早々に転進。


まずはイガイでひと流し。
南からの緩い風に押し出されないくらいの潮が、マリーナ側から入る。

フジツボに変えてのふた流し。
ちょっと試しに…くらいの感じで。


先端手前のケーソン。
表から入れたラインが停まり、アワせるが素バリ。

ん?フグなんか??


隣の柱。
奥に打ち込み、着水して即、『コツッ』とシグナル。

考えることなく身体が反応。
小気味良く引いた一枚。
DSC00996


同じ柱、同じアプローチでリトライ。
逆風が少し上がった分、奥までは入れ込めない。

振り返って、順風潮裏への投入。

一ヒロ、穂先がモタれる。
今度のヤツはスピードはないが重い引き。

50ちょうどの年なしをGet!
DSC00998


下げ端の時合か?!
最初のストップも黒鯛やね、たぶん。

隣、そのまた隣の柱の潮裏、水面直下に尾鰭がゆらゆら。

喰わせることはできなかったが、浮いていることは確か。
タイミング合えば、面白くなりそう。


いったん低い方へ。
エサは引き続きフジツボ。

潮は相変わらず冴えないが、陰となる沖側面を流す。

さして行かず。
やはり投入直後の『コンッ』に反応。

沖へ向かった魚。
距離があるがゆえの、丁寧な、気を遣ったやりとり。

好調!
3枚目をGet!
DSC01001


ラスト30分。
見込みが狂ったのは上がった風。

南西の向きで5~6m。
この風、高い方はヤりにくいんだよね…


それでも、最後に狙ってみる。


ド先端からエントリー。

身を隠し、感覚で柱へ打ち込む。

・・・

ダメか…
覗き見る海中には、柱を離れていく黒鯛の姿あり。

やはり浮いている。
喰わないながらも、そこに期待。

根元へ向け釣り戻る。
残された時間はもう無い。
ラスト3本の柱となったところで。

グーッ

力強く乗ってくる!

初動は柱奥へ猛突撃。
ここは退くしかない。

持久戦。
リールファイトでジワジワと距離を詰める。

ラインが前に出るように感じ、「これは勝負あったか?!」と思ったが、柱を巻くように動き隣でまた奥へ。

しぶとい…

同じ動きをもう一度。
ただ勢いは確実に衰えていて。

ハング裏まで押し切ったところで決着。
もう時間が無い。そのまま竿を納める。
DSC01003


5アタリ/4掛け/4Get(41~50cm)

20160814_根岸


3人全員安打。
その6枚中5枚がフジツボ。

エサ替わり?
少なくとも、今日、この時間は偏ったようです。。





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○ 8月 5日(金) 徳島津田   最後はなんとか・・

◆一文字 1640~1900時 晴 南東風 中潮

徳島最終日。
連日の疲れからか少し体調を崩し、午前中は休養。

潮も頃良く上げてくる16時、ラストは一番堅そうな一文字のヘチ狙いで赤灯台へ上堤。

16:45
灯台周り。やはり2ヒロまではアタリ出ず。

ラインを継ぎ足した例のコバ。
キレイに引き込んで、本遠征の最大サイズ。
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17:40
だいぶ段差のほうまで進んだ平場。
外オモリから繊維掛けに変えて直ぐ。
DSC00985

18:05
戻りながら。やはり着底前の深いレンジで。
DSC00987

18:40
ラストは戻ってきた灯台周り。
一発!を期待した例のコバは喰わず。

代わりに船着き寄りの角で。
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最後はまあまあ、形はついたかな・・ 

4アタリ/4掛け/4Get(40~49cm)

20160805_小松島


久しぶりの長い夏休みを釣り倒した一週間。
船頭さん、小泉さんをはじめ皆さんにはまたもや大変お世話になりました。

ありがとうございました。
また来年、を楽しみにしています。
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○ 8月 4日(木) 徳島津田   未体験ステージ

◆1R 一文字      0640~0930時 晴 南西風 大潮
◆2R 大神子磯不動 1540~1900時 晴 南東風

「一文字のヘチ、ここのところ朝はやってないね」
そんな小泉さんの一言で渡堤先を決める。

赤灯台の例のコバ。
期待パンパンで落とすが、あれ?肩透かし。

平場へ移動したところで、ポンポンとキビレに続きチヌGet。
DSC00959


しかし…
これからが全くの沈黙。
9時半には集中力も切れ竿を仕舞う。


陸に上がってからはのんびりと時間を遣う。

ヨコ(クロマグロの若魚)の刺身が最高!
DSC00961

ごちそうさまですm(__)m


15時から磯へ。

オハナを目論んでいたのだが、山から降りてきた先行者の姿を認めて変更。

2週間前に横尾さんが大爆釣していた不動へ上がる。

手前はザレ、その向こうは足洗い。 遠くに赤灯台。
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船着きからしてアタリそう。
DSC00963


左面を奥へ向かうと、切り立ったこんな感じ。
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沖向きとなる右面は、湾奥からの流れが払い出し、テーブル状の張り出しにはイガイが着いていていかにもエサを食みに上がってきそう。
DSC00973


角度を変えて見た同じところ。
DSC00979



足元には気を遣い、場を休ませながら順繰りに打ち込んでいくが…

潮は上げるが何の音沙汰も無し。
チヌの姿はチラとも見えず。


攻め所が悪いのか?
チヌの密度が薄いのか?

最後まで、魚信を捉えることはできず。
後ろ髪を引かれながら、不動を離れる。。
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1アタリ/1掛け/1Get(40cm)

20160804_小松島


とても落とし込みとは思えぬ、新鮮度合満点のステージ。

一つ、掛けたかったなあ…





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● 8月 3日(水) 徳島津田   テトラで完敗

◆一文字 1540~1900時 晴 北~南東風 大潮

遠征中日。
午前中は休養を兼ねて洗濯。

今日は長竿持って一文字。
テトラで勝負。


赤灯台から開始。
小泉さん&はっしーはまだ竿も伸ばさず。
確かに潮は低く望みは薄いが、まずは前打ちの感触を掴むために。


左斜め前から吹いてくる風に向かいイガイを打ち込む。

狙いは沈みテトラの向こう側。
際まで寄せてきたところで「フッ」と弛めてみたり、と誘ってみるが魚信は出ない。


段差の手前まで来て引き込み。
ようやく・・と思いきやこれはキーちゃん(>_<)


潮は上げてくるにつれ透け度合が増す。
当てる感じも強くなり、「向こう側」へうまく入れられず悩ましい。

最後は赤灯台に近いところで・・
と思っていたが、戻りながら釣る時間の使い方を誤り、そこまで行かないうちにTime up。

ノーバイト。完敗。

20160803_小松島


赤灯台近くは終了際に時合となっていたそう。

しまったなぁ。。後の祭りだけど。。





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○ 8月 2日(火) 徳島津田   満喫!

◆1R 大神子磯オハナ        0630~0800時 晴 西風 大潮
◆2R ジャンボ/大神子磯足洗い 1230~1900時 晴 北風

2週間前はさっぱり…だった朝をリサーチ。
小泉さんとオハナへ。

潮はやや色が着いた程度。
透け透けとまではいかなくてまあ良し、か。

鉄板ポイントの船着き脇で穂先が入るが、まさかのキビレ。


少し進んだ割れ目の手前で、肩の張った個体を確保。
コレはこれで、ここでは意外と見掛ける体型。
良く引くことには変わりないが。
DSC00943

とにかく、朝に顔が見れてホッとする。


後続無いまま、ひと巡りして戻ってきたところで、穂先が抑えこまれる。

強い魚に合わせ左に移動しているところでハズれ。
足場を探りながらの追従でラインを緩めたか?と思ったが、ハリ伸ばされてるし。


トビエイの姿が見え始めたのもこの頃。

どうもこの辺りに執着している感じ。
ラインを引っ掛けられる!というばかりに寄ってきたところで。

グイッ

穂先が入る。

正体はチヌ。今度はGet。
DSC00944

小泉さんも続くがこれはキビレ。
その後にしっかりチヌを仕留めてました(^^)

プチ時合、という感じだったが朝磯はここまで。


午後、まだ潮の低いうちはジャンボで目印。

2時間アタリなし…
量も上がり、アゴを潮が叩き出した頃。

ハングに打ち込んだその瞬間、目印を着水させないうちの『ツッ

激浅の一枚。 小さいけど。
DSC00947


15時から磯へ転進。
初上陸となる足洗いへ。

ここは、正面がダラダラと緩やかなかけ上がり、両サイドは少し水深があるが全体的に浅い感じ。
DSC00949

上げ潮が這い上がってくる様子はまさに足洗い、といったところ。


左面、正面と流すが反応無し。

右手に回ったところで、テーブル状の張り出しの上に3~4尾のチヌ発見!

どれも45くらいありそう?!
背鰭を出さんばかりだったのだが、こちらの姿も見られたらしく全て姿を消す。

しまった…
不用意な接近を後悔。

その後二度と姿を見せることは無く…


2時間経過。
駆け上がってくる波に合わせ雰囲気も良くなるが音沙汰はない。

沖まで飛ばす正面は、根掛かりばかりで少々腐り気味。


例の張り出し、その脇の少しの深みへイガイを沈めたところ…

グーッ

それは唐突に穂先へ乗ってくる!

正面を避け、うまいこと右手に誘導することに成功。
ようやく捉えた一枚!
DSC00951

少し間を置いた同じポイント。

穂先が入る!
やはり右側に引き出そうとするが、コイツは強い!

正面へ圧し切られ、結局左面まで引き回されてからのタモ入れ。
DSC00953


さあ盛り上がるか!?と思ったがここまで。
あっという間のTime up。

この浅瀬で掛けることをイメージしていたのだけど。
DSC00957


6アタリ/6掛け/5Get(35~45cm)

20160802_小松島


寄せてくる潮。
水深のないところでどうアタリを出すか。

なかなか難しい磯です。。





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○ 8月 1日(月) 徳島津田   ちょっと深め

◆一文字 1520~1900時 晴 北東風 大潮

翌朝、大阪を発って徳島へ移動。
DSC00937

小泉さん情報では、前日は一文字の内側、垂直ケーソンのヘチ釣りが良かったそう。
ここは素直に、ヘチ竿を持って一文字・赤灯台へ渡る。


「あそこが狙い目」と、小泉さんが指すのは赤灯台の勝浦川へ向いたコバ。
垂直ケーソンの平場は、着底前の深めのタナでアタッてくる、とのこと。

まずは2ヒロまで、赤灯台をグルリと一周。 反応なし。

次に1mほどラインを足し、再度例のコバへ。

2ヒロと少し。

クッ

抑えるようなラインの動き。
これはヤッたね。

コバを中心に引きまくり。
なかなか浮いてこない。いつもながらにここの魚はスタミナがある。

姿を見せたのは意外とスリムな中型。
早い時間の一枚にホッとする。
DSC00939


平場を流す。
ガン玉をBに落として落下を遅くしたとたんに、ヒトヒロで引っ手繰っていったのはキビレ。
タナに関してはイメージとは逆転している感じ。


満潮過ぎ。
着底寸前、絡んでくるような感触を捉え2枚目。
こちらはコンディション抜群。
DSC00941


もう一つ、やはり着底前のアタリをバラした後は、マズメの盛り上がりなく徳島初日が終了。

3アタリ/3掛け/2Get(43cm×2)

20160801_小松島


ボチボチ・・といった感じ。
さあ、明日は磯に上がってみようか。。




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