受験&教育byベリタス

ベリタスは、東京都町田市南町田(小1~高3)と東京都町田市原町田(小1~中3)にて学習塾を展開しています。学院長と教室長が、生徒・父兄と接して感じたことや教育関係の問題について思うことを綴っています。

2012年06月

みんな先生のおかげですよ(卒業生談)ーーーちょっと照れるな(笑)

先日、手伝ってもらいたい仕事があって、卒業生をアルバイトに呼んだ。今、高校生活をエンジョイしている連中である。塾生時代は、塾へお金を払うばかりだったわけだが、今度はお金がもらえるとあって、喜び勇んでやってきた。日当は安いが、仕事は、簡単な軽作業で昼食付き。まぁ、高校生のバイトには悪くないだろう。

仕事は作業の進行に合わせて断続的にあるので、休憩時間がときどき入る。その間、彼らだけにしておいたら、昔話に花が咲き、「先生に習ったことベスト3」なるものを黒板に書き始めた。その筆頭は、例の「英語の第一法則」。次いで「〜に到着する」の3つの言い方。3番目は、「〜だそうだ」(伝聞)の3通りの表現だと言う。書き上げて、わざわざ筆者を呼びにきて「先生、見てください」と自慢げに言う。

通塾していた頃には、いくら繰り返しても、ちっとも覚えなかったくせに、卒業したら、さらさらと黒板に書き出して、人の物まねまでして、笑っている。まったく、かわいい奴らである。ベスト3の他にもランク外で、目的語に動名詞をとる動詞だとか、「stop to smoke」だとかいろいろ出ていたが、「write to 人 ⇔ hear from 人」が出てなかったのは気になるな。これは「ちっとも覚えてくれないベスト3」に入るのだが(笑)

「高校に入っても、英語でいい点採ってます」「OC(オーラルコミュニケーション)が90点でした」「いやいや、みんな先生のおかげですよ」などと口々に言われると、お世辞だとしても嬉しいものだ。OC高得点の彼は、発音が下手で、何度も練習させたものだが、その甲斐があったようだ。中学時代、英語が苦手で、当塾に通い始めたもう一人の彼も、高校では英語を苦もなくこなせているという。本人によると「第一法則」のご利益らしい(笑)

そんなわけで、教えても教えても、ちっとも覚えてくれない生徒でも、何度も何度も根気よく繰り返せば、いつの間にか覚えてくれることを再確認できた週末であった。そんな彼らから元気をもらい、また、これからも、捲まず撓まず同じことを説き続けていこうと、気持ちを新たにすることができた。(同じこととはいえ、表現方法の改善やら最新学説の動向、入試問題の傾向などを取り入れて、年々バージョンアップしているのだが)

<原町田教室>

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試験勉強のやり方

原町田教室の地元学区の中学は、来週の火曜日から期末試験である。試験勉強を始めるには、少々遅いが、最後の週末には間に合うので、シケベンのやり方がわからないという方の為に簡単にレクチャーしよう。

試験勉強に何をやっていいかわからないと言う生徒は多い。塾ベリタスでは、授業で試験対策も行うし、何をどれくらいやればいいかも折に触れて話している。試験勉強に入るにあたり、まず大切なのは、この「何を、どのくらい」やるかである。これには決まった質量はない。あなた次第である。だから、まず、自分で「何を、どのくらい」やるかを決めなければいけない。

「何を」やるべきかは、たいてい学校で配られる試験範囲表に記されている。筆者の中学時代には、こんな便利な表が配られたことは一度もなかった。試験範囲は、授業中に発表され、それをメモしておかなければならなかった。そのとき、教師はどんな問題を出すかのヒントのようなことを言う。よって、そのときのメモの優劣が勝敗を分けることもあったように思う。今でも、きっと授業中にそういうヒントをくれる先生がいらっしゃることだろう。ゆめゆめ聞き逃す事なかれ、である。まあ、今は、とにかく、便利な時代というか、過保護の時代というか、ご丁寧に試験範囲表が配られるのだから、そこに記されている試験範囲は、当然、すべて勉強しなければならない。教科書は、何ページから何ページ。ワークブックやドリルなどの補助教材は、どこからどこまで。配布されているプリントは何番から何番。などと書かれているだろう。特にどこを良く読んでおけとか、何をやっておけとかとも書いてあるだろう。それらは全部やるのが当たり前である。教師が出すと言っているのだから、それは、試験に出るのである。出るとわかっているのにやらないのは、やらない方が悪い。やらずに点が悪かったとて、誰も恨むことは出来ない。おのれを呪うばかりである。

さて、やることが決まったら、次は、それらをどういう順序で、試験当日までに仕上げるか、計画を練るべきである。闇雲に片っ端からやっていって、当日までに終わりませんでしたでは、お話しにならない。勉強できる時間は限られている。試験期間は部活もないから、普段よりはたくさん出来るが、学校へ行く前か、帰った後にしか出来ないことに変わりはない。まず、勉強できる時間を勘定する。平日何時間、週末は何時間と算出する。その時間内に出来る量は、人によって違う。1時間あれば10ページ進む人もあれば、1ページがやっとの人もいる。自分がやるべき勉強量とやれる時間が一致するか、時間が余る人はいい。各科目のやるべきところをスケジュール表に書き込んで、後はひたすら、計画どおりに勉強することだ。

だが、どう考えても、時間が足りないという人もいるだろう。はじめは予定どおりこなしていても途中から遅れを取って間に合わなくなる人もあるかもしれない。そういう時は、優先順位を決めて、やるべきことを端折っていくしかない。教科書の試験範囲は、きっちりノートにまとめたい。けれども時間がなければ、試験範囲を通読するだけにすることも出来る。それでも読まないよりはましだ。授業中のノートやプリント類も、改めて自分の手でノートにまとめ直したい。けれども時間が足りなければ、教科書を読みながら、その進行に合わせて、一緒に読み進めるといい。すると、何が重要かわかりやすい。だぶっているところが重要なのだ。そういう最重要ポイントだけでもいいから、ノートにまとめていく。うまくまとめられなければ箇条書きでもいい。カンニングペーパーを作るとしたら、小さな紙に書けることは限られているだろう。書くことは厳選しなければならない。だからそんなつもりで、重要事項を絞り込めば、ノートまとめの時間はかなり短縮できる。

読んだりノートにまとめたりする作業は、インプット、すなわち知識を入れる作業である。これに対して、問題練習は、アウトプット、つまり覚えた知識を出力する練習で、どちらも試験対策として重要なことは間違いない。だが、よくある試験勉強の勘違いは、このアウトプットにばかりこだわって、問題を解こうとするばかりで、知識を確認し、入れなおそうとしないことだ。知識がなければいくら問題を解いても実力は向上しない。だから、まずは、教科書を読みノートにまとめる作業を優先して欲しい。特に、実技4科は問題集など滅多にない(ベリタスは過去問をストックしているが)から、必然的にやるべきことはノートまとめだけになる。それをきっちりやれば大丈夫だ。けれども、数学では、いくら公式を覚えたところで、問題を解いていなければ使い物にはならない。問題を解くのは案外時間がかかるが、すくなくとも、教科書の試験範囲の問題は、すべて解いておくことが必要である。そのうえで、さらに時間があれば、問題集を難易度ごとに一通り解いていくようにしたい。いずれにせよ、自分が出来る分量を、与えられた時間と相談のうえ決定し、それをこなしていくしかない。時間が足りない人は、試験勉強を人より早くスタートする。そうすれば、端折らなくても、やり通せるだろう。

試験勉強の肝は、計画にある。ご親切にも試験勉強の予定表(計画を立てさせる為の表組みで、各自書き込むようになっているもの)まで生徒に配布してくれる中学もある。ところが、塾生にそれを見せてもらうと、まともな計画などまるで書かれていない。それどころか、試験が終わってから、提出があるのでと書き込んでいる者さえいる。それでは、試験勉強の内容など推して知るべしである。試験を頑張るとは、試験を受けているときに頑張るのではなく、試験前の勉強を頑張ることである。きちんと、試験範囲を全てやりきれるように計画を立て、自分の進捗状況に合わせて随時見直す。そうやって、試験範囲を漏れなく、着実に勉強して欲しい。

<原町田教室>

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授業中に習ったことは、授業中に覚えてしまおう。

そんなの無理!という声も聞こえてきそうだが、本当にそうだろうか?たしかに、覚えきれないことはあるだろう。しかし、要は、その場で覚えようという気があるかないかだ。今、覚えてしまおうと思って授業を受けているのと、あとで覚えればいいやと思っているのとでは、結果は自ずと違ってくる。自宅の番地や電話番号を覚えていない人がいるだろうか。まずそんな人はいない。では覚えるのにどれくらいの時間を要したろうか。たいてい一発で覚えてしまったはずだ。番地や電話番号というのは、全く意味のない数字の羅列に過ぎない。意味の無いものほど覚えにくいものは無い。にもかかわらず、簡単に覚えられるのはなぜか?それは、覚えようとして覚えるからだ。覚えなければ非常に困ったことになるから、必ず覚えなければならないと思って、本気で覚えようとする。だからこそ、あっという間に覚えられるのである。

勉強も同じである。今、この場で覚えてしまおうと、本気で思って、授業を受けていれば、その場で覚えられるものだ。覚えようとして授業を受ければ、気迫も違うし、集中力も高まる。あとで覚えればいいやと思っているから、集中が途切れ、理解が曖昧になるのだ。だいたい、学校の授業で1時間弱、塾だと2時間半ほどの時間を費やしているにも関わらず、何も覚えられず、習ったことは家に帰ってから、復習して、理解して、覚えますでは、無駄もいいところだ。そもそも、それだけの授業時間に習ったことを覚える為に、また授業と同じ時間をかけようと思っているのだろうか。そんな時間をどうやって捻出する気なのだろうか。むろん、ひねり出せるわけが無い。結局、覚えられずじまいになるのである。

時間は誰にでも平等に与えられている。勉強に使える時間は、誰しも大差ない。それなのに、出来る子とできない子に分かれてしまう。人はそれを、頭の善し悪しのせいにしたり、家庭での勉強量の差のせいにしたりする。けれども、成績の良い子の話を良く聞いてみると、案外、勉強時間が少ない。まるで勉強していないこともあるほどだ。それでは、ものすごく頭が良いかというと、そうでもない。成績の悪い子との一番の違いは、授業中の集中度にある。成績の良い子は、必ず授業に集中している。その時間に目一杯集中して、授業時間を無駄にしない。極端な話、授業中に理解し覚えてしまえば、家庭で勉強する必要は無い。その時間を部活にでも趣味にでも費やせる。もちろん、授業中ですべてが覚えられるわけではないから、家庭で、軽く復習し、授業を思い出して、知識を整理し、覚えきれなかったところを補充したり、問題を解いたりする必要はあるし、宿題もやらなければならない。だが、授業中に何も覚えていない生徒に比べれば、家庭でしなければならない作業量は圧倒的に少ない。授業中に理解し覚えてしまった量が多ければ多いほど、後でやらなければいけない勉強量は減る。そうして浮いた時間を問題演習や参考書で知識を深める作業にまわすことが出来る。そうすれば、授業で習ったことをまた一から家庭で覚え直している生徒との差はどんどん広がるし、成績もどんどん上がっていく。

授業中に習ったことは、授業中に覚えてしまおうと、本気で思って授業を受けているかどうか。そう思っていれば、授業の受け方は自然と変わっていく。ノートの取り方や話の聞き方、質問の仕方まで変わっていく。どうすれば、授業中に覚えてしまえるかを考えて、工夫するからだ。それこそが、成績を上げていく上で重要なポイントなのである。

<原町田教室>


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英語の第一法則とは

「第一法則」と検索すると「熱力学第一法則」だとか「ニュートンの運動の第一法則」だとかが引っかかる。第一法則とはなかなかかっこいいネーミングである。そこで、筆者が中学生に英語を講じるにあたって最も重要だと考えていることに「英文法第一法則」と名前をつけてみた。ちなみに中学の理科では熱力学第一法則は、エネルギー保存の法則として、運動の第一法則は慣性の法則として教わる。もちろん、「英文法第一法則」も中学で教わる。教わるのだが、理科のように、法則としての体裁が整えられていない。だから、生徒たちは、法則として認知できていない。

「英文法第一法則」とは、英語の語順の決まりである。英語は日本語ではない。むしろ何から何まで正反対と言ってよいほど異なる言語である。したがって、もちろん、語順も異なる。そして、英語が苦手な生徒はこれに手こずる。

そもそも文法と言うくらいで、言語というのは、一定の決まりに従って話したり書いたりするように出来ている。もちろん、我々が日本語を話す時も書く時も、日本語の文法に従って行っているわけだ。けれども、自然に身につけた日本語では、文法を意識する必要がない。ちょうど、普通に生活していれば法律に違反することがない(つまり、法律に従って生きている)のと同じだ。けれども、普段やらないこと、たとえば、会社を設立しようと思ったら、法律を調べて、その決まりを意識して、それにしたがって行動しなければならない。外国語を学ぶのも同様で、文法を知って、それに従って話したり書いたりする訓練を積まなければならない。

英語の語順は、主語/動詞/目的語・補語/修飾語句の順に並んでいる。これを筆者は、わかりやすく『英語は「だれが/どうする/なにを/どのように/どこで/いつ」の順序に並ぶ』と教えている。これが「英文法第一法則」である。英文を作る時も訳す時も常にこの並びを意識して、日本語を並べ替えて考えないといけない。だが、どういうわけか、英語が苦手な子たちは、それが出来ない。英文を作るときに、日本語の語順そのままに英単語を並べたり、訳すときに、英語の語順のまま単語を日本語に置き換えて無理矢理、助詞助動詞を挿入してつなげたりする。そのため珍文奇文が続出する。そこで筆者は、その度に「第一法則」とささやいてやる。ささやかれると、語順を意識してやり直し出す。すると、まともな解答を導き出せることが少なくない。にもかかわらず、黙っていると、また同じように日本語の順序に戻ってしまう。

まったく、生まれてからずっと馴染んできた言語の影響力というのは凄まじいと思う。常に意識していないと、骨身に染み付いた日本語に引きずられて仕舞うのだ。「英語は日本語ではない」そんな当たり前のこと言われなくても分かっていると生徒たちは思うだろうが、やっていることを見たら、「それは日本語でしょ」と言いたくなる。そんな生徒たちには『君たちは「日本語戦隊エイゴジャナインジャー」だな』と冗談を言う。すると、「誰がレッドですか?」などと言い出すから恐れ入る。

日本語の影響力と言えば、発音もそうである。喉口には、日本語の発音が染み付いているから、似た発音のない英語独特の発音は、真似するのが難しい。Sの音、thの音、Lの音などは、みな苦手だ。いちいち舌を正確に動かすよう意識して毎回やるかどうかにかかっているが、心がけている生徒はまずいない。耳にも日本語の発音の型がしみ込んでいるから、聞こえた音を日本語の音として識別しようとしてしまう。ちょうど、鳥のさえずりの聞きなしのようなものだ。そのため日本語に無い音は別の音に聞こえてしまって聞き取れない。聞き取れるようになる為には、自分の中に英語の音の型を作ることが重要だ。それには、まず発音ができるようになる必要がある。発音できない音は聞き取れないのだ。だから、塾ベリタスでは正確な舌の動かし方を丁寧に指導している。

「第一法則」が身に付くと、英語の各単元が、「第一法則」に示されたどの部分の話かわかるようになる。各単元でその例外を学んでも、それ以外の部分は「第一法則」どおりでよいと理解することが出来る。たとえば、命令文では「だれが」が無いけれど、その他は「第一法則」どおりだとか、五文型の話は、「なにを」の部分がどうなるかは「どうする」に入る動詞によって決まっていて、場合によって「なにを」が無かったり「だれに/なにを」と二つに分かれたりすると理解することが出来る。英語の構造が明確になって、非常にわかりやすくなる。

そんなわけだから、英語が苦手な人は、常に「第一法則」すなわち語順を意識して、英文を読んだり書いたりして欲しい。ベリタスでは、小学生向けの英語の授業も行っているが、それ用のオリジナルテキストは、この「第一法則」が自然に身に付くように工夫されている。ネイティブの発音を聞いて、英語の発音を自然に身につけるには、小学校高学年では既に遅いが、語順感覚は、まだ間に合う。もちろん、中学生であっても、きちんとした指導を早くに受けることで身に付いていくのである。

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