
使用したハードウェアの構成や、ソフトウェア(LIRC)は前回と同じです。
/etc/lirc/lircrc に以下のように設定しておくと、LIRCの起動と同時にirexecというプログラムが起動し、赤外線の信号を受け付けるようになります。
begin
prog = irexec
button = POWER
config = sudo shutdown -h now
end
これは /etc/lirc/lircd.conf に設定した「POWER」という名前のボタンが押されたら、「sudo shutdown -h now」というコマンドを実行する例です。shutdown、つまりテレビのリモコンの電源ボタンを押すことで、Raspberry Piの電源も切れるということです。
さすがに電源ONはできませんが、ここに起動したいアプリケーションを設定したりすれば、いろいろな使い方が楽しめそうです。本コラムでは今後、より具体的な手順の紹介もしていきたいと思います。
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