その他

2019年08月30日

タンザナイトの甲州貴石切子

タンザナイト切子d006
お客様から甲州貴石切子についてお問い合わせをいただきました。

甲州貴石切子をタンザナイトで探しているのですが、切子細工が「炎」の切子が見つかりませんとのことでした。

ちょうどシミズ貴石さんとジュエリークラフトフカサワさんが参加される甲府の展示会に行くことになっていたので、そのフェアで探してみることにしました。

会場には残念ながらタンザナイトの切子はなくて、シミズ貴石さんに研磨の相談したところ、二つ返事でお作りして下さるということになりました。
ちょうど良いタンザナイトが見つかったら、研磨を始めてもらうことで決まりました。

フカサワさんにもタンザナイトの「炎」で依頼をしたことをお伝えしにいったら、タンザナイトは炎のカッティングを入れると割れてしまう確率が高いから、今は作ってないんだよねという驚きのお言葉。

え?
今シミズ貴石さんにお願いしてきちゃいましたけど?

そんな話をしたら、依頼があったらやるけど、割れるかもしれないよ。
そうなったら石は再度探さないと駄目だし、価格は倍になるんだよ?と言われてしまいまして。。。

いやまぁ、そうなんですけど。
それは割れないようによろしくお願いします。
大丈夫、きっと割れない。
フローライトに切子を入れたりしてるんだもの、大丈夫ですよね!

なんて依頼する方は無責任に言って、会場を後にしました。

石はある程度大きさが必要になるので、色が濃いタンザナイトでは価格がうなぎ登りになってしまいますので、インクルージョンがなくて青なら濃くなくて良いからと探したところ、比較的すぐに見つかって、さっそくシミズ貴石さんにカッティングをお願いしました。

甲州貴石切子は現在人気沸騰中で、カッティング依頼をしても出来上がってくるまでに2〜3ヶ月かかります。

今回も依頼してから出来上がりまで、そこそこお時間がかかりました。

それでも時間がかかっただけあって、探しても見つからない美しいタンザナイトの甲州貴石切子「炎」が出来上がりました。

「甲州貴石切子のタンザナイトで切子細工は炎が欲しい」
「そのタンザナイトを使ってリングをお作りしたい」
というご依頼だったので、まずは石のご紹介から。

お客さまには、石の研磨が出来上がったことをご連絡して、弊店サロンで実物のタンザナイトをご覧いただきました。

とてもお気に召していただけて、こちらのタンザナイトでリングをお作りさせていただきました。

そのリングのご紹介はまた次回です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

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2019年08月07日

光唐草リング用ダイアモンド

カメレオンダイアc003
去年発表した光唐草リング。
現品がお嫁入りしてから、欠品しています。

去年の周年フェアでデザインしたものではあるけれど、小さいシリーズのリングとして販売するつもりでいるし、セミオーダーをお受けする予定でもあります。

だけど現品を作っていないので、なんとなく限定デザインだったような気分になっています。

違うんですよ。
次に作る時は、ダイアモンドで作ろうと思って、探していたのです。

これ!と思うダイアモンドに出会えないでいたのですが、今回思い切って御徒町でダイアモンド専門の卸売り業者さんの所にいきました。

そこでやっと見つけたのが写真のダイアモンドです。

ん?
ダイアモンド?

と思われるでしょうね。

このダイアモンド、カメレオンタイプなのです。

カメレオンダイアモンドは、熱を加えると色が変わるダイアモンドです。
ちょっとグリーンというかグレーというか不思議な色合いのダイアモンドなのです。

この正統派でない色合いが好きで、もし次に光唐草リングをつくるならカメレオンタイプのダイアモンドで作ろうと思っていたのです。

色合いが好きだから、色の変化が無くてもいいやと思っていたのですが、けっこう綺麗に色が変わりました。

カメレオンダイアm012

スプーンに乗せてライターで炙ったら、綺麗なイエローになりました。

当然ですが、ジュエリーとしてセッティングしたら、この色の変化を楽しむ事はできません。
ちょっと地味な色合いのリングになると思います。

ダイアモンドの色が変わることは、持っている自分だけが知っているという、究極の自己満足なリングになる予定です。

実はこのダイアモンド、ダイアモンドとしてはかなりグレードが低いのです。
よくよく見るとガードルに欠けている部分あるし。
でもこの色の変わり方を見たら、コレを使って自分だけが知っているリングを作りたくなったのです。

ちょっとマルセル・デュシャンとかアンディ・ウォーホルの気分。

芸術家を気取るつもりはないけど、そういったコンセプトを理解して面白がってもらえるといいなぁと思っています。

そういえば、宝石の勉強していた時に、カメレオンダイアでリングを作る人の話を聞いて、セッティングしたら色変わるのわからなくなるから、せっかくのマニアックな石を楽しめないじゃないと思っていましたっけ。
今はその人の気持ちが分かるような気がします。

ほんと、マニアの究極の自己満足ですよね。

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2019年07月24日

クールなサンストーン

VB127オレゴンサンストーンi008
オレゴン産のサンストーンにそんなにこだわっていないのですが、気がつくと増えているので好きなのでしょうね。

初めてオレゴンサンストーンを見たのは、まだG.G.の勉強をしている時。
当時、サンストーンという石は見たことがありましたが、透明っぽいカボションの石に赤のキラキラとした破片が入っている石という印象だったのです。
ところがオレゴンサンストーンは、全体が赤い色で金色のキラキラしたシーンが見えていました。
そして、ファセットカットだったのです。
いまでこそ普通にオレゴンサンストーンを見かけますけど、当時はちょっとマニアックなショップで見かけて「なんですか?これ?」と聞いたら「珍しいでしょう?オレゴンのサンストーンなんですよ」ってショップの人が言うくらいだったので、珍しかったのです。
実際、その後で他のお店やミネラルショーなどで探したけれど、あまり見つけられませんでした。

とはいえ、そのサンストーンはかなり大きめで、仕事をやめて勉強中の無職の私には手が出ないお値段だったので、自分コレクションには加えられませんでした。

ここまで書いて、その時の思いが残っているから、オレゴンサンストーンが増え続けているのかもしれないと思いました。

さてそんなサンストーン。
この写真ではわざとフェイスアップでない角度のご紹介ですが、影も赤くて素敵と思ったのです。

美しくカッティングされた色石って、光を当てた時の影も色がついていて、うっとりしちゃいますよね。

このサンストーン、Verdelite ANNEXに出品していますので、ぜひともフェイスアップでその形を確認してみて下さい。
どうぞよろしくお願いします。
オレゴンサンストーン

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2019年07月19日

柔らかい緑

W831フローライトb002
昨日、京都で痛ましい事件が起きました。

事件の動機などこれから解明されて行く事を願っています。

それにしても、日本でこのような事件が起こる事に憤りを感じ、そしてそういう事件が起こる背景などに思いを馳せると、非常に悲しい気持ちと閉塞感でいっぱいになってしまいます。

みんな自分のことでいっぱいになっている
そんな風に感じてしまいます。
夫がよく言うのですが「貧すれば鈍する」まさにそういう事が増えているのかなって。

とても気持ちが落ち込んでしまっているのですが、何か手を動かしたら気持ちも上向くかもしれません。

ということで柔らかい緑色のフローライトで何か作って見ることにして、久しぶりにアーティスティックワイヤーを使ったペンダントトップを作りました。
出来上がりがこちらです。
W831フローライトe005

ちょっと気持ちも落ち着いて、出来上がりをCreemaとVerdelite Ag(BASE)に出品しようかなと思ったりしています。

焦燥感は簡単には消えないけれど、すこしでもふわっと気持ちが軽くなれますように。
皆が幸せになれますように。

事件の犠牲になった方々のご冥福と、怪我をされた方、被害に遭われた方の回復をお祈りします。

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2019年06月24日

残念なスピネル

スピネルVBa001
最近、久しぶりにブルーのスピネルを手に入れました。

トリリアントで濃いブルーが美しく、これはいいなと思って買い付けたのですが、ちょっと残念なことに保管状態がよくなかったらしく、全体のファセットエッジに傷があります。
お値段から考えると、これくらいの傷はぜんぜん問題ない範囲になるらしく、傷があると指摘しても何も問題ないと言われてしまいます。

なんなら、買わなくてもいいと言われたりすることもあります。

アメリカ・ツーソンででそういう事を言われた時と、その昔勤めていた会社の研磨工場のインドにカッティングの苦情を言った時、こういう傷が気になるのは日本くらいなんだろうなと思いました。

しかし、そういう事に気にしない国でも、高額なルースになると、当然のように傷はありません。
そして格安のルースでも傷がない物もあります。

そうやって考えて行くと、取り扱う国のお国柄ではなくて、取り扱う人の人柄なのかなと思ったりもしました。

とりあえずこのルースは気にしない業者さんのルースでした。
この色合いと大きさで考えるとかなりお買い得です。

でもやっぱりエッジの傷は気になるなぁ。
日本国内で研磨お願いすると、価格が上がってしまうけど、リカットしてもらおうかなぁと考えて居ます。

このスピネル、微かにですけれどカラーチェンジするのですよ。
カッティングが残念で、なんとなく不満が残った状態で販売するよりも、完璧な状態にして販売した方がいいかなぁとか思ってしまいます。

リカットに出すならついでに他のものもと思って、すぐには動けなくなってしまうのですけど、それはそれとして。。。
先週からずっと続けている素材・パーツの整理が終わりに近づいて、ルースの整理に入ってきているので、ルースを完全に整理できたら、その中でリカットしたい石をピックアップして、一緒にリカットしてもらう事にします。




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2019年05月20日

タンザナイト・キャッツアイ

タンザナイトVB117d004
以前ツーソンで見つけたタンザナイトキャッツアイはとても美しく、インクルージョンもあまりなく、キャッツアイがダブルに見えなおかつピンク色がかって見えていました。
そんな素晴らしいタンザナイトにはなかなかお目にかかれませんが、インクルージョンが多いからこそ見えるキャッツアイがあります。

このタンザナイトはそういうインクルージョンが多いからこそ、キャッツアイが見えているタイプです。

ジェムクォリティの宝石として考えると、あまり品質はよくないのですが、それでも淡いラベンダーカラーになんとなく見えるキャッツアイがとても可愛いのです。

なんとなくという表現をしていますが、太陽光やそれなりに強い光源でないとキャッツアイが見えないからなのです。
以前取り扱っていたタンザナイト・キャッツアイは、そこまで強い光源でなくてもビシッと一本の目が現れていたのです。

それにくらべるとイマイチはっきりしないキャッツアイなのですが、その捉えどころのなさがまた魅力的です。

そして何よりお値段がお手頃価格です。

シンプルなリングを作ってデイリーに楽しむのにはぴったりです。

Verdelite ANNEXで販売中です。
現在12%オフセールを開催中なので、ぜひチェックしてみて下さい。
タンザナイト・キャッツアイ
セールは26日(日)までです。
よろしくお願い申し上げます。

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2019年05月15日

小さいアパタイト

アパタイトVB116c003
今日のご紹介は、ブルーグリーンのアパタイト。
小さいシリーズにセッティングするのに良いなと思って買い付けたものです。
同じサイズのラウンドで4個セットで手に入れました。
最初はピアスを2セット作るのにちょうど良いと思っていたのですが、天然石はどうしても色が全く同じ物をそろえるのは難しく、このルースともう一つが微妙に色がずれていました。

アパタイトは硬度が低いので、リングにするよりもピアスやペンダントトップにセッティングする方が安全です。
シングルピアスにして、他の色の宝石と組み合わせて楽しむか、ペンダントトップとして胸元に涼やかな色を入れてみるか。

どちらにしても小さいシリーズでお作りしたら、青が素敵な雰囲気のジュエリーができあがると思います。
ぜひご検討下さいませ。

さて、その小さいシリーズを出品しているベルデライトANNEX(BASEショップ)のフォローをして下さっている方が110人を超えました。

感謝の気持ちを込めて、ベルデライトANNEXに出品しているルースやピアスなどを、オフセールしようかと考えています。
期間は明日5月16日(木)から26日(日)までです。

BASEに出品しているルースをすべて10%オフにするか、品物別にするかまだ悩み中です。

セールの開始時間は多分昼過ぎになると思います。
ベルデライトANNEXをフォローして下さっている方には、明日にはセールのお知らせが届くと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

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2019年04月26日

ちっさくて可愛いサンストーン

VB112サンストーンc003
いよいよ明日から最大10連休のゴールデンウィークが始まりますね。
皆様はどこかにお出かけのご予定があるのでしょうか?
職人さんに昨日オーダーに行ったら、特に出かけないから仕事していますとのことでした。

私は家族と旅行に行くことになっています。
数年ぶりの仕事とも帰省とも関係ない旅行です。

GW中は金庫もお休みなので、突然開催しているフェアの商品などをご購入をいただいても、発送が5月7日以降になってしまいます。
ご了承いただけますようお願い申し上げます。
メールでのお問い合わせにはお答えできますので、いつでもお問い合わせください。

さて、今日は今年ツーソンで出会ったオレゴン・サンストーンのご紹介です。

先にトリリアントのサンストーンをベルデライトANNEXで販売しておりました。
このマーキースのサンストーンは、そのトリリアントと一緒に見つけたルースです。

最初に目が合った(としか言いようのない感じでした)トリリアントを取り上げた時に、目に入ったマーキースです。
トリリアントのサンストーンもフォルムが素敵だったのですが、このマーキースもとても可愛らしく銅インクルージョンによるシラーがとても可愛らしく、色合いも優しいピンク色で、このルースでリングを作ったら絶対素敵と思って、買い付けてきました。

サイズは0.56ctで4.1ミリ×8.1ミリです。
小さめなので可愛らしいリングを作るのにぴったりです。

ベルデライトANNEXに出品予定です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

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2019年03月25日

青いシラーのムーンストーン

ブルームーンストーンVB107a001
優しい青いシラーが美しく輝くブルームーンストーンです。
私が鑑別の勉強をしている頃は普通にいくらでもあったのですが、最近、このタイプのブルームーンストーンは手に入らないようです。

最近ブルームーンストーンとして販売されているのは、ラブラドライトあるいはペリステライトということで、ブルーと言っても青以外の輝きが見えたりします。
弊店でもアクセサリーのラインでは、レインボームーンストーンという名前で、ラブラドライトを販売していました。
一時期に比べるとラブラドライトが一般的になってきたので、ホワイトラブラドライトとして販売しています。

数年前に見つけたブルームーンストーンはアンデシンペリステライトでしたし、ムーンストーンの鉱物グループ「天然フェルスパー(フェルドスパー)」は非常にわかりにくく、見た目では区別が付かなかったり、説明が非常に難しいです。

実際プロでも間違えていたり、勘違いで販売していたりしています。
ショップによっては、「天然ブルームーンストーンとして販売しているのは、<ペリステライト>です。」と注意書きのページを作ったりしています。

そうすると、ムーンストーンって何?という感じで、私もこうやってブログを書きながら、多少混乱しています。

とりあえず、簡単に言ってしまうと

最近販売されているブルームーンストーンは、鉱物種は「ラブラドライト」あるいは「ペリステライト」
昔販売されていたブルームーンストーンは、鉱物種は「ムーンストーン」

鑑別をとれば一目瞭然になるのですが、鑑別するとその代金がかかってきてしまうので、比較的安価な商品は鑑別料金をかけてまで販売することは稀です。

前置きが長くなっています。
たまたま入手したブルームーストーン。
これって見た目昔のブルームーンストーンのような気がする。。。と思って1ピース抜き出しで鑑別取ってみましたところ、天然フェルスパー・ムーンストーンと結果がでました。

何ピースかあるのですが、とりあえずその中のソーティング取った1ピースをベルデライトANNEXで販売しています。
ご興味がありましたら、ぜひそちらもご覧下さい。
ブルームーンストーン

どうぞよろしくお願い申し上げます。

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2019年03月01日

レモンイエローの美しい石

567ダンビュライトb003
ダンビュライトというちょっとマイナーな石があります。

硬度は7から7.5なので、ジュエリーにセッティングしても良いですし、屈折率もトパーズと近いところなので、輝きも文句なく美しい石です。

なのに、なぜかとてもマイナーでご存知の方は少ないのです。

弊店では、かれこれ十数年前に国内の研磨師さんが手磨きで磨いた、イエローのカボションを販売したことがあります。
完全に透明石ではなくてインクルージョンの雰囲気が、レモンソーダを彷彿とさせてとても美しく、弊店ウェブ担当が、珍しく自分用に欲しいかもと言っていました。

彼のコレクションに入れるまえに、販売しちゃったんですけどね。
そりゃお客様優先ですからね。
しばらく、恨まれましたけど(笑)
そんな事があったからか、何かダンビュライトに好ましい要素があるのか、ツーソンフェア用の撮影をしながらこのイエローのダンビュライトを見て、「やっぱりダンビュライトはいいなぁ」と呟いていました。

確かにとても綺麗なダンビュライトで、ツーソンで見つけた時、この綺麗な石はなんだろうと思いました。
それまで見かけたダンビュライトの中でもとびきり美しいイエローです。

マイナーな石ですが、とても綺麗なので、ぜひジュエリーにセッティングして欲しいなと思います。

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