予想外に苦戦しましたが、成功しました!
←Wiiリモコンで動かしています。ビデオカメラがないため、一応、イメージということで…
Bluetoothアダプタの認識はOKだったので、すんなり出来るのでは?と思ったのも束の間。Wiiリモコンを動作させるプログラムの導入にかなり苦戦しました。
想定していたpythonやperlのスクリプトを利用した方法はいずれも失敗して、半ばあきらめかけていたのですが、偶然にもdebianパッケージを発見。無事にWiiリモコンでマウスカーソルが動いてくれました!
ロウソクや赤外線LEDはまだ使っていないので、非常に使いづらいですけど、ここまでくれば大成功です。
とりあえず、今回は導入方法をまとめておきます。
【使用したハードウェア】
■ Ubuntu6.10(Edgy)をインストールしたPC
■ Bluetooth USBアダプタ:PLANEX BT-01UDE
■ Wiiリモコン
Wii本体は必要ありません。
ツイート
←Wiiリモコンで動かしています。ビデオカメラがないため、一応、イメージということで…
Bluetoothアダプタの認識はOKだったので、すんなり出来るのでは?と思ったのも束の間。Wiiリモコンを動作させるプログラムの導入にかなり苦戦しました。
想定していたpythonやperlのスクリプトを利用した方法はいずれも失敗して、半ばあきらめかけていたのですが、偶然にもdebianパッケージを発見。無事にWiiリモコンでマウスカーソルが動いてくれました!
ロウソクや赤外線LEDはまだ使っていないので、非常に使いづらいですけど、ここまでくれば大成功です。
とりあえず、今回は導入方法をまとめておきます。
【使用したハードウェア】
■ Ubuntu6.10(Edgy)をインストールしたPC
■ Bluetooth USBアダプタ:PLANEX BT-01UDE
■ Wiiリモコン
Wii本体は必要ありません。
【Bluetoothの認識】
ひょっとすると、デフォルトで認識してくれたかも知れませんが…。一応、いろいろな情報をもとにして、以下のパッケージを導入しておきました。
■ bluez-utils
■ libbluetooth2
■ libbluetooth2-dev
■ python-dev
■ python-xlib
■ python-xlib-doc
■ python-bluez
■ gnome-bluetooth
■ PyBluez
最後のPyBluezは下のサイトからソース(pybluez-src-0.9.2.tar.gz)をダウンロードして、展開・インストールします。
pybluez-src-0.9.2.tar.gz
$ tar zxvf pybluez-src-0.9.2.tar.gz
$ cd pybluez-src-0.9.2
$ sudo python setup.py install
これでBluetooth USBアダプタの設定は終了。きちんと認識されていれば、次のコマンドを実行すると、
$ hcitool scan
Scanning ...
という表示が出るはずです。ここで、Wiiリモコンを用意しておき「Syncボタン」を押すと、Macアドレスが表示されます。
$ hcitool scan
Scanning ...
00:19:1D:5E:6D:4F Nintendo RVL-CNT-01
このMacアドレスは後で使いますので、メモしておきましょう。なお、Macアドレスは固有のものなので、実際には上と違う値になっていると思います。ちなみに「Syncボタン」は、裏蓋の中の電池ボックスの右下にある赤いボタンです。
【xorg.confの設定】
/etc/X11/xorg.confの内容を次のように変更します。
■ 次の4行を追加
Section "InputDevice"
Identifier "Wiimote"
Driver "evdev"
Option "Name" "Nintendo Wiimote"
EndSection
■ Section "ServerLayout"の中に次の1行を追加
InputDevice "Wiimote" "AlwaysCore"
【Wiiリモコンのドライバ導入法】
下記のサイトからDebianパッケージを入手してインストールします。
http://www.rastageeks.org/~toots/cwiid/
必要なパッケージは下の3つです。上から順番にインストールして下さい。クリックすればインストーラが起動しますが、もしも起動しなかったらダウンロードして次の形のコマンドでインストールしましょう。
$ sudo dpkg -i ….deb
■ libwiimote0_0.5.00-1_i386.deb
■ libwiimote0-dev_0.5.00-1_i386.deb
■ wminput_0.5.00-1_i386.deb
wmgui_0.5.00-1_i386.debはインストールできませんでしたが、結果的に不要でした。
【Wiiリモコンの起動】
以上の設定が済んだら、再起動して次のコマンドを実行します。
$ sudo modprobe uinput
$ sudo wminput 00:19:1D:5E:6D:4F
ここではあらかじめ調べておいたMacアドレスを指定します。
次のような表示が出たら成功です!
$ sudo wminput 00:19:1D:5E:6D:4F
Put Wiimote in discoverable mode now (press 1+2)...
あとは表示にある通り、Wiiリモコンの1ボタンと2ボタンを押せば、リモコンの動きに合わせてマウスカーソルが動きます。Aボタンが左クリックの役割をしているようです。ボタンの割り当てについてはもう少し調べてみます。
さて、今日は秋葉原に出向いて、赤外線LEDを買ってこようと思っています。1個30円(訂正)で売っているらしい…
自由に操れるようになれば、Berylを2倍楽しむことが出来るでしょう。
ひょっとすると、デフォルトで認識してくれたかも知れませんが…。一応、いろいろな情報をもとにして、以下のパッケージを導入しておきました。
■ bluez-utils
■ libbluetooth2
■ libbluetooth2-dev
■ python-dev
■ python-xlib
■ python-xlib-doc
■ python-bluez
■ gnome-bluetooth
■ PyBluez
最後のPyBluezは下のサイトからソース(pybluez-src-0.9.2.tar.gz)をダウンロードして、展開・インストールします。
pybluez-src-0.9.2.tar.gz
$ tar zxvf pybluez-src-0.9.2.tar.gz
$ cd pybluez-src-0.9.2
$ sudo python setup.py install
これでBluetooth USBアダプタの設定は終了。きちんと認識されていれば、次のコマンドを実行すると、
$ hcitool scan
Scanning ...
という表示が出るはずです。ここで、Wiiリモコンを用意しておき「Syncボタン」を押すと、Macアドレスが表示されます。
$ hcitool scan
Scanning ...
00:19:1D:5E:6D:4F Nintendo RVL-CNT-01
このMacアドレスは後で使いますので、メモしておきましょう。なお、Macアドレスは固有のものなので、実際には上と違う値になっていると思います。ちなみに「Syncボタン」は、裏蓋の中の電池ボックスの右下にある赤いボタンです。
【xorg.confの設定】
/etc/X11/xorg.confの内容を次のように変更します。
■ 次の4行を追加
Section "InputDevice"
Identifier "Wiimote"
Driver "evdev"
Option "Name" "Nintendo Wiimote"
EndSection
■ Section "ServerLayout"の中に次の1行を追加
InputDevice "Wiimote" "AlwaysCore"
【Wiiリモコンのドライバ導入法】
下記のサイトからDebianパッケージを入手してインストールします。
http://www.rastageeks.org/~toots/cwiid/
必要なパッケージは下の3つです。上から順番にインストールして下さい。クリックすればインストーラが起動しますが、もしも起動しなかったらダウンロードして次の形のコマンドでインストールしましょう。
$ sudo dpkg -i ….deb
■ libwiimote0_0.5.00-1_i386.deb
■ libwiimote0-dev_0.5.00-1_i386.deb
■ wminput_0.5.00-1_i386.deb
wmgui_0.5.00-1_i386.debはインストールできませんでしたが、結果的に不要でした。
【Wiiリモコンの起動】
以上の設定が済んだら、再起動して次のコマンドを実行します。
$ sudo modprobe uinput
$ sudo wminput 00:19:1D:5E:6D:4F
ここではあらかじめ調べておいたMacアドレスを指定します。
次のような表示が出たら成功です!
$ sudo wminput 00:19:1D:5E:6D:4F
Put Wiimote in discoverable mode now (press 1+2)...
あとは表示にある通り、Wiiリモコンの1ボタンと2ボタンを押せば、リモコンの動きに合わせてマウスカーソルが動きます。Aボタンが左クリックの役割をしているようです。ボタンの割り当てについてはもう少し調べてみます。
さて、今日は秋葉原に出向いて、赤外線LEDを買ってこようと思っています。1個30円(訂正)で売っているらしい…
自由に操れるようになれば、Berylを2倍楽しむことが出来るでしょう。
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Wiiリモコンでの操作方法には、プレゼン等で使いたいな〜と前々から思っていましたので、レビューや設定方法の情報をとても楽しみにしています!LED使用での動作
成功を祈ってます!!がんばってください。