可愛らしいルビー今週末はデザインフェスタ

2019年11月08日

カルティエ 時の結晶展

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この秋話題になっている「カルティエ、時の結晶展」新国立美術館に観に行ってきました。

ここ数年、ジュエラーの展覧会がいろいろ開催されていますが、カルティエ展は圧巻でした。

何が凄いって一言では言えないのですが、100年前近く前にデザインされたジュエリーとセットにして使えるようなジュエリーを作り出せることに感動しました。

そんな感動をしつつ、じっくりと昔のジュエリーを見ていると、色石そのものはとても素晴らしいのですが、研磨があまいなぁと思ってしまいました。
近代、とくにこの10年くらいで研磨技術や道具がものすごく進化しているので、昔の石と研磨の精度が違うように感じました。

そんな中、ダイアモンドに関しては写真のようなティアラなどを作るのには、昔のカットの方が良いなぁと思うのです。
今の正確なカッティングでは、どの石も同じカットになって、まるで工業製品のように同じ輝きをするような印象があります。

昔のカットが精密で無かった頃のダイアモンドを沢山使ったジュエリーは、光が当たったときに輝きの揺らめきというか、いろいろな方向にディスパージョンが現れて、七色の輝きが美しく現れるように感じるのです。

去年行ったショーメ展の感想でも同じ事を言っていると思いますが、照明が今ほど明るくなかった時代、ダイアモンドの輝きはものすごく魅力があったのだろうなと思います。

とはいえ、色石ラブな私は、やはり色石に目が行くのですが、カルティエ展は単なるジュエリーとしての展示ではないので、通常の展示のように使われている素材の説明がないのです。
会場で無料で貸し出される端末に情報が掲載されているのです。
そういう部分は非常に未来の展覧会という感じでした。

全体の構成も、会場全体が一つの展示になっているようなつくりで、芸術品を観るという点においては、非常に素晴らしい展覧会です。

しかし、石オタクとしては、展示されているジュエリーの色石の色がよく見えなかったり、解説をその場ですぐに確認できないのがもどかしかったです。
端末をチェックすればいいのですが、目の前の実物と端末の中の2次元のものを一致させるのが少々面倒でした。

昭和の人間には、アナログ的に一度に視界に入ってくるのが嬉しいようです(笑)


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verdelite at 17:31│Comments(0)

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