この度(株)ラトルズより、Raspberry Piの新しい書籍『ラズベリー・パイで遊ぼう! 改訂第2版』を出版させていただくことになりました。2016年7月『ラズベリー・パイで遊ぼう! 』の発刊以降に登場した新しいデスクトップPIXELや、新機種Raspberry Pi Zero Wの説明など、最新の内容にリニューアルされています。全ページフルカラーで見やすい誌面になっております。
【主な追加/変更内容】
・Raspberry Pi Zero W に対応(概要、図版、接続方法の説明を追加)
・新しいデスクトップPIXELに合わせて全リニューアル
・仕様変更となった SSH の設定手順を追加
・標準搭載されたRealVNCの使用方法を追加
・その他Raspbianのバージョンアップにより変更となった箇所の対応
===== 4月20日発売 Amazonでご予約いただけます =====
書籍情報

■商品名:ラズベリー・パイで遊ぼう! 改訂第2版
■著者:林 和孝
■価格:2,160円(本体2,000円+税8%)
■ISBNコード:978-4-89977-462-4
■本のサイズ:A5/フルカラー320ページ
2017年 4月 20日発売!
全国書店のほかAmazon、ラトルズネットにて予約受付中です。
本書ではRaspberry Piの説明からはじまり、セットアップ、初期設定、基本的な使い方をマスターしていきます。サウンドや動画を再生したり、USBハードディスクやカメラモジュールなどの周辺機器の接続も行います。
後半は電子工作についてじっくりと進めていきます。まず初めはLチカからスタート。温度センサーやLCDディスプレイなどの電子パーツを接続したり、スマートフォンから制御を行います。最後は右図のような「ラジコン」を作成します。タミヤの「楽しい工作シリーズ」を使用しているので入手もしやすく、組み立ても簡単です。
第4版まではサンプルプログラムにPHPとC言語を使用していましたが、今回からRaspberry Piでも馴染みのある Python になっています。サンプルプログラムは専用ページからダウンロードできます。プログラムは苦手…という方でも、サンプルプログラムをコピーすれば動かすことができます。
サンプル動画 (Chapter 8のラジコン)
目次と解説
Chapter1 ラズベリー・パイで遊ぼう
1. ラズベリー・パイを知ろう
2. ラズベリー・パイのラインナップ
3. ラズベリー・パイのインターフェース
4. 必要な機器を準備しよう
Chapter2 ラズベリー・パイを導入しよう
1. 起動ディスクを作成しよう
2. ラズベリー・パイの配線をしよう
3. ラズベリー・パイのセットアップをしよう
4. Wi-Fiを設定しよう
Chapter3 ラズベリー・パイを使ってみよう
1. デスクトップを使ってみよう
2. Raspbianの基本を知ろう
3. ソフトをインストールしよう
4. テキストエディタを使いこなそう
5. リモートログインでパソコンから操作しよう
6. VNCでパソコンからリモートアクセス
Chapter4 マルチメディアを楽しもう
1. サウンドを再生しよう
2. 動画/ラジオを再生しよう
3. 音声合成でラズベリー・パイを喋らせよう
Chapter5 周辺機器を接続しよう
1. タッチ・スクリーン ディスプレイを接続しよう
2. 外付けUSBハードディスクをNASにしよう
3. Webカメラを利用しよう
4. ラズベリー・パイ専用カメラモジュールを接続しよう
5. カメラモジュールからUstreamで世界に配信しよう
Chapter6 電子工作を楽しもう・基本編
1. GPIOポートの基礎を知っておこう
2. ブレッドボードとは?
3. LEDの点灯を制御してみよう
4. ボタンからの入力を検知しよう
5. 基板上のLEDを制御してみよう
6. PWMでLEDの明るさを変えよう
7. 圧電スピーカーでブザーを鳴らそう
8. 1-Wireデバイスを接続しよう
9. I2Cデバイスを接続しよう
10. LCDモジュールに文字を表示しよう
11. RTCモジュールで正確な時刻を刻もう
12. ラズベリー・パイを家電の学習リモコンにしよう
Chapter7 スマートフォンからGPIOを制御しよう
1. WebIOPiを活用しよう
2. JavaScriptでGPIOを制御しよう
3. JavaScriptでI2Cを制御しよう
4. JavaScriptでカメラを制御しよう
Chapter8 電子工作を楽しもう・応用編
1. リアルtweetボタンを作ろう
2. 電源シャットダウンボタンを作ろう
3. 人感センサーで防犯システムを作ろう
4. ラズベリー・パイでラジコンカーを作ろう
Appendix 付録
1. サンプルプログラムの使用方法
2. NOOBSを使わずにRaspbianをインストールする方法
3. ラズベリー・パイで使用したメモリカードを初期化する
4. コンソールを利用する方法
5. ディスプレイの解像度を変更する
6. コンポジット端子のあるテレビで表示させる方法
7. CPUの温度やクロック周波数を確認する
8. 固定IPアドレスの設定方法
9. RAMディスクを有効化する
10. Raspi-congの設定(CUI編)
11. メモリカードのバックアップ/リストア
12. Bluetoothデバイスの使用
13. ラズベリー・パイZero Wにヘッダーピンを取り付ける
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【主な追加/変更内容】
・Raspberry Pi Zero W に対応(概要、図版、接続方法の説明を追加)
・新しいデスクトップPIXELに合わせて全リニューアル
・仕様変更となった SSH の設定手順を追加
・標準搭載されたRealVNCの使用方法を追加
・その他Raspbianのバージョンアップにより変更となった箇所の対応
===== 4月20日発売 Amazonでご予約いただけます =====
書籍情報

■商品名:ラズベリー・パイで遊ぼう! 改訂第2版
■著者:林 和孝
■価格:2,160円(本体2,000円+税8%)
■ISBNコード:978-4-89977-462-4
■本のサイズ:A5/フルカラー320ページ
2017年 4月 20日発売!
全国書店のほかAmazon、ラトルズネットにて予約受付中です。
本書ではRaspberry Piの説明からはじまり、セットアップ、初期設定、基本的な使い方をマスターしていきます。サウンドや動画を再生したり、USBハードディスクやカメラモジュールなどの周辺機器の接続も行います。

第4版まではサンプルプログラムにPHPとC言語を使用していましたが、今回からRaspberry Piでも馴染みのある Python になっています。サンプルプログラムは専用ページからダウンロードできます。プログラムは苦手…という方でも、サンプルプログラムをコピーすれば動かすことができます。
サンプル動画 (Chapter 8のラジコン)
目次と解説
Chapter1 ラズベリー・パイで遊ぼう
1. ラズベリー・パイを知ろう
2. ラズベリー・パイのラインナップ
3. ラズベリー・パイのインターフェース
4. 必要な機器を準備しよう
Chapter 1でははじめにRaspberry Piの概要や、各モデルの違いについて解説します。各コネクタは図入りで解説。Raspberry Piを使用するにあたって、Raspberry Piの他に必要なものについての説明がありますので、これからRaspberry Piをはじめる人も安心です。
Chapter2 ラズベリー・パイを導入しよう
1. 起動ディスクを作成しよう
2. ラズベリー・パイの配線をしよう
3. ラズベリー・パイのセットアップをしよう
4. Wi-Fiを設定しよう
Raspberry Piはメモリカードから起動するので、はじめにOSをインストールしなくてはなりません。Chapter 2では起動ディスクを作成して、OSのセットアップを行います。日本語で表示されるよう、日本語環境もセットアップします。Raspberry Pi 3ではWi-Fiが使えるようになったので、Wi-Fiのセットアップ方法も解説しています。
Chapter3 ラズベリー・パイを使ってみよう
1. デスクトップを使ってみよう
2. Raspbianの基本を知ろう
3. ソフトをインストールしよう
4. テキストエディタを使いこなそう
5. リモートログインでパソコンから操作しよう
6. VNCでパソコンからリモートアクセス
新しくなったOS Raspbian Jessieでは、はじめからデスクトップが起動します。デスクトップとはマウスで操作するグラフィカルなインターフェース(GUI)で、文字だけのコンソール(CUI)より遙かに簡単に操作できます。そうは言ってもLinuxはコマンドラインの操作が基本。Chapter 3では覚えておくと便利なコマンドや、使う機会が多いテキストエディタの使い方も解説します。テキストエディタはGUIとCUIの2種類説明していますので、お好みで使いやすい方を使用してください。
Chapter4 マルチメディアを楽しもう
1. サウンドを再生しよう
2. 動画/ラジオを再生しよう
3. 音声合成でラズベリー・パイを喋らせよう
Chapter 4ではサウンドや動画の再生を行います。用意したファイルを再生するだけでなく、インターネットラジオの再生にも挑戦していきます。世界中のインターネットラジオ局の放送がRaspberry Piで聴けるのは、ちょっと感動です。また音声合成では、日本語の文章をRaspberry Piに喋らせることができます。用意した文章だけでなく、現在時刻を喋ったり、後述する温度センサーの温度を喋らせることにも応用が可能です。
Chapter5 周辺機器を接続しよう
1. タッチ・スクリーン ディスプレイを接続しよう
2. 外付けUSBハードディスクをNASにしよう
3. Webカメラを利用しよう
4. ラズベリー・パイ専用カメラモジュールを接続しよう
5. カメラモジュールからUstreamで世界に配信しよう
Chapter 5ではRaspberry Piに様々な周辺機器を接続して使用していきます。タッチ・スクリーン ディスプレイはRaspberry PiのDSIコネクタに接続する、専用のディスプレイです。Raspberry Piの起動ディスクはメモリカードのため、大きなファイルを保存することはできませんが、USBハードディスクを接続すれば大量のファイルが保存できます。USBハードディスクを使ってNASを構築します。また、カメラも接続してみましょう。安価に入手できるWebカメラでストリーミングをしたり、CSIコネクタに接続する専用の「カメラモジュール」で静止画や動画撮影を行います。タイムラプス撮影についても解説していきます。
Chapter6 電子工作を楽しもう・基本編
1. GPIOポートの基礎を知っておこう
2. ブレッドボードとは?
3. LEDの点灯を制御してみよう
4. ボタンからの入力を検知しよう
5. 基板上のLEDを制御してみよう
6. PWMでLEDの明るさを変えよう
7. 圧電スピーカーでブザーを鳴らそう
8. 1-Wireデバイスを接続しよう
9. I2Cデバイスを接続しよう
10. LCDモジュールに文字を表示しよう
11. RTCモジュールで正確な時刻を刻もう
12. ラズベリー・パイを家電の学習リモコンにしよう
いよいよChapter 6から電子工作です。Raspberry PiのGPIOポートがどうなっているかという基礎からはじまり、電子工作の最初の一歩「Lチカ」の実験を行います。LEDを光らせたり、ボタン入力の方法を、コマンドとPythonのプログラム、それぞれの方法で行う手順を解説していきます。
中盤ではPWMの使用方法や、PWMでブザー音を発生させる方法を解説します。家電製品でよくあるあの「ピッ」という音が出せるようになると、電子工作の様々なところで活用できて便利です。
後半はセンサーなどの電子パーツを接続します。1-WireやI2Cの温度センサーを取り付けて、Raspberry Piで温度を読み取っていきます。キャラクタLCDディスプレイを接続すれば、超小型のディスプレイに文字を表示することができます。これを応用すれば、HDMIでディスプレイに接続していなくても、Raspberry Pi単独で情報を得ることができます。
Chapter7 スマートフォンからGPIOを制御しよう
1. WebIOPiを活用しよう
2. JavaScriptでGPIOを制御しよう
3. JavaScriptでI2Cを制御しよう
4. JavaScriptでカメラを制御しよう
Chapter 7ではWebIOPiというフレームワークを使って、スマートフォンからGPIOを制御する方法を解説していきます。Chapter 6でも行ったLEDやボタン入力をスマートフォンの画面上で制御したり、I2C接続の温度センサーや、キャラクタLCDディスプレイに文字を表示させたりします。
WebIOPiはPythonで作られているので、Pythonのプログラムを作って、WebIOPiに無い機能を追加していく方法も解説していきます。WebIOPiはマクロと呼ばれる、サーバー側で動作するプログラムを追加できるようになっています。Webサーバーが搭載されているので、クライアント側はJavaScriptでアクセスします。jQueryとHTMLがわかる人なら、ちょっとしたプログラムでGPIOの制御ができます。
Chapter8 電子工作を楽しもう・応用編
1. リアルtweetボタンを作ろう
2. 電源シャットダウンボタンを作ろう
3. 人感センサーで防犯システムを作ろう
4. ラズベリー・パイでラジコンカーを作ろう
Chapter 8では応用編ということで、今までやってきたことを組み合わせて、実用的なシステムを作っていきます。ボタンを押すと、押したボタンに応じたメッセージをtwitterにツイートしたり、人感センサーで人の動きを感知し、警報音を鳴らして証拠写真を撮るシステムを作ります。最後の仕上げは「ラジコンカー」です。誰でも簡単に作れるように、タミヤの工作キットを使用しました。ラジコン本体を、コントローラーのかわりにRaspberry Piに接続することで、Raspberry Piから操作します。Wi-Fiを使用し、モバイルバッテリーを電源にすれば、Raspberry Piは完全にワイヤレスになります。
ラジコンの操作はChapter 7で行ったWebIOPiを使い、スマートフォンから行います。前後左右の移動のほか、ショベルを上下に移動させたり、クラクション(ブザー)が鳴るようにもします。またPWMを使って、モーターの速度もコントロールできるようにしましょう。急に難易度が上がりましたが、サンプルプログラムが用意されていますので、まずはそのままコピーして動かしてみてください。
Appendix 付録
1. サンプルプログラムの使用方法
2. NOOBSを使わずにRaspbianをインストールする方法
3. ラズベリー・パイで使用したメモリカードを初期化する
4. コンソールを利用する方法
5. ディスプレイの解像度を変更する
6. コンポジット端子のあるテレビで表示させる方法
7. CPUの温度やクロック周波数を確認する
8. 固定IPアドレスの設定方法
9. RAMディスクを有効化する
10. Raspi-congの設定(CUI編)
11. メモリカードのバックアップ/リストア
12. Bluetoothデバイスの使用
13. ラズベリー・パイZero Wにヘッダーピンを取り付ける
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