鉱産資源に乏しい日本はその多くを輸入に頼っている。
代表的な鉱産資源の主要な産出国と輸入先を理解しておこう!

※Mineral Commodity Summaries 2018 の資料から
 最新のデータに一部改訂済み。 


●原油の産出国
原油_C
原油はエネルギーとして、また石油化学製品の原料として重要な意味を持っている。

●原油の輸入先(日本が輸入)
原油入_C
※3位以下は年度によって順位が入れ替わることがある。

●原油の埋蔵量
「埋蔵量(まいぞうりょう)」とは、これから技術的・経済的に掘り出す事ができる資源の量のこと。
つまり、埋蔵量は減り続けるのではなく、新しく見つけられたり、少ない経費で掘り出す技術が開発されると、増えることがある。カナダの埋蔵量は、サンドオイルと呼ばれる、砂岩に含まれる原油を取り出すことができるようになったため、急増した。
また、ベネズエラでも、オリノコ川流域の重質油が加算されるようになったため、急増して、2013年以降のデータでは、サウジアラビアを追い越して1位に浮上している。
原油の埋蔵量は中東諸国の合計が全世界の半分になる。

    原油の埋蔵量が多い国々
石油埋蔵

●石炭の産出国と輸入先

  石炭は国内の炭鉱を閉鎖し、100%輸入に頼っている。
  最大の輸入先はオーストラリアで、輸入量の6割以上を占める。

       石炭の産出  
石炭産出w
 
石炭は火力発電所の燃料などの他、製鉄所で鉄鉱石から鉄を作るのにも使われる。

   石炭の輸入先
石炭入_C


●鉄鉱石の産出国と輸入先

  鉄鉱石の産出
※中国はこれまで粗鉱石を含んでいたが、
 利用可能な鉄鉱石のみ数値に変更したため
 割合が減少した。
鉄鉱石C


  ●鉄鉱石の輸入先
鉄入_C

●銅鉱石の産出国と輸入先
  銅は昔は日本国内で産出されたが、現在は100%輸入に頼っている。
銅生産
     銅鉱石の産出           銅鉱石の輸入先 

●銅鉱石(2017年の推計値)
銅鉱17
※  MINERAL COMMODITY SUMMARIES 2018 による資料。
銅は配線や電気製品の他、合金を作る材料としても多く利用される。


●金と銀
 金の産出も中国が1位。
金銀C
        金の産出            銀の産出
※Mineral Commodity Summaries 2018 から

●ボーキサイト
  ボーキサイトはアルミニウムの原料
ボーキサイトC
※Mineral Commodity Summaries 2017 から

●錫(すず)
スズc
※Mineral Commodity Summaries 2017 から

●天然ガスの生産
天然ガス

天然ガスの埋蔵量はロシアが世界で最も多い。
ロシアの天然ガス埋蔵量は世界の約4分の1を占める。

●天然ガスの輸入
 天然ガスは冷却し、液化した状態で船で運ばれてくる。
 輸送に便利な東南アジア、オーストラリアが中心
天然入_C
    天然ガスの輸入先

天然ガスは主に都市ガスとして使用されている。

※「粗鋼」の国別生産高の資料は World Steel Asssociation のHPで
  かなり新しく、詳しいデータが得られます。(ここをクリック)
    (こちらも英語版です)

●ウランの産出
URAN

●ダイアモンドの生産
diamond


資料は主に「世界国勢図会 2018/19」
     「日本国勢図会 2018/19」
     Mineral Commodity Summaries 2018
のデータに基づいています。

◆Mineral Commodity Summaries 2018 はこちら
  (英語版です)

《関連記事》

   「レアメタル(希少金属)の産出高」(ここをクリック)

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