前回のXbox360 バーチャファイター5 LiveArenaスティック 改造レポートでは
不完全な形で終わってしまったんですが
その失敗をもとに今回は完璧な(はず?)改造が出来たので
再度改造レポートを載せる事にしました。

Xbox360用のバーチャスティックが発売されて早一ヶ月が経過しましたが
ボタンが潰れたりして早くも使えなくなってしまった人もいるかと。
製造元であるホリに修理を依頼したり使用ボタンを変えたりと方法はあるのですが
いっそのことこれを機会にボタンやレバーを変えてみはいかが?という事で
改造初心者(中学時代に授業ではんだこてを使用した程度)でも出来た改造例を
載せるので、手間はかかりますが「より快適な環境を」と思う方は
チャレンジしてみてはいかかでしょうか?
(クリックできる画像は拡大画像があります)

という事で前回同様改造に使用した道具の紹介から。


■ニッパー

■ドライバー

■ペンチ

■ヤスリ

はんだこて、はんだ
20Wの物を使用しました。
以前、Nゲージレイアウト作成のためにエルパラで購入したものです

■はんだ吸取線

これもエルパラで購入

■リーマー

最大31mmのシャーシリーマーを使用。
今回の改造で初めて存在を知りました。
当然家にはなく近くのホームセンターにも適応する大きさがなかったので
ネットで注文し、送料込みで2500円ぐらいしました。

■電線

前回は上の細いものも使用しましたが今回は下の少し太いものだけを使用。
下のはエルパラで購入
0.52sqというサイズです。


■電気絶縁用テープ



意外にも大活躍

■ジョイスティックレバー

三和電子にて「JLF-TP-8Y-SK」という型番を購入。
VF4の純正ジョイスティックという事でこれにしました。

■ハメ込み式押しボタン30Φ ×3個
 ハメ込み式押しボタン30ΦRGタイプ×3個 


レバーと同じく三和電子で購入。
このボタンの選択が前回との大きな変更点。
(画像は前のものを使っているので通常タイプのみしか出てません)
前に改造したスティックは通常のハメ込み式押しボタンを使用していたんですが
1ヶ月経たないうちにAボタンが潰れてしまって交換する事に…
予備でもう一つボタンを買っていたんですが交換も結構面倒くさいという事で
今回ははじめから強度が高いものを選びました。
全部RGタイプの方にすればいいという話ですが結構値段が張り
どうせバーチャでしか使用しないだろうって事でケチって半分だけ使用w


■ネジ、スペーサー

3mm径×30mmのネジと4mm径×20mmのスペーサーを6個ずつと
3mm径×20mmを4個使用。


■接着剤

なくてもなんとかなりそうな…



ではではこっからは改造の過程を説明していきます。

改造にあたっては
ジョイスティック改造 と
初心者によるXbox360専用 DOA4アーケードスティック改造
を参考にさせて頂きました。
こちらを見たほうが早いという話も…w




まずはドライバーで裏蓋をはずします。



ここで最初にレバーを
すんなりいくと思いきやレバーのボールが外せない…
初っ端から詰んでしまう始末w
と思いきやペンチで銀色のレバー部分を押さえてボールを回せば楽にはずれました。


まずボタン側の処理ですが
はんだ吸取線を使って○の12箇所をはずします。



私はここで大苦戦を強いられたんですが
用意した20Wのはんだこてを使用しても、全然はんだ吸取線が
はんだを吸い取ってくれなく焦ったんですが
家に昔のデカイはんだこてがありそれを使ったら取る事が出来ました。
大きなはんだこての方が熱があったので
もしかしたら20Wの方では熱が足らなかったのか
もしくは私のテクがなかっただけなのか…w
それとメインの基盤(右4つ)側を外すのは結構苦戦しました。
離れ基盤のはんだ吸引はすぐに出来たのにメイン基盤のはんだ吸引に
苦戦した原因は基盤の裏側にもはんだの接触面があり、そのため
うまくはんだを吸取れず何度も失敗しました…



中途半端に取れた場合はもう一度はんだ付けをしてからやると取りやすかったです。


そして今度はレバーの部分のネジをはずして




他の基盤のネジをすべてはずして基盤外し完了



今度はレバー部分についていた黒い部品を基盤から切り離すために
レバーの繋いでいる電線をニッパーでカット。



上が元のやつで、下が購入したスティックの基盤部分で
同じような構造になってます。

次に新しいレバーと基盤の接続なんですが
接続の前にレバー基盤を少しいじる必要があります。


加工後の画像になってしまいますがこうして基盤を見ると
黄色い線の部分が繋がっている事がわかり
どうやらこのままでは電気が一緒に流れてしまうために
正常にレバーが反応してくれません。



そこでこれらを断線していきます。


白丸の所はカッターで切って断線したんですがうまく断線できず
ヤスリで削ったらすんなりできました。
断線する箇所は黄色の丸の3箇所でOKです。
(よく見ると4箇所断線していますが、Starさんからコメントを頂き
3箇所でOKという事で訂正させて頂きましたw)



そして○の金具の部分とメイン基盤からの白・緑・黄・赤の電線をつけていきます。



ただこのままの配線だとレバー基盤との距離がギリギリではんだ付けが
困難になってくるため、これらをはずして新しい電線をつけようと思ったんですが
(画像がなくて申し訳ないんですが)
はんだの裏にボンドのようなものが覆いかぶさっていてそれをはがして
さらにはんだ吸取をする気力が残っていなかったので
新しい電線を使ってそのままの配線を生かす事に。

先にレバー基盤側と延長用の細い電線とのはんだ付け。
これがかなり苦戦したんですが手が3本(もしくは協力者)がない限りで
うまくはんだづけができないんじゃないかと
色々といい方法を試行錯誤した結果
基盤の微妙な穴に電線を差し込んで固定させたところにはんだ付けという
方法を見つけました。


               


もっと他に絶対いい方法があるんでしょうけど私の頭ではこれが限界ですw

そしてはんだ付けが完了し、このレバー側の電線とメイン基盤の電線を繋げます。


               

(電線の色が変わってますが画像は前回のものを使用しました)

ここは前回とまったく進歩なしで、はたしてこんなやり方で
いいのかと疑問に思いながら、かなり汚い形で接続完了。
あとは絶縁と接続部の保護を考えて電気絶縁用テープを付ける。



ちなみに配線の組み合わせに関しては
レバーの4つ(上・下・右・左)ある部品の一つの一つの
部品に2つの金具(GNDと信号線という名前らしいです)
があるのですがなんのこっちゃ意味がまったくわからず
ジョイスティック改造のサイトではGNDと信号線は逆になっても良いとあったんですが
どうしてそれが良いかわからず怖かったので
初めについていた配線通りに新しい基盤にもつけてみるようにしたら成功しました。

元の組み合わせをメモしておいて
それとまったく同じようにすればOKで
素人の私でもできたのでみなさんも大丈夫です^^
(これは実物を見ていただければすぐにわかります)

ちなみに「白色:上」「緑色:下」「黄色:左」「赤色:右」となってます
(レバーの上下・左右対称には気をつけてください)

ここで基盤は一旦終了。


次にボタンやレバーがついていた板を加工していきます。
何て呼べばいいのかわからないのでメイン板という名称で呼んでいきます。

まずはボタンの部分の加工
三和電子のボタンは最初から付いているボタンに比べ
直径が0.5mm〜1mm程大きいので普通には入りません。
そこでメイン板の加工が必要になるのですが
でっぱりをペンチでコツコツ剥ぎ取って
リーマーで穴を0.5mm〜1mm程広くします。

そしてボタン側の方も数箇所あるでっぱりをヤスリで削り段差をなくして


さらにもう一工夫、RGタイプのボタンは通常タイプのものよりも高さがあり


蓋をつける際に邪魔になってしまうので
金具をペンチを使って曲げて少しだけ高さを下げます。



それとボタンをメイン板につける前に
ボタンと電線をはんだづけした方がやりやすいかと。

そしてボタンのはめ込み完了です。

このメイン板を加工する作業がかなり疲れました。
ペンチででっぱりを取り、あとはリーマーで穴を広げるんですが結構根気が要ります。



そして普通の家にまずリーマーは置いていないでしょうから
改造する際はこれだけのためにリーマーを購入する必要があるかもです。
別にリーマーを使わずとも他の物で代用できる気もするんですが
手間を考えたらリーマーの方が早いかと。

そして今度はレバー側の加工です。
ここが結構やっかいなところでもあります。

まずレバー側の黒いでっぱりをニッパーでカット



そしてレバーとメイン板の4箇所のネジ穴は同じ位置にあるんですが




レバー側の穴とメイン板の穴がすっぽり入らず詰まってしまうので
メイン板側の穴の周りをニッパーで削っていきます。



コツはニッパーで切るというよりもニッパーの刃でまわりを削るとうまくいきます。
それと若干高さがあるので上の部分を少しニッパーで切断。

しかしこれだけ削ってもまだすっぽりはまらないのでレバー側も
リーマーを使って穴を少し大きくします。
リーマーが大きすぎたためにかなり苦戦しましたが31mmリーマーでも
穴の拡大はなんとか可能です。



そしてさらにネジの頭側の加工が残ってます。
これもリーマーで穴を拡大し、ネジがすっぽりはまるようにします。
(3mm径×20mmの皿ネジでぴったりはまりました。長さも丁度いいです)



さらにさらにその上にかぶせる透明プラスチックのでっぱりがぶつかってしまうので
4箇所のでっぱりをニッパーで切り落としヤスリで削りました。


               




あとはボタンにつけた電線と基盤をはんだづけして


(画像は前回のものを使用してます)

配線関係はすべて終了。



そして蓋をしめる前にレバーのボールを取り付けるんですが
レバーのボール部分の反対側のくぼみにマイナスドライバーか何かでおさえて

ボールを回してがっちり固定すればプレーしててボールが
外れる事もまずないかと。


後は裏蓋一面に電気絶縁用テープを張って
厚みが出た分4mm径×20mmのスペーサー使用するんですが
あらかじめ接着剤で裏蓋にスペーサーを固定して3mm径×30mmのネジで蓋をしめました。



スペーサーによって出来た蓋の隙間は絶縁テープを張って隠しました。




そして完成です。



個人的には一部のはんだづけを除いては完璧な出来かとw

操作感に関してはレバーはまさにゲーセンのまま!そして
変更したRGボタンに関してはノーマルのボタンよりも微妙に反発力がある感じですが
こっちの方が押している感じがするのでやり易いかもです。

とにかく、改造についてはまったくの素人にしては
よく頑張ったと自分で自分を褒めたいですw