追記(2008.3.15)

こちらの記事は内容が古くなっています。
CompizFusionの導入に関しては,下記の記事を参照してください。

Compiz Fusion最新情報《インストール〜起動編》

なお,グラフィックドライバの導入については,変更ありません。
(↓以下,元記事の本文)


メルマガの登録者がついに200名を越えました。できるだけ期待に答えられるよう努力しますが、あまり過度な期待はしないで下さいね。

それはそれとして、以前、こんなコメントがありました。「nVIDIAの解説はたくさんあるけどATIの解説がない」と。で、実は先日の休暇中にfglrxドライバに対応したグラボを買い、ここ2〜3日、このグラボを使った実験をしてまして、昨日やっとCompizFusionを動かすことに成功しました!

Radeon-Fusion
これだけではATIかどうかは
わかりませんが…



いろいろ調べた結果、fglrxドライバはCompositeとAiglxを有効にした状態では使えないらしいということが判明。そこで、Ubuntu+XGLの環境で試したところ、うまくいきました。

【使用した環境】
 CPU:Athlon 64 3200+
 メモリ:500MB×2
 グラボ:ATI Radeon X1600 PRO (AGP)
 OS:Ubuntu(Feisty日本語ローカライズ版)
【fglrxドライバの導入方法】
UbuntuならnVIDIAドライバと同じ手順で導入できます。まずはアップデートして最新カーネルで再起動。「システム」→「システム管理」→「制限つきドライバの管理」「ATIの高性能グラフィックドライバ」が自動認識されるはずです。

制限付きドライバ
これはインストールが完了し、再起動した後の状態です。

「有効にする」というチェックボックスにチェックを入れると、ドライバのダウンロードとインストールが自動的に始まります。インストール完了後、ドライバを有効にしますか?と訊かれますので、「Enable Driver」をクリックして下さい。その後、再起動すればfglrxドライバが有効になります。

【CompizFusionの導入方法】
ステップ1:/etc/X11/xorg.confの編集
CompositeとAiglxを無効にするには、/etc/X11/xorg.confを以下のように編集します。

まず、最後の方に

Section "Extensions"
Option "Composite" "Enable"
EndSection

という記述があると思いますので、次の赤字のように書き換えます。

Section "Extensions"
Option "Composite" "Disable"
EndSection

続いて、最終行に次の3行を加えて保存します。

Section "ServerFlags"
Option "AIGLX" "off"
EndSection


とりあえず、ここで再起動しておきましょう。

fglrxinfoというコマンドで次のように表示されれば準備はOKです。

vine-user@vine-user:~$ fglrxinfo
display: :0.0 screen: 0
OpenGL vendor string: ATI Technologies Inc.
OpenGL renderer string: Radeon X1600 Series
OpenGL version string: 2.0.6334 (8.34.8)


ステップ2:XGLのインストール
Universeリポジトリが有効になっていれば、次のコマンドでインストールできます。もちろん、Synapticパッケージマネージャでも構いません。ちなみに、日本語ローカライズ版では、初期設定でUniverseリポジトリが有効になっているはずです。

$ sudo apt-get install xserver-xgl

ステップ3:XGLの起動方法
このままでは起動できないので、
$ sudo gedit /usr/bin/startxgl.sh
として、シェルスクリプトを書きましょう。
スクリプトの名前はstartxgl.shでなくてもいいですが、後で使うので名前は覚えておいてください。中身は以下の通りです。


Xgl -fullscreen :1 -ac -accel glx:pbuffer -accel xv:pbuffer &
sleep 2
export DISPLAY=:1
exec gnome-session


続いて、実行権限を与えておきます。

$ sudo chmod +x /usr/bin/startxgl.sh

あとはGDMからXglを選べるように
$ sudo gedit /usr/share/xsessions/xgl.desktop
として

[Desktop Entry]
Encoding=UTF-8
Name=Xgl
Comment=Start an Xgl Session
Exec=/usr/bin/startxgl.sh
Icon=
Type=Application


と書いておきます。以上の設定が終了したら、もう一度再起動します。

再起動したら、ログイン時の「セッション」の選択でGnomeなどとともにXglという項目があるはずなので、これを選択してログインすればXGLが起動します。

ステップ4:CompizFusionのインストール
この段階でUniverse(Multiverseだったかな?)に入っているCompizがインストールされている場合は、これをアンインストールしておきます。Synapticパッケージマネージャを使ってcompizを削除しておいて下さい。

あとは、こちらの記事のステップ3・ステップ4の手順」CompizFusionをインストールすれば終了です。Fusion Iconを使いたい場合は、こちらの記事を参考にして下さい。

nVIDIAの場合と比べると、XGLを使わなければならない分だけ難易度が高いです。ちなみに、atiドライバでも動くはずなんですが、今回はうまくいきませんでした。ただし、atiドライバをThinkpadで使ったときの印象ではかなり不安定な感じでした。ですが、とりあえず…

Let's enjoy CompizFusion on ATI!


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