◆2つ以上の形容詞が並ぶ時の語順◆
形容詞が名詞の前から修飾するというのは、日本語とほぼ同じなので、理解しやすいのですが、 では形容詞が2つ以上重なる場合はどのような語順になるか?

それは、形容詞の種類によって原則的に優先順位が決まっています。
まず、 形容詞の一種である冠詞( a, an, the ) は優先順位がかなり高い。  
冠詞と一緒に使わない 所有格やthis, that, these, those もほぼ同じ優先順位
a big black dog
the beautiful tall girl
this new interesting book
your good friends

◆all はすべての形容詞に優先する◆
[例] all my friends
         all the young people
        all those big animals

その他の形容詞については、
 「修飾される名詞の客観的な性質を密接に表す形容詞ほど後(名詞に近く)になる」
というのが基本です。 つまり、
【大小<形状<状態<新旧<色彩】+名詞の順  になります。

◆主観的な評価を表す形容詞は先に置かれる
  beautiful, charming, kind など
  the beautiful red roses
(「赤い」は客観的な性質で、「美しい」と感じるのは、人の評価によって違ってくる)
色はほとんどの名詞より後(名詞の直前)に置かれる

Look at that big old white building.
I like the large round brown table.

◆人称代名詞の後ろのall◆
最上級の文の後に比べた範囲を示す表現で次のような場合があります。
Alice is the tallest of all the girls.
This is the pretties of all the flowers.
この語順についても、all が他の形容詞(冠詞)に優先することが分かっておれば理解できるでしょう。

ところが、人称代名詞の場合、
Alice is the tallest of them all. のように、
them all, you all, us all, these all とall が後になりますが、 この場合の all は、前の代名詞を修飾していると考えるより、同格(同じものの繰り返し)と 考える方がいいようです。

◆such が形容詞として用いられると a, an の前に置く
 「こんな~」「あんな~」「そんな~」   
such a thing, such an interesting book
     He didn't say such a stupid thing.
   「彼はそんな馬鹿なことは言わなかった。」
    I have never read such an interesting book.
   「私はこんなにおもしろい本を一度も読んだことがない。」

※such の後にthe は用いない

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ただし、以上のようなことは大まかな理解だけでよく、実際に身に付けるには 形容詞をいくつか含んだ例文をそのまま覚えてしまうのが一番よい方法です。

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