世界の気候の特徴を雨温図で確認。
それぞれの都市の位置は地図帳で確かめておきましょう。

※データは主に「理科年表 平成26年」 のデータを基にグラフや表を作成してあります。

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まず、気温のグラフ(折線)を見て、おおよその南北に位置が
イメージできるようにしましょう。
気温のグラフが7,8月に高い(山型の)グラフはその地点が北半球
にあることが分かります。
逆に、気温のグラフが12~2月に高く7,8月に低い(谷型の)グラフは
その地点が南半球にあることを示しています。

      【北半球】                 【南半球】

雨温南北

また、次のシンガポールのように、赤道に近い地点では1年中、気温の
変化が少ないため、折線グラフはほぼ横ばいになります。
(それでも微妙に山型なら北半球、谷型なら南半球ということになります。)

●熱帯雨林気候
(乾季なし)
sing気候
シンガポールは赤道に近いため、一年中気温の変化が少ない。

また、年間降水量は
  東 京=1529mm
     大 阪=1279mm
    名古屋=1535mm

つまり、日本の主要な都市の年間降水量は
小学校高学年の身長くらいと覚えておけば、
それより多いか少ないかで、感覚的にも理解しやすいでしょう。

たとえば、次のシンガポールの場合、都市名が分かっていなくても
赤道の少し北側。日本よりも雨が多い。
ということが分かるはずです。

●熱帯雨林気候(弱い乾季あり)
マナオスU
マナオスは赤道に近いため、一年中気温が高い。
マナオス


クアラルンプール(マレーシア)
クアラU

●サバナ気候 (北半球)
 雨季と乾季がはっきりと分かれている。
 熱帯雨林の周辺によく見られる。
【1981~2010年の平均】
コルカタU
※コルカタ=旧カルカッタ

ホーチミンU


●サバナ気候 (南半球)
BRAZIL_U

●砂漠気候

 一年を通してほとんど雨が降らず、降水量は極端に少ない。
 主に北アフリカやオーストラリア内陸部に見られる。
カイロU



●西岸海洋性気候

 夏は比較的涼しい、緯度が比較的高い位置の都市が多いが、
 冬も暖流や偏西風の影響で温暖。

イギリスは北海道よりも北にあるが、北大西洋海流(暖流)の影響で
冬でも平均気温が零下にならない。
ロンドンU

●西岸海洋性気候

パリ気候

●地中海性気候
  冬に少し雨が降るが、夏はほとんど雨が降らず乾燥している。
  オリーブ・ぶどう・柑橘類の栽培が行われる。
※柑橘(かんきつ)類=オレンジ・レモン・グレープフルーツなどの果物

 ローマUL
地中海性気候は地中海周辺だけでなく、南アフリカのケープタウンや
北アメリカの太平洋側(西海岸)にも見られる。

SF_U

●オーストラリア西岸部のパース付近でも地中海性気候が見られる。
 (南半球なので夏・冬の季節が逆になっている)
パースU
パースmap


●温暖湿潤気候
 南半球の都市では、北半球とは季節が逆になるため、
 気温の折れ線グラフは6~8月に低くなっている。
 気温・降水量ともに、日本の東京・大阪などの同じくらいである。

ブエノU

シドニーU


ロシアMAP

●亜寒帯(冷帯)湿潤気候
モスクワ(ロシア)
モスクワU

●亜寒帯(冷帯)冬季少雨気候
イルクーツク(ロシア)
イルクツクU

オイミャコン(ロシア)
【1982~2010年の平均】
オイミヤ26

●ツンドラ気候
  ※他の気候の雨温図とは目盛りが違っているので注意
バローU
バローはアラスカ州の最北部(北緯71度23分)にある。
イヌイットの集落があり、白夜やオーロラの観光地にもなっている。
夏は約3ヶ月間太陽の沈まない白夜(びゃくや)が続き、
冬は11月半ば~1月下旬まで太陽が昇らない日が続く。

●高山気候
  
南アメリカのボリビアの首都ラパスは南緯16度で、赤道に近いが
  
標高4000mあまり(富士山よりも高い)の地点にあるため、
  
気温は低く、一年中冬のような状態。
ラパスU
ラパス


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