ベランダ天体観測所

観測所とは名ばかりの街中のマンションのベランダで、惑星を中心とした天体写真を撮っています。

2017年07月

7/26の夕日

 晴れません・・・。この時期ですから旅行で地元不在の日もありましたが、7/20以降、まともに晴れた夜はないように思います。ネタがないので、旅先で写した26日の夕日の写真など掲載。望遠レンズで手持ち。
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 大きくトリミングしてみました。大黒点くらいあったら写ったかもしれませんが、今は無黒点らしいですね。
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 約1分後。下は海ですが、雲があって残念ながら水平線への日没とはなりませんでした。
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 これも一応は太陽を写した天体写真という事にしておきます(^^;



土星 UT2017/07/20

 20日夜の撮影。近畿も梅雨明けという事で、久しぶりに良く晴れましたが、木星は19時半の時点で西側立木に隠れるようになり、当方の木星シーズンは終わっていました。

 で、土星を撮影しましたが、シーイングはかなりメチャメチャ。L画像18回撮影し、マシなもの10回でLRGB合成した結果、De-rotation は30分まで伸びてしまいましたが、写りは良くありません。

UT2017/07/20 13:13.4 (De-rotation 30min.)

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 当方からだと、高度の低い土星は、南中を少し過ぎてから建物の陰から見え始めるのですが、その時も南側マンションの少し上に見えている程度。この時期、皆さん冷房をガンガン入れているでしょうから、その影響を考えると、今後シーイングが良くなる事は期待薄な気がします・・・。

機 材 : Celestron C11 + バロー + ZWO-ADC + IR/UV cut filter、合成F32
     RGB ASI224MC、Gain=400、SS=20msec、49FPS、5000 frames×25%×2
      L      ASI290MM、Gain=400、SS=15msec、63FPS、6000 frames×25%×10
           AS2!、Registax、WinJUPOS、StellaImage 等で処理
撮影地 : 自宅ベランダ

木星 UT2017/07/13

 13日夕刻の撮影。この日は雲の多い天候でしたが、夕方になって、透明度は低いものの晴れ間が広がったので、木星の撮影を開始しました。しかしL画像2回目撮影途中からだんだん薄雲がかかりはじめ、なんとかL、L、RGBと撮影したものの、そこまでで木星は見えなくなり、この後土星時間も曇ったままでした。

 仕方なく、撮影時刻の異なる木星画像からLRGB合成。シーイングも悪く、酷い写りですが、いよいよ今シーズン最終の可能性が高いので、一応掲載します。
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 さて、昨年11月7日にスタートした今シーズンの木星撮影は、7月13日までで、合計98夜となりました。深草少将ではありませんが、残念ながら百夜通いは出来そうにありません。後日、今シーズンの木星撮影についてのまとめ記事を掲載したいと思います。


土星 UT2017/07/11

  11/12の夜の撮影。この日は日中結構晴れ間があったので、まずは木星を撮影しようと準備しましたが、見え始める19時過ぎ頃から木星方向に雲が現れ、晴れたのは20時過ぎ。この時には木星は西側木立にけられるようになっていたので、木星は諦めました。今シーズンはもう無理かも知れません。

 土星時間になると、雲が多く透明度も低いものの土星はなんとか見えていたので、22時半頃から撮影を開始しました。シーイングは前夜よりはマシに思えましたが、撮影途中から薄雲の影響でどんどん暗くなり、最後の方は肉眼では土星がほとんど見えない状態。それでもなんとかL画像10回とRGB画像1回撮影しました。

UT2017/07/11 13:45.3 (De-rotation 14min.)

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 上はいつもと同じ画像処理ですが、次の写真は同じ元画像から、土星本体と環で画像処理を変え、環の方を弱めにしてみました。

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 こちらの方が自然な感じはしますが、毎回色合い等変わるし、まだまだ土星の画像処理は迷走中。それにしても安定した晴れと好シーイングが欲しいところです。

機 材 : Celestron C11 + バロー + ZWO-ADC + IR/UV cut filter、合成F32
     RGB ASI224MC、Gain=400、SS=20msec、49FPS、5000 frames×35%×1
      L      ASI290MM、Gain=400、SS=15msec、63FPS、6000 frames×35%×10
           AS2!、Registax、WinJUPOS、StellaImage 等で処理
撮影地 : 自宅ベランダ



 

土星 UT2017/07/10

 10/11日の夜の撮影。昨日は一日外出していたため、掲載が1日遅れています。この夜は月全景を撮影した後、晴れ間が広がってきたので、土星も撮影しました。シーイングは相変わらず良くないので、L画像18回撮影分から、ましな6回分を使ってLRGB合成。いつもより多少、土星本体の模様が見えやすいように画像処理してみました。

UT20170/07/10 13:42.8 (De-rotation 20min.)

イメージ 1

 土星本体の模様が見えやすいように画像処理すると、環にたいしては強すぎる感じがします。やはり本体と環の処理条件は変えた方が良さそうです。

機 材 : Celestron C11 + バロー + ZWO-ADC + IR/UV cut filter、合成F32
     RGB ASI224MC、Gain=400、SS=20msec、49FPS、5000 frames×35%×1
      L      ASI290MM、Gain=400、SS=15msec、63FPS、6000 frames×35%×6
           AS2!、Registax、WinJUPOS、StellaImage 等で処理
撮影地 : 自宅ベランダ


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