[2010/10/8 修正しました]


さて、Ubuntuの次期バージョン10.10(開発名:Maverick Meerkat)の公開まで、いよいよあと3日(日本語リミックスはもう少し後になりますが…)となりました。多くの方が即効でアップグレードしようと待ち構えていることでしょう。

でも、ちょっと待って下さい。

Ubuntu日本語Remix版CDからインストールすると、メニューの「システム>システム管理>ソフトウェア・ソース」(パッケージの入手元を設定するプログラム)では、デフォルトで「日本のサーバ」が指定されます。最新バージョンがリリースされるたびに、多くの方がこのままアップグレードを行っているようですが、このままだと、jp.archive.ubuntu.comというサーバに大きな負担がかかってしまいます(他のミラーサーバの60倍のアクセスがあるそうです)。

この一極集中を避けるには、最後の参考の部分にあるように「ミラーサーバーの設定を変更」する必要があるのですが、このやり方がよくわからないという方のために、もう少しわかりやすくまとめておきます。

新バージョンへのアップグレード時の影響が特に大きいそうですので、以下の設定は必ずアップグレード前に行って下さい。
STEP 1
まず、新バージョンがリリースされると、アップデート・マネージャが起動し、アップグレードを促すボタンが表示されますが、いきなりこのボタンを押さずに、とりあえず「アップデート・マネージャ」を閉じておきます。続いて、Gnomeメニューの「システム>システム管理>ソフトウェア・ソース」を起動します(起動時にパスワードを入力する必要があります)。

STEP 2
upgrade-1ダウンロード元:日本のサーバのところをクリックして「その他」を選択します。

STEP 3
upgrade-2右上の「最適なサーバを探す」と書かれたボタンをクリックします。

[2010/10/8 追記]
「最適なサーバを探す」を使ってしまうと、アルゴリズムに問題があるので、偏ってしまう可能性があるそうです。「日本」の一覧の中からランダムに1つ選んで「STEP 5」に進んで下さい。
[2010/10/8 追記]
ubuntu.mithril-linux.orgは現在メンテナンス中のため、10/8〜10/9の間はつながらないそうです。

STEP 4
upgrade-3すると、このように最適なダウンロードサーバを探してくれますので、しばらく待ちましょう。

STEP 5
upgrade-4家の場合は、ftp.jaist.ac.jpが選択されました。選択されるサーバは環境によって異なると思います。「サーバの選択」をクリックすると、ダウンロードサーバが変更されます。

STEP 6
upgrade-5ここで「再読込」をクリックします。このボタンをクリックしても、まだアップグレードは実行されません。

STEP 7
パッケージ情報の読み込みが終わると、ソフトウェア・ソースのウィンドウが閉じます。アップグレード後に正常に起動しないこともあり得るので、この時点で重要なデータはバックアップしておくといいでしょう。

STEP 8
あとは、改めて「システム>システム管理>アップデート・マネージャ」を起動して、アップグレードを促すボタンを押し、アップグレードを開始して下さい。


参考:Lucid(10.04)のリリースノートより引用


アップグレードにおけるミラーサーバ
Ubuntu 10.04にアップグレードする場合、負荷集中を避けるために、ミラーサーバーの設定を変更する必要があります。
アップグレードを行う前に、「システム」→「システム管理」→「ソフトウェア・ソース」を開いて、『ダウンロード元』ドロップダウンメニューを開いて『その他』を選択し、日本国内の適切なミラーサーバーを指定し、ダウンロード元を切り替えてください。この項目が「日本のサーバ」や「メインサーバ」になっている場合、負荷の一極集中によりサーバーからの転送効率が悪くなるため、アップデートが効率的に行えません。
※一部に「メインサーバにすべき」という誤った情報が広まっています。「その他」から日本国内の適切なミラーサーバーを選択するのが妥当です。