ownCloudのまとめとして、実際にどうやって使うかというところを解説しておきたいと思います。現時点では限られた機能しか使えませんが、プラグインの形でいろいろと追加できる仕様になっているようですので、今後に期待できそうです。

■ ファイルをアップロードする

クラウド環境で最も重要な機能ですね。後述するWEBDAVを利用すればもっと簡単にアップロードが可能になります。

owncloud-addfilesサイトの右下にあるMore Actionsをクリックした後、「参照」ボタンをクリックしてファイルを選択。「Create」ボタンをクリックすればアップロードされます。

■ ファイルのプレビュー

まだtest段階のプラグインのようですが、テキストと画像についてはファイルのプレビューが可能です。

owncloud-textテキストファイルのファイル名をクリックすると、こんな感じに行番号付きでプレビューされます。ハイライトが効かないところは今ひとつですが…。

owncloud-picture画像ファイルのファイル名をクリックすると、こんな感じにプレビューされます。写真は知人の飼い犬のコジローくんです(笑

■ フォルダを追加する

ファイルの整理に重要な「フォルダの追加」もできます。

ownCloud-addfolderサイトの右下にあるMore Actionsをクリックした後、「Folder」の右にある入力欄に追加するフォルダ名を入力し、「Create」ボタンをクリックすれば新たなフォルダが追加されます。

■ ユーザを追加する

サイト上部の「settings」をクリックし、左サイドに表示される● User Managementをクリックすると、次のような管理画面になります。ここで新規にユーザを追加することができます。Adminにするか一般ユーザにするかといった選択も可能です。

owncloud-adduserAdd Userの部分でuser name欄に追加したいユーザ名を入力し、password欄にパスワードを入力した後、createボタンをクリックします。

同様にして、その下の欄でグループを追加することもできますが、ownCloudの初期画面でMySQLのrootに関する設定を行っておかないと、ユーザやグループの追加はできません。

■ WEBDAVでマウントする

デフォルトでWEBDAVの機能が使えます。アクセス用のURLは、わかりにくいですが、よくみるとサイトの最下部に記載されています。webdav://192.xxxxxxとなっていますが、nautilusでアクセスする場合は、dav://192.xxxxxxの形で入力します。

nautilusで適当な場所を開き、Ctrlキー+Lキーで「場所」欄にフルパスを入力できる形にして下記の行を入力します。192.168.xx.xxの部分はサーバのIPアドレスに置き換えて下さい。

dav://192.168.xx.xx/owncloud/webdav/owncloud.php

最初にアクセスする際に、ユーザ名とパスワードを訊かれます。ownCloudに登録したものを入力して下さい。

owncloud-webdav「期限なしで記憶する」にチェックを入れておくと、次回のマウント時に省略できる。

owncloud-webdav-access実際にアクセスしたところ。ファイルはドラッグ&ドロップで追加できます。小文字のファイル名は大文字に変換されてしまいます。

サーバのIPアドレスを固定しているなら、ブックマークに追加しておきましょう。これでメインメニューからすぐにアクセスできるようになります。

これで、DropBoxから卒業できるかも。個人的には、FedoraとUbuntuでファイルをやりとりできるし、アップグレード時にいちいちDropBoxをインストールする必要もなくなるので、非常に便利だと思っています。ただし、サーバ機をアップグレードする時は大変そうですね。