Adobe AirのLinux版を試してみました。Windows用とMac用は正式バージョンが公開されていますが,Linux用はまだアルファ版なので,いろいろなサイトで公開されているAirアプリがすべて使えるわけではありません。が,一部のAirアプリはLinux版でも動きます。

今回は,サポート外ですがUbuntu8.04(Hardy)にインストールしてみました。Fedora8でも使えるようです。

【Adobe AIRとは?】
WEB技術を利用したデスクトップアプリケーションを開発・実行するランタイムライブラリです。わかりやすくいえば,WEBブラウザを介さずに,WEBサービスを利用したローカルアプリや,Flashを利用したアプリを開発・実行できるのです。

【AIRアプリケーション】
いくつかのAIRアプリを試してみました。

Flesh-2
FreshというRSSリーダーのサンプルプログラム。日本語の表示も可能(入力は不可)。ただ,別タブで開くと,日本語が文字化けするようです。


Analytics
Analytics Reporting Suite。Google Analyticsをローカルアプリのように実行できる。

【Adobe AIRのインストール方法】
まず,下記のサイトから,「AdobeAIRInstaller.bin」というファイルをダウンロードします。

ダウンロードしたインストーラに実行権を与えて実行します。

$ cd (ダウンロードしたディレクトリ)
$ chmod +x AdobeAIRInstaller.bin
$ sudo ./AdobeAIRInstaller.bin


Adobe-Air-1
ライセンスに同意して「I Agree」をクリックすると,インストールが始まります。下の画像のように,Installation completed.という表示が出たら「Finish」をクリックして終了です。


Adobe-Air-2Adobe-Air-3


Adobe AIRのファイル群は,/opt/Adobe AIR/Versions/1.0 以下にインストールされます。

【AIRアプリのインストール方法】
Adobe AIRは,単体では何も起動しません。AIRアプリをインストールして初めてその機能を発揮します。

下記のAdobe Labsのサイトにサンプルがあります。最初の画像のFreshもここにあるサンプルの1つです。

Adobe Labs:Adobe AIR for Linux Sample Applications

Adobe-Lab-2
それぞれのアプリのダウンロードボタンをクリックすれば,xxxx.airというファイルがダウンロードされます。


このように,AIRアプリのパッケージは,.airという拡張子がついた単体のファイルになっています。

AIRのバージョンが適合していれば,この.airファイルをクリックするだけで,AIRアプリのインストーラが起動します。

Flesh-3
ダウンロード時に「プログラムで開く」で「Adobe AIR Application Installer」が選択されるので,そのまま開けばインストーラが起動します。


Flesh-4
←「Adobe AIR Application Installer」
「Install」ボタンをクリックするだけでインストールが始まります。



Flesh-5
←途中,インストール場所を尋ねてきますが,自動表示された場所で構わないと思います。


Flesh-6←インストールが終了したら,アプリケーションメニューに加わった項目を選択すれば起動するはずです。


ちなみに,もう1つの最初の画像にあるGoogle Analyticsのパッケージは,下記のサイトにありました。

AboutNico:Google Analytics AIR beta

Download Google Analytics AIR beta 3 (for AIR 1.0)
でリンクされているgas3.airというパッケージが使えました。

一応,今回はこれで一段落ですが,Flashを利用した独自のアプリケーションを作れないものかと思い,現在,FlashのActionScriptを勉強中です。