久々の更新となってしまいました。ここ数日、Ask Ubuntuに参加して、少し使い方に慣れてきましたので、その報告です。これまで情報を検索する程度にしか利用していなかったのですが、Desktop Linux Q&Aの開設を契機に興味をもち、利用者の立場になることも大事かな?と思い、実際に参加してみることにしました。

英語でのやりとりになるので敷居が高いかも知れませんが、多少の文法ミスやコマンドの書き方など書式のミスは、ベテランの方が修正してくれて、内容的な問題点はコメントで指摘してくれます。
(注意) Wikiと同じ発想で、一定の条件をクリアーすると、誰でも再編集が可能になっています。
また、一度マイナス評価されても、すぐに指摘通りに修正すれば取り消してくれることもあります。
(すでに経験済み...orz)

Ask Ubuntu

Ask Ubuntuは、Ubuntu専用の準公式のQ&Aサイトです。海外の、Launchpadなどで貢献度の高いメンバーや有名な人たちも数多く参加しています。

フォーラムと異なり、カテゴリに関係なく、新着順に投稿が表示されて、それぞれの質問と回答に対して評価が投票されるというところが特徴です。
質問の回答とはいえ、チュートリアル形式の本格的な投稿も数多く見受けられます。

askubuntu
サイト上を眺めていると、次々に質問が投稿されているのがわかります。

タグ付けされていますし、検索も可能なので、関連する質問が埋もれてしまうことはありません。


有益な質問には、ベテランユーザが高得点のボーナスポイントを付加して、FEATUREDの画面に目立たせるというしくみもあります。

Reputation

質問の回答を得てaccept(いわゆるベストアンサーの選択)したり、質問・回答が高評価されたりといったサイト上の貢献度に応じて、Reputation(信頼度のようなもの)のポイントが与えられます。プラス評価(vote up)できるのは、Reputationを15ポイント以上を獲得したユーザのみで、マイナス評価(vote down)を投票するためには、125ポイント以上が必要です。

reputation
以前から訊いてみたかったことを質問してみたり、いくつか回答してみたところ、現在30ポイントを獲得。少なくとも高評価の投票はできるようになりました。


Badge機能とAccomplishmentトロフィー

Ask Ubuntuには、Badge(バッジ)機能があります。いろいろな条件をクリアーすることで、銅バッジ・銀バッジ・金バッジが与えられるのですが、これはUbuntuのAccomplishmentと連動しており、バッジを獲得すると、Accomplishmentのトロフィーが貰えます。

※ 参考:Ubuntu Weekly Recipe 第227回
Ubuntu Weekly Recipe:第227回 Ubuntu Accomplishmentsでトロフィーを集めよう

accomplishment
Ask Ubuntuに参加することで、これまで3つしかなかったトロフィーが一気に10個に増えました。

これだけ増えてくると、大したことをやってないのですが、なんとなく貢献している気分に浸れます。


今回、獲得したバッジとトロフィーは以下のようなものです。

Badgeの種類行動・評価
Register(トロフィーのみ)Ask Ubuntuに登録した。
AnalyticalFAQのページを全部みた。
Autobiographerプロフィールをすべて埋めた。
Student自分の投稿した質問に高評価がついた。
Teacher自分の投稿した回答に高評価がついた。
Editor投稿を編集した。
Scholar質問した投稿に回答がつき、acceptした。

他にも、たくさんの種類のバッジが用意されています。ハードルの高いものが多いですが、次はこれを狙おうとか、ゲーム感覚で目標を決めると、モチベーションが高まるのでは?

LaunchpadのOpenIDをお持ちの方なら、ユーザ名を入力するだけで、LauchpadのURLが表示されて、簡単に登録できますので、興味のある方はぜひ参加してみて下さい。Ubuntuユーザは海外の方が圧倒的に多いんです。僕やあなたと同じようなレベルの人達もたくさんいます。多少英語が苦手な人も、勇気を出して世界に飛び出しましょう!

ちなみに、なかなかメンバーが集まりませんが、日本語で参加できるDesktop Linux Q&Aもぜひご利用下さい。先日、question2answerにもバッジのプラグインがあることを発見してしまったので、追加してみようかなぁ。あまり見栄えはよくないんですが…。

なお、このところ、Fedoraの話題に触れていませんけど、先日公開されたFedora17も時間をみて、いろいろと試してはいます。Fedoraにも、こういうモチベーションを保つしくみがあるといいのですが…。