受験&教育byベリタス

ベリタスは、東京都町田市南町田(小1~高3)と東京都町田市原町田(小1~中3)にて学習塾を展開しています。学院長と教室長が、生徒・父兄と接して感じたことや教育関係の問題について思うことを綴っています。

金井教室

大学入試後半戦がスタートしました。

AO入試&推薦入試から始まり、センター試験のみで合否を決める入試が前哨戦(前半戦)とするなら、いよいよ私大入試(自校作成版)&国公立二次入試と言う天王山(後半戦)が始まります。

当然の如く、約一ヶ月くらいしか時間の残されていない現時点からstartするのはで遅すぎますが、学習事項の修正&補充をする時間はあります。ベリタスに通塾する生徒には、センター試験の結果が出て直ぐ一人ひとり細かに指導しました。文字で書けば簡単なことです。「傾向と対策」これに尽きます。唯、これを一人ひとりが受験する学校の問題の「傾向」をあぶり出した上で、これまた一人ひとりの苦手科目・領域と照らしあわせて「対策」をたてるのはなかなか骨のいる作業です。しかし、一ヶ月という限られた期間で、成果をモノにするにはこの方法しかないと思います。本ブログを読んでいる受験生は是非実践して下さい。この作業をするにあたって、他人を頼りたくなる生徒もいると思います。しかし、あなたの性格・将来の目標・受験科目の得手不得手・科目内領域の得手不得手・穴の空いている学習領域等、熟知している他人しか今回は当てになりませんから、周りの他人はほとんど当てにならないと心得て、自分で向き合って下さい。

さて、センター試験の結果(科目マーク抜けは考慮に入れない)、本年度のベリタス高校部の現役進学率は100%が確定しました(勿論、私大&国公立は残っていますが、自分が4年間通っても良い大学は確保したということです)。と言うのも、ベリタスの現役進学率の算出対象になる生徒は、入塾案内等にも記載の通り、「直接・10ヶ月以上・2科目以上」に渡って指導した生徒だからです。実は、9月以降に入塾した生徒が数名いますが、当該生徒についてはまだ確保できていません。私大入試・国公立大二次試験で何とか成功させようと、生徒・教師共に奮闘中です。

<金井教室>

上記、「傾向と対策」や「センター試験対策」、「都立高校入試対策」の為に、膨大な数の入試問題にあたらなければならなかったため、金井教室分は年末より休載させていただいていました。今後も、本業(入試&学習指導)に忙殺される場合、休載となりますので、よろしくお願い致します。

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冬期講習実施中

金井教室は12/23より、冬期講習実施中です。

授業準備等で多忙のため、今回は休載とさせていただき、次回分は 1月中旬以降に掲載いたします。

<金井教室> 

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進研ゼミやZ会(通信添削)の提出率&歩留まり率ってどの位なのだろう?

当塾に入塾した生徒に聞くと、かなりの人数の生徒が、進研ゼミ(ベネッセ)やZ会等の通信添削を経験している。ところが、ほぼ全員が途中から、毎月、教材を机の上に積み上げ、親の逆鱗に触れてしまったようだ。

親としては、子どもが「自分で出来る。大丈夫だよ」と言えば、学習塾より安価な通信添削に走りたいのは心情としたは理解できる。しかし、その親自身も、かつて、途中で通信添削を放り出した経験があるのではないだろうか?自分が出来なかったことを、同じDNAを受け継いでいる子どもに期待するのは良しとしても、期待に添えなかったとして怒っても仕方がないではないか。もっとリスクの少ない方法を選ぶべきであろう。
通信添削を最後までやり切るには、相当の覚悟と精神力が必要なことは、経験が物語っている。人間、子どもだけでなく大人も、楽な方、楽な方へ流れがちで、苦しいことは、今日ではなく明日片付けようと考える。塾であれば、取り敢えず家を出なければ、親に文句を言われるし、塾に到達しなければ、授業開始後10分以内に欠席伺いの電話が塾から自宅にかかるので、行かざるを得ない。塾での状況は個人面談時に話されるので、”ソコソコ”真面目にせざるを得ない。その意味で、意志の弱い生徒には、最大のセーフティーネットになっていると思う。

さて、本日は、その側面ではなく、筆者が本当に知りたいと思っていること。通信添削会社に授業料を支払って、教材のみ受け取り、通信添削をしてもらっていない(課題を提出していない)率がどのくらいあるかということだ。確かに、始めた当初、数カ月はまじめに取り組むだろう。しかし、数カ月は過ぎた後は、提出数がガクッと落ちるのではないかと思うからだ。提出をされない分は、主催会社のほぼ丸儲けになることを考えると、今の通信添削の金額は高額すぎるのではないかと、思ってしまう。更に、彼らは巧妙で、歩留まり率(退会されない率)を上げるために、継続期間・提出ポイント等により景品を付けている。歩留まり率が高く、提出率が低いほど儲かるビジネスモデルなので、利益追求の私的企業としては当然の事かもしれない。が、_―~_・・・。<以下自粛>
絶対に公開してくれないと思うが、歩留まり率と提出率のデータ、公開して欲しいなぁ♫ 。

<金井教室>

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月食

金井教室では土曜日の夜、高校3年生の授業を行なっている。何故、土曜日の夜かと言えば、最終コマに割り当てているので、終了時間の定時を気にする必要がないからである。一昨日は、月食の始まる2145頃、授業が一段落したので、「月食が始まったね」とボソっと言ってみたところ、月食を見たことがないという生徒もいて、クラスは、「見たい」と言うオーラに包まれていた。月食の初めから終わりまで見られる皆既月食は11年ぶりと言うことなので、17-18歳の生徒にしてみれば、見たい気持ちも理解できる。その後、長文を一問仕上げて、お開きとした。

moon01私自身は、生徒が帰宅後、外は寒いのでJAXAのネット中継に繋げて見ていた。ところが、ほとんど猫しか撮影しないコンパクトカメラの性能試験をしてみたくなり、ベランダに出て撮影しようと思ったら、仰角が大きい!幾ら手ぶれ防止機能が付いていても、これではと思い、簡易三脚を立てて、撮ってみた。(安物のコンパクトデジカメにしては、まぁまぁ撮れている。今更ながら、技術の進歩は凄いな。)

 

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moon02上の画像は、35mm換算で150mmデジタルズームなし。
左の画像は、35mm換算で150mm+デジタルズーム。

フライパンと模擬試験

かつて、フライパンや鍋と言うモノは、20年30年と使い続けるものであったと思う(勿論、そのぶん造りもしっかりしていた)。だが、テフロン加工等されたフライパンが出現してから、短期間での買い換えが主流のような気がする。皆さんのご家庭で、フライパンは何年毎に買い換えているのだろう?

こんなことを書くのは、つい先日私自身がフライパンを買い換えたからであるが、スーパーのフライパン売場へ行ったら、安いもので600円位、高いものは5000円位する。能書きを読むと、表面加工が違うこと等が強調されているが、それが料理にどのように反映するのか、寿命がどれくらい変わるのか、肝心なことが全くわからない。「事実」を事実として記述してくれるのはありがたい事であるが、ほとんどの消費者にはその「事実」を現実(この場合は調理)に適用したときにどのように作用するのかわからないのではないだろうか。

実は、これと同じことが、模擬試験の帳票を読むときにも当てはまる。ほとんどの生徒は、得点と偏差値、合格可能性のみを見て一喜一憂している。しかし、何度も受けた模擬試験の帳票を丁寧に読み取ると自分の隠れた苦手領域・問題形式が浮かび上がってくる。個人面談の時に、毎回、教師が模試帳票を見ながらそのことを指摘していると思う。勉強に対する問題意識を高めるためにも、受験学年になったら、是非、「模擬試験受検→帳票読取→模擬試験の復習+α」をしていただきたいと思います。

<金井教室>

ちなみに、フライパンは、798円の安物を購入。5000円の1/6しかもたないとも思えないので・・・。

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紙の寸法 A列(ISO)とB列(JIS)

ペーパーレス社会などと言われて久しいが、日常生活の中で紙と全く関わりを持たない日はないと思う。一覧性の良さ、事故で全てが失われることのない保存性、電源切れがないこと、立上り(紙と筆記具を用意する時間)が速いこと等が捨てがたいのだ。紙の使用方法や頻度、使いやすいサイズも人それぞれだと思うが、ちょっと私見を述べさせて頂く。

「A4サイズのファイルが入ります」と言う、ランドセルのCFがよく放送されている。これは、教育界にも紙のA列化(国際標準化)が浸透してきたことの表れであろう。確かに、塾業界においてもここ数年で、相当数のテキストがB5判からA4判に変更された。面積的に言えば1.33倍大きくなったのであるが、「情報量は?」と言えば全く変わらないのである。出版社に何処からか圧力が掛かっているのか否かは不明であるが、元の原稿を拡大(線分比で1.15倍)しただけのものを、大判にした分の紙代を上乗せして販売しているのである。(正に、無駄以外の何者でもない。)

テキストや教科書を使用する時、当然机の上に開くので、サイズはそれぞれB4判・A3判となる。テキストや教科書のように使用時に倍にならないのであれば、筆者はB5もA4も使い勝手にそれ程の差異を感じない。しかし、開いたらA3サイズでは如何にも大きすぎるのではないだろうか?一冊のテキストのみを使い勉強している時はともかく、テキストを数冊並べなければならない時、使い勝手が著しく悪いのではないだろうか。筆者は、そう思う。そして、そのことを少なくとも無意識の中では分かっているからこそ、生徒たちはA4判のノートは使わず、B5判のノートを使い続けているのではないのだろうか。

B列からA列への変更は、国際化(文書の国際的なやり取りに利便性がある)ということを名目に行政府を中心に行われてきた経緯がある(民間企業はかなり早い時期からA列を採用)。学校も、教育行政の末端であるのだから、それに巻き込まれたのであるが、こと、初中等教育機関に於いては、ほとんど必要のないことだと思われる。米国では、A4サイズに近いレターサイズやリーガルサイズも教育現場で使用されており、今のところ全てA列へのシフトすることはなさそうである。もし、教育現場をそれ程までに国際化したいのならば、日本と韓国くらいでしか意味を成さない、正解に◯を付ける行為をやめたほうが良い。正解には✔を付すのが国際標準なのだから。(筆者は複数の日本に来て間もない外国人に「◯の意味がわかるか」尋ねたが、推測すらできないようである。)また、◯は日本の伝統だからと言う方がいるとすれば、B列(JIS)は美濃紙の伝統を受け継いでいることをご理解いただきたい。

<金井教室>

と、色々書いたが、JISと比べて3%小さいだけのB列(ISO)にするという選択はなかったのかなぁ?恐らく、紙の種類が増えて煩雑だと考えられたのだろうが、使い勝手は変わらず、国際規格を守っていることにはなるのに・・・。

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主食ってなんだろう?

普段、ベリタスで学習する教科は、所謂、主要5教科=国数英社理である。しかし、中学生が試験期間(特に期末試験期間)に入ると、あらゆる科目の教科書や副教材、ノートなどを持参する。実技4教科については、過去問を配布する程度のサポートしかできないが、教科書をちょっと手にとって見てみると面白いものである。

音楽や美術に関しては、それ程の驚きはない。しかし、体育の教科書を読むと、かつてとはルールが変わっていて驚くことがある。そして、何と言っても隔世の感があるのが、技術家庭である。世の中の進歩も教科書に反映されるので、技術の教科書の一部は様変わりしている。家庭科については、筆者が中高時代は学習しなかった(男子は技術、女子は家庭科と性による役割分担があった)ので、読むと新鮮であったりする。

さて、家庭科の教科書を読んでいて、筆者が違和感を感じるのが、主食・副食と言う概念である。筆者自身は、極端に言えば、米を数ヶ月食べずとも全く平気である。事実、朝はパンにハム・卵・ベーコン、昼はパスタやラーメン、夜は肉(魚)料理に肴に酒と言うこともしょっちゅうである。調べてみると、三大穀物の小麦・米・トウモロコシのうち、米を主に食している地域(アジア地域)にのみ主食という概念があるようだ。してみると、小学校時代に米国で育ち、学生時代から前記のような食事をし続けた筆者に、主食の概念が希薄なのも頷けるような気がする。

主食について調べている途中、ウィキペディアの記述を読んで、イギリスの fast food である fish 'n' chips に「なるほど」と頷いてしまった。イギリスやドイツ、スイスでは、必ずといっていいほどジャガイモがメイン料理と共に供される(因みに、米は野菜扱い)。イギリス:魚+ジャガイモ=日本:魚+米(=寿司や焼魚定食、拡大解釈すれば丼物も)、ですね。

と、本日はこれくらいで・・・。そう言えば、「三角食べ」も違和感があるんだよなぁ。自身もする時あるけど・・・、違和感が・・・、食べたいものから片付けていくのが本来の食べ方のような気がするが・・・。

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中学3年生諸君、「最後の定期テストだ。頑張れ!」

ベリタス金井教室では、先週から中学三年生をメインに個人面談を開始しました。面談での主内容は、受験校をどこにするかということです。しかし、各中学校の2学期末テストが終わっていませんので、内申点は確定していません。これでは、都立高校・私立推薦や併願校の合否の確定診断はできません。そこで、受験希望校と一学期の内申の差がある生徒については、どこでどう埋め合わせるかが、具体的な話の中心になります。

国語・数学・英語の主要三教科を中心に何とか成績を向上させようとする生徒やご両親の気持ちは分かります。そして、長期的な戦略(strategy)としては正しいことも確かです。しかし、今回は、これでは馬鹿正直すぎます。期末テストまで二週間を切った今、今年は殆どの生徒が都立を第一志望にしていますので、戦術的(tactics)には過去の負の遺産によって得点が左右されにくい教科の得点を上げていくのが現実的です。

結論は明確でしょう。実技四教科は中間テストが存在しない学校が多いと思いますが、その場合、今年度は定期テストがまだ一回しか実施されてないことになりますので、ペーパーテストの平均得点は頑張れば簡単に上がります。もし、実技教科に「2」(他の成績がほぼ「4」「5」の生徒であれば、「3」でも)の評定があれば、これを一つ上げられる可能性はかなり高いでしょう。
 
次は、社会。中三の社会は、公民分野がメインになっているはずです。地理・歴史が苦手だった生徒にもチャンスがありますし、範囲が限定される定期テストであれば、公民が苦手な生徒でも乗りきれるはずです。理科も同様ですね。
 
数学は、今度の試験領域の得意度によって変わると思います。今回の分野が得意分野なら、そして、その得意分野が図形ならば、一度の頑張りで、逆転もあると思います。
 
さて、国語と英語・・・。これは過去の負の遺産を引きずりまくります。プロの教師に一対一で見てもらえば、可能でしょうが、生徒自身での対処には限界があると考えます。

実質中学校最後の定期テスト。期末テストまでは、脇目もふらず、明確なtacticsを定めて、頑張ってください。

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1並び【ちょっと、お遊びです。】

現在、11-11-11の11:11です。(予約投稿ですが)でも、さすがに11秒までは調整できない<笑>。

ちょっと、遊んでみました!

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入試英語の速読と時間配分(2)

本稿を読んでいる諸君は、私が前稿で書いたことを実践してみただろうか?何wpmで読めただろう?因みに、私も書きっぱなしでは無責任なので、受け持っている高校3年生に実践させた。結果は、日大レベルの入試問題で、遅い生徒が70wpm、速い生徒が120wpmであり、平均値が85wpmであった。平均値では、センター試験の英語の場合、読むだけで47分もかかってしまうと言うことで、先週から速読の練習に若干の時間を費やすことにした。

次に、時間配分と言うことについて考えてみよう。受験生の多い、センター試験を例に説明するが、その他の試験についても同じようなことが言えるので、参考にしていただきたい。
河合塾の問題集によると、第一問は5分・第二問は15分で回答することを標準と考えているようだ。しかし、筆者が考えるに、第一問の発音・アクセント問題は、考える問題ではなく(考えても得点に差異は出ない)瞬間的に解答すべきものであるから、多く見積もって、制限時間2分である。次に、第二問の文法・対話・語句整序問題は、文法問題(A)が10問5分、対話(B)が3問2分、語句整序問題(C)が3問3分で解けるように訓練すべきであろう。すると、55点分(第一問&第二問)の解答時間が12分で完了する。すると、第三問から第六問迄は、基本的に読ませる問題(トータルで約3500ワード)だが、それに68分かけられるのである。85wpmで読んだとしても、思考時間を25分以上確保できるので、かなり読むのが遅い生徒も対応できるのではないか。

さて、このことについて、生徒と話していて興味深いことに気がついた。それは、黙読する時、文字を音声化するか否かと言うことである。即ち、黙読する時、文字を音声に変換して理解する(本稿では、以下、「擬似音読」とする)か、それとも文字を文字としてそのまま理解する(以下、視読)かと言うことである。すると、日本語も英語も擬似音読する生徒と、日本語は視読するが英語は視読出来ず擬似音読する生徒に分かれた。言語の専門家ではないので、その原因等については言及しないが、擬似音読より視読のほうが遥かにスピードは出ると思われる。この点について、学校教育では日本語でも英語でも何ら言及も訓練をしていないのは何故なのかと思った次第である。

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規範文法と記述文法

入試シーズンが近づいてくると、小論文や作文の添削を余儀なくさせられる。内容面はさておき、小論文や作文を添削していて気になるのが、口語(話し言葉)表現や呼応関係の間違い、そして文法的な誤りである。

例えば、「とっても(とても)」「やっぱり(やはり)」「・・・しちゃって(してしまい)」「俺(私)」「ぼく(私)」。また、一文が長すぎる(100文字超過)ために、主語と述語の呼応がおかしくなっている文章にもよくお目にかかる。これらは、明らかに誤り、もしくは小論文や作文に相応しくない表現なので、赤を入れて注意を換気すれば済む。

ところが、誤りとして赤を入れて指摘しながら、筆者自身、モヤモヤとしてものを感じる例がある。「食べれる」は「食べられる」、「着れる」は「着られる」に規範文法(日本語は、このように書くのが正しいと決めつけられたルール)に従って、訂正しているわけだ。「全然・・・肯定語」もしかり。ところが、記述文法(実際に話されている言語をデータ化して科学的に導いた文法)では、「食べれる」と言う者は、都内20代男女で90%と言うデータもある(尤も、60代の場合5%、関西地区では全年齢で10%)。関東地方に限って言うと、「全然・・・肯定語」もかなり市民権を得ているように思われる。

筆者自身は、「食べられる」「着られる」に関しては普段遣いの会話でも「食べれる」「着れる」とは言わないが、「全然・・・」に関しては、会話の時は呼応が肯定の時も時々ある(言った後で、「あれ、間違えてしまった」とか思うが・・・)。

規範文法でも、かつては不可とされていたものが普及すると突然「正しい」とされる。そして、思うに、世界中で使われている英語に比べて、一国でしか使われていない日本語の方が、規範文法の中に世の中で実際に使われている表現を取り入れるのが遅いので、このようなジレンマを感じるのだろう。

これに関して、受験生にはよく知られた英文を載せておく。
 
Linguists now generally agree that "grammar is based on usage",  and that a grammarian has no more right to say how people ought to talk than a chemist has to say how molecules ought to act upon each other.  The laws of grammar are like the laws of any other science, simply generalized statements about what does happen, not directions about what should --- and they are subject to change as soon as any new evidence comes in.

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入試英語の速読と時間配分(1)

まず最初に断っておくが、ここで言う速読とは、一分間に何万字も読む所謂「速読術」のことではない。「速読術」は、確かにこの高度情報化社会において、身に付けたら強い武器になることは明らかだが、受験生にとっては目の前の入試英語を如何に規定時間内に読み解くかが重要なので、その点に付いてのみ記述する。

受験生に相談されることが多いのが、「センター試験を時間内に読めない」と言うものである。そこで、まずは敵(入試問題)を知らねばならないので、その語数(本文も設問も合わせた総語数)を紹介しておこう。

共通一次 1988年 2541語
センター 2009年 4294語
センター 2010年 3520語
センター 2011年 3923語
東京大学 2004年 2403語
千葉大学 2004年 1199語
上智大学 2004年 3207語
早稲田大学 2004年 2021語
慶応大学 2004年 1085語
都立高校入試 ----- 約1500語

最近のセンター入試は、初期の頃や共通一次の頃に比べて、語数が大幅に増えている。唯、使用語数が多いから理解するのに時間がかかるかというそうではない。出現単語が平易な上、内容がスカスカである為、日東駒専レベルに合格できる英語力があれば、理解はできる(と言っても、日東駒専レベルの英語力では、130点~140点が限界かなぁ?)はずである。要は、時間内に読み切れるかが問題となる。

では、次に、己を知ろう。
本稿を読んでいる受験生は、理解できる範囲で当該入試の英語をどの位のスピードで読めるのだろう?一度、是非試していただきたい。何時になるか分からない(早ければ来週)が、速読する際のポイントと試験の時間配分について書くつもりであるから、黙読と音読の両方を試していただきたい。因みに、センター入試の語数が約4000語・制限時間が80分であるので、もし50wpm(一分間に読む単語数、以下wpm)であれば、読むだけで精一杯で解答時間は皆無ということになる。100wpmであれば、40分の思考&解答時間があることになる。とすると、取り敢えず目指すは、100wpm か?

参考までに、AFN(American Forces Network)のアナウンサーの読み上げ速度が、200wpm位である。センター英語リスニングセクションの読み上げ速度は、設問によって異なるが、140-180wpmである。また、英語のネイティブ・スピーカーの場合、平均的な大人で250wpm、知的職業に従事している人で500wpmくらいのスピードで読むと言われている。

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