Ubuntu 6.10(日本語ローカライズ版)へのXGLとBerylのインストール方法についてまとめます。

手順としては、nVIDIAドライバ→XGL→Berylの順に入れていきます。

【nVIDIAドライバの導入】
最初に、リポジトリを追加しておきましょう(これは必要ないかも知れません)。まず、Synapticパッケージマネージャで「設定」→「リポジトリ」を選択して、Ubuntu 6.10のタブのuniverse,multiverseにチェックを入れます。

Software-Sources-1



Synapticで検索してもいいですが、僕はターミナルでインストールしました。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install nvidia-glx nvidia-kernel-common
続いて、以下のように/etc/X11/xorg.confを編集します。

Section "Module"


# Load "dri" ←driをコメントアウト

EndSection

Section "Device"


Driver "nvidia" ←nvをnvidiaに変更

EndSection

これで再起動すれば、nVIDIAドライバが有効になります。

【XGLの導入】
インストール自体は、リポジトリにuniverseが入っていれば、Synapticで入れられます。xglで検索して、xserver-xglをチェック。

ubuntu-6.10-xgl-install



実際にXGLを起動するには、まず/etc/X11/xorg.confを次のように編集します。

Section "Screen"


Option "AddARGBGLXVisuals" "True" ←この1行を加える。
EndSection

Section "Device"


Option "TripleBuffer" "true" ←この1行を加える。
EndSection

以下の3行を加える。
Section "Extensions"
Option "Composite" "Enable"
EndSection


次に、/usr/bin/startxgl.sh/usr/share/xsessions/xgl.desktopという2つのスクリプトを作成して保存します。作成・編集は次のようなコマンドでgeditを使います。
$ gksudo gedit /usr/bin/startxgl.sh

/usr/bin/startxgl.sh
#!/bin/sh
Xgl :1 -fullscreen -ac -accel xv:fbo -accel glx:pbuffer &
DISPLAY=:1
exec gnome-session


/usr/share/xsessions/xgl.desktop
[Desktop Entry]
Encoding=UTF-8
Name=Xgl
Comment=Start an Xgl Session
Exec=/usr/bin/startxgl.sh
Icon=
Type=Application


続いて、startxgl.shに実行権を与えます。

$ sudo chmod +x /usr/bin/startxgl.sh

あとは、ログイン時にオプションボタンを押し、セッションの選択Xglを選択して起動すれば、XGLが有効になります。

【Berylの導入】
まず、Berylのパッケージがあるリポジトリを追加します。
サードパーティのタブを開き「追加」ボタンを押します。

Software-Sources-2



すると、Apt lineの入力欄が表示されますので、上の画像にある下2行のURLを1つずつ追加します。URLの前に「deb 」をつけ加える必要があります。続いて、パブリックキーをインポートします。ただし、僕の環境では、認証がうまくいきませんでした。でも、インストールには問題ありませんでした。

$ sudo wget http://www.beerorkid.com/compiz/quinn.key.asc -O - | sudo apt-key add -
$ wget xgl.compiz.info/quinn.key.asc -O - | sudo apt-key add -


最後に、次のコマンドでBerylをインストールします。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get dist-upgrade
$ sudo apt-get install beryl emerald emerald-themes


これで、準備はすべて終了です。あとは、XGLでログインして次のコマンドを実行するだけです。

$ beryl-manager

FedoraCore6と同様に、いろいろと設定できます。また、6.06のときのような不安定さは感じません。

【参考URL】
 XGLのインストール 
 Berylのインストール