介護事故 介護不正 介護サービス相談でたらい回しにならない  福祉・介護・医療

人工透析43年で身体障害者1級、要介護5の父が、介護サービスのポカミスで首骨折、そして褥瘡。そして他界。結局、自治体は たらい回しで全く介入してくれなかった。 そして今現在、要介護5の母を在宅介護して途方に暮れる。

2012年03月


福祉・介護と並んで「医療現場」の事故も多い。


京都市の病院で、肺炎で入院していた女性患者が酸素ボンベのバルブの開け忘れで亡くなった。

単純なポカミスである。

このようなケースは非常に多いと思われる。

それに加え 病院という密室で隠蔽されるのが怖い。


今回の事故も病院の姿勢は、

>医師法に基づき24時間以内に警察への届け出義務が伴う異状死の可能性もあったが、

>病院は死亡から6日後の26日になって山科署に相談した。

>病院は「患者は重篤な状態で、酸素供給との因果関係は不明。

>隠すつもりはなかったが、結果的に報告が遅れた」としている。



私の父が入院していた病院でも 驚いたことがあった。

父の横の患者のかたが、ストレッチャーで浴室に身体を拭いてもらいに行く時

点滴と酸素ボンベを一緒に引きながら病室を出ていったのを見て

私と母は「あんな状態なのにシャワーとか浴びるのかな?」と心配していました。


それから数時間後(約4時間ぐらい)、カーテン越しに看護師の会話が聞こえてきました。

「○○さん、昼から全然 話さないし動かないわね」

すると もう一人の看護師が 「あっ!酸素ボンベ忘れてた」


 

それから私たちに気付いたのか、小声でつぶやき始めました。

命に別状が無かったことを祈りますが・・・

病院ではヒヤリハットが意外と多いのです。多くのヒヤリハットを見てきました。


  
そのようなことが起きた場合、情報を交換して共有して再発防止に役立てて欲しいものです。

決して隠して隠蔽しないように。





MSN産経ニュース   2012.3.28 10:10

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120328/waf12032810110013-n1.htm

酸素ボンベ開け忘れ女性患者死亡 京都・山科の病院
 
 
 京都市山科区の「愛生会山科病院」で今月20日、肺炎で入院していた女性患者(77)=同区=に、酸素ボンベのバルブの一部を開け忘れたまま呼吸補助装置を装着し、患者が死亡していたことが27日、病院などへの取材で分かった。

 病院によると、医療用酸素を納入する業者(伏見区)が19日、院内のボンベ室で、酸素漏れするホースを修理するために、いったんバルブを閉めたボンベのうち1カ所を作業終了後に開栓し忘れていたという。

 女性患者は肺炎で1月上旬に入院。今月18日に容体が悪化し、呼吸補助装置を装着した。20日未明、装置への酸素供給の低下を示すアラームが鳴り、患者は約30分後に死亡した。

 病院は家族に事情を説明し、21日に調査委員会を設置。業者側から不手際を陳謝する内容と経緯をまとめた報告書を受け取った。

 今回のケースは、医師法に基づき24時間以内に警察への届け出義務が伴う異状死の可能性もあったが、病院は死亡から6日後の26日になって山科署に相談した。病院は「患者は重篤な状態で、酸素供給との因果関係は不明。隠すつもりはなかったが、結果的に報告が遅れた」としている。
  





「福祉」「介護」を取り巻く環境は未だ乱れている。


「虐待」「孤立死」「孤独死」
 

最近は、これらのニュースが絶えない。

もちろん対象者は「高齢者」「障がい者」「要介護者」のかたがたが多い。

いずれ私が取り上げている「介護事故」も浮上してくるかもしれない。



まず現状を把握して 「何が問題点なのか?」深くさぐる必要がある。

テレビのワイドショーで取り上げても一過性のものでしかないのである。

全国の自治体・行政のかたがたは、問題が起きたことを どのように感じているのであろうか?

「ウチの街は大丈夫」で終わっているのであろうか?




私には とりあえずニュースをアーカイブしてゆくしかない。

 



毎日新聞 3月27日(火)12時59分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120327-00000027-mai-soci

<福島第1原発>旧避難準備区域で親子が孤立死 南相馬

  
 福島第1原発事故の緊急時避難準備区域(昨年9月末解除)に指定されていた福島県南相馬市原町区の住宅で2月下旬ごろ、この家に住む女性(69)と長男(47)が相次いで死亡していたことが分かった。発見まで約2〜3週間周囲に気付かれず、病気で「孤立死」したとみられる。

 市などによると、住宅は市の中心街にある。親子は自宅1階で商店を経営していたが、数年前から閉店していた。緊急時避難準備区域の指定中も、周辺には居住している人が多くいたという。通報を受けた警察官が、2人が死亡しているのを発見した。

 市は昨年8月、この女性について担当の民生委員から「不審なけががある」として虐待の疑いの通報を受け、県警と共に訪問。当時は2人とも通常の生活を送り外出も可能だったため、「問題なし」と判断した。その後、「仙台の次男宅へ避難する」との情報が寄せられていたという。

 市の担当者は「69歳という年齢や長男と暮らしていることから、要支援の対象にはなっていなかった」と話している。【泉谷由梨子】
   




連日「虐待」のニュースが絶えない。


北海道函館市の認知症高齢者グループホームで、

40代の女性介護職員2人が入所者5人に対し、平手打ちなどの虐待をしていたことが判明した。



2人は「言うことを聞いてくれず、攻撃的になってしまった」

>「(認知症だから)すぐ忘れると思った」などと話しているという。


 
あきれて言葉が出ない・・・



   
このようなケースは、全国に まだまだあるはず。

いや相当数あるかも・・・


虚しい、空しい、むなしい・・・

  

   

毎日新聞 3月22日(木)18時38分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120322-00000072-mai-soci

<認知症施設>女性介護職員2人、入所者5人を虐待 函館
   
   
 北海道函館市の認知症高齢者グループホームで昨年、40代の女性介護職員2人が入所者5人に対し、平手打ちなどの虐待をしていたことが22日、分かった。入所者にけがはなかった。2人は11月に解雇されたという。

 同市によると、2人は4〜9月、60〜90代の認知症の男女5人に▽頭部の平手打ち▽味付けしていない食事を提供▽土下座の強要▽「死ね」などの暴言−−などを繰り返した。虐待された入所者にはほぼ寝たきりの人もおり、顔にあざができた人もいたという。

 9月に虐待を目撃した別の職員の報告を受け、市が調査。2人は「言うことを聞いてくれず、攻撃的になってしまった」「(認知症だから)すぐ忘れると思った」などと話しているという。市福祉部の成沢俊也参事は虐待が半年続いたことを踏まえ、「早期発見と通報しやすい環境を作りたい」と話している。

 市は2月の実地指導後、今回の問題を道に報告。虐待された入所者の家族らは刑事告発しない方針という。【近藤卓資】
      



読売新聞 3月23日(金)7時14分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120322-00000721-yom-soci

高齢者に「死ね」、平手打ち・土下座も…2職員
 
    
 北海道函館市にある認知症高齢者グループホームで、40歳代の女性職員2人が半年間にわたり、入所者の高齢者男女5人の頭を平手打ちするなどの虐待行為を繰り返し、同市が昨年10月に施設に改善勧告を通知していたことがわかった。

 職員2人は同11月に解雇された。

 同市によると、虐待は土下座をさせたり、後頭部を平手打ちしたり、「死ね」と言ったりした行為。施設は60〜90歳代の18人が入居しており、同市は、今年2月に実地指導で、改善を確認できたという。
 




このブログでも去年から何度も取り上げてきました「豊岡会」

そう!看護師や職員の水増し請求などで 介護報酬を不正受給した医療法人です。



愛知県も豊岡会の4施設に行政処分



「豊岡会の介護報酬23億円不正受給」不正受給額は過去最大



依然として「介護報酬」などの不祥事  こんどは「医療法人」豊岡会   愛知県




不正受給額は当初 23億円だったのに 25億円に修正されて

なんと今回の発表では、「50億円!」

倍ですよ! 過去最大ですよ!

返済の目処はあるのでしょうか?

実行犯の資産などの差し押さえは当然されているでしょうね?

「もう使ってありません」じゃ済みませんよ!






過去5年に渡り これだけの金額がスルーしたことについては、

当事者の「豊岡会」も重大な責任がありますが、

厚生労働省や愛知県の「管理のあり方」も問題ありです。

まだ具体的な対策は発表されてませんが、早急に対策を打ち出すべきです。


刑事事件にはならないのか???(素人だから わからないけど)






毎日新聞 3月21日(水)13時36分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120321-00000040-mai-soci


<不正受給>愛知の医療法人が50億円 過去最大規模
 
 
 愛知、静岡両県で病院や老人保健施設などを運営する医療法人「豊岡会」(本部・愛知県豊橋市)が過去5年間で、さらに約50億円の診療報酬を不正受給していたことが21日、分かった。厚生労働省によると、診療報酬の不正受給額としては過去最大規模。同会は11年10月、介護報酬約25億円の不正受給が発覚、愛知県などから行政処分を受けていた。厚労省が実態を調査している。

 同会によると、傘下の病院で、看護師が実際より多くいるように装ったり、看護師の夜勤時間が限度超過しているのにもかかわらず限度内などとし、診療報酬を過大に請求していたという。介護報酬の不正受給でも、病院と老人保健施設で職員数を水増ししており、同様の手口とみられる。

 同会は21日に「ご迷惑をかけた」と謝罪し、全額を返済する方針を示した。また「診療報酬の過大受給は多額に及ぶが、自主計算によれば50億円は超えない」とし、現在は適切に人員を配置し適切な請求をしていると説明した。

 豊岡会は73年設立。愛知、静岡両県で高齢者医療を中心とする4病院と3老人介護施設のほか、グループホームやデイケア施設などを経営している。【加藤潔】

  


 

MSN産経ニュース  2012.3.21 12:31

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120321/crm12032112330003-n1.htm

診療報酬50億円を不正受給 愛知の医療法人「豊岡会」
 
    
 愛知県豊橋市の医療法人「豊岡会」が、2006年からの5年間で約50億円の診療報酬を不正受給していたことが21日、関係者の話で分かった。厚生労働省によると、診療報酬の不正受給額としては過去最大規模という。

 豊岡会関係者によると、愛知、静岡両県内にある病院で看護師の数を水増しするなどして、診療報酬を不正受給していた。

 豊岡会をめぐっては昨年、25億円を超える介護報酬の不正受給が発覚。愛知県などが患者の一時受け入れ停止などの処分をした。

 豊岡会は1973年設立。浜松市や豊橋市などに医療、介護施設を持ち、床数は約1100。
    




読売新聞  2012年3月21日13時28分

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120321-OYT1T00660.htm

医療法人豊岡会の不正受給、診療報酬50億円も

 
  
 愛知、静岡県で療養型病院や老人介護施設を運営する医療法人「豊岡会」(本部・愛知県豊橋市)が、昨年までの5年間に約50億円の診療報酬を不正に受給していたことが、21日分かった。

 同会は昨年10月には介護報酬25億円の不正受給が発覚し、愛知県と浜松市から入院患者の受け入れ停止などの行政処分を受けている。

 同会の関係者によると、愛知県豊橋市と岡崎市、浜松市で運営する療養型病院4施設で、看護師の数を水増しし、実際よりも高い入院基本料で診療報酬を請求していたという。

 入院基本料は、看護師1人当たりの患者数などによって3ランクに分かれている。同会は最低ランクの「特別入院基本料」(一律5630円)であるにもかかわらず、一つ上のランクの「療養病棟入院基本料2」(7220〜1万6950円)を請求していた。
    





看護師が、夜勤のナースコールが嫌で患者に無断で睡眠剤を投与したらしい。

情けないやら、虚しいやら・・・

 
私の父が入院していた病院は、確か 昼は看護師1人あたり患者7人の分担

夜間は看護師1人あたり患者25人の分担と記憶している。

確かに夜勤は厳しいだろう。

高齢者の患者は昼夜逆転の現象も起きて大変かもしれない。


しかし それは理由にもいい訳にもならない。




私は先月 病院に丸一日居たことがある。

その時 驚くべき現場の事実を見てしまった。

また後日 記してみたいと思う。



  
とにかく 今回の事件は絶対に言語道断である。

患者にしてみれば命に関わる事態に繋がりかねない。



毎日新聞 3月19日(月)18時34分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120319-00000000-maiall-soci

<医師法違反容疑>無断で患者に催眠剤 元看護師、夜中の呼び出し嫌う
  
 
 勤務していた兵庫県三田市の市立三田市民病院で、無断で持ち出した催眠鎮静剤を入院患者数人に投与したとして、兵庫県警捜査1課などが元看護師の男(34)=同県丹波市=を窃盗と医師法違反(無資格医業)の疑いで神戸地検に書類送検していたことが捜査関係者への取材で分かった。男は「夜中のナースコールが頻繁で仕事が進まず、患者を眠らせたかった」などと容疑を認めているという。

 捜査関係者によると、送検容疑は昨年1〜5月ごろ、同病院で催眠鎮静剤を数回にわたって盗み、医師資格がないのに70〜80歳代の入院患者数人に点滴を使って投与する医療行為をしたとされる。

 元看護師は昨年5月、入院患者の顔を殴ったとして傷害容疑で逮捕された。同6月に神戸簡裁で罰金20万円の略式命令を受け、依願退職した。

 同病院の佐野博志院長らは19日、記者会見し、催眠鎮静剤のアンプル2本がなくなっていたとして昨年5月、県警三田署に被害届を出したことを明らかにした。
  【近藤諭、加藤美穂子】
 



読売新聞 3月19日(月)7時15分配信


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120319-00000122-yom-soci

夜中のナースコール嫌…睡眠導入剤を無断投与

 
 兵庫県三田市の市立三田市民病院で、高齢の入院患者数人に睡眠導入剤を無断投与したなどとして、県警捜査1課が、同病院の元看護師の男(34)(兵庫県丹波市)を医師法違反(無資格医業)と窃盗の両容疑で書類送検していたことが、捜査関係者への取材でわかった。

 元看護師は、「夜中にナースコールを鳴らされるのが嫌で患者を眠らせたかった。仕事のストレスがたまっていた」と容疑を認めているという。

 書類送検は16日付。捜査関係者によると、元看護師は昨年1〜5月頃、ナースステーションから睡眠導入剤を無断で持ち出し、当直勤務中に担当する70〜80歳代の数人に点滴をする医療行為を行った疑い。
    




「孤立死」だろが「孤独死」だろうが、名称なんかどうでもいい。

高齢者 障がい者 要介護者  皆助け合って、支え合って生きている。

しかし一人が倒れると共倒れなんですよね。



「介護保険」 「後期高齢者医療制度」 「障害者自立支援法」

どこまで機能しているのやら・・・


厚生労働省  広域連合  福祉課  行政・自治体は どこまでやる気があるのだろうか。


これから このような事故、事件は増える一方ですよ。


私が取り上げている「介護事故」や 最近増えてきた「高齢者の虐待」も増加の一方ですよ。




70〜80歳代とみられる男女 遺体発見、病死か  東京都足立区




また都会の中の孤独死・・・90歳代と60歳代とみられる母娘     東京・立川市




やはり「福祉国家とは呼べない日本」  7年前にも母子餓死   さいたま市




相次ぐ悲劇 行政に限界   「福祉国家とは呼べない日本」




60代の夫婦と30代の息子とみられる男女3人の遺体   さいたま市




母病死 知的障害のある息子 衰弱死  2カ月気づかれず 東京





札幌市白石区 姉妹 遺体発見から1週間 「福祉国家とは呼べない日本」






毎日新聞 3月17日(土)11時9分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120317-00000017-mai-soci

<孤立死>70代母と知的障害の息子病死 横浜で昨年12月
 
  
 横浜市旭区の住宅で昨年12月、病死した2人暮らしの母子が発見されていたことが17日、神奈川県警旭署への取材で分かった。母親(77)の死後、小児まひと重度の知的障害がある息子(44)も孤立したまま死亡したとみられる。

 同署によると、息子が通っていた福祉施設の職員が、同区中希望が丘の母子方の電話に誰も出ないことから昨年12月6日に訪問。玄関は施錠されていたが、開いていた窓からトイレ付近であおむけに倒れている息子を見つけて同署に110番した。駆けつけた署員が、台所で倒れて死んでいる母親とともに死亡を確認した。

 行政解剖の結果、母親は解離性大動脈瘤(りゅう)破裂で昨年11月末に死亡、息子は発見前日の12月5日、肺気腫と呼吸不全で死亡したとみられる。

 母親は高血圧と糖尿病を患い、息子は一人で歩いたり食事したりができない状態だった。息子が福祉施設への通所を嫌がったため、昨年9月から通わなくなっていた。父親が昨年夏に死亡してからは母親が介護していた。母子方の電気とガスの供給は続いていた。

 近くに住む70代の男性によると、母子はあいさつ程度の近所づきあいしかなく、地元の町内会にも入っていなかった。

  【倉岡一樹、宗岡敬介】
 


 
毎日新聞 3月17日(土)21時0分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120317-00000065-mai-soci

<横浜母子孤立死>息子が障害者施設に通所せず 昨夏から
  
    
 横浜市旭区の住宅で昨年12月、病死した2人暮らしの母子が見つかった問題で、区内の障害者福祉施設に通っていた息子(44)が昨夏の父親の死後、通所しなくなっていたことが旭区への取材で分かった。区側は通所を続けるよう勧めたが、母親(77)は応じず、地域からの孤立を深めていったとみられる。区の担当者は「職員がもっと頻繁に訪問できていればよかった」と話している。

 旭区役所によると、重度の知的障害がある息子は週4回、送迎車で施設に通っていたが、昨年7月中旬に父親が死んでから回数が減り、9月には通うのをやめた。施設から相談を受けた区の担当者は11月中旬までに計2回、自宅訪問や区役所での面会で、「生活リズムを保つため、行った方がいい」と説得したが、母親は「本人が行きたがらない」などと応じなかったという。

 また、母親は年金、息子は障害年金を受給し、公共料金の滞納はなかった。神奈川県警旭署によると、病死した2人が見つかった際、冷蔵庫に食物はあり、困窮した様子はなかったという。【杉埜水脈、宗岡敬介】
       



カナコロ 2012年3月17日


http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1203170010/

70代の母と障害ある息子「孤立死」、旭区の住宅/横浜
 
  
 横浜市旭区の住宅で昨年12月、70代の母親が病死し、その数日後に障害がある40代の息子が死亡していたことが16日、関係者への取材で分かった。誰にも気付かれずに亡くなり、死後しばらく経過して発見される「孤立死」とみられる。

 旭署などによると、昨年12月6日午後3時45分ごろ、同区中希望が丘の住宅で、この家に住む女性(77)と、息子(44)が死亡しているのを通報で駆け付けた同署員が発見した。

 通報したのは、死亡した男性が約3カ月前まで通所していた福祉施設の職員。職員は、不定期に2人の自宅に電話を入れていたが、同日電話した際、母親が対応しなかったため同方を訪ねた。施錠されていなかったトイレの窓を開けて室内を確認すると、男性が倒れているのが見えたため、警察に知らせたという。

 女性は台所で倒れており、死後1週間程度経過。男性は発見の前日に亡くなったとみられる。

 司法解剖の結果、女性の死因は解離性大動脈瘤(りゅう)破裂で、男性は肺気腫と呼吸不全だった。

 関係者によると、女性は高血圧で糖尿病を患っていた。一方、男性は小児まひに加え、重度の知的障害もあった。自立歩行のほか、介助なしでは食事などもできず、昨夏に父親が亡くなった後は、母親が1人で息子を世話していたという。

◆地域とのつながり希薄

 関係者らによると、親子と地域とのつながりは希薄だったようだ。親子は町内会に入っておらず、近所付き合いもなかったという。母親に何度も町内会に入るよう勧めたという無職男性(72)は「親子が今、どういう状況なのか、知るすべがなかった」と肩を落とす。

 親子が住む地域は、民生委員が70歳以上のみの世帯を定期的に訪問している。だが、この親子の世帯は40代の息子がいるため、その対象から外れていた。民生委員の60代の女性は「どんな家族構成かも知らなかった」と話した。

 男性は福祉施設への通所を昨年9月からやめていた。母親は11月、「息子が施設に行きたがらない」と区に相談していた。

 孤立死の発覚が全国で相次いでいることから、横浜市は今月下旬から、生活保護や高齢者福祉、障害者福祉などの担当者を集め、対策を検討する予定という。川崎市や相模原市は高齢者世帯への見守り活動を強化するよう、民生委員らに依頼したという。ある担当者は「年齢だけで世帯の状況を把握している現状では、障害など個々の事情を見抜くのは難しい」と明かした。
  




つい先日 東京・立川市の都営アパートの部屋で


90歳代と60歳代とみられる母娘2人の女性が死亡しているのが見つかったばかりだが、


また都会の中の孤独死・・・90歳代と60歳代とみられる母娘     東京・立川市




またも 東京都足立区のアパートで 70〜80歳代とみられる男女が亡くなっているのが発見された。


どちらかが病死した後、もう1人も高齢で動けず死亡した「孤立死」の可能性があるとみて身元の確認などを急いでいる。



   
最近は このようなケースばかり・・・


都会の中の孤独死・孤立死


高齢者や要介護者が、お互いに助け合いながら細々と暮らしている現状がある。



介護疲れで共倒れも多い。


福祉課や広域連合も頼りにならないだろう・・・





産経新聞 3月11日(日)16時54分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120311-00000533-san-soci

高齢男女の遺体発見、病死か 新聞2週間分たまる 東京・足立
  
  
 11日午前11時半ごろ、東京都足立区西新井のアパートの一室で、70〜80歳代とみられる男女が亡くなっているのを、警視庁西新井署員が発見した。同署によると、この部屋に住む男女とみられ、死後2週間程度が経過していた。同署は、どちらかが病死した後、もう1人も高齢で動けず死亡した「孤立死」の可能性があるとみて身元の確認などを急いでいる。

 同署によると、男性は和室の布団近くであおむけに倒れ、女性は別室の畳で下着姿で死亡していた。下着は汚物で汚れていた。目立った外傷はなく、玄関は施錠され、室内に物色された形跡もなかった。財布などに現金約1万6千円があったほか、冷蔵庫に食料品も入っていたという。

 近所の男性が、この部屋に住む男女と連絡が取れないことを不審に思い、11日午前、アパートを訪問。新聞が約2週間分たまっており、風呂場の窓から室内に入ったところ、2人を発見。通報で、駆けつけた西新井署員が死んでいるのを確認した。

 近隣住民は「生活保護を受け、2人暮らししていたようだ。女性はここ2、3年姿を見ていない。男性も昨年7月ごろから、姿を見ていなかった」と話した。

 東京都内では今月7日、親子とみられる高齢の女性2人の遺体が見つかり、2月にも母親と障害を持つ男児が死んでいるのが見つかった。

 現場は東武伊勢崎線西新井駅から北西約1キロの住宅地。
   






  
東京・立川市の都営アパートの部屋で7日、

90歳代と60歳代とみられる母娘2人の女性が死亡しているのが見つかった。


病死の可能性が高い。

また都会の中の孤独死・・・

近所の人によると、母娘は2人暮らし。母親は認知症で、娘が介護していた。



まだ助けを求めているかたが全国にいるはず・・・





やはり「福祉国家とは呼べない日本」  7年前にも母子餓死   さいたま市


 

相次ぐ悲劇 行政に限界   「福祉国家とは呼べない日本」



60代の夫婦と30代の息子とみられる男女3人の遺体   さいたま市



母病死 知的障害のある息子 衰弱死  2カ月気づかれず 東京




札幌市白石区 姉妹 遺体発見から1週間 「福祉国家とは呼べない日本」




   

毎日新聞 3月8日(木)12時48分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120308-00000040-mai-soci

<立川孤立死>異変通報受けた市、5日間放置
 
      
 東京都立川市の都営アパートで母娘とみられる女性2人の遺体が見つかった問題で、市は2日にはアパートを管理する都住宅供給公社から「1週間ほど連絡が取れない」と通報を受けながら、5日間放置していたことが分かった。近隣住民は先月20日ごろ、異変を察知して公社に連絡していたという。

 警視庁立川署によると、見つかった遺体はアパートに住む90代と60代の母娘と見られ、いずれも死後1週間以上経過。近所の人によると、母娘は2人暮らし。母親は認知症で、娘が介護していた。

 先月20日ごろから自治会費を集金できず、郵便物がたまるなどの異変があり、自治会が公社に連絡。市高齢福祉課は2日に公社から通報を受け、民生委員などに情報提供を求めた。市は同日中に民生委員から「安否確認できない」と報告を受けたが、「緊急性がない」と判断し、対応しなかった。

 だが7日午前9時ごろ、民生委員が「母親と1年近く会っていない。今も連絡がとれない」と市に相談。同課は職員を現場に派遣し、遺体発見に至った。

 現場近くでは先月、マンションで母子の孤立死が発覚。市は子育て推進課などが再発防止の検討会議を作り、孤立可能性のある家庭の洗い出しなどを進めていた。だが、検討会議は子育て家庭が主な対象で、高齢世帯は対象外だった。市が母娘に最後に接触したのは介護保険課が母親の介護認定調査に訪れた11年3月。その後、介護サービスの利用もなかったという。【中川聡子、横井信洋】
      



日本テレビ系(NNN) 3月8日(木)15時58分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20120308-00000037-nnn-soci


2人孤立死 供給公社「緊急性低い」と説明

 
  
 東京・立川市のアパートの部屋で死後数日がたった2人の女性の遺体が見つかった。事前に2人の安否について相談を受けていた住宅供給公社は「2人暮らしなので緊急性は低い」と説明していた。

 警視庁によると、7日午後、立川市羽衣町の都営アパートの部屋を警察官が訪れたところ、90歳代と60歳代の親子とみられる2人の女性が死亡しているのが見つかった。病死の可能性が高く、死後数日がたっているという。

 自治会費の支払いが滞ったり郵便物がたまったりしているのに地元の自治会長が気づき、1日、アパートを管理する東京都住宅供給公社に相談した。これを受け、公社は「2人暮らしなので緊急性は低い」と自治会長に説明する一方、市役所に通報したが、結果的に市が警察とともに部屋に入ったのは7日だった。
 


日本テレビ系(NNN) News24  < 2012年3月8日 13:00 >

http://www.news24.jp/articles/2012/03/08/07201524.html

東京・立川でまた孤立死 アパートに2遺体
 
 
 東京・立川市のアパートの部屋で7日、90歳代と60歳代とみられる2人の女性が死亡しているのが見つかった。2人は死後数日がたっていて、病死した可能性が高いとみられている。同じ町内では先月、死後約2か月がたった45歳の母親と4歳の息子の遺体が見つかっている。

 警視庁によると、7日午後6時過ぎ、立川市羽衣町の都営アパートの部屋を警察官が訪れたところ、90歳代と60歳代とみられる女性2人が死亡しているのが見つかった。2人はこの部屋に住む親子とみられているが、病死の可能性が高く、死後数日がたっているという。

 立川市役所によると、異変に気付いた地元の自治会長が、アパートを管理する東京都住宅供給公社に何度も安否の確認を依頼していたが、住宅公社はすぐに市役所に連絡していなかったという。
 






つい先日、「介護施設」での虐待がビデオの隠し撮りで発覚したばかりですが、


介護施設で虐待、家族がビデオで隠し撮りして判明       神戸市 




今度は「特別養護老人ホーム」ですか。

やはり相当数ありますね。氷山の一角です。

何度も言いますが、勇気のあるかたは 内部告発でも何でもいいので助けてあげて下さい。



ネグレクトは決して許されるものではありません。

「介護施設」「
老人ホーム」

「病院」も多そうです。

家庭内での高齢者虐待も増えています。


  

ネグレクト」は、虐待などを意味しますが 本来の意味は「無視すること」です。

他の人が暴力を振るうのを 黙って見過ごすのも残念ながら同じことかもしれません・・・


手を出さなければ=「言葉の暴力」は許されると思っている人もいるのも残念です。


     

朝日新聞デジタル 2012年3月5日

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201203050005.html

老人ホームで入所者虐待か 隠し撮り映像届く 和歌山
 
      
 和歌山県海南市の市社会福祉事業団が運営する特別養護老人ホーム「南風園」で、職員が脱衣場で認知症の入所者の頭を押さえつけて服を脱がせたり、大声で怒鳴りつけたりしていたことが、和歌山県や海南市に送付された匿名の差出人による隠し撮り映像からわかった。県と市は虐待の可能性もあるとみて調査している。

 県や市によると、1月半ば、施設の脱衣場を隠し撮りしたDVD映像が「南風園利用者を守る家族の会」という差出人名で送付された。

 DVDには複数の職員が脱衣場で「痛い」と大声を出す車いすの入所者の頭を押さえつけて服を脱がせる映像や、浴室で冷水をホースでまかれ「冷たい」と訴える入所者に「やかましい」と怒鳴りつける音声が録音されていた。昨年末ごろの撮影とみられ、約40分間に編集されていた。

  



TBS系(JNN) 3月5日(月)19時8分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20120305-00000040-jnn-soci

老人ホームで虐待か、映像に一部始終

 
   
 認知症の入所者に対する数々の乱暴な振る舞いと暴言、その一部始終が映像に残されていました。和歌山県海南市の特別養護老人ホームで職員が入所者をどなりつける様子などが隠し撮りされ、そのDVDがJNNなどに送られてきました。

 「○○くん」(職員)
 「はい」(男性)
 「遊ばれてんねんで、かわいそうに」(職員)
 「もうオモチャやな」(職員)

 和歌山県海南市の特別養護老人ホーム「南風園」。映像を見ると、風呂場を隠し撮りしたもののようです。これはJNNに届けられたDVDの映像で、差出人は匿名。住所は、この老人ホームのものが記されていました。

 「掻いたらアカン」(職員)

 画面の奥にいるのが女性職員。言うことを聞かない男性入所者にいら立っている様子です。よく見ると、職員が手を上げたように見えます。さらに、女性職員2人が男性入所者を運ぼうとして転びましたが、入所者にわびる様子もありません。

 「どうもないか? どうもあったら困るな。お前へりくつ言うな」(職員)

 そして、こんな暴言も記録されていました。

 「くるくるパー」(職員)
 「それは何?」(男性)
 「くるくるパー」(職員)

 「死ぬのはお前やけどな。わかるやろ、100歳にもなれば」(職員)

 映像はおよそ40分間に編集され、県や市にも送付されていました。南風園は市の外郭団体が運営。入所者50人のうち大半が認知症を患っているということです。理事長を兼ねる副市長はJNNの取材に対し、「不適切な言動があった」と話しました。

 「入所者に対するお風呂場の件は不適切な言動があったのは事実。個人をいじめようとか虐待しようとかではなく、チームで動いているので、(入所者を)静かにさせる中でのやりとり」(南風園理事長 宮脇昭博 海南副市長)

 海南市は、ホームの職員から聞き取り調査を行い、近く報告書をまとめる方針です。(05日17:53)
  

 

>「入所者に対するお風呂場の件は不適切な言動があったのは事実。個人をいじめようとか虐待しようとかではなく、チームで動いているので、(入所者を)静かにさせる中でのやりとり」
  (南風園理事長 宮脇昭博 海南副市長)


 

宮脇昭博南風園理事長、海南副市長)は、この映像を見て このコメントとはガッカリ・・・

「不適切な言動」どころじゃない、「人権侵害」に近い。

管理者が この程度の意識なら 下で働く職員の倫理意識も放置状態であったのであろう。



先日のニュース


介護施設で虐待、家族がビデオで隠し撮りして判明       神戸市




この事件から 次の事柄が判明

      

>市が監督する老人ホーム64施設について、指針で定めた定期立ち入り調査を一度も行っていなかったことが分かった。

 
>市高齢福祉課は「職員が5人と少なく、手が回らない。虐待は通報がなければ対応できない」と釈明。



はあ?職員が少なくて手が回らない?・・・とんでもない詭弁!

市高齢福祉課職員が、そんな姿勢では呆れてしまう。

    


>専門家は「絵に描いた餅で、やる気がないだけ。自治体が積極的に介入しなければ、虐待は防げない」と市の姿勢を批判している。


      


毎日新聞 2012年3月3日

http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20120303ddlk28040431000c.html


神戸・老人ホーム入所者虐待:市、64施設の定期調査行わず 「職員少なく対応できない」 /兵庫
 
       
 神戸市西区の介護付き有料老人ホーム「はぴね神戸学園都市」で、女性の元入所者(73)が元職員から虐待を受けた事件に絡み、市が監督する老人ホーム64施設について、指針で定めた定期立ち入り調査を一度も行っていなかったことが分かった。市高齢福祉課は「職員が5人と少なく、手が回らない。虐待は通報がなければ対応できない」と釈明。専門家は「絵に描いた餅で、やる気がないだけ。自治体が積極的に介入しなければ、虐待は防げない」と市の姿勢を批判している。【米山淳、近藤諭】

 市は1996年から県から委任され、介護付き有料老人ホーム57、住宅型有料老人ホーム7の計64施設の監督、指導を行っている。06年5月には高齢者虐待防止法施行に合わせ「市有料老人ホーム設置運営指導指針」を作成。施設に対し、虐待を含む事故や運営状況をまとめた文書報告を義務づけた。また、入所者の介護記録や職員の会議録を閲覧するなど、市が定期的に立ち入り調査することも定めた。しかし、指針作成から6年が経過する現在まで、定期調査は一度も行われていない。市高齢福祉課の桑形雅彦主幹は「通報や苦情があった際は調査に入っており、定期立ち入り調査までは手が回らない」と話す。

 「はぴね神戸学園都市」では、昨年1月にも松田光博容疑者(40)が80代の女性の車いすを持ち上げた、とする虐待事案があった。同課がこの事案を把握したのは今回の事件の被害者家族からの通報後の今年1月だった。

 厚生労働省によると、10年度の職員による高齢者虐待は96件で前年度に比べ26・3%増加した。元日大教授(高齢者福祉)でNPO法人「日本高齢者虐待防止センター」(東京都西東京市)の田中荘司(そうじ)理事長(76)は「施設は評判を落とすので、積極的に(自治体や警察に)通報しない。内部告発などでの発覚が大半で、表面化するのは氷山の一角」と、高齢者虐待の発見の難しさを指摘する。対策として「平時から、未然防止のための状況把握が必要」と市の積極介入の必要性を説く。

〔神戸版〕

 




毎日新聞 2012年3月3日

http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20120303ddlk28040453000c.html

神戸・老人ホーム入所者虐待:施設運営会社、市に改善策 /兵庫
   
   
 「はぴね神戸学園都市」の虐待事件で、施設を運営する「ケア・リンク」(東京都)が2日までに、神戸市に改善策を提出した。

 市によると、県警が先月13日に元入所者への暴行容疑で逮捕した、介護福祉士、松田光博容疑者はケア・リンクの聞き取りに対し「女性への虐待は昨年12月ごろからだったと思う」と話しているという。昨年11月14日の介護記録には女性の左目や頬にあざができていたと記載されていた。松田容疑者は施設長や副施設長と折り合いが悪く、運営面での相談ができずにストレスをためていたことがあったとしている。再発防止策としては、組織体制の見直しなどを挙げている。

 事件では松田容疑者の他に元職員2人を暴行容疑で逮捕。女性の家族が個室内に設置したビデオカメラに元職員が女性をたたく様子などが撮影されており、虐待が発覚した。【米山淳、近藤諭】

〔神戸版〕
  






最近、ケーブルテレビ(CATV)からのアクセスが多い。

知多メディアスネットワーク ばかりだ。



アクセス内容から察するには 「東海市介護事故」についてのようだ。





愛知県健康福祉部高齢福祉課
 

愛知県後期高齢者医療広域連合
 

知多北部広域連合




  

無題0305



無題0303


     知多北部広域連合 給付係


無題0302



無題0229-1



        介護事故  東海市

無題0229-4


無題0229-5


  
 「知多メディアス」ではないが、ここからも多い

     愛知県健康福祉部高齢福祉課


無題0303-1










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