※「データでみる県勢2014」で一部改訂済み。
「日本国勢図会 2014/15」の資料に基づいて一部データの改訂中。


愛知県の自動車産業を中心とした中京工業地帯がゆるぎなく1位を占めている。
工業帯C12

◆各工業地帯・工業地域を形成する都府県

 中京工業地帯=愛知県・三重県
 阪神工業地帯=大阪府・兵庫県
 京浜工業地帯=東京都・神奈川県
 北九州工業地帯=福岡県

 瀬戸内工業地域=岡山県・広島県・山口県
         香川県・愛媛県
 関東内陸工業地域=栃木県・群馬県・埼玉県
 東海工業地域=静岡県
 京葉工業地域=千葉県
 北陸工業地域=新潟県・富山県・石川県・福井県

●工業地帯・工業地域の比較
  それぞれの品目の特徴を覚えておこう。
  特に、中京工業地帯の機械(輸送機械)
      阪神工業地帯の金属
      京葉工業地域の化学
  の割合が多いことをよく見ておこう!
工業帯7
【ポイント】
・合計出荷額も明示されていたら、一番多いのが中京工業地帯
機械類だけで60%を超えているのは中京工業地帯だけ。
化学工業が40%以上占めるのは京葉工業地域。
・阪神・瀬戸内はどちらも金属工業が多いが、瀬戸内工業地域は
 石油コンビナートが多く、化学工業が金属工業を上回っている。
・3位、4位の瀬戸内と関東内陸工業地域は年度によって
 順位が入れ替わることがある。

●中京工業地帯の内訳。
中京工C
愛知県は輸送用機械器具の他、鉄鋼業・食料品・繊維工業・
     家具・プラスチック製品・ゴム製品・窯業土石製品
のいずれでも都道府県別の1位
を占めているが、出荷額(つまり金額)で
統計を取るために、機械の比率が大きくなる。

京浜工業地帯は出荷額の順位は5位に下がっている。
神奈川県を中心にした輸送用機械が17.2%を占める。
京浜工_C

その他、よく出題されるのが、京葉工業地域の化学。千葉県には石油コンビナートがあり、石油の精製や石油化学製品の工業が発達している。
京葉品目

都道府県別に見ても、千葉県の化学工業製品の出荷額が最も多い。
化学5M

◆工業出荷額の合計
都道府県別にみると、愛知県が断トツで1位。
2位以下は年度によって順位が入れ替わることがある。
(2010~2012年は同じ順位)
出荷順12
上位7位をグラフにすると次のようになり、
愛知県が圧倒的に多いことが分かります。
工出荷12


静岡県は、輸送用機械の出荷が愛知県に次いで多く、
紙・パルプ工業の出荷額は最も多い。
輸送パルプ
     輸送用機械器具        パルプ・紙・紙加工品

●鉄鋼業がさかんな府県
鉄鋼業12
阪神工業地帯・京葉工業地域では、鉄鋼業の出荷額が全体の約2割を占める。


●関東内陸工業地域では輸送用機械の製造が多い。【2011年】

北関東

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【確認問題】
 少し難しいかも知れませんが、次のア~カのグラフがそれぞれどの工業地帯・工業地域の品目の割合を示しているか考えてみましょう。
●京浜工業地帯・中京工業地帯・阪神工業地帯・京葉工業地域
 東海工業地域・瀬戸内工業地域 

 のいずれか。

 工地帯_M
【考え方】
 アは機械が圧倒的に多い。機械が60%を超えるのは中京工業地帯。
 イとウは金属が同じくらいだが、化学が40%を超えるのは京葉工業地域。
 ウは金属が多いが、化学が比較的少ないので、阪神工業地帯。
 エは化学が京葉工業地域に次いで多く、金属も比較的多いので、瀬戸内工業地域。
 オとカは傾向が似ているが、食料品が化学よりも多いオが東海工業地域。
 カが京浜工業地帯。


MKJ_BTN

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