欧米の典型的な朝食に、パンとハムエッグがあります。
ところがこの「ハムエッグ」というのは和製英語です。
英語では ham egg ではなく、ham and eggs と書きます。
たいてい、卵が2個使われるので、eggs と複数形で使うのがふつうです。
では、ハムと卵が別々にある時はどう言うのか。
やはり ham and eggs です。
文字にすると同じなのですが、
ham and eggs と それぞれ区切って明確に言うと「ハムと卵」の意味になる。
「ハムエッグ」の場合は、ham 'n' eggs (ハムンネッグズ)のように、
and を n 程度にしか発音しない。
食べ物にはこのような例がよくあります。
fruit and cream 「クリーム付きフルーツ」
meat and potatoes 「ポテト付きの肉」
bread and butter 「バターを塗ったパン」
それぞれ、 and を 'n' のように発音します。
バターを塗ったパン1枚なら a slice of bread 'n' butter と言います。
これは、音楽の「ロックンロール」と同じです。
実は rock and roll なのですが、rock 'n' roll のように発音し、書くときも rock 'n' roll になります。
◆bread and butter は「生業」のこと
bread and butter は典型的な日常の食べ物の意味から
名詞で「生活するための、財政手段」の意味にもなる。
bread-and-butter にすると、 (1) 基本的な、平凡な (2) 生活の糧を得るための
という意味の形容詞になります。
◆「目玉焼き」のいろいろ
目玉焼きは英語で fried eggs です。
少しまともなレストランで目玉焼きを注文すると、どのように調理して欲しいのか尋ねられます。
日本人がよく食べる目玉焼きのように片面だけを焼くのは sunny side up
← sunny side up
両面を焼く方法で、片面を少しだけにして黄身が半熟になるのが
turn over easy または over easy
両面を焼く方法で、黄身までしっかり火を通して欲しかったら
turn over hard または over hard
高級レストランでは、焼き方が気に入らなかったら、作り直しをさせる客がよくいます。
スクランブルエッグ(scrambled eggs) でも柔らかさが気に入らないと言って、3回やりなおさせている客を見たことがあります。
※ちなみに、ham and eggs より bacon and eggs の方が人気がある地域も少なくありません
◆ソースと言ってもいろいろ
外国のレストランで「ソースをください」と言うとお店の人は困ってしまいます。
日本ではソースと言えば焼きそばにかけるようなウスターソースと思い込みがちですが、 ただ単に sauce と言うと、white sauce, meat sauce, tomato sauce などの総称なのです。
ウスターソースは worcestershire sauce というのですが、置いてないレストランも結構多いですね。
醤油は soy sauce と言い (soy は大豆のこと)日本食の人気で、soy sauce を用意してあるレストランもあります。
野菜サラダを頼むと、ドレッシングは何にしますかと聞かれる。
ゆで卵を頼むと、どの程度ゆでるのかを聞かれる。
トーストを注文すると、どんな風に焼くのかを聞かれる。
高級レストランに行くと、実際にありつけるまでにかなり時間がかかります。
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ところがこの「ハムエッグ」というのは和製英語です。
英語では ham egg ではなく、ham and eggs と書きます。
たいてい、卵が2個使われるので、eggs と複数形で使うのがふつうです。
では、ハムと卵が別々にある時はどう言うのか。
やはり ham and eggs です。
文字にすると同じなのですが、
ham and eggs と それぞれ区切って明確に言うと「ハムと卵」の意味になる。
「ハムエッグ」の場合は、ham 'n' eggs (ハムンネッグズ)のように、
and を n 程度にしか発音しない。
食べ物にはこのような例がよくあります。
fruit and cream 「クリーム付きフルーツ」
meat and potatoes 「ポテト付きの肉」
bread and butter 「バターを塗ったパン」
それぞれ、 and を 'n' のように発音します。
バターを塗ったパン1枚なら a slice of bread 'n' butter と言います。
これは、音楽の「ロックンロール」と同じです。
実は rock and roll なのですが、rock 'n' roll のように発音し、書くときも rock 'n' roll になります。
◆bread and butter は「生業」のこと
bread and butter は典型的な日常の食べ物の意味から
名詞で「生活するための、財政手段」の意味にもなる。
bread-and-butter にすると、 (1) 基本的な、平凡な (2) 生活の糧を得るための
という意味の形容詞になります。
◆「目玉焼き」のいろいろ
目玉焼きは英語で fried eggs です。
少しまともなレストランで目玉焼きを注文すると、どのように調理して欲しいのか尋ねられます。
日本人がよく食べる目玉焼きのように片面だけを焼くのは sunny side up
← sunny side up
両面を焼く方法で、片面を少しだけにして黄身が半熟になるのが
turn over easy または over easy
両面を焼く方法で、黄身までしっかり火を通して欲しかったら
turn over hard または over hard
高級レストランでは、焼き方が気に入らなかったら、作り直しをさせる客がよくいます。
スクランブルエッグ(scrambled eggs) でも柔らかさが気に入らないと言って、3回やりなおさせている客を見たことがあります。
※ちなみに、ham and eggs より bacon and eggs の方が人気がある地域も少なくありません
◆ソースと言ってもいろいろ
外国のレストランで「ソースをください」と言うとお店の人は困ってしまいます。
日本ではソースと言えば焼きそばにかけるようなウスターソースと思い込みがちですが、 ただ単に sauce と言うと、white sauce, meat sauce, tomato sauce などの総称なのです。
ウスターソースは worcestershire sauce というのですが、置いてないレストランも結構多いですね。
醤油は soy sauce と言い (soy は大豆のこと)日本食の人気で、soy sauce を用意してあるレストランもあります。
野菜サラダを頼むと、ドレッシングは何にしますかと聞かれる。
ゆで卵を頼むと、どの程度ゆでるのかを聞かれる。
トーストを注文すると、どんな風に焼くのかを聞かれる。
高級レストランに行くと、実際にありつけるまでにかなり時間がかかります。
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