日本の気候は地形・海流・季節風などの影響を受けて、次のように分けられる。
また、沖縄付近の島々は南西諸島気候と呼ばれ、亜熱帯気候に属する。
気候区
◆雨温図(うおんず)=ある都市の月別の平均気温を折れ線グラフで、
              降水量を棒グラフで表し、1つにまとめたグラフ。
              気候の特徴を視覚的に分かりやすくしたもの。
※降水量とは、雨だけはなく、雪などの降った量も水に換算した合計の量。

★雨温図は左の縦軸と右の縦軸とでは目盛の意味が違うので注意する。
 (右下の雨温図の場合、左側が降水量、右側が気温)
左の表をグラフで示すと右のようになる。
東京U

東京では、6,7月の梅雨の季節と、台風が訪れる9,10月にも雨が
多いことが分かる。


◆気候区別に雨温図の特徴を確認しておこう!

●北海道気候
  旭川は盆地にあるため、寒暖の差が大きく、雨が少ない。
  3月の平均気温もマイナスになるのが、北海道の特徴。
  太平洋側にある根室は夏でも気温が低く、冬もあまり雪が降らない。
  旭川U

根室U

札幌は夏の平均気温は20℃を超える。
冬に100mm程度の雪が降る。
札幌U
       札幌
旭川MAP

●日本海岸式気候
  平均気温は冬でもマイナスにならない。
  12、1月に400mm以上の雪が降る。
    降水量の両端(1月、12月)が高くなっていたら日本海側の気候
上越U

金沢U


鳥取は北陸地方ほどは雪が降らないが、台風の時期に雨、
12,1月に雪が降る。
鳥取U
         鳥取

●内陸性気候
 盆地のために、寒暖の差が大きい。(1、2月に平均気温がマイナス)
 降水量が少ない。
松本U
          松本(長野)

【北海道と内陸性の区別】
 北海道は平均気温が3月でもマイナスになる。
  (ただし、札幌の3月は 0.1℃)
 内陸性気候は3月からプラスになり、降水量が少ない


●太平洋岸式気候
 南四国・南九州では冬も温暖。
 梅雨と台風の季節に多量の雨が降る
高知U
        高知

三重県の尾鷲(おわせ)は日本で代表的な豪雨地域。
1年間の降水量が5000mmを超える年もある。
尾鷲U10
         尾鷲(三重)

●瀬戸内式気候
 1年中温暖。雨が少なく、水不足の問題が起こることもある。
 ため池や用水の工夫がなされている。
岡山U
                       
高松U
                高松=香川県

※内陸性気候との区別:
  降水量はどちらも少ないが、瀬戸内式気候は、冬も温暖で、
  1月、2月も平均気温がマイナスにならない


【瀬戸内式気候はなぜ雨が少ないか】
 瀬戸内海は中国山地四国山地の間にあるため、
 冬の北寄りの季節風の時は、山陰地方に雪が降り、
 夏の南寄りの季節風の時は、高知県に多量の雨が降る。
 このため、瀬戸内海周辺では乾燥した空気となり、
 降水量が少ない。

大阪も瀬戸内式気候に属し、比較的雨が少ない。
  【大阪の平均気温と降水量 】
大阪U10

●南西諸島気候
  冬でも平均気温が15℃以上
  1年を通じて雨が多い。
  本州よりも梅雨の時期が早く、5月の降水量が多い。
     那覇(沖縄)
那覇U
 
●奄美大島(鹿児島県)では年間の降水量が
 3000mm近くになる。
名瀬U

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◆世界の気候との比較
sydsinga

     シドニー(オーストラリア)           シンガポール
南半球の都市では季節が逆になるため、6~8月の気温が低く、
12~2月の気温が高い。
シンガポールのように、赤道に近い都市では、
年中、気温があまり変化しないため、気温の折れ線グラフが横ばいになる。

【ポイント】
*気候の問題でよく出てくる都市は地図で場所を確認しておこう。
*基準になる雨量を自分の身近な都市で覚えておくと便利。
  
たとえば、大阪の年間降水量(1279mm)は小学校中学年くらいの身長と同じ。それより多いか、少ないかで判断する。



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