独学Linux

Linuxの導入から応用まで、独学で学んだことを綴って、仲間を増やします! 日々の格闘を報告したいと思います。

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ownCloudでプライベート・クラウド環境を構築しよう!《その3》

ownCloudのまとめとして、実際にどうやって使うかというところを解説しておきたいと思います。現時点では限られた機能しか使えませんが、プラグインの形でいろいろと追加できる仕様になっているようですので、今後に期待できそうです。

■ ファイルをアップロードする

クラウド環境で最も重要な機能ですね。後述するWEBDAVを利用すればもっと簡単にアップロードが可能になります。

owncloud-addfilesサイトの右下にあるMore Actionsをクリックした後、「参照」ボタンをクリックしてファイルを選択。「Create」ボタンをクリックすればアップロードされます。

■ ファイルのプレビュー

まだtest段階のプラグインのようですが、テキストと画像についてはファイルのプレビューが可能です。

owncloud-textテキストファイルのファイル名をクリックすると、こんな感じに行番号付きでプレビューされます。ハイライトが効かないところは今ひとつですが…。

owncloud-picture画像ファイルのファイル名をクリックすると、こんな感じにプレビューされます。写真は知人の飼い犬のコジローくんです(笑
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ownCloudでプライベート・クラウド環境を構築しよう!《その2》

予告通り、ownCloudの導入方法をまとめておきます。インストールの手順としては、WEBサーバ(Apache2)・データベースサーバ(MySQLまたはSQLite)をセットアップして、ownCloudの一式をWEBサーバのドキュメントルート(Webから見えるコンテンツを配置するディレクトリ)にコピーするという形になります。

Ubuntuの場合、WEBサーバは、事実上、Apache2のパッケージをインストールするだけで稼働します。ローカルネットワークで試すだけなら、特にいじるところはなく、決して難しくはありません。以下、説明を加えているので長くなりますが、実際にやっている作業は単純です。

STEP1:LAMPサーバの導入

サーバ版ではインストール時に導入しているケースが多いと思いますが、今回はデスクトップ版のUbuntu 10.10で試しましたので、サーバ環境が入っていません。なので、まず、Apache2とMySQLとPHPを導入します。これらのパッケージは下記のコマンドで一発で導入できます。

$ sudo apt-get update
$ sudo tasksel


このコマンドを実行すると、下記のようなパッケージの一覧が表示されます。キーボードの↑↓で「LAMP server」のところに移動させ、スペースキーで選択します(*印が付く)。

taskselTAbキーで「了解」と書かれたところに移動してEnterキーを押せばインストールが開始されます。

途中、MySQLのrootパスワードの入力画面が表示されるので、任意のパスワードを入力して「進む」ボタンをクリックします。ちなみに、これはMySQLの管理者用でOSの管理者(root)のパスワードではありません。

owncloud-mysql同じ画面が2度出ますが、2回目は最初に入力したものと同じものを入力します。

これでインストールが続行されて、あとは終了を待つのみです。

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ownCloudでプライベート・クラウド環境を構築しよう!《その1》

久々の更新です。皆さん、ブログ始めてみましたか?今月は風邪ひいたり、本業が忙しく疲労していたので、ほとんど更新できませんでした。メルマガも遅れていまして申し訳ありません。

お休みしている間もデスクトップLinux関連では、いろいろな話題がありましたが、昨日、特に面白い話題がありました。KDE.orgが11月25日に公開した「ownCloud 1.1」です。

ownCloudは、DropBoxやUbuntu Oneと同様に、ネットワーク経由でファイルを共有するクラウド環境を簡単に構築できる優れものです。DropBoxでは容量に限度がありますが、ownCloudでプライベートなクラウド環境を作れば、事実上、容量に制限はありません(サーバのHDDに余裕があれば)。

ローカルLAN内での実験ですが、今回はUbuntu 10.10で試してみました。Apache・MySQL・PHP(いわゆるLAMPサーバ)で動いていますので、Fedoraでも可能だと思います(未確認)。

owncloudWEBベースで接続したところ。ファイルのアップロードや新規フォルダの作成だけでなく、ユーザの追加も可能です。

webdav-owncloud-1WEBDAVを利用してnautilusで接続したところ。DropBoxと同様、マウントしてファイル管理が可能です。
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Lightning Talk at Ubuntu Release Party

Ubuntuリリースパーティー東京が昨日無事に開催されました。受付をやっていたので、最初の部分はどんな感じで始まったのかわかりませんが、その人数に圧倒されました。欠席者を除いても70人ぐらいはいたのでは?

参加できなかった方、あるいは当日アルコールで集中できなかった方のために、僕がライトニングトークで話した内容を資料とセリフを含めてYouTubeにアップロードしました。大したことは話してないし、画質もあまりよくないですが、少しでも参考になれば…


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Galaxy Live Wallpaper for Compiz

久々のCompizの話題です。

壁紙で銀河の個々の星を動かすGalaxy Live WallpaperがCompizのプラグインとしてPPAで公開されていました。このPPA版はUbuntu 10.10(Maverick)にのみ対応しています。Lucidでもソースからコンパイルすれば使えますけど。

galaxy背景はデフォルトで入っているソンブレロ星雲です。手前の銀河っぽいやつの個々の星が回転します。

Intelドライバではほとんど動かないので期待しない方がいいでしょう。今回はEeeTop(NVIDIA ION)でNVIDIAドライバを使って試しました。こちらは、たまにCompizが落ちるものの滑らかに動きます。少なくともCompizがストレスなく動く環境でなければ使えません。続きを読む 》

Ubuntu 10.10 リリースパーティー東京!

[2010.11.6 速報] おかげさまで多数の方々が参加し、無事(?)終了しました。

予定通り、10月16日付けでUbuntu日本語Remix 10.10が公開されましたね。

maverickUbuntu 10.10のデスクトップ。ソフトウェア・センターのデザインが刷新され、画像編集ソフトがFedoraと同様、Shotwellに変更されました。

早速、サーバをランダムに切り替えて(ここ重要)、ネットブックに入れてあるLucidをアップグレードしてみたところ、約1時間で完了しました。サードパーティーのリポジトリは一時的に無効にしておくといいでしょう。

さて、やや日程的に遅れる感じではありますが、Maverickの公開を祝おう!ということで、Viva!Ubuntu!!のu-bonさんが「Ubuntu 10.10 リリースパーティー東京」を呼びかけています

開催地は東京・秋葉原、開催予定日は11月6日(土)で、開催するには10月30日までに最低50人が必要ですが、現在の登録者数は16名。僕も参加する予定ですので、皆さんぜひ登録して下さい!
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Ubuntuで試す顔認証ログインシステム

今回は顔認証(face-authentication)という非常に興味深い機能を試してみましたので、その報告です。よく映画などにも出てくるし、いまでは実際に使われているところもあるかと思いますが、まさかLinuxでしかも自分で試せるとは思っていませんでした。


※ UbuntuのKDMでのログイン時に顔認証を行なっているようす。

必要なものは、WEBカメラを搭載しているUbuntu(Lucid or Maverick)をインストールしたPCだけ。ただし、ここで紹介するのはGNOME版のみです。KDEでも使えますが、導入方法が異なりますし、自分で試してはいませんので、KDE版は省略します(KDE版の方がカッコよさそうですけど)。
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Ubuntu 10.10 Desktop Japanese Remix RCをテスト中

本家では本日公開予定のUbuntu 10.10(Maverick Meerkat)ですが、まだアナウンスは出ていません。
[追記] 19:22 先程、アナウンスされました。
Ubuntu 10.10 is Released

現在、Japanese Teamの皆さんが、Japanese Remix RC版のCDイメージを配布して、テストを呼びかけています。

● 前回の記事と同じ理由で、Japanese Remix RC版のダウンロードの一極集中を避けるため、下記のダウンロード元のいずれかをランダムに選択して下さい。
Ubuntu 10.10 Desktop Japanese Remix CD リリース候補板

● 求められているテスト内容
RemixCDImage Japanese Remix CD Imageのテスト

全部確かめる必要はないと思います。
1つでも不具合が確認できたら、MLで報告しましょう。

なお、Ubuntu 10.10 Desktop Japanese Remixの正式版は、10/16(土)に公開予定とのことです。続きを読む 》

Ubuntuのアップグレード時に注意すべきこと

[2010/10/8 修正しました]


さて、Ubuntuの次期バージョン10.10(開発名:Maverick Meerkat)の公開まで、いよいよあと3日(日本語リミックスはもう少し後になりますが…)となりました。多くの方が即効でアップグレードしようと待ち構えていることでしょう。

でも、ちょっと待って下さい。

Ubuntu日本語Remix版CDからインストールすると、メニューの「システム>システム管理>ソフトウェア・ソース」(パッケージの入手元を設定するプログラム)では、デフォルトで「日本のサーバ」が指定されます。最新バージョンがリリースされるたびに、多くの方がこのままアップグレードを行っているようですが、このままだと、jp.archive.ubuntu.comというサーバに大きな負担がかかってしまいます(他のミラーサーバの60倍のアクセスがあるそうです)。

この一極集中を避けるには、最後の参考の部分にあるように「ミラーサーバーの設定を変更」する必要があるのですが、このやり方がよくわからないという方のために、もう少しわかりやすくまとめておきます。

新バージョンへのアップグレード時の影響が特に大きいそうですので、以下の設定は必ずアップグレード前に行って下さい。続きを読む 》

MySQLで試すデータベース入門《その2》

MySQLの続きです。今回は既存のデータベースをOpenOffice.org Baseを使って読み込み、さらにCalc(OpenOffice.orgの表計算ソフト)やWriter(OpenOffice.orgのワープロソフト)で読み込んだデータを利用する方法を紹介しましょう。

base-1MySQLと接続すれば、MySQLのデータベースを利用することができます。


calc-1MySQLのテーブルをCalcに書き出したようす。
テーブルを選択してドラッグ&ドロップするだけで、ワークシートに貼り付けることができます。



writer-1MySQLのテーブルをWriterに書き出したようす。Calcと同様にテーブルを選択してドラッグ&ドロップするだけでデータを貼り付けることができます。レイアウトを設定することも可能です。
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OpenShotの最新版で作る3D Animated Title

MySQLの続きを書く前に、簡易動画編集ソフトの「OpenShot」の最新版に面白い機能が追加されたので、早速試してみました。

YouTubeにアップした動画と、Descriptionに書いた導入方法(てきとうな英語ですが)を転載しておきます。
あ、Linxじゃなく、Lynxでしたね...orz

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MySQLで試すデータベース入門《その1》

先日、秋葉原の某書店で「データベースって難しいんだよね…」とこぼしている年配の方を見かけました。本業ではExcelで十分なのであまり気にしたことはなかったのですが、調べてみると確かにいろいろと難しそうです。

MythTVなどを試したときにMySQLの設定をやったことがありますが、必要最小限の範囲でしか使っていません。そこで、改めてデータベースの使い方を調べ、いろいろ試してみましたので、まとめておこうと思います。

mysql-base-successOpenOffice.org BaseをMySQLサーバに接続したところ。昨日まで、文字化けが解消できずに苦戦していました。

そもそもデータベースって何でしょう?

データベースとは

さまざまな情報を整理する際、短い文でまとめてメモに残したり、ExcelやCalcなどの表計算ソフトで一覧表にしたり、日記に書いたり…などと、いろいろな方法があります。一般的には、このような情報を項目ごとに整理してまとめて蓄積したものをデータベースと呼びます。通常、Accessなどのデータベース管理ソフトで使われるデータベースという言葉も同じ意味で、ただ管理システムで使われるため、特定の方法でデジタル化されているだけです。

データベースはあくまでデータの入れ物にすぎず、実際にデータを出し入れするのは、データベース管理システム(DBMS)の役割で、オープンソースの無償で使えるDBMSとしては、MySQLPostgreSQLSQLiteなどがあります。いずれも、サーバ・クライアント方式で稼働します。SQLiteは簡易版ですが、MySQLとPostgreSQLは機能も豊富で互角な感じです。

DBMSは汎用的な手段を提供するソフトですが、OpenOffice.orgのBase、Calc、Writerなどのデータベース連携アプリケーションと併用すれば、より簡単に利用することが可能になります。また、多くのサイトでも、データベース管理システムを利用しています。身近な例で言えば、Google検索でも利用されていますよね。

まずはじめに、MySQLのインストール方法と基本的な使い方をまとめてみましょう。続きを読む 》

近況報告

更新間隔を縮めるはずでしたが、またまた半月ほどサボってしまいました。すみません。最近はデータベースにはまってまして、近々記事にできたらいいなと思っております。

今日は2点ほどお知らせを…

● 次号メルマガを発刊します

不定期で発刊している「これならわかる!デスクトップLinux」ですが、前回に引き続き、「今さら聞けないLinuxの疑問《その2》」と題してインストールに関わる用語をいくつか解説します。明日18日の午前8時配送予定です。購読方法はトップページを参照して下さい。
[追記]
トップページにリンクがありますが、メルマガの登録/解除は直接こちらのページからどうぞ。
初心者向けメールマガジンを配信します!

● Ubuntu Magazine Japan vol.04の記事が公開

vol.05が発売されましたので、CC-BY-NCライセンスでvol.04の記事が無償公開されました。人気雑誌の無償公開とか普通ありえませんよね〜。今さらながら、アスキーさんの英断に驚きを隠せません。ちなみに、僕が書いた記事も公開されています。続きを読む 》

Ubuntu Magazine Japan vol.5が本日発売!

1ヶ月ほどお休みしてしまいました。すみません。
9月からは気を取り直して頑張って更新したいと思います。

というわけで、Ubuntu Magazine Japan vol.05が本日発売されます!

vol05
えーと、表紙モデルは橋本楓ちゃん13歳だそうです。制服のエンブレムにUbuntuマークが!今回はカッコいいステッカー付きとのことです。
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Lucid Lynxで日本語TeX環境を構築する方法

今月はほとんど更新できませんでしたが、月が変わる前に一記事書いておきます。

理科系の大学生や大学院生にとって、WordやOpenOffice.orgでは数式を多用するレポートや論文を書くのに非常に不便です。数式を多用する文書を作成するには、LaTeXを使いましょう。TeXのコマンドを覚えるのは大変ですが、慣れてしまえば、綺麗な数式入りの文書をさくさくと作れるようになります。

ところが、Ubuntu 10.04(Lucid Lynx)では、PDFを作成するdvipdfmxを実行するのに必要なdvipsk-jaパッケージに不具合があり、そのままでは日本語PDFが作成できません。なので、そのあたりを改善する方法も合わせてまとめておきます。

2010/10/12 追記
Maverick(Ubuntu 10.10)では、dvipsk-jaが修正されているようで、latex-env-jaとlatex-extra-jaの導入だけで大丈夫なようです。


TeXのコマンドや使い方については下記のカテゴリを参照。
独学Linux:TeXカテゴリ


日本語TeX環境のインストール

Ubuntuでは、日本語セットアップヘルパを使って簡単に導入できます。まず、Gnomeメニューから「システム>システム管理>日本語環境セットアップ・ヘルパ」を起動します。日本語環境セットアップ・ヘルパでは、チェックを入れてOKボタンをクリックしていくだけで必要なパッケージが簡単にインストールできます。日本語TeX環境に必要なものは、3ステップ目に表示される以下の2つのパッケージだけです。
● latex-env-ja
● latex-extra-ja


以前はこれだけでよかったのですが、Lucidでdvipdfmxを利用するには、ひと工夫必要です。続きを読む 》

How to upgrade from Karmic to Lucid!

遅ればせながら、EeeTopにインストールしたUbuntuをKarmicからLucidにアップグレードしてみました。せっかくなので、記事にしておきます。これからアップグレードしようとされているどなたかの参考になれば幸いです。

upgrade-0
アップグレードに成功したEeeTop。ついでに昨日アナウンスされたCompiz 0.9.0をインストールしてみました。

Compiz 0.9.0は、まだバグも多く導入方法もかなり面倒なわりに目新しい機能もほとんどないので、あまりお薦めしません。

【Lucidへのアップグレード方法】


STEP 1:バックアップ
まず、アップグレードに失敗した場合に備えて、大事なファイルは保存しておきましょう。/homeディレクトリを丸ごとバックアップしてもいいのですが、僕の場合、必要なのは、画像・動画・OpenOffice文書・TeX文書などのデータと、FirefoxのブックマークとThunderbirdの保存メールぐらいなので、ドットで始まる隠しフォルダなどの各種の設定ファイル群のバックアップは特に気にしていません(前バージョンの設定ファイル群をそのまま復元すると、アプリの設定方法が変更されていたりして不具合が起きることもあります)。

ちなみに、Firefoxのブックマークは「ブックマーク>ブックマークの管理」で「インポートとバックアップ>バックアップ」を選択し、bookmarks-yyyy-mm-dd.jsonという名称のファイルを保存して、アップグレード後にインポートすれば復元できます。続きを読む 》

NotifyOSD Configuration for Lucid

相変わらず、Ubuntuの話題で申し訳ありません。

先日、NotifyOSDでオリジナルのメッセージを通知する方法(Pythonを利用)を紹介しましたが、通知領域の背景色や大きさや位置を変更するツール(NotifyOSD Configuration)が公開されています(Ubuntu 10.04 Lucid Lynx対応)。

【参考】Pythonスクリプトでオリジナルのメッセージを通知する方法

notifyosd-config-1NotifyOSD Configurationでは、通知領域の背景色、文字色、表示位置、横幅などを変更できます。
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Nautilus Toolbar editor for Lucid

Ubuntu 10.04では、デフォルトでNautilusの場所をフルパス表示するボタンが表示されなくなりました。Ctrl+Lキーを使えば表示できるのですが、何かと不便です。いろいろ調べてみたところ、ツールバーエディタを含むNautilus(Nautilus-Elementary)がPPAで配布されていました。

nautilus-toolbar-editor-1上がカスタマイズ後、下がデフォルトのNautilusのツールバー。場所をフルパス表示させるボタンだけでなく、表示を変更するボタン、新規タブなどを表示させるボタンも追加してみました。

インストール方法

Nautilusをバージョンアップするだけですので、PPAのリポジトリを追加して、アップデートすれば利用できるようになります。インストール後は、一度ログアウトする必要があります。
(注意) 追加したNautilusをアンインストールするのは難しいので、自己責任でお願いします。

$ sudo add-apt-repository ppa:am-monkeyd/nautilus-elementary-ppa
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade

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Ubuntu Magazine Japan vol.04が近日発売!

Ubuntuファン待望のUbuntu Magazine Japan vol.04が5月31日(月)に発売されます!

今回僕が担当したのは3Dデスクトップを完全マスターの部分で、ページ数は少ないですが、Compizの入門的な内容になっています。10.04で加わった壁紙を多用して、綺麗な画像で各種プラグインを紹介しています。

ubuntumagazine-04
いつの間にやら第4号。今回の表紙はNHK教育テレビ「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」の「まいんちゃん」こと、福原遥ちゃん。日本で一番有名な小学6年生(小6になってたんですね...orz)。なんと4ページのグラビアでも登場です。ですが、個人的には20歳以上のおねえさん希望…(ry

さて、今回の内容は?というと、もちろん主役はUbuntu 10.04 LTS(Lucid Lynx)、デスクトップ版で3年間に及ぶ長期サポートに対応した最新版Ubuntuの特集です。でも、それだけでなく、以下のような豪華な内容になっています。続きを読む 》

Fedora13(Goddard)正規版が公開!

一週間ほど公開が先延ばしになっていましたが、25日付けでFedora13(Goddard)の正規版が無事に公開されました。
Beta版ではLiveCDがCDサイズを超えていたので心配だったのですが、結局、700MBを切り、LiveDVDにならずに済んだようです。今回のLiveCDでは、Gnome2.30が採用され、デスクトップLinuxの観点からもいろいろと変更されています。

F13
Fedora13のデスクトップ。
とりあえず、LucidのVirtualBoxでインストールしました。


それでは、Fedora13での変更点をいくつか紹介しておきましょう。ほとんどの機能はUbuntu10.04でも使えます。続きを読む 》

Stackswitcher plugin on Lucid Lynx

月末に発売予定の某誌の記事に合わせて(謎)、久々にCompizのプラグインを追加してみました。ちょっと古いですがGitwebではC言語のソースがまだ配付されており、デフォルトでインストールされていないいくつかのプラグインを試すことができます(以下、Ubuntu 10.04 Lucid Lynxを使用しています)。

特に、次の2つのプラグインは非常に興味深いものです。

● Stackswitcher (Windowsキー+Tabキーで実行)
 傾斜したデスクトップ上にウィンドウが配置されて選択できる。
● Peek (マウスポインタの移動で実行)
 下部パネルのウィンドウセレクタにマウスポインタを重ねると、選択したウィンドウだけが強調され、それ以外のウィンドウが半透明になる。


StackswitcherとPeek。透明なターミナルはおまけ。
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オープンソース版のGoogle日本語入力が公開

昨日、Google日本語入力がオープンソース(プロジェクト名は「Mozc(モズク)」)として公開されました。Ubuntuでも使えるということなので、さっそくUbuntu 10.04(Lucid Lynx)に導入してみました。

ibus-mozc
Google日本語入力(ibus-mozc)

ibus-anthy従来のAnthy日本語入力(ibus-anthy)

WEB上で収集した固有名詞などは辞書から削除されているとのことですが、こうして比較してみると、かなり違います。変換効率が飛躍的に向上するのではないでしょうか?

実際の導入方法は、下記のサイトに詳しく紹介されています。Ubuntu 10.04の場合は、debパッケージを作成する方法が一番簡単だと思いますので、以下、概略をまとめてみます。
code.google.com:Mozc - Japanese Input Method for Chromium OS, Windows, Mac and Linux

[2011.8.10 追記]
Ubuntu 11.04(Natty)では、リポジトリに含まれていますので、下記のコマンドで導入できます。
$ sudo apt-get install ibus-mozc mozc-utils-gui


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Python スクリプトでGmail経由のメールを送信する方法

前回の続きで、Pythonスクリプトを使ったTipsの紹介です。

Pythonではeメールの送信も可能なのですが、普段Gmailを使うことが多いため、いろいろと調べてみたところ、Gmail経由でメール送信ができることがわかりました。ついでに、PNG画像の添付にも成功したので、まとめてみます。

python-gmail-test
送信元と送信先を同じGmailアドレスに指定して受信したようす。添付画像もきちんと受信された。


前回の通知表示と同様、pythonスクリプトを拡張子.pyとしてファイルに保存して、作成したファイルに実行権を与え、端末で実行するか、ファイルをダブルクリックして実行します。続きを読む 》

Pythonスクリプトでオリジナルのメッセージを通知する方法

ほぼ1ヶ月ぶりの更新になってしまいました。本業の方で、人事異動があり、慣れない仕事で四苦八苦しております。GW後ぐらいには落ち着くのでは?と期待しているのですが…。

最近、少しPythonを使っていろいろと遊んでみたので、いくつか小分けにして紹介したいと思います。

まずは、タイトルにあるように「Pythonスクリプトでオリジナルのメッセージを通知する方法」です。

Ubuntu 9.04あたりから黒ベースのシックな表示になったNotifyOSD(メッセージを通知するプログラム)ですが、これを使ってオリジナルのメッセージを表示させてみます。なお、Fedora 12で同じスクリプトを使ってみたら、あっけなく普通に動作してしまいました。

python-notifyUbuntu 10.04 Beta2
実行するには、python-notifyというパッケージが必要だが、デフォルトではインストールされていない。


fedora-notifyFedora 12
notify-pythonというパッケージが必要だが、デフォルトで入っている。


シェルスクリプトと組み合わせて、実行時に注意書きを表示させるというような用途に使えるのではないでしょうか?続きを読む 》

HDDに保存したISOイメージをGRUB2で直接起動する方法《Ubuntu 9.10対応》

[2010.0326 AM2:33 修正]
本業が忙しく、更新が遅れてしまいました。GRUB2についていろいろ調べてみたら、タイトルに書いたように、Ubuntu9.10がインストールしてあるHDDの中に保存したisoイメージを直接起動できることがわかりました。

※ やや難易度が高いと思いますので、初心者向けではありません。

試しに、Ubuntu 10.04の開発版(daily buildの3/25バージョン)のISOイメージを起動させてみました。続きを読む 》

Plymouth on Ubuntu 10.04(Lucid Linx)

Ubuntu 10.04では、起動時の画面表示がFedoraでも使われているPlymouthに変更されます。開発版でいろいろと試してみました。

Plymouthのテーマ

Plymouthのテーマは、デフォルトでいくつか含まれていて、初期設定では、「ubuntu-logo」が設定されています。テーマを変更するには、下記のコマンドでよいはずですが、現段階ではきちんと変更されないようで、正式版の公開を待つしかないかなと、様子見状態です。

$ sudo plymouth-set-default-theme (テーマの名称) --rebuild-initrd
現時点では「plymouth-set-default-theme」コマンドは使えません。以下同様。

[2010.4.19 修正 -ここから-]
デフォルト以外のテーマをインストールするには、下記のコマンドを実行します。

$ sudo apt-get install plymouth-theme-*

また、設定方法はBeta2以降で下記のコマンドに変更されました。

$ sudo update-alternatives --config default.plymouth

下記のような表示が出るので、最後の入力部分で表示したいテーマの番号を入力します。
There are 11 choices for the alternative default.plymouth (providing /lib/plymouth/themes/default.plymouth).

 Selection Path
 優  Status
------------------------------------------------------------
0 /lib/plymouth/themes/kubuntu-logo/kubuntu-logo.plymouth 150 auto mode
1 /lib/plymouth/themes/fade-in/fade-in.plymouth 10 manual mode
2  /lib/plymouth/themes/glow/glow.plymouth 10 manual mode
3 /lib/plymouth/themes/kubuntu-logo/kubuntu-logo.plymouth 150 manual mode
4 /lib/plymouth/themes/lubuntu-logo/lubuntu-logo.plymouth 150 manual mode
5 /lib/plymouth/themes/sabily/sabily.plymouth 60 manual mode
6 /lib/plymouth/themes/script/script.plymouth 10 manual mode
7 /lib/plymouth/themes/solar/solar.plymouth 10 manual mode
8 /lib/plymouth/themes/spinfinity/spinfinity.plymouth 10 manual mode
9 /lib/plymouth/themes/ubuntu-logo/ubuntu-logo.plymouth 100 manual mode
* 10 /lib/plymouth/themes/ubuntustudio-logo/ubuntustudio-logo.plymouth 150 manual mode
11 /lib/plymouth/themes/xubuntu-logo/xubuntu-logo.plymouth 150 manual mode

Press enter to keep the current choice[*], or type selection number:

[2010.4.19 修正 -ここまで-]

利用可能なテーマの名称は、下記のコマンドで確認できます。

$ sudo plymouth-set-default-theme --list

$ sudo plymouth-set-default-theme --list
details
fade-in
glow
script
solar
space-sunrise
spinfinity
text
ubuntu-logo

ubuntu-logo
ubuntu-logo
Lucidのデフォルトのテーマ。Intel以外のグラフィックドライバでは正常に表示されない場合もある。


solar
solar
Fedoraで注目されたテーマ。青い太陽からプロミネンスが湧き上がるようなアニメーションが表示される。

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MPX on Ubuntu 10.04(Lucid Lynx)!

Ubuntu 10.04(Lucid Lynx)では、Xserver 1.7が採用されており、これまでFedora 12でしか使えなかったMPXが利用可能になりましたrecordMyDesktopで動画を撮影してみましたが、2つ目のマウスポインタが映らなかったので、今回、動画はなしです(デジカメも三脚が壊れているので…)。ちなみに、スクリーンショットでも映りませんでした...orz

使い方は、以前紹介した記事「MPX on Fedora12《複数のマウスポインタを使う》」とまったく一緒ですが、Ubuntu用に再掲載しておきます。続きを読む 》

Ubuntu 10.04(Lucid Lynx)の開発版

Ubuntu 10.04(Lucid Lynx)のDaily build(開発バージョン:3/7付けの最新版)をインストールして試してみました。外観のデザインはほぼ固まったようです。

lucid-0
これまでUbuntuのトレードマークだった茶色の壁紙から紫色の壁紙に変更され、GTKテーマに黒色のメニューを採用するなど、かなり雰囲気が変わっています。

lucid-livecd
LiveCDの起動画面も大幅に変更されています。お試しのLive環境の起動は「Try Ubuntu 10.04」というボタンをクリックする形になりました。
続きを読む 》

Fedora12でsudoを使う方法

次回のメルマガで書こうと思っていたのですが、ちょっと難しいかも知れないので、ブログの方で紹介することにしました。

管理者権限でコマンドを実行するためには、Ubuntuではコマンドの前に「sudo」を加えてユーザのパスワードで認証を行います。一方、Fedoraでは、「su」コマンドを実行し、rootのパスワードで認証を行ったのち、rootになってからコマンドを実行します。

Fedoraユーザにも、Ubuntuのように「sudo」を使いたいという人もいるかも知れないので、Fedora12でsudoを使う方法をまとめておこうと思います。

一般ユーザのグループ設定

sudoを使うには、wheelというグループに一般ユーザを登録しておかなくてはなりません。これを実行するには、GUIで行う方法とコマンドで行う方法があります。続きを読む 》

Usplashのカスタマイズ《Ubuntu 9.10対応》

Ubuntu 9.10(Karmic Koala)では、GRUBでカーネルを選択した後の起動直後の画面表示(Usplash)のしくみが変更され、ログインの前後にアニメーション表示される画面表示(Xsplash)が追加されました。Xsplashについては、本家のフォーラムなどで配布されているスクリプトを利用して簡単に変更できますが、Usplashの変更は、結構面倒です。

やや難易度が高いため、Ubuntu Magazine Japan vol.03では扱わなかったので、ここで紹介しておきます。他の記事をみたら、別に書いてもよかったんじゃないかなどと思ったのは秘密です(笑)。

開発環境を導入

Usplashを変更するには、usplash-theme-ubuntuというパッケージのソースコードを入手してリビルドしなければなりません。まずは、下記のコマンドでリビルドに必要なパッケージを導入しておきましょう。

$ sudo apt-get build-dep usplash-theme-ubuntu

ソースコードを入手する

続いて、次のコマンドでソースコードを入手しましょう。

$ apt-get source usplash-theme-ubuntu

(注意) sudoは不要です。リビルド作業は、安全のため、一般ユーザで実行します。続きを読む 》

Ubuntu Magazine Japan vol.03が近日発売!

あっという間に、発売時期になってしまいました。久々の更新が、宣伝になってしまい申し訳ありません…。

というわけで、Ubuntu Magazine Japan vol.03が2月23日(火)に発売されます。まだ見本誌が届いていないので、自分の書いたところしか詳しい内容はわかりませんけど。

Ubuntumag03
Ubuntu Japanese Team監修の「重大トラブル完全レスキュー術」は完全保存版!だそうです。表紙の女の子は瓜生 美咲ちゃん。なんで毎回…いや、多くは語りません。今回は1Kを切る低価格で販売されるとのこと。お買い得です!


【主な内容】
 ● 重大トラブル完全レスキュー術
 ● OSを自作!
 ● デスクトップのカスタマイズ & CD/DVDのリマスター方法
 ● はじめてのコマンド&端末入門
 ● 使えるGoogle Chromeエクステンション60
 ● 次期バージョン「10.04 LTS Lucid Lynx」の新機能
 ● FedoraとUbuntuの違い


今回は「デスクトップのカスタマイズ」の部分と「FedoraとUbuntuの違い」のところを執筆しました。MoblinとかDebianとかFedoraとか、なんかUbuntu Magazineというタイトルに反するようなことばかり書いてる気がしますが、他意はありません。

Ubuntuの解説は、Ubuntuに詳しいJapanese Teamのみなさんやu-bonさんにおまかせということで。う、それを言っては僕の出番がなくなる…。

ディストリはたくさん種類があるので、いろいろ試してみてはいかがでしょうか?最終的には、やっぱりUbuntu!ということになりそうですけど…。

Fedoraに興味がある方は、下記のフォーラムをご利用下さい。たまにつながりにくくなりますが…。僕が個人的に立ち上げたフォーラムですけど、公式の日本語フォーラムがないので、貴重な存在だと思っています。

 Fedora Users Forum

本業の方が忙しいため、疲労度が激しく(年のせいではない!)、なかなか更新できませんが、Ubuntu Magazine Japan vol.03 に書き切れなかったことなど、取り上げていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願い致します!

独自プロジェクトに分離したGnomeDoのDocky《Ubuntu 9.10対応》

しばらくお休みしてましたが、久々の更新です。

GnomeDoのドック機能Dockyについては、以前に紹介しましたが、いつの間にかGnomeDoからDockyが独立して独自プロジェクトになっていたようです。

docky-1←3D表示が可能になってます。

参考:Docky Wiki

Fedoraではソースからコンパイルしないと使えませんが、Ubuntu 9.10であれば簡単にインストール出来ます。

Dockyのインストール

下記のコマンドで、PPAのリポジトリを追加してaptでインストールできます。リポジトリの追加後は、Synapticでもインストール可能です。

$ sudo add-apt-repository ppa:docky-core/ppa
$ sudo apt-get update && sudo apt-get install docky


Dockyの起動

Dockyをインストールすると、メニューに下記の項目が追加されますので、ここから起動します。
● アプリケーション>アクセサリ>Docky

Dockyの3D表示

この新しいDockyでは、Cairo-dockのような3D表示が可能になっています。ただし、デスクトップ効果が有効になっていないと3D表示は使えません。

docky-2←Dockyのアイコンをクリックして「Docky Configuration」のDocksタブの中にある「3D Background」にチェックを入れる。

FedoraやOpenSUSEでのインストール方法は、上記のWikiのInstalling - Dockyのページに書かれています。
ちなみに、Fedoraではまだ試していません。

※ ここのところ、某誌がらみの検証しかやっていなくて、かつ、某誌がらみの内容はフライングになってしまうので、なかなか更新できませんでした。ちなみに、某誌ではちょっと掟破り(?)の記事も書いています(おっと、これはセーフ?)。

EeeTop ET2002T でUbuntu 9.10 (Karmic Koala)

更新頻度を上げると宣言しておきながら、すでに一週間。なかなか予定通りにはいきませんね。

さて、実は年末に11月末に発売されたばかりの「EeeTop ET2002T」(Atom+nVIDIA ION搭載のディスプレイ一体型ネットトップPC)を衝動買いしてしまいまして(注)、外付けHDDにUbuntu 9.10をインストールして試してみました。結果的に、たいした苦労もなく、意外にすんなり使えてしまいました。

eeetop-1
GRUB2に背景を設定してみました。20インチの大画面は迫力です。これで8万円を切る価格は魅力。

(注) Cudaが使いたくて、高価なワークステーションを狙っていたのですが、あまりにも電力を食いそうだし、かなり重そうなので、悩んでいるうちに、ついポチッと…。

             ※ 詳しい設定についてはこちら↓続きを読む 》

明けましておめでとうございます!

2006年1月2日から書き始めたこのブログも、とうとう5年目に突入(←修正しました:4年経ったので5年目ですね)しました。何の気なしに始めたブログから、何故か雑誌の執筆を依頼されるなど、思わぬ展開に改めて不思議な感覚を覚えています。と言いつつ、いまも原稿の準備を進めながら、書いていたりするわけで…。一昨年あたりから非常に多くの方にアクセスしていただいており、とても感謝しております。と同時に、昨年の後半から更新頻度が少なくなってしまい、メルマガも発行できなかったりで、ご期待に添えず大変申し訳なく思っています。

一昨年後半あたりからUbuntuに注目が集まり、いまや「デスクトップLinux=Ubuntu」となりつつありますが、ディストリはUbuntuだけではありません。FedoraやOpenSUSEやVine LinuxやDebian GNU/Linuxなどもそれぞれ進化していますし、他にも軽量なものや特定の用途に適したものなど数えあげれば切りがありません。個人的にも年々Ubuntuの利用頻度が上がっているわけですが、前回の記事のような最新機能をいち早く試すには、Fedoraという選択肢もまだ消せないというのが本音のところです。

普通なら、今年の抱負などを書くところでしょうけど、いまのところ何も考えていないので、特に書くこともありません。ただ、もうアクセス数とかあまり気にせず、もう少し気楽に書いて更新頻度を上げていきたいとは思っています。メルマガも早めに再開し、少なくとも月に1回ぐらいは発行したいですね。

ブログを書き始めた当初に比べれば、デスクトップLinuxの利用者は格段に増えているとは思いますが、まだまだ世間一般に十分認知されているとは思えません。Windowsと比べてどうこうということではなく、こんな面白いものがあるということを一人でも多くの人に伝えることができれば、自分がやっていることにも少しは価値が見出せるのではないかと思う今日この頃です。

何はともあれ、今年もよろしくお願い致します。

                       by vine_user

MPX on Fedora12《複数のマウスポインタを使う》

Fedora12では、最新版のXserver1.7が使われています。このXserver1.7では、複数のマウスポインタや複数のキーボードを使うことができるMPXという機能が盛り込まれており、いろいろ調べた結果、何とか使えるようになったのでまとめておこうと思います。

ちなみに、Ubuntu 9.10ではまだXserver1.7に対応していませんので、Fedoraならではの最新機能の1つといえるでしょう。

[追記] マウスの表示名は環境によって異なりますので、以下のコマンドは、xinput list --short の結果を見て、適宜調整して下さい。


マウスポインタが2つ表示され、それぞれを別々に操作することができます。続きを読む 》

Blenderで作るXsplashアニメーション《Ubuntu 9.10 対応》

Ubuntu 9.10(Karmic Koala)では、ログイン時の画面の前後に背景画像とともにスプラッシュアニメーションが表示されるようになりました。何とかしてこれを自作できないかと探ってみたところ、単なる縦長のpng画像だということが判明。Blenderというソフトで簡単な3Dのアニメーションを作って、試してみました。

xsplash-0
赤いトーラスがその場で回転するだけのシンプルなものですけど。


Blenderは、本格的な3DCGを作成することもできるオープンソースの3DCG作成ソフトです。使い方には結構コツがいるので、今回はデフォルトのトーラスを回転されるだけの単純なアニメを作る手順だけに絞って紹介します。Xsplashでは、解像度と画像の枚数だけ合わせれば、複雑なCGでも表示できるはずですので、腕に自信のある方はチャレンジしてみては?続きを読む 》

Ubuntu Magazine Japan vol.01がクリエイティブコモンズ・ライセンスで無償公開!

かねてから予告されていたとおり、昨日(15日)、アスキー・メディアワークスから出版されたUbuntu Magazine Japan vol.01がクリエイティブコモンズ・ライセンス(CC-BY-NC-SA:表示-非営利-継承 2.1 日本)で公開されました。面倒な登録不要でダウンロードして無料で閲覧することもできるし、有償でなければ再配付も自由です。再配布に必要な条件は、基本的に以下の3点のみとなります。

● [表示] 作り手の名前を適切に表示すること。
● [非営利] 基本的にお金儲けはNG、でも許諾を取ればOK。
● [継承] 作り手と同じライセンスで発表すること。


(注意)正確にはこちらのライセンスに従います。

※ 公開されたPDFファイルは、Ubuntu Magazine Japanの公式サイトから入手できます。

※ クリエイティブ・コモンズに関しては、こちらを参照して下さい。

出版された雑誌としては画期的な試みですね。僕が担当したページ(Ubuntu+αでネットブック超活用ガイド 26-40ページ)もすべて公開されています。Ubuntuの考え方に共感を持っていただいた読者の方々なら、無料で公開されるからといって雑誌を買わなくなるということもないでしょう。アスキーさんの勇気ある決断に敬意を表します。

Gnome Shell on Fedora 12(Constantine)

以前に紹介したGnome Shellですが、Fedora12(Constantine)とUbuntu9.10(Karmic Koala)の標準リポジトリに加わりました。これは、来年9月に公開予定のGnome3.0に標準装備されることになっているウィンドウマネージャで、Ubuntu Netbook RemixやMoblinと同様、Clutterの技術を利用しています。Ubuntuの方はまだコマンドで起動する必要があるので、Fedoraの方で紹介します。

ActivitiesのOverview機能


gs-1
デスクトップの左上の「Activities」をクリックすると、サイドバーと仮想デスクトップが一覧表示される。


続きを読む 》

Ubuntu Magazine Japan vol.02が明日発売!

アスキー・メディアワークス発行のUbuntu Magazine Japanの最新号vol.02が、明日30日に発売されます!

今回は、「うぶんちゅ!特製レーベル Ubuntu 9.10 日本語 Remix CD」が付録で付いており、Ubuntu Japanese TeamによるKoalaの紹介がメインになります。

ページ数は少ないですが、僕もNetwalker関連の記事を執筆しました。自宅のPCでNetwalkerのアプリケーションを起動させるX Forwardingに関する内容がメインで、microSDカードにDebianを入れて起動させるという無茶なこともやってます。質問はアスキーさんの方へ(ぇ

UM_Vol02-S

今回の表紙は、荒井萌ちゃん、14才。なんで若い子ばっかり…。今回のうぶんちゅ!は、なぜか会長が終始眠そうな感じです...orz

【主な内容】
● 注目の新バージョン9.10のすべて
● クラウド時代の「新定番」フリーソフト
● ネットウォーカー <=> PC連携テク
● やっぱり気になる新OS Windows 7と直接対決!
● 9.10インストール&セットアップ完璧ガイド

僕が注目したのは、P.70-71の南アフリカ共和国のガート・グロブラー大使とのインタビューです(宇文津之介も魅力ですけど…)。Ubuntuの精神が語られています。考えさせられたのは、大使の「アフリカではOSの選択よりもデジタル・ディバイドの解消の方が重要だ」という内容でした。

”南アフリカの地方に住む多くの人にとっては「コンピュータがあるかどうか」が問題なのです”

1人で何台も使って、壊れたPCの廃棄に悩んでいる自分が小さく見えました。自由であるべきなのは、ソフトウェアだけではないのではないでしょうか?

ちなみに、次号(vol.03)の発行は2月末を予定しているとのことです。

Fedora 12 インストールガイド《その2》

前回の続きです。Fedoraの場合、Ubuntuと異なり、インストール後に再起動してからユーザの登録を行います。

入力する必要があるのは、ユーザ名・パスワードのみで、続いて日付と時刻を確認すれば、あとは「進む」ボタンをクリックして先に進めるだけです。

STEP 11 再起動直後の画面


f12-21
ここはそのまま「進む」をクリックして先に進みます。
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Fedora 12 インストールガイド《その1》

いよいよFedora 12(Constantine)の公開が近づいてきました。インストール方法の変更はないと思いますので、RC段階の開発版で取得したインストール画面のスナップショットを使って、インストールガイドをまとめておきます。

[重要] この記事はクリーンインストールを前提にしていますので、アップグレードの手順は異なります。

UbuntuからLinuxを使い始めて、それ以外のディストリに興味をもたれた方がFedoraのインストールにチャレンジする際の参考になれば幸いです。Ubuntuよりもかなりステップ数が多いですが、実際にはデフォルトのままで先に進めるところが多いので、見た目ほど本質的な違いはありません。

STEP 1 LiveCDから起動

FedoraのインストールイメージにはLiveCD版とDVD版がありますが、今回はLiveCD版を使ったインストール手順を紹介します。

まずは、LiveCDの起動時にLanguageで「日本語(日本)」を、Keyboardで「Japan」を選択してログインしましょう。

f12-1
LiveCDでログインしたら、デスクトップ上の「ハードドライブへインストール」をダブルクリックします。
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Kubuntu Netbookの設定《その2》

続きを書こうと思いつつ、何かと忙しく、更新が遅れてしました。すでにUbuntu 9.10(Karmic Koala)日本語Remix版が公開されています。

さっそくインストールしてみましたが、マウスの左クリックの挙動がおかしい、音声出力もあまり調子がよくないなど、いくつかの不具合を感じます。LTSに向けて徐々に改善されていくとは思いますが…。

さて、前回の続きで、ランチャーの追加方法と、Gnome Doの導入方法をまとめておきましょう。Gnome Doの方は、通常のUbuntu 9.10日本語Remix版をもとに解説します。

gnome-do-dock
←Gnome DoのDocky機能



ランチャーの登録

Kubuntu Netbookのデスクトップには、上部にお気に入りのランチャーが表示され、その下にそれぞれのカテゴリに属するランチャーが表示されます。

launcher-add-1
それぞれのカテゴリにあるランチャーを上部に追加するには、アプリケーションを選択したときに表示される黄色の星印をクリックします。


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Kubuntu Netbookの設定《その1》

前回紹介したKubuntu Netbookの設定方法をまとめておこうと思います。今回使用したのはAcerのAspireone D250で、Ubuntu 9.04では有線・無線ともLANが認識されなかった機種です。現時点で、Kubuntu Netbook(9.10)のデフォルトでは有線LANが認識されていませんが、無線LANは問題なく使えています。

無線LANを有効にする

初回起動時には無線LANが有効になっていませんので、これを有効にしましょう。

まず上部パネルの通知スペースにあるNetworkManagerのアイコン(薄い水色)をクリックします。すると、次のようなメニューが表示されます。

KNR-2
Connect To Other Network...を選択します。


KNR-3
通常は複数のアクセスポイントが表示されますので、使いたい場所を選択して、下にある「Connect」ボタンをクリックします。


KNR-4Add Network Connection(ネットワークの管理)の画面が表示されるので、Wireless Securityのタブでパスフレーズを入力して「OK」をクリックします(家庭内のLANならsecurityはWPA/WPA2 Personalを選択)。

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Kubuntu-Netbook-Remix 9.10 (Karmic Koala)

Ubuntu 9.10(Karmic Koala)では、Kubuntu NetbookというKDE4バージョンのNetbook版の開発が進められています。今回は、Daily Buildというほぼ毎日更新されている開発版を試してみました。

KNR-1
初期画面:KDE4らしく半透明のWidgetsからなるデスクトップ。

KNR-0
カスタマイズ後:Firefoxを追加して背景画像を変更し、Gnome DoのDockを加えてみた。
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Ubuntu 9.10 (Karmic Koala) の新機能

Ubuntu 9.10(Karmic Koala)のベータ版が公開されたので、さっそくAspireone D250にインストールしてみました。2.5インチHDDが簡単に交換できるので、いろいろと試すのに都合がいいです。

さて、Karmic Koalaでは、インストール途中の画面にアプリケーションの説明が表示されるなどいろいろと変更されています。

karmic-login
ログイン時のスプラッシュ画面が、新しくシックな画面になりました。

今回は大きな変更点を2つほど紹介しておきます。1つは「追加と削除」が進化した「ソフトウェア・センター」、もう1つは新たに加わった「ディスク・ユーティリティ」です。ディスク・ユーティリティは、Fedoraにも加わっているので、Karmicの新機能というよりGnomeの新機能といった方が適切かも知れません。続きを読む 》

NetWalkerで試す軽量デスクトップ環境《Window Maker編》

お待たせしました。前回の続きで、NetWalkerに軽量デスクトップ環境のWindow Makerを入れてみようというお話です。

数年前に初めてLinuxに触れたとき、当時のVine Linuxで使われていたデスクトップ環境がこのWindow Makerでした。そのときは、何て使いにくいんだろうと思っていましたが、使い慣れれば、これもまた軽量化に最適だと改めて実感しています。

Window Makerとは

その昔、スティーブ・ジョブズが率いていたNeXT社の開発したNEXTSTEP(OS Xの原型と言われています)というUNIX系のOSがありまして、そのデザインを受け継いで作られたウィンドウマネージャがWindow Makerです。

wmaker-0
Window Makerのデスクトップ。初期状態は非常にシンプルで、右サイドに3つのアイコンが並び、この部分はDockと呼ばれます。

wmaker-1
デスクトップの背景を設定しました。雰囲気がガラッと変わります。

wm-menu
さらに、MenuのStyleを変更してみたところです。Menuは、Fluxboxと同様、デスクトップ上で右クリックすれば表示されます。

どうでしょう、そろそろ試してみたくなりましたか?

Window Makerのインストール

導入に必要なものは「wmaker」という名前のパッケージだけです。NetWalkerのリポジトリに含まれているので、Synapticパッケージマネージャで検索してインストールするか、以下のコマンドを実行します。

$ sudo apt-get install wmaker

インストールしたら、ログアウトして「セッションの選択」で「Window Maker」を選択してログインします。続きを読む 》

NetWalkerで試す軽量デスクトップ環境《LXDE編》

ASCII.jpさんとの連動企画です(勝手に連動させてるだけですが)。
【連動記事】
ASCII.jp:もっと軽く! NetWalkerのデスクトップ環境を変えろ!

実はNetWakerに関する情報はかなり前からお知らせしていただいていたのですが、今回はUbuntu Magazine Japanの記事の担当ということで、NetWalkerの実機は先行販売で個人的に入手しました。それが黒幕…もとい編集Sさんにバレて(?)、依頼された記事が上のNetWalkerの記事です。

さて、ASCII.jpさんの記事では、XfceFluxboxのみを扱いましたが、NetWalkerで使えるデスクトップ環境は、これだけではありません。締切に間に合いませんでしたが、LXDEWindow Makerも使えることを確認していますので、ここで改めて紹介させていただきます。ただし、最軽量なのは今でもFluxboxだとは思っています。

LXDE on NetWalker

LXDE(Lightweight X11 Desktop Environmentの略)は、ネットブックなどの比較的処理能力の低いパソコンでもスムーズに動くように設計されたデスクトップ環境です。ウィンドウマネージャにOpenBoxを、またファイルマネージャとしてPCManファイルマネージャを採用しており、いずれも消費メモリが少なく、さくさく動きます。

lxde-1
LXDEのデスクトップ画面。壁紙がとてもクールでナイスです。
続きを読む 》

週刊アスキー「Ubuntu Magazine Japan vol.01」近日発売!

来週の9月29日火曜日に、待望のUbuntu本が発売されることになりました。前回のオフラインミーティングで、編集Sさんから紹介のあったUbuntu Magazine Japan vol.01です。

僕も微力ながら、「人気ネットブック超活用の秘技」の一部の執筆を担当させていただきました。以前、このブログの記事で紹介したUbuntu Netbook RemixやJolicloudやMoblinのインストール方法と、それらの活用方法などが中心です。

ubumag-01cover
販売価格は1100円+消費税。表紙の女の子は小池里奈ちゃんというグラビアで人気のあるモデルさんだそうです。よくみると、UbuntuのTシャツを着ています。


すでに、4回発行されてきた週刊アスキーのムック本(カンタンUbuntu!、カンタンUbuntu!2、らくちんUbuntu!、さくさくUbuntu!)の続編になりますが、今回は一味違います。続きを読む 》

ローカルリポジトリの作成方法《Fedora11対応》

新しいネットブックでは、LANチップのドライバが認識されないことがよくあります。このように、ネットワークにつながらない状態でパッケージを追加したいという場合、ローカルのHDD内に仮のリポジトリを作ってしまうという方法があります。

(注意)これはあくまで実験的な内容です。ドライバが認識されない場合は、USB接続のLANアダプタを買ってきた方が手っ取り早いです。

ここでは、Fedora11のインストール用DVDに含まれるパッケージを使って、試してみましょう。

パッケージをコピーする

まず、どこでもいいので、パッケージの置き場所(/home/fedora/rpmとします)を用意しておきます。これは、ホームディレクトリにrpmというフォルダを作るか、下記のコマンドを実行します。

$ mkdir /home/fedora/rpm

続いて、作成したフォルダに、インストール用DVDの「Packages」というフォルダの中にあるrpmパッケージをすべてコピーします。約3.2GBの容量がありますので、結構時間がかかります。続きを読む 》

次世代のネットブックLinuxを試してみよう

何かと多忙で1ヶ月ほどお休みしてしまいましたが、久々の更新です。ここ半月ほどいろいろ忙しかったんですが、まだ具体的には書けないことも多く…。ちょっとだけ予告編として(何の?)、ネットブック用Linuxを紹介しておきます。

ネットブックの特徴は、ノートPCに携帯性を持たせ、インターネットとの連携を強化し、価格を抑えたことなどだと思います。その半面、液晶画面が狭い、描画性能がやや劣るなどの欠点もあります。

デスクトップLinuxにも、これらのネットブックの特徴を考慮したものがいくつか登場してきました。以下で紹介するものは、現時点ですべて開発中のAlpha版やBeta版のものばかりですので、何らかの不具合があるかも知れません。

Moblin v2 Beta

以前に紹介したIntelが中心となって開発されたネットブック用Linuxです。現時点では、Fedoraベースとなっています。Fedora 12のパッケージも利用できるようです。

netbook-1
OpenGLをバックエンドに使用するClutter技術を採用。現状では日本語入力の設定がやや面倒です。


Ubuntu Moblin Remix 9.10

One Time Releaseで公開予定のUbuntu版のMoblin v2です。今後も配布されるかはよくわかりません。壁紙以外は本家のMoblinとほとんど同じですが、パッケージマネージャにはSynapticが使われており、アプリの構成はUbuntuと同様になっています。現時点では、日本語が文字化けしたり、ベースの壁紙が真っ白だったりと、実用段階には達していないようです。

netbook-2
これは9.10(Karmic) Alpha5の段階の開発版です。機能的には本家Moblinとほぼ同じ。

続きを読む 》


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5月31日(月)発売