2017年11月13日

『交叉する震災と芸能』連続上映のお知らせ

東京・ポレポレ東中野で、2部作連続上映を行います!

場所:ポレポレ東中野
https://www.mmjp.or.jp/pole2/
日程:2018年1月2日(火)~19日(金)『海の産屋(うぶや) 雄勝法印(おがつほういん)神楽(かぐら)
   2018年1月20日(土)~ 『廻り神楽』


海の産屋うぶや 雄勝法印おがつほういん神楽かぐら

海は豊穣の産屋(うぶや)

この三陸の海辺、新しい命を生む母なる産屋の庭に

祈りと歓びの神楽が舞い遊ぶ

 

 宮城県雄勝半島、石巻市の漁村立浜(たちはま)東日本大震災の津波で46軒中1戸だけを残し被災した。

 その絶望の淵から立ち上がったのは、村に残ることを決めた12人の漁師たち。
 「いっさい、いっさい、海を恨んでいねぇ」と、男たちは生活の再建とともに祭りの復興に乗り出した。流出した一切の神楽面と祭具を作り直し、何もない海辺の居住地跡に柱を立て、舞台を作る。

 神楽に憑かれて“好き神”を自称する漁師が祈りの神楽を舞い、笛と二人の太鼓打ちが息を合わせ600 年前と変わらぬリズムを打つ。産屋の庭は神楽が舞い遊び、笛・太鼓の音が、命の誕生を告げる産声のように響く。海辺に立てられた舞台、それは新しい命を再生し、力強く鼓動させてくれる産屋となったのだ。

 津波から1年後、人々を勇気づけ絆を取り結ぶ芸能の底力を描いたドキュメンタリー。『ほかいびと 伊那の井月』の北村皆雄と戸谷健吾による劇場公開作品。



【廻り神楽】

三陸の海辺を340年来巡りつづける黒森神楽。
東日本大震災のあとも死者を鎮魂し、海に生きる者の心を鼓舞する。
死者と生者の通い路を、今日も神楽が行く。
海と山、自然と人間のあいだを巡り続ける「廻り神楽」の映画です。

 岩手県宮古市に根拠地をもつ黒森神楽は、江戸の初期から340年以上、三陸海岸の久慈・釜石間150㎞を巡り続けて来た。
 正月になると神楽衆は、黒森山の神霊を宿した権現様と旅に出る。民家を一夜の宿として、座敷で神楽を演じ、亡き人には神楽念仏を唱える。繰り返し繰り返し津波が襲って来たこの地で、神楽衆は何百年ものあいだ、自然と人々の間を取り結ぶ役目を果たしてきた。
 ザシキワラシやオシラサマ、神々や精霊が今も息づく豊かな三陸の海辺を巡る神楽衆。その通い路に、津波のあとの「海の遠野物語」が紡がれる。
 被災から6年後の海辺の人々の願いを描くドキュメンタリー。
 遠藤協と大澤未来の共同監督による劇場初公開作品。


みなさま、是非劇場まで足をお運びください!







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