受験&教育byベリタス

ベリタスは、東京都町田市南町田(小1~高3)と東京都町田市原町田(小1~中3)にて学習塾を展開しています。学院長と教室長が、生徒・父兄と接して感じたことや教育関係の問題について思うことを綴っています。

2012年03月

成績を上げるのは簡単だ。

このエントリーを見ているのが、生徒本人なら、事は簡単だ。先生にいわれた事を言われた通りにやればいい。その積み重ねによって必ず成績は向上する。成績が上がらないのは、言われた事を言われた通りにやっていないからだ。嘘だと思うなら、一度やってみるといい。まず、自分が、先生から何をやれと言われたか、メモする。そのメモを見ながら、それをやる。やったら、言われた通りやったかどうかチェックする。言われた通りに出来なかったら、やり直す。

そうすると、たいてい、言われた事をきちんとやっていなかった事に気づくだろう。さらに、やったとしても、言われた通りのやり方ではなかった事に気づくだろう。言われた事を言われた通りにやるのは、案外、面倒だ。どうしても我が出て、自己流になる。だが、自己流でやるならば、わざわざ教わる理由は無い。教わっているのは、大げさに言えば、人類がその歴史を通じて練り上げてきた、最も効率の良い、正しいやり方を身につけるためだ。教師は、「生徒の発達段階に応じて」という但し書きがつくけれど、その一番いいやり方を生徒に伝授している。簡単に言えば、先生が教える方法が最もいい方法で、それ以外はだめな方法だ。あなたの自己流でも出来るかもしれないが、それよりもっと良いやり方があると先生は教えている。まず、それに従うべきだ。そして、もし、先生の言う通りに出来るようになったうえで、もっといい方法があると思ったなら、その方法を試して、教師に問いかけてみると良い。そのやり方のどこがどう良くないか教えてくれるだろう。時には、その方が良い方法だと認めてくれる事もあるだろう。後者の場合、教師は、生徒が最初に教えたやり方を理解したら、次の段階として提示しようとしていたやり方である。たとえば、算数の鶴亀算で解ける問題は、数学の一次方程式でも連立方程式でも解ける。どの方法が最良かは、生徒の発達段階や知識、能力によって異なるのである。いずれにせよ、まず教師の示した方法に習熟する事が先決だ。

自己流でなく、先生の言う通りにやるには、素直である事が最も大切だ。そして、常に、言われたとおりにやろうという意識を持ち続けなければならない。いつでも、言われた通りにやろうと意識していないと、正しいやり方は身に付かないものだ。さらに言えば、それが出来るようになったら、もっといい方法はないか、考えてみるともっと良い。

成績を上げたいと思って、このエントリーを読んでいるのが、親や教師だったら、その上げたい成績は、自分のではなく、他人(子供や生徒)の成績という事になろう。これは、ちょっと骨の折れる事と覚悟して欲しい。馬を水場に連れて行く事は出来るが、水を飲ませる事は出来ないと、昔からよく言われる通りだ。

親であれば、まず、子供の生活時間の管理から始めると良い。「管理」というと聞こえが良くないが、「規則正しい生活」と言い換えても良い。これなら、どこの小学校でもお題目のように唱えている。最近の小学生は、夜更かしや朝食抜きなどが、問題になっているけれど、それでも、中高生に比べたら、ずっと規則正しく暮らしているように見える。中高生となると、ちょうど今、春休み期間だけれど、こういう長期休暇期間には、とてつもなく不規則になって、昼夜逆転の生活になる事も珍しくない。けれども、それは、結局成績向上につながらない。それどころか、必ず悪影響を及ぼす。

休暇中は、まず、きちんと、朝早く起きて、朝日を浴びること。朝食をしっかり取ること。午前中に勉強すること。昼食後に十分な休憩時間を取る事。夕食前にもう一度勉強すること。寝る前にも今一度勉強する事。勉強時間の目安は、午前3時間、午後2時間、夜1時間。これで、計6時間の勉強時間が確保できる。学期中の休日も同様に過ごすと良い。とはいえ、これくらいやれるのは受験学年ぐらいだろうが、その他の学年でも、午前中の3時間ぐらいは、しっかり勉強するように、生活時間を管理してやると良い。

小学生の場合は、勉強している間、不即不離の間合いで、そばにいてやるのが効果的である。勉強というのは、孤独な作業で、小学生にとってはかなり寂しい事なのだ。近くに親の気配を感じていると、子供の集中力は高まる。ただし、口出しは無用。「できたの?」とか「こんなのもわからないの?」とか、言われるとたちまちやる気が失せてしまう。まず、朝起きて朝食をきちんと取るようにさせたら、午前中は勉強する約束をして、その事を納得させておかないといけない。納得すれば、きちんとやるものだ。強制は反抗を生む。これは、年齢が上がるほど顕著である。中高生の場合、じっくりと話し合って、納得のうえ、子供の勉強のタイムキーパーとして協力してやるという形をとるのが望ましい。

最後に、教師の場合だが、これが最も難しい。本人との関係が遠くなればなるほど、やる気を出させるのが難しいからだ。だけど、教師は、勉強の専門家である。まず、出来るようにしてやること。出来なかった事を一つずつでいいから、出来るようにしてやる。そのためには、繰り返し練習させるしか方法はない。スポーツのコーチングと同じだと思う。なぜこれをやらなければならないかを納得させて、粘り強く、辛抱強く、反復練習をさせる。そうして、一つ出来るようになる。そうしたら、次へいく。最も重要な部分から、基礎を作り直してやる。どこから始めてどのような道筋でやっていけば良いかを、明確に指示してやる。それが当たり出せば、生徒は教師を信頼し、応えようとする。そうなれば、しめたものだ。自然と生徒はやる気を見せ出す。

春休みも半ばまで来た。新年度は好成績を収めたいと思うなら、生徒諸君は、とにかく、先生にいわれたことを言われた通りこなすと言う意識を持って、それをやり抜いて欲しい。とにかく、やるだけだ。親には、きちんとした生活時間の管理をお願いし、教師には、何をどうやっていったら良いか、明確な指示を求めると良い。やり抜けたら、きっと、驚くような結果が待っているだろう。

<原町田教室>

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出来ない子供に ケアレスミスなし

「うちの子はケアレスミスが多くて。」
入塾の際に、そうおっしゃる親御さんは多い。だが、そんなに心配はいらない。むしろ喜んでいい。なぜなら、表題の通り、出来なくて間違えているわけではないからだ。つまり、分かっているからこそ、ケアレスミスが問題になるということだ。ケアレスミスは、その名の通り、不注意から生じる。分かっているのに間違える。ちょっとした計算ミス、単位の取り違え、設問の指示に対応した解答になっていない等々、もう少し注意深くすれば、正解できたのである。

だが、ちょっと注意が必要だ。親は、ケアレスミスだと見なしているけれど、実は、根本的に分かっていないという場合があり得るからだ。単なる計算ミスに見えたものが、本当は計算のやり方を理解していなかったとか、単位を取り違えたように見えるが、実は、単位換算が理解できていないとか。我々、塾の教師が見れば、すぐ分かるのだが、保護者の方には見抜けない場合もあるのだ。

我々は、生徒自身さえ、単なる不注意だと思い込んでいるミスの根本原因を探り出す。もちろん、単なるケアレスであればいい。けれども、よく見れば、基本的なやり方を理解していなくて、ただ、類題のやり方を当てはめているだけという場合もある。小学生の算数の場合、割り算がくせ者である。文章題で割り算を使う場合、(大きい数字)÷(小さい数字)と思い込んでいる子が多い。割り算の意味を理解していれば、割る数と割られる数の取り違いなぞ、まず起こらない。にもかかわらず、そういう間違いをやっていたら、それはケアレスミスではない。初めて、割り算を習う時は、たしかに(大きい数字)÷(小さい数字)しか出てこない。それは、1より小さい数、分数や小数を習う前だからだ。1未満の数を学習すれば、当然、商が1未満になる割り算、すなわち(小さい数字)÷(大きい数字)も出てくる。それが、割合(百分率・歩合)の単元へと繋がっていく。割合が苦手な子は多いが、それは、割り算の理解が不十分なことに端を発している場合が少なくない。

ところで、冒頭でケアレスミスを容認するような書き方をしたけれど、実は、ケアレスミスほど重大な間違いはない。最も非難されるべき間違いである。分からなくて間違えたなら、それは仕方ないと言える。だが、分かっているのに間違えて、得点にならなかったというのは頂けない。

それが、5点配点の問題だったとしよう。自分が分かる問題はライバルも分かる。ライバルたちは、正解して5点獲得している。自分もそうすべきところが、ケアレスミスで0点だったとすると、ライバルたちに対して-5点のビハインドである。けれども、自分が分からない問題は、ライバルたちにも分からない。自分も0点だけど彼らも0点なのだから、差をつけられることはないのである。だから、生徒諸君が軽視しているケアレスミスによる失点は、実は致命傷なのである。

全く分からなくて手も足も出なかった問題が0点なのは当たり前だ。だが、99%正解に達していたのに最後の最後で、うっかり数字を写し間違えただけでも0点なのである。ともに得点にならないことに変わりはない。正解到達度0%~99%までは、等しく価値がないのが試験というものの性質である。100%だけが得点になるのである。これは、なにも試験に限ったことではない。スポーツだって同じだ。バスケットボールのゴールリングに弾かれて入らなかったシュートも0点なら、バックボードにすら当たらない見当外れのシュートも0点である。そもそも、論理というものが、そうなのである。1%でも誤謬を含めば、99%が正しくとも、その命題は真とは言えないのだ。だから、試験だけを非難しても始まらない。100%の正解を出すには、どうしたらいいかを考えながら勉強しなくてはならない。

ところが、生徒諸君の勉強の仕方を見ていると、だいたい出来ればいいやという態度が散見される。しかし、「だいたい出来た」=「一部出来てない」である。一部でも出来てなければ、前述したように、それは得点にならないのである。でも、分かっているからいいや、ケアレスミスだったからしょうがない。そう思っている場合が多い。これでは、いつまでたってもケアレスミスは無くならない。

ケアレスミスは、起こるべくして起こる。人はミスをする動物である。だから、古来、人はミスをいかに減らすかに腐心していろいろな方法を編み出してきた。たとえば、駅員やバスの運転手が、指差し確認で安全を確認する。安全かどうかは、そちらの方向を見れば、確認できるにも関わらず、わざわざ指差しを行うのは、なぜか。それは、確認漏れを無くすためである。すなわちミスをなくすためである。

学習においても、同様に、ミスを減らすためのいろいろな方法がある。算数・数学なら、図を書くとか、計算を消さずに残しておくとかという基本的なことから、自分の犯しやすいミスを意識するための復習法とか、ノートの取り方とか、細かいノウハウがいろいろある。塾ベリタスでは、ノートをとる際の注意から丸付けの仕方、テキストへの書き込み、復習のやり方、問題を解く時のこつなど、いろいろなところで、どうしたらケアレスミスが無くせるかを意識した指導をしている。「この問題は、ここでケアレスミスが起きるから、注意して」というように、問題のタイプごとに起きやすいケアレスミスに注意を向けさせる指導もしている。

ケアレスミスの最大の原因は、練度不足である。そもそも練習量が足りないことが要因なのだが、ただ単に問題練習を増やせばケアレスミスが減るかというとそういうものでもないのである。やはり、ケアレスミスを無くそうという意識を持って取り組まなければ、なかなか無くならないのである。自分一人で勉強していると、どうしても、その意識が無いままに、ケアレスミスを繰り返すということになりやすい。そういう人は、ぜひ、塾ベリタスの授業を受けて欲しいと思う。きっと目から鱗が落ちるはずである。

<原町田教室>

続きはこちら。(2012.4.12追記)

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町田の学習塾を比較すると、どこの評判が一番いいのか?

それは、もちろん、塾ベリタスでしょう(笑)

試しに、「町田 学習塾」でググって(Googleで検索して)みる。おっとびっくり。スポンサーサイト以外の塾で一番初めに出てきたのは、塾ベリタスだった!

google_resultん? それもそのはず、Googleにログインしたままだった。ログアウトしてみると、順位は少々下がってしまったが、それでも1ページ目に表示されている。証拠は右のスクリーンショット。クリックすると拡大表示される。地図の隅にぎりぎり原町田教室が引っかかっていたので、そこにカーソルをおいて(カーソル自体は写っていない)名前を表示させてスクリーンショットを撮ってある。

ベリタスより上は、学習塾検索サイトか個別指導専門塾である。塾検索サイトは、NTTの電話帳情報をもとに、学習塾・予備校を紹介しているらしく、頼みもしないのに、ベリタスもちゃんと出ている。ただし、有料掲載の塾・予備校よりは扱いがぞんざいだ。まあ、無料なのでしかたがない。

次に、Yahoo!でも検索してみる。Googleより若干順位は下がるけれど、やっぱり1ページ目に登場する。すごいなぁ。証拠は右下のスクリーンショット。yahoo_result

調子に乗って、Bingでも検索してみる。げっ、3ページ目でやっと登場だ。だからMicrosoftは嫌いなんだ(笑)もちろんスクリーンショットも撮ってない。

町田は、塾・予備校の激戦区である。塾・予備校と名乗っていて、町田に無いようなところはモグリと言ってもいい。三大予備校を筆頭に、業界最大手から、中堅クラスまで、中学受験の有名どころやら、個別指導のフランチャイズチェーン校やら、何だってある。神奈川の三大手もそろい踏みである。上の証拠画面でスポンサーサイトになっている塾の中には、かつて町田に教室を設置したけれど、この激戦に耐えきれず撤退したところもある。

そんな激戦地で、個人経営の学習塾ながら、うちは、健闘している方じゃないだろうかと思う。先日も、とある塾から、撤退するので、教室を引き受けてくれないかという電話があった。人的にも物質的にも、少々荷が重いので丁重にお断りしたが、町田で塾をやるのは、なかなか大変なのである。

実は、塾ベリタスの強みは、管理部門が超軽量なことである。管理部門は利益を上げない。塾が提供するのは、授業だから、それをやらない人員の賃金は、授業をする人間が稼ぎ出す。というより、授業料の上に、先生以外の管理部門の人件費も乗っかっているということになる。

そして、広告経費も重くのしかかる。大手は、大量の広告を蒔く。広告代理店を入れて、プロのデザイナーにデザインさせた、フルカラー版だ。これにすごい費用がかかっている。もちろん、その経費も授業料に乗せられているのは言うまでもない。

以前、某大手中学受験専門教室にお勤めだったお母さんが、うちの広告を見たと言って、来てくれたことがある。自分たちで制作しているので、お粗末ですが、と謙遜すると、「いえいえ、立派なものです。大手がチラシにどれだけお金掛けているか良ーく知ってますので」とおっしゃって、にやりとされたものだ。そのお母さんは、お子さんを当教室に入れてくださって、卒業時には「やはり融通のきく、小さな塾がいいですね」と言ってくれた。

余談ながら、ベリタスの新聞折り込み広告のイラストは、ある生徒のお母さんに描いてもらったものだ。気持ちばかりのお礼を差し上げただけで、快く引き受けてくださった。

さらに、駅前の一等地に立地する大手は、莫大な不動産経費を背負っている。筆者が以前つとめていた某進学教室では、会長が、○○駅前の教室は、保証金だけで2億円積んでいると語っていた。

その点、ベリタスは自己物件だから、余計な経費がかからない。このような経費を浮かせることで、ベリタスは、「極少人数制」という授業形態を可能にしている。「極少人数制」は、1クラスの人数を5人以下に抑えて、集団授業と個別指導のいいところをミックスした授業スタイルである。これもまた、以前の話であるが、千葉県の方にある大手個別指導教室の方に話を伺ったことがある。そこでは、5人以下は、個別指導と呼ぶのだという。それで、個別指導並みの料金設定なら、それは「おいしい」だろうと思ったものだ。ベリタスで「個別」と言えば、1対1の完全個別指導のことである。

もう一つのベリタスの強みは、地元密着ということである。学院長はじめスタッフが全員、町田に住んでいる。町田に住んで、地元の生の情報を持っているということである。自分の子供も町田の公立学校に通って、受験を経験している。筆者自身も地元の小中学校を卒業して、都立高校に進学した経歴を持つ。よその土地からお勤めにくるスタッフによる大手とは、その点がひと味違うのである。

よその評判は、知らない(知っていても、こういう場所に風評を書くわけにはいかない)。自分のところであっても、悪い評判はなかなか本人の耳には達しないものだ。だから、自分の信じる教育というものを、理想と信念を貫いて、やっていくしかないと思っている。でも、気になることがあったら、何なりとおっしゃってください。改善は厭いませんから。

現在、ベリタスは、春期講習生と新年度生を募集していますので、学習塾をお考えの方は、ぜひ、ベリタスの無料体験においで下さい。今入塾すると、残り少ないですが、3月分通常授業の授業料が無料で受講できます。

<原町田教室>

2012/03/20 リンクの不具合修正しました。

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部活と塾は、どっちが大事か?

結論からいうと、どちらも大事だ。

中学3年生の1学期は、部活動の集大成の時期だ。運動部であれば、最高学年として、最後の大会へ向けて全力投球したい。だから、春休みも、練習には休まず参加したいし、レギュラーを取るために自主トレをする人もあるだろう。(新中2だって、好きで入った部活を休みたくはないだろう。)

一方、中学3年生は、高校受験のための勉強も始めなくてはならない。来年の受験まで、春休みの時点で、あと1年どころか、既に11ヵ月を切っている。塾の春期講習に通って、本格的な受験勉強をスタートさせたい。(新中2生も、中1の成績が満足のいくものでなかったとすれば、積み残しや弱点があるということだ。それは、中2になる前に解消しておいた方が良い。)

そこで、部活と塾を両立させなければならない。

ところで、高校受験のためには、内申点(中学校の評定によって決定)と入試得点の双方が重要である。これは、公立でも私立でもそうだ。筆者が中学生の頃は、単願・併願などの優遇制度や推薦入試などが今ほど利用されていなかったので、私立高の受験は、入試当日の得点だけで決まるという認識だった。しかし、今では、それらの制度を使った受験が当たり前になり、昔のような一般受験で勝負する生徒は稀になってしまった。これらの制度は、原則として内申の素点合計で決まるのである。都立高校では、推薦はおおむね内申点によって合否判定が行われているし、一般受験の合否判定も内申点と入試得点を1000点満点に換算して行われる。

では、学力は、いつまでに上げなければならないか。都立高校受験に使用される内申点は、中学3年の2学期の成績である。たとえ1学期がオール5でも、2学期にオール1に落ちてしまえば、その生徒はオール1として扱われる。受験において重要なのは、2学期の成績なのである。2学期の成績は、おもに中間考査と期末考査によって決められる。ということは、2学期の中間テストまでに十分な学力を付けておかなければならないということになる。現実的には、中間試験の内容は、主として2学期の最初からの授業内容となるから、2学期が始まるまでには、十分な学力に達していなければならない。とすると、学力を向上させる期間は、1学期しかないということになる。すなわち、ほぼ4ヵ月、夏休みを入れても5ヵ月しかない。どうだろう。まだ1年もあると思っていた人が多いのではないだろうか。実は、その三分の一しかないと思った方がいいのである。だから、春休みは、受験勉強のスタートと位置づけて、本気で取り組まないと間に合わなくなる。塾も春期講習から受講すると、中1・中2の復習からできるから、積み残した弱点を補強して、スムーズなスタートが切れる。

さて、部活と塾を両立させると言っても、部活の練習時間と塾の春期講習が重なってしまうと、両方に出席するのは不可能になってしまう。それで、どちらかを優先して、どちらかを諦めるという事態に至る。だが、最初に述べたように中学生に取っては、どちらも一大事である。おろそかにはしたくない。けれども、どうしてもどちらかを選べと言われれば、楽しい方、つまりは(悔しいけど)部活優先ということになりかねない。だけど、よく考えて欲しい。人生を決定づける可能性はどちらが高いのかを。それは、どうしたって受験。すなわち塾の方だ。ここは悩みどころである。

塾は、どこでも、既に春期講習の日程を発表している。生徒はその日程に従うことが求められる。それは当然である。しかし、抜け道があるのである。ベリタスのような極少人数で小回りの利く学習塾は、在籍生の都合を聞いて、日程を決定しているのだ。だから、春期講習前のレギュラー授業から在籍していると、部活と塾の両立も容易になるのである。とりわけ、今年のベリタスは、3月25日までに入塾する生徒には、2月と3月の授業料を免除するというキャンペーンを実施している。ぎりぎりまで調整の努力もするので、春期講習からの受講を考えている人は、早めにレギュラー授業から受講することをお勧めする。

<原町田教室>

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平成24年度 都立高校(全日制)二次募集

分割後期募集をする学校以外で二次募集を実施するのは以下の通り。

成瀬             7
晴海総合           12
江東商業(総合ビジネス)   1
八王子桑志(システム情報)  1
総合工科(建築・都市工学)  3
杉並工業(電子)       1
田無工業(機械)       1

なお、町田市内の都立高校で分割後期募集実施校は以下の通り。

山崎            23
野津田(体育)        9

学校名の後ろの数字は、募集数。

二次募集・分割後期募集の今後の日程。
3月5日(月) 出願
3月7日(水) 願書取り下げ
3月8日(木) 願書再提出
3月9日(金) 入試(学力検査等)
3月14日(水) 合格発表

なお、野津田の体育科は、実技検査が課される。内容は以下の通り。
①共通検査 50m走(雨天時は立ち幅跳び)、3分間シャトルランニング、マット運動。
②運動技能検査 陸上・サッカー・バスケット・女子バレーから1種目選択。

その他の情報を含め、正確なところは、公式発表をご覧ください。 

<原町田教室> 

合格おめでとう! でも、めでたくない人は、どうする?

昨日は、都立高校の合格発表日だった。ベリタスにも嬉しい合格を告げる電話が鳴り響いた。こういう電話の声はいいものだ。皆、弾んだ声でかけてきてくれる。応えるこちらも、普段の3倍くらいの声が出てしまう。今年の都立入試は全員合格という素晴らしい結果で、塾としても万々歳である。私立を第一志望としていた子も含め、全員が第一志望に合格できたのは、非常に嬉しい。やはり、高校は行きたいと思った学校に行くのが一番いい。高校生になっても、しっかり勉強してくれよと思う。

今年の都立高校全日制全体の受験者数は42,013人で、昨年より約2千人増えたが、合格者数は29,675人で、約千人しか増やされていない。実質倍率(受験者数÷合格者数)は1.42倍で、合格率(合格者数÷受験者数)にして70.6%となった。当然、合格率は昨年を下回り、10人中約3人が落ちるという激戦の入試となった。普通科全体の合格率は、ほぼ前年並みの69.8%だが、3年連続で7割を切っている。総合学科も81.5%で前年並みだが、専門学科が昨年の81.2%から72.4%へ約1割も急落、これが、全体の合格率を引き下げる一因となった。

リーマンショック翌年の平成21年入試以降、都立高校の入試は非常に厳しい状況になっている。景気の低迷が、学費の安い(平成22年度以降は授業料が無償化された)都立高校への指向を高めているであろうことは想像に難くない。さらに昨年の大震災と原発事故、そして急激な円高が、景気に暗い影を落としているから、なおさら公立指向が強まっているのだろう。とにかく都立高校に合格したいということで普通科を諦め、専門学科を狙うということも起きていると感じている。

町田市内の都立高校の実質倍率を挙げておこう。

野津田高校
 普通科 男子1.80倍・女子1.87倍
 福祉科 男女1.72倍
 体育科 男女1.22倍
町田高校 男子1.39倍・女子1.64倍
町田工業 男女1.18倍
小川高校 男子1.03倍・女子1.12倍
町田総合 男女1.02倍
成瀬高校 男子1.00倍・女子1.00倍
山崎高校 男子1.02倍・女子1.00倍

前述の都立全体の傾向からすると、町田市内は無風地帯の様相を呈している。小川・町田総合・成瀬・山崎の4校が全入かそれに近い状況である。これは、町田市が東京都の他地域から心理的に通いにくいということが原因になっていると思われる。しかし、めざとい塾屋は、その辺りに目をつけて来年以降の受験指導に生かしてくるかもしれない。特に、軒並み高倍率の旧第二学区からは、町田は意外と通いやすいのである。全体の傾向からすると、町田市内もいつまでも安閑としていられるとは言えないだろう。

ところで、受験倍率が1倍を切った、すなわち、定員割れだったのは、成瀬の男子と山崎の男子であるが、分割募集制を採る山崎は、男女別定員緩和制の適用で、女子が全入となり、男子の2名が落ちた。男女合計での前期募集定員は満たしているので、後期募集数は、予定通り23名となるだろう。成瀬は、男女とも全入にしたが、それでも合計定員を4名下回っている。昨年の入学辞退率は、男子の1.7%で、数にして2人だったから、成瀬は、5-6人の二次募集がありそうだ。都立高校の入学手続きは、本日正午までである。二次募集の数は、今日中に明らかになる。ちなみに二次募集は男女を問わない。他には、晴海総合が二次募集を実施しそうだ。(それとは別に、都の発表の数字を見ていたら、受検人員より合格人員の方が多い学校があった。工芸高校のマシンクラフト科とアートクラフト科だが、どういうことでしょう?→注)

高校入試では、都立を第一志望とした場合、私立高校を併願優遇という形であらかじめ受験しておいて、押さえにするのが普通である。だから、都立に落ちたとしても、進路が決まらないという生徒は少ない。だが、最近目立つのは、私立を受験せず、都立一本で勝負しようという生徒だ。読者の中にもそういう人がいるかもしれない。そういう人が落ちた場合どうするかと言うと、都立高校の分割後期募集を受験するのである。分割募集というのは、あらかじめ定員を前期募集と後期募集に割り振って、入試を二回実施する制度である。市内では山崎高校がこれを採用している。これに対して二次募集というのは、1回目の入試で入学者が定員に達しなかった学校が、欠員を埋めるために実施するもので、後期募集と同じ日程で行われる。昨今の都立人気では、二次募集は期待できない。今年の成瀬が二次募集の可能性があるのは異例のことである。

後期募集の人数は、少ないので、合格ラインは、前期募集より上がってしまうが、その高校よりもかなり上のレベルの高校を受験する生徒なら可能ではある。とはいえ、リスクは高い。私立の二次募集と併願しておく必要があろう。都立の後期(二次)募集の合格発表後に出願できる私立の二次募集はきわめて限られるから、早めに出願しておきたい。それでも、私立は嫌だという向きには、最後の手段で、定時制の二次募集と通信制が残されている。前者は3月22日、後者は4月3日前後に出願する。卒業式前に進路が決まっていない事態になるのは、かなりつらい状況だが、都立一本槍を貫くとすれば、そういう可能性も考えておかねばならないのである。

つらい状況に陥らないためには、早めの準備が重要である。中1からしっかり基礎を固めておく。中2のうちに、弱点は克服しておく。中3の頭から、志望校を決めて、対策を打っておく。受験情報の収集を怠らず、直前には、自分の成績と志望校の合格ラインを考慮して、受験校を決定、合格に必要な手当をする。こういった一連の流れを強力にサポートするのが、我々塾屋の仕事である。塾に行っておけば良かったとなる前に、どうぞ、通塾はお早めに(笑)

注)実は、専門学科の場合、定員割れの科があると、第1志望の科に合格しなかった者を、第2志望の科へ合格させる制度があるのだ。

<原町田教室>

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