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Ubuntu LinuxをUSBメモリにインストールする方法《9.04対応》



斎藤さんからの情報をもとにして、UbuntuをUSBにインストールしてみました。

通常の方法でアプリケーションのインストールができるし、各種設定も保存できます。SLAXのカスタマイズでは、目的のモジュールがないとアプリの追加はできませんでした。

usb-ubuntu-0
←デスクトップは通常のインストール用Live CDとまったく同じです。区別が付かないので、Xaosを導入してみました。次回起動時にもちゃんと使えます。


基本的にこちらのページを参考にしましたが、パーティションの設定についてはもう少し詳しく書こうと思っています。
【USB-Ubuntuの作り方】
1.USB用Ubuntuの入手と準備
まず前提として、CD起動およびUSB起動のできるPCと2GB以上のUSBメモリが必要です。1GBのUSBメモリでも可能かも知れませんが、アプリやデータを追加すると、すぐに容量オーバーしそうです。また、512MBでは足りません。

はじめに、こちらのサイトから、「Ubuntu 6.06 LTS Desktop CD 日本語ローカライズ・高速起動版」を入手して、起動可能なCDを焼きます。

次に,作成したCDからPCを起動します。以下の作業はこのようにして起動したUbuntuの上で行うものとします。

2.USBメモリのパーティション設定
fdiskというコマンドを使って、USBメモリのパーティションを次のように分けます。なお、インストール後に変更されるデータはすべて/dev/sda2に保存されるようなので、/dev/sda1は下記の容量で十分です。

USBメモリのデバイスファイルが/dev/sdaならば
/dev/sda1 = 700MB程度
/dev/sda2 = 残りの全容量


フォーマットは最終的に/dev/sda1がFAT16に、/dev/sda2がLinuxになりますが、これはインストールスクリプトで勝手にやってくれます。

では、fdiskでの操作方法をまとめてみます。ちなみに、fdiskについてそれほど詳しいわけではありません。前出の参照ページではUSBメモリをunmountしろと書いてありましたが、unmountするとデバイスを認識してくれませんでした。なので、自動マウントされた状態のままで操作します。

ターミナルで
$ sudo fdisk /dev/sda
とすると、
コマンド (m でヘルプ):
のようにコマンド待ちの状態になるはずです。

最初に、既存のパーティションを消去しましょう。
コマンド (m でヘルプ):d
でリターンします。2つ以上パーティションがあるときは、消去したい領域の番号(/dev/sda2なら2)を指定します。1つだけのときは自動的に消去されます。

次に、新たなパーティションを作成します。表示される部分もすべて載せておきますが、入力するのは青文字の部分だけです。

コマンド (m でヘルプ): n

コマンドアクション
e 拡張
p 基本領域 (1-4)
p
領域番号 (1-4): 1
最初 シリンダ (1-250, default 1):←ここはリターンのみ
Using default value 1
終点 シリンダ または +サイズ または +サイズM または +サイズK (1-250, default 250): 86

コマンド (m でヘルプ): n

コマンドアクション
e 拡張
p 基本領域 (1-4)
p
領域番号 (1-4): 2
最初 シリンダ (87-250, default 87):←リターン
Using default value 87
終点 シリンダ または +サイズ または +サイズM または +サイズK (87-250, default 250): ←リターン


コマンド (m でヘルプ):p
でリターンして、パーティション構成が次のように表示されれば完了です。

Disk /dev/sda: 2029 MB, 2029518848 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 246 cylinders
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes

デバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sda1 1 86 690763+ 83 Linux
/dev/sda2 87 250 1317330 83 Linux


ここでUSBメモリをunmountして、もう一度挿し直し、改めてunmountして下さい。

3.USB用Ubuntuのインストール
インストール自体は極めて簡単です。インストールスクリプトを実行して、3ヶ所だけyesと入力するだけです!

インストール方法
インストール中の表示内容をすべて載せておきます。赤字の部分だけ入力して下さい。ファイルのコピーには30分ほどかかります。

ubuntu@ubuntu:~$ sudo /cdrom/tools/install_usb.sh /dev/sda 1 2
!!!注意!!!
間違ったデバイスを指定した場合、ハードディスクの内容を
壊してしまう可能性があります。内容を消去して良い
USBメモリが指定されていることを確認してください。

[選択されたデバイスの情報]
デバイスファイル: /dev/sda
ベンダ: USB 2.0
モデル: Flash Disk
起動パーティション: /dev/sda1
データパーティション: /dev/sda2

インストールを開始しますか?(yes/no) yes
/dev/sda1上のデータは全て失われます。
処理を続行してよろしいですか?(yes/no) yes

/dev/sda1にブートフラグを設定します...
終了

完了しました。

/dev/sda1のファイルシステムタイプをFAT16に設定します...
終了

完了しました。

/dev/sda1にファイルシステムを作成します...
mkdosfs 2.11 (12 Mar 2005)
完了しました。

/dev/sda2上のデータは全て失われます。
処理を続行してよろしいですか?(yes/no) yes

/dev/sda2にファイルシステムを作成します...
mke2fs 1.38 (30-Jun-2005)
Filesystem label=casper-rw
OS type: Linux
Block size=4096 (log=2)
Fragment size=4096 (log=2)
164736 inodes, 329332 blocks
16466 blocks (5.00%) reserved for the super user
First data block=0
11 block groups
32768 blocks per group, 32768 fragments per group
14976 inodes per group
Superblock backups stored on blocks:
32768, 98304, 163840, 229376, 294912

Writing inode tables: done
Writing superblocks and filesystem accounting information: done

This filesystem will be automatically checked every 21 mounts or
180 days, whichever comes first. Use tune2fs -c or -i to override.
完了しました。

/dev/sdaにMBRをインストールします...
Public domain syslinux master boot record successfully written to /dev/sda
完了しました。

syslinux をインストールします...
完了しました。

/dev/sda1 を /cdrom/tools/mnt にマウントしています...
完了しました。
ファイルをコピーしています...


完了しました。
/cdrom/tools/mnt をアンマウントしています...
完了しました。
すべての処理が正常に終了しました。

お疲れさまです。あとは、USBから起動するだけです。

なお、マザーボードによっては、USB起動をサポートしていない場合がありますので、注意して下さいね。