元三菱東京銀行ワシントン事務所所長、栃迫篤昌(とちさこあつまさ)さん。現マイクロファイナンス・インタ−ナショナル(MFIC・本部ワシントン)社長。

米国には中南米出身者が約5000万人働き、祖国向けの仕送りは年間約6兆円にもなります。アメリカ在住の中南米移民の大半は、貧困により銀行口座を開設できない状況にありました。

そのため、母国への送金(仕送り)は専門業者に頼るしかなく、送金額の15%程度を手数料として泣く泣く支払っていました。

長年、銀行マンとして中南米各国に駐在した栃迫社長は、恩返しを果たそうとインタ−ネットを活用する独自のシステムを開発、送金手数料を大幅に引き下げる新しい金融会社(MFIC)を2003年に立ち上げました。

先週21日のブログ、ユヌス博士(バングラデシュ・グラミン銀行総裁)と同じく、既存の銀行が省みなかった低所得者層の抱える問題を解決することがビジネスの成功につながったようです。

グラミン銀行と同様、世界的不況の影響もほとんどないようです。

社会に役立つビジネスに正しい方法で取り組む立派な人たちがいます。

見習いたいです。