消防操法論

消防・消防団・消防操法・人生論。 消防団は必ず世の中でにおいて、なくてはならない、困った時に必要な存在。 消防団員の訓練の一つ、消防操法に関して論じながら、人生についても考える。

消防・消防団・消防操法・人生論
普段、消防団は仕事や家庭をおいておき、訓練に出なければいけないから、世間から煙たがれる存在である。だが、いざ災害になれば、どうしても必要な人海戦力だ。
誰かが、やってくれるから、「消防団なんて、やってられるか!」と、自分の事だけやっていくのか?いや、こんな利己主義な世の中だからこそ、進んで奉仕する孤高な人生を歩むのか。消防団の訓練について論じながら、人生についても考える。 

 ポンプ充電機関員として、自隊ポンプの性能について精通しているのは当然でなくてはいけない。また、操法県大会で使用するポンプが、自隊のポンプではなく、その大会用に貸与される場合もある。その場合、まず取扱説明書は見ておいた方がいい。取扱説明書が嫌いな人でも、一応、目を通しておいて損はない。小型ポンプであれば、B2級なのかB3級なのか。2サイクルエンジンなのか、4サイクルエンジンなのか。真空ポンプは、オイルレスなのか、真空オイルがいるのか。冷却はラジエータでクーラント冷却しているのか、吸口からの水だけでの冷却なのか。プラグは何を使っているのか。2サイクルエンジンなら、混合ガソリンを給油口に入れるのか、分離式でガソリンのみを給油し、2サイクルオイルは別タンクに入れるのか。ベテランでも、そういった所を見落として謝った指導をしている場合がある。2サイクルオイルのタンクを見て、何でも真空オイルだと思っている人がいる。オイルレス4翼真空ポンプなのに、操法大会で、「真空オイルが早く回るようにしておけ」などというのは変である。操法大会でも、市大会レベルだと、操法開始後、エンジンが止まり放水できないチームもある。給油コックが開いていなかった・・・などという単純ミスもあるかもしれない。とにかく入念なチェックが必要である。また、昔なら、ポンプの燃料は、次の出動のために、常に”満タン給油”という考えで、つい、今でも、うっかりそうしがちなのだが、2サイクル分離式の場合、あまり満タンにすると、オーバーフローして危険。Fまでは入れない方がいい。メモリの八分目で十分だ。小型ポンプでも、4サイクルの場合、かなり重量があり、昔のように、吸水でポンプが動いてしまうなんて事は、まず無い。最近の小型ポンプは、非常に性能がよく、ほんの数秒で吸水完了する。昔のようにカウントしたり、吸管の中の空気だまりを勢いよく吸うためのスロットルテクニックも必要なくなってきた。だが、ポンプによって、かなり送水のスロットル操作は違ってくる。そのポンプの特色を掴む事は非常に大切であり、それは、回数をこなした勘、感覚だけでなく、理論も非常に大切である。だから取扱説明書は目を通すべきである。

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スポーツ時のパフォーマンスと恋愛が、どう関係してくるか。
それは、結論から言えば、「人による」のである。
なぜなら、人は千差万別。ある人のデータが、他の人に、そのまま当てはまるかと言うと、そうではない。
例えば、恋人が出来たから、やる気が出て、大会で良い成績が得られる人もいれば、恋人ができて、そっちに気が行き過ぎてしまい、練習に身が入らず、大会でも、いい成績が得られない人・・・それは人それぞれ。
また、大会に家族が応援に来たから、やる気が出て、いい成績が得られる人もいれば、逆に、いい所見せようと緊張して、ミスしてしまう人・・・色々いるのは、当たり前の話。そんな事をデータを集めて統計を作って研究しようとする人もいるかもしれないが、Aさんへの対応がBさんにも上手くいくとは限らない。
では、どうしたらいいのか?その人だけの、自分の必勝パターンを、練習のうちからデータを取って決めていくのが妥当である。同じ事が、生理現象や、アルコール摂取の量やローテーションにも言える。その人は、どういう風に生理現象を解消していけば、いいタイムが出やすいのか?タイムアタックの前日に酒を飲んでも支障があるのか、無いのか?何日前なら大丈夫なのか?前日に何を食べればいいのか?緊張のほぐし方は?テンションを上げた方がいいのか?リラックスさせた方がいいのか?音楽を聴いた方がいいのか?聴かない方がいいのか?聴くなら、どんな音楽?どんな準備運動を、どんな風に、何分前から?煙草を吸うか吸わないか?全て”自分だけの”ルーティンを作り上げる。他人がどう言おうが関係ない。特に、消防操法大会は、普段、自分の仕事を持って働いている大人が挑む競技であるからして、いかに自分自身の心身をセルフコントロールできるか、また、分団長は、いかに番員をセルフコントロールさせるかが大切になる。最終的には、いかに自分が納得し、心身ともに安定した状態で、その競技に挑められるか・・・である。
また、火災出動は、いつ何時、掛かるか分からない。スポーツの様に準備運動をする暇などない。
何の準備運動もなく、激しい行動・操作をしなければならない。
そういう事を念頭においた上で、消防操法訓練を行う事が、非常に大切である事を忘れてはならない。
(操法練習の際に、準備運動をするなという意味ではない。練習では準備運動やクールダウンは非常に大切である)それほど、消防とは厳しい行為・行動なのである。だからこそ、普段から、一人の人間として、自分を律する精神力を鍛えていかなければならない。
人間というものは、どうしようもないものである。人生いろいろ、生き方も人それぞれ。自分で分かっていても、止められない事もあるのだろう。だから、それを踏まえた上で、いかに、そこを上手く生きるか、やれるか・・・ではないのだろうか。
でも、その中で、自分の一番のパフォーマンスを見せたいのなら「消防操法に恋をしろ」なんて言う人もいた。

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