2005年09月14日

Mini Traveller

miniconcept50年の時を隔てTravellerが帰ってくる。今回はコンセプトモデルとしての登場だが、もう既に完成の域に達しているといっても過言ではないだろう。早ければ2007年には欧州大陸を駆けめぐる"Traveller"が見られるかも知れない。  
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2005年09月13日

サルド路 - 14 世界一の空港

aeroportoちょっと遅めのバカンスが終わる。ついに島ともお別れ。シーズンを外しているせいもありオルビア空港に人影はまばら。
乳白色の床石にライトグリーンのベンチを配したロビーには爽やかな風が吹く楽園のよう。これまでいろいろな空港へ降り立ち、また飛び立ってきたがオルビア空港ほど清涼感あふれる空港はなかった。私が選ぶ世界の名空港のナンバーワンに挙げたい。  
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2005年09月12日

サルド路 - 13 イゾレッタ

penisola明日はこのサルデーニャともお別れ。美しい風景を目に焼き付けようと、最後のドライブへ出かけた。今まで通ることのなかった山道を登っていくとそこには、素晴らしい絶景がまっていた。心奪う夕暮れは多くの人々の足を止めさせる。あっという間に路肩がクルマで埋まってしまった。「また近い将来ここへ夕日を見に戻ってくる」と夕日に誓い帰路についた。  
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2005年09月11日

サルド路 - 12 線路を渡る

ibinari今回のバカンス中はじめて列車を見た。島が付くとはいえ、地中海でシチリアに次ぐ大きな島だから列車は走っているのは当然なのだが。
赤土に覆われた乾いた大地に乾いた金属音が響き渡る。他の土地からやってきた古びた列車は、廃線のような線路のカーブを駆け抜けていった。はたして次の列車はまたいつ通るのだろう。  
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2005年09月10日

3+1

trepiuno”3+1”ことトレピューノ。まさしく21世紀に蘇ったチンクエチェント。ビートルやミニよろしく懐古的なオリジナルラインを守りつつ見事にまとめてある。往年のファンには受け入れがたい部分も多々あるだろうが、中にはアイデアがぎっしり詰まっているようだ。3+1の答えは∞とは言わないまでも、誰にも想像できないくらい大きい値だろう。  
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2005年09月09日

サルド路 - 11 パラウの”アオ”

marediparau今日は20km程離れたパラウへ行ってきた。同じ風景にちょっと飽きたからだ。毎日会う、同じ人々のと会話にもマンネリムード。なのでちょっと気分を変えに。しかしここパラウの海はどこにも当てはまらない美しい”アオ”色をしている。無理矢理当てはめると”碧”色になるのかもしれないが、どうも納得がいかない。ビーチには不似合いな電子辞書をカバンの底から取り出し、眺めていく内に、こんな言葉があった。
「翠黛:すいたい」-青っぽい色のまゆずみ。また、美人のまゆ-
今日から勝手にここを「翠黛濱」と名付けよう。  
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2005年09月08日

サルド路 - 10 ジェラテリア

gelaterianuoro美味しいジェラテリアと、そうでないジェラテリアを見分ける方法は実は美味しいラーメン屋を見極めるのと似ている。
今日は夕食を軽く済ませ小腹がへったので街のジェラテリアへ。カラフルな看板と、乱雑に並んだカップに正直「やめよっかな」と思ったが、他の店はこの辺りにはありそうもない。しょうがなく「チョコラートとノッチョラにパンナをタップリ」を注文した。
気になるお味の方は・・・
口に入れた瞬間「おぉ」っと思ったが、とろけ始めたら食べ慣れない独特の香料が広がった。手作り感、オリジナリティーに関しては評価できるが、後味の切れ、コーノとのバランスはマイナス点。香料に関しては、南部地方の菓子同様に、食べ慣れれば美味しくなる種のものだろう。  
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2005年09月07日

サルド路 - 9 牛乳珈琲

lattemacchiato日本で一昔前、ジョディー・フォスターがCMで美味しそうに飲んでいたMt Rainierが、スタバをはじめとシアトル系カフェが日本に上陸する以前に"カフェラッテ"という言葉を一般に定着させた立役者だと思っている。初めて飲んだとき、酷のある味、今までの珈琲牛乳とは一線を画した価格設定に驚いたものだった。時は経ち、最近は日本でエスプレッソを頼んでも、「少量の濃い珈琲ですけど、大丈夫ですか?」なんて店員の諄い説明もなくなってきた。それだけ、にわかカフェ文化が定着したということだろう。どんな街にも同じロゴを配したお洒落"風"カフェが建ち並ぶ。

写真は快適バールのラッテ・マッキャート。牛乳:エスプレッソが9:1。牛乳の鮮度、エスプレッソの味、香り共に最高。気温に対しての冷え方も申し分なし。よってバリスタの実力は最高ランクとした。どこでも同じ味、同じ値段はいらない。  
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2005年09月06日

サルド路 - 8 快適バール

barolbia滞在しているコテージの一角にバールがある。地域住民と密着したよくある街角のバールではなく、滞在者のためのもの。一時期の威力を失ったとはいえ、SPF1の無防備な体はトースターにのせられた食パンのよう。瞬く間に海パンとの境に焦げ目がつく。そろそろあのバールに逃げ込まないと。  
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2005年09月05日

サルド路 - 7 クッチョロ

cuccioloサルデーニャの夏は夕方からが楽しい。太陽が傾き始めたのを見計らって次々と人が出てくる。別に何をするっていうことはないのだが、何故か気持ちが高ぶる。広場に集まるだけでもワクワクする。この街を包み込む雰囲気は人間だけが感じるものでもないらしい。夕闇が迫る空に目を覚まし餌を探し始めた蝙蝠たち、塒に帰りそびれた鳩たちも楽しげだ。昼間ぐったりしていた犬たちは最高の散歩を味わうことができる。  
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