Raspberry Piブログ

オンラインショップ「ビクトリーセブン」による、Raspberry Piの話題が中心のブログです。

2016年07月

Raspberry Pi 3 Model B本体+ケース+書籍+16GB MicroSDセット」の販売を開始しました

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Raspberry Pi 3 Model B に、Raspberry Piを遊び倒すための必読書『ラズベリー・パイで遊ぼう!』と、メモリカード MicroSD 16GB、専用のケースをセットにした、これからRaspberry Piをはじめる方に最適なセットです。全320ページフルカラーの見やすい誌面で、Raspberry Piのセットアップから活用方法までをわかりやすく解説しています。

<セット内容>
  • 本体 Raspberry Pi 3 Model B本体(Element14版)
  • 書籍 ラズベリー・パイで遊ぼう!
  • ケース Raspberry Pi シェル型ケース (色: クリアー) ※変更可
  • メモリカード microSD 16GB class 10 (OSは入っていません)

今回、この基本セットに以下の特典をお付けしました。
  • 特典1 電子パーツセット
  • 特典2 書籍PDF入り オリジナルCD-ROM
  • 特典3 GPIOシート 3枚
  • 特典4 日本語簡易セットアップマニュアル

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この電子パーツセットを使えば、書籍で解説しているLEDの点灯実験(Lチカ)や、ボタン入力の実験ができます。 赤/黄/緑のLEDが2組分ありますので、プログラムを応用して交差点の信号機を作ったり、いろいろと応用も可能です。

詳細はオンラインショップのページにてご確認いただけます。

商品名:Raspberry Pi 3 Model B本体+ケース+書籍+16GB MicroSDセット
販売価格:7,980円 (税込8,618円)

Raspberry Piの新しい書籍『ラズベリー・パイで遊ぼう!』発刊のお知らせ

この度(株)ラトルズより、Raspberry Piの新しい書籍『ラズベリー・パイで遊ぼう!』を出版させていただくことになりました。旧著『Raspberry Piで遊ぼう! 改訂第4版』から1年が経ち、内容も大幅にリニューアルされました。全ページフルカラーで見やすい誌面になっています。

今回は最新機種 Raspberry Pi 3 に対応し、OSも新しい Raspbian Jessie に対応しています。Raspbian Jessieでは初期状態でデスクトップが起動するように変わったことから、操作説明もCLIからGUIベースになっています。

===== 7月22日発売 Amazonでご予約いただけます =====


書籍情報

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■商品名:ラズベリー・パイで遊ぼう!
■著者:林 和孝
■価格:2,160円(本体2,000円+税8%)
■ISBNコード:978-4-89977-448-8
■本のサイズ:A5/フルカラー320ページ

2016年 7月 22日発売!

全国書店のほかAmazonラトルズネットにて予約受付中です。

本書ではRaspberry Piの説明からはじまり、セットアップ、初期設定、基本的な使い方をマスターしていきます。サウンドや動画を再生したり、USBハードディスクやカメラモジュールなどの周辺機器の接続も行います。
syoberudoza 後半は電子工作についてじっくりと進めていきます。まず初めはLチカからスタート。温度センサーやLCDディスプレイなどの電子パーツを接続したり、スマートフォンから制御を行います。最後は右図のような「ラジコン」を作成します。タミヤの「楽しい工作シリーズ」を使用しているので入手もしやすく、組み立ても簡単です。


第4版まではサンプルプログラムにPHPとC言語を使用していましたが、今回からRaspberry Piでも馴染みのある Python になっています。サンプルプログラムは専用ページからダウンロードできます。プログラムは苦手…という方でも、サンプルプログラムをコピーすれば動かすことができます。


サンプル動画 (Chapter 8のラジコン)




目次と解説

Chapter1 ラズベリー・パイで遊ぼう
 1. ラズベリー・パイを知ろう
 2. ラズベリー・パイのラインナップ
 3. ラズベリー・パイのインターフェース
 4. 必要な機器を準備しよう
Chapter 1でははじめにRaspberry Piの概要や、各モデルの違いについて解説します。各コネクタは図入りで解説。Raspberry Piを使用するにあたって、Raspberry Piの他に必要なものについての説明がありますので、これからRaspberry Piをはじめる人も安心です。

Chapter2 ラズベリー・パイを導入しよう
 1. 起動ディスクを作成しよう
 2. ラズベリー・パイの配線をしよう
 3. ラズベリー・パイのセットアップをしよう
 4. Wi-Fiを設定しよう
Raspberry Piはメモリカードから起動するので、はじめにOSをインストールしなくてはなりません。Chapter 2では起動ディスクを作成して、OSのセットアップを行います。日本語で表示されるよう、日本語環境もセットアップします。Raspberry Pi 3ではWi-Fiが使えるようになったので、Wi-Fiのセットアップ方法も解説しています。

Chapter3 ラズベリー・パイを使ってみよう
 1. デスクトップを使ってみよう
 2. Raspbianの基本を知ろう
 3. ソフトをインストールしよう
 4. テキストエディタを使いこなそう
 5. リモートログインでパソコンから操作しよう
 6. コンソールを利用する方法
新しくなったOS Raspbian Jessieでは、はじめからデスクトップが起動します。デスクトップとはマウスで操作するグラフィカルなインターフェース(GUI)で、文字だけのコンソール(CUI)より遙かに簡単に操作できます。そうは言ってもLinuxはコマンドラインの操作が基本。Chapter 3では覚えておくと便利なコマンドや、使う機会が多いテキストエディタの使い方も解説します。テキストエディタはGUIとCUIの2種類説明していますので、お好みで使いやすい方を使用してください。

Chapter4 マルチメディアを楽しもう
 1. サウンドを再生しよう
 2. 動画/ラジオを再生しよう
 3. 音声合成でラズベリー・パイを喋らせよう
Chapter 4ではサウンドや動画の再生を行います。用意したファイルを再生するだけでなく、インターネットラジオの再生にも挑戦していきます。世界中のインターネットラジオ局の放送がRaspberry Piで聴けるのは、ちょっと感動です。また音声合成では、日本語の文章をRaspberry Piに喋らせることができます。用意した文章だけでなく、現在時刻を喋ったり、後述する温度センサーの温度を喋らせることにも応用が可能です。

Chapter5 周辺機器を接続しよう
 1. タッチ・スクリーン ディスプレイを接続しよう
 2. 外付けUSBハードディスクをNASにしよう
 3. Webカメラを利用しよう
 4. ラズベリー・パイ専用カメラモジュールを接続しよう
 5. カメラモジュールからUstreamで世界に配信しよう
Chapter 5ではRaspberry Piに様々な周辺機器を接続して使用していきます。タッチ・スクリーン ディスプレイはRaspberry PiのDSIコネクタに接続する、専用のディスプレイです。Raspberry Piの起動ディスクはメモリカードのため、大きなファイルを保存することはできませんが、USBハードディスクを接続すれば大量のファイルが保存できます。USBハードディスクを使ってNASを構築します。また、カメラも接続してみましょう。安価に入手できるWebカメラでストリーミングをしたり、CSIコネクタに接続する専用の「カメラモジュール」で静止画や動画撮影を行います。タイムラプス撮影についても解説していきます。

Chapter6 電子工作を楽しもう・基本編
 1. GPIOポートの基礎を知っておこう
 2. ブレッドボードとは?
 3. LEDの点灯を制御してみよう
 4. ボタンからの入力を検知しよう
 5. 基板上のLEDを制御してみよう
 6. PWMでLEDの明るさを変えよう
 7. 圧電スピーカーでブザーを鳴らそう
 8. 1-Wireデバイスを接続しよう
 9. I2Cデバイスを接続しよう
 10. LCDモジュールに文字を表示しよう
 11. RTCモジュールで正確な時刻を刻もう
 12. ラズベリー・パイを家電の学習リモコンにしよう
いよいよChapter 6から電子工作です。Raspberry PiのGPIOポートがどうなっているかという基礎からはじまり、電子工作の最初の一歩「Lチカ」の実験を行います。LEDを光らせたり、ボタン入力の方法を、コマンドとPythonのプログラム、それぞれの方法で行う手順を解説していきます。
 中盤ではPWMの使用方法や、PWMでブザー音を発生させる方法を解説します。家電製品でよくあるあの「ピッ」という音が出せるようになると、電子工作の様々なところで活用できて便利です。
 後半はセンサーなどの電子パーツを接続します。1-WireやI2Cの温度センサーを取り付けて、Raspberry Piで温度を読み取っていきます。キャラクタLCDディスプレイを接続すれば、超小型のディスプレイに文字を表示することができます。これを応用すれば、HDMIでディスプレイに接続していなくても、Raspberry Pi単独で情報を得ることができます。

Chapter7 スマートフォンからGPIOを制御しよう
 1. WebIOPiを活用しよう
 2. JavaScriptでGPIOを制御しよう
 3. JavaScriptでI2Cを制御しよう
 4. JavaScriptでカメラを制御しよう
Chapter 7ではWebIOPiというフレームワークを使って、スマートフォンからGPIOを制御する方法を解説していきます。Chapter 6でも行ったLEDやボタン入力をスマートフォンの画面上で制御したり、I2C接続の温度センサーや、キャラクタLCDディスプレイに文字を表示させたりします。
 WebIOPiはPythonで作られているので、Pythonのプログラムを作って、WebIOPiに無い機能を追加していく方法も解説していきます。WebIOPiはマクロと呼ばれる、サーバー側で動作するプログラムを追加できるようになっています。Webサーバーが搭載されているので、クライアント側はJavaScriptでアクセスします。jQueryとHTMLがわかる人なら、ちょっとしたプログラムでGPIOの制御ができます。

Chapter8 電子工作を楽しもう・応用編

 1. リアルtweetボタンを作ろう
 2. 電源シャットダウンボタンを作ろう
 3. 人感センサーで防犯システムを作ろう
 4. ラズベリー・パイでラジコンカーを作ろう
Chapter 8では応用編ということで、今までやってきたことを組み合わせて、実用的なシステムを作っていきます。ボタンを押すと、押したボタンに応じたメッセージをtwitterにツイートしたり、人感センサーで人の動きを感知し、警報音を鳴らして証拠写真を撮るシステムを作ります。
controller 最後の仕上げは「ラジコンカー」です。誰でも簡単に作れるように、タミヤの工作キットを使用しました。ラジコン本体を、コントローラーのかわりにRaspberry Piに接続することで、Raspberry Piから操作します。Wi-Fiを使用し、モバイルバッテリーを電源にすれば、Raspberry Piは完全にワイヤレスになります。
 ラジコンの操作はChapter 7で行ったWebIOPiを使い、スマートフォンから行います。前後左右の移動のほか、ショベルを上下に移動させたり、クラクション(ブザー)が鳴るようにもします。またPWMを使って、モーターの速度もコントロールできるようにしましょう。急に難易度が上がりましたが、サンプルプログラムが用意されていますので、まずはそのままコピーして動かしてみてください。

Appendix 付録
 1. サンプルプログラムの使用方法
 2. NOOBSを使わずにRaspbianをインストールする方法
 3. ラズベリー・パイで使用したメモリカードを初期化する
 4. VNCでパソコンからリモートアクセス
 5. ディスプレイの解像度を変更する
 6. コンポジット端子のあるテレビで表示させる方法
 7. CPUの温度やクロック周波数を確認する
 8. 固定IPアドレスの設定方法
 9. RAMディスクを有効化する
 10. Raspi-congの設定(CUI編)
 11. メモリカードのバックアップ/リストア
 12. Bluetoothデバイスの使用


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