今回は1月のはじめに訪問させていただいたドーイアンカーンの
イチゴ農家さんについてお話しさせて頂きたいと思います。
ドーイアンカーンというのはチェンマイ市内から車で北へ
2時間半ほど行ったところにある山の名前です。(※タイ語でプーカオは山、ドーイは山頂、山の上と言う意味があります。)
その名の通り本当に山の上の上まであがっていきました。
ドーイアンカーンには王宮プロジェクトの管轄の畑が
沢山あります。
今回訪問させていただいたイチゴ農家さんもその一つ。
眩しいほどの壮大な景色の中で、可愛らしい赤い実が
ぴかぴか光っていました。
イチゴも勿論なのですが、畑に入ってまず目をひかれたのは…。
苗の下のにきれいに敷き詰められている大きな大きな葉でした。
土が程よい湿度と温度で保たれるよう、
葉と藁を敷いているのだそうです。
(訪問した日のドーイアンカーンの最低気温は4度でした!)
この大きな葉はトントゥンという木の葉で、山岳民族の方のお家の屋根にも使われていました。
農薬の使用方法をお伺いしたところ、苗が小さなうちは決まった
回数と時期で使用するそうですが、実が付いてからは
一切使用しないそうです。
実は小ぶりでしたが味わい深い甘さがあり
香りもとても高かったです。
ドーイアンカーンにはアンカーンステーションという場所があり、
こちらでは様々な種類の野菜や果物、ハーブなどが栽培されていました。
スイスチャード カモミール
ベビーコス ローズマリーとミント
芽キャベツ 巨大カリフラワー
他にもアンズやキウイ、ナシ、モモ、ブルーベリーなども
ありました。
イチゴはもちろんのこと、タイで栽培されている野菜や果物の
今まで抱いていたイメージが大きく変わるような訪問でした。
by nahoko