アスリートとフード

なかなか難しい

先日、テレビ番組「林先生が驚く初耳学」を観ていたら、「トップアスリートを世界に導いた、
食の意識を激変させる奇跡の教育」というものをやっていました。

 テニスの錦織圭選手やスキージャンプの高梨沙羅選手の食事指導をした管理栄養士の
話でした。

 内容は食事の管理は毎日するのではなく、1週間単位で帳尻を合わせれば良いというもの。

 ダイエットも然りということで、たまにハメを外せるなら取り組みやすいかも…と思いました。


 ところで、その管理栄養士が書いた本を持っていました。

 「一流アスリートの食事」  細野 恵美 著  三五館

 前出の二人の他、浅田真央選手にも関わっていて、それらの体験談が書かれています。

 意外だったのが、千葉ロッテマリーンズの選手たちについてでした。

 プロ野球のヤクルトスワローズや西武ライオンズの監督として食事管理で成果を上げた
広岡GMがいたにもかかわらず、食への意識がいい加減だったという話。

 食事がスポーツ選手のコンディションを維持するのに重要であるという考えは、浸透しにくい
ものなのだなぁと思いました。

秋の夜長は…

 連休中は晴れ間が見えて少々暑くなったりもしましたが、過ごしやすい天気でした。

 空が高くなり、植物の葉が色づき始めてすっかり秋の景色となっています。

 いろいろ考えるところがあり、アスリートフードマイスター1級の講座を受けた後、勉強を中止して
いましたが、いちからやり直そうと思うようになりました。

 で、こんな本を読んでいます。

 「アスリートのための分子栄養学」  星 真理 著  (株)体育とスポーツ出版社

 「分子」と書いてありますが、各栄養素の働きが詳しく書かれています。著者自身もアスリートで、
アスリートに必要な栄養素を事象別に解説してたりします。


 体の代謝やビタミンの働き等、テキストを丸暗記して何となく覚えていたモノですが、この秋は
それらの仕組みをしっかり理解したいと思います。

ソーメンの実力

 群馬テレビで放映されていた「日本のチカラ」という番組を観ました。

 全国的な生産量にも関わらず、あまり知られてない長崎県島原のソーメンを、多くの人に
知ってもらうための取り組みが取り上げられてました。

 地元高校のラグビー部に「補食」のためのソーメンを提供するという話です。

 3度の食事だけでは補いきれない栄養を補給するのにうってつけとか。

 練習直後に食欲がなくても食べられ、消化が早くて帰宅後にもしっかり夕食が摂れるそうです。

 また、運動後30分以内(いわゆるゴールデンタイム)に栄養補給すると疲労回復に効果的で、
コンディションを整えるにも役立ちます。

 ソーメン業者の方がラグビー部OBだった縁で始まったようですが、お互いにメリットがあり、
良い取り組みだと思いました。

 今や高校や大学の全国的な強豪校でもソーメンを「補食」に利用しているとか。


 こうしたアスリートたちの情報を知っていると、いろんなアイデアがまだまだ出来そうです。

自分の立ち位置

 農水省から出ている冊子「AFCフォーラム」の2016年6月号に、数々のトップアスリートの
食事指導を行ってきた 石川三知 氏の記事が掲載されていました。

 東京五輪でメダル獲得を目指すには、食材の力を活用しようという内容です。

 骨を形成するための栄養成分や7大栄養素を「カラダづくり」、「エネルギーの源」、「カラダの調整」
という役割で分類する等、図表を用いて食べ物により「ヒト」がいかに作られるかを分かりやすく選手を
指導しているそうです。

 また、野菜を「根・茎」、「葉」、「実」に分けてこれらを組み合わせる話も面白いです(そのへんは著書
に詳しく載っています)。

 そして、素晴らしい食材を提供することは選手の応援になると話をまとめています。

 そういう発想で生産者と将来のトップアスリートを結ぶ手伝いが出来ると良いなと思いました。


 実はアスリートフードマイスター1級の講座を申し込んでいるのですが、アスリートでもない、特に
サポートする立場でもない、そんな自分がどういう想いで受講すればいいか悩んでいたのです。

 何となく方向性が見えてきた気がします。


 それにしても、上級の資格を取ったと思ったら、2級と名称変更して1級の講座が開講する…。

 「やっとボスを倒したと思ったら、そいつは四天王の一人でしかも最弱だった…」という時の心境
に似ているかも(笑)。

メタボの次はロコモ !?

 「アスリートボディケア・セルフ トレーナーコース」の講座で「ロコモティブシンドローム」という
言葉を耳にしました。

 骨や筋肉等からなる「運動器」が加齢により、筋力やバランス機能の低下により転びやすく
なったりする症状で、将来寝たきりになることが危惧されているようです。

 その予備軍は、日本で推定4700万人もいるのだとか…。

 予防にはバランスの良い食事を摂ること。主食、主菜、副菜、乳製品や果物を組み合わせる
ことが大事です。

 あと、体のバランスを維持するために、体幹を意識して正しく体を動かすことも重要です。

 早速、ヨガマットを購入し、体幹トレーニングを始めてます。

 アスリートだけではなく一般の人にも良い効果が得られるもののようです。
(正しいやり方でないとダメなようですが…)

強くなった要因

 TBSテレビの「バース・デイ」という番組で、帝京大学ラグビー部のことを取り上げていました。

 今年で大学選手権を7連覇という偉業を成し遂げたのですが、それに至った経緯を明かして
います。

 以前は平日、土日もフルに練習をしていたのですが、ケガ人が多かったり、肝心なところで
集中力を切らしたりしていたので、やり方を変えたそうです。

 練習を短時間で集中的に行うようにするとか、下級生が臆することなくプレーできるように上下
関係をなくした他、コンディションを整えるために食事を重要視したとか。

 そのへんを番組ではあまり詳しく触れなかったのですが、それについて書かれた書籍はあります。


 「王者の食ノート スポーツ栄養士 虎石真弥、勝利への挑戦」  島沢 優子 著  小学館


 あらためて読み返してみようと思っています。

もうひとつ必要

 いつからか覚えてませんが、時間があるときは書店に行くことが多いです。

 その時々によって読むジャンルが異なります。ビジネス本のときや、新書のときもありました。

 最近は文庫本、出かける時に持って行って何かの待ち時間とかに読んでいます。

 特に表紙の絵に惹かれてライトノベルも手を出しています。

 今までオタクっぽくて敬遠していましたが、主人公が異世界に行って隠れていた才能に気づき、
それをもとに活躍するなんて話は、昔だったらSFのジャンルに分類されただろうから、変じゃない
ような気がします。

 ただ、やたら女の子が表紙になっている本が多くなってます。それは見られたくないような…。

 というわけで、今回こんな本を読みました。

 「異世界でトレーナーをしています。」  植田 亮 著  HJ文庫


 フィットネスクラブでトレーナーをしていた主人公が突然、異世界に行ってしまった。そこで出会った
人たちに食事の改善や体の動かし方を指導して、ダイエットに成功させたり、早く走れるようにしたり
するという話です。


 私はアスリートフードマイスターの資格を取ってはいますが、これといって役立てていない状況です。
この小説を読んで、トレーニングの方法を知っていると、この資格も活きてくるのかなぁ…と思ったり
しました。

王者の食事

 今年のテニスのウィンブルドン大会を制したジョコビッチ選手が、食事について書いた
本を見つけました。

 「ジョコビッチの生まれ変わる食事」  ノバク・ジョコビッチ 著  三五館

 ある時期から、試合途中に突然、体調不良にみまわれるようになった。原因を調べると、
「グルテン不耐症」ということが分かり、そこから食生活の改善をはかる。

 そうしたら、体調が良くなった他、余分な脂肪が落ちてパフォーマンスが向上し、試合で
勝ち続けるようになった。

 という経緯と具体的な食事が書かれています。

 本人が食べ物のことをよく勉強していて、「何を食べるか」だけでなく「どのようにして食べるか」
を重要としています。

 大変な苦労をしていることを知り、今後応援しようかなと思っています。

 もちろん、錦織選手の次ですけど…。

地域が育む

 今日の読売新聞の「地名の知」という欄に、鹿児島県鹿屋市のことが載っていました。

 地名の由来は、茅(ちがや)が一帯に生えていたからとか、諸説あるようで、豊かな自然が
今も恵みをもたらしてくれるそうです。

 ここには多くのトップアスリートを輩出している鹿屋体育大学があります。

 最近、鹿屋市の食材を用い、スポーツ栄養学に基づいたメニューを提供する食堂が東京に
出来たそうです。

 メニューにも興味がありますが、アスリートフードと地域振興との結びつきは、私たちの活動にも
参考になることが多いと思います。

 一度食べに行きたい。

アスリートフードの講演会

 先週のことですが…。食育推進セミナーという講演会に行ってきました。

 「スポーツ栄養学から食育を考える」というサブタイトルがあり、神奈川県立保健福祉大学の
鈴木志保子教授の講演とパネルディスカッションという構成でした。


 食事が運動の重要な要素となっている。食事を管理することによって良いコンディションを
維持することが出来る。それによって練習や本番で良いパフォーマンスが出来、競技力を
上げることが出来る。

 子どもは体が成長していることを考慮し、食事と補食で必要な栄養を摂ることが大事。
摂取限度量を超える過度な運動はさせてはならない。

 食事はバランスが大事。ダイエットできない人は単に食事量を減らすだけだったりする。
偏食では体を作ることは出来ない。5大栄養素は体の材料、エネルギー、接着剤や糸に
例えられ、どれも不足すれば不完全な体になってしまう。

 バランスの良い食事とは主食、主菜、副菜といったものがあるもの。日本人はこの基本を
身につけている。しかし、どれくらい食べればよいかも知る必要がある。

 タンパク質は摂取過剰になると、血中で有害なアンモニアとなり、これを尿素に変えて排出
する過程で肝臓や腎臓に負荷がかかる。その状態で運動をすれば肝臓が疲労し、エネルギー
供給に支障が出る。

 小中学生のころから好き嫌いが無い子はケガをしにくい。高校生では栄養指導が行われて
いるところもある。

 食事がしっかりしていない人は、高校までで競技者として淘汰されてしまう。

 大人になってからは栄養指導者が必ずいるとは限らないので、それまでに正しい食事を知る
必要がある。


 こんなようなことをメモ書きしてました。ご参考に…。
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アスリートフードマイスター2級

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