独学Linux

Linuxの導入から応用まで、独学で学んだことを綴って、仲間を増やします! 日々の格闘を報告したいと思います。

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TeX

TeXLive2011の導入と設定《Ubuntu 11.10 (Oneiric)対応》

本日、休日を利用して、常用しているメインのノートPCをUbuntu 11.10に移行しました。必要なデータをバックアップしておき、クリーンインストールです。アップグレードしてしまうと、インストール済みのアプリの設定が悪さしてしまう気がするのと、比較的純粋な環境で使いたかったためで、他意はありません。

新規にLinuxをインストールした場合、はじめにインストールするアプリの1つにLaTeXがあるのですが、あえてデフォルトのTeXLiveは使わず、UTF-8に対応しているTeXLive2011を入れてみることにしました。結構、時間と手間がかかりましたので、覚書として残しておきます。

texworksTeXLive2011を利用したTeXworksを使用しているところ:TeXのソースが表示されているウィンドウの左上にある緑色のボタンをクリックするだけで、コンパイルとPDFファイルのプレビューが同時にできる。

TeXLive2011のインストール

TeXLive2011は、下記のサイトにあるソースファイルからインストールする必要があります。英語のサイトですが、日本語に対応したパッケージも同梱されていますので、心配無用。ただし、今回はwgetで入手しますので、同サイトから直接ダウンロードする必要はありません。

● ダウンロード元:Installing TeX Live over the Internet

まず、端末で下記のコマンドを実行し、パッケージを入手して展開します。
$ wget http://mirror.ctan.org/systems/texlive/tlnet/install-tl-unx.tar.gz
$ tar zxvf install-tl-unx.tar.gz

あとは、展開してできたディレクトリに移動して、「install-tl」というスクリプトを実行するだけです。といっても、このスクリプトで処理が終了するまでには、相当な時間がかかります。家の環境(すいません、いまだにADSL)では、75分ほどかかりました...orz
$ cd install-tl-20111130
(注意:ディレクトリ名はダウンロードした日付によって異なります)
$ sudo ./install-tl
[sudo] password for (username):
(パスワードを入力してリターンします)続きを読む

TeXの数式をWEB上で使おう!

WEB上で綺麗な数式を直接表示するのは意外に難しいです。かなり前に、画像で貼り付ける方法を紹介しましたが、これはいかにも面倒です。

そこで、ここしばらくの間、何とか簡単に実現できる方法がないかと探ってきました。その結果、いくつかの実用的な方法がみつかりましたので、紹介しておきます(picture環境などは使えませんけど)。

まずは、サーバ側が対応していなくてもTeXの数式を表示できる方法から。ここはLinuxと関係ないですが。

【CODECOGSを利用】

CODECOGSというサイトの機能を利用すると、TeXのコードを使って数式の画像を表示することができます。

  
コード:
<img src="http://www.codecogs.com/eq.latex?\140dpi \displaystyle \oint \vec{F} \cdot d\vec{s}=0"/ >
eq.latex?\140dpi の後ろの部分にTeXの数式コードを記載します。なお、文字の大きさは\140dpiの数値を変えて変更します。

URLを指定したimgタグを1つ1つ加えなければいけないので面倒ですが、この方法は、普通のブログでも利用できるという大きなメリットがあります。

【Bloggerでjavascriptを利用】

Blogger(Googleのブログサービス)限定ですが、「デザイン」の「ページ要素」で「HTML/Javascript」というガジェットに下記のスクリプトを追加すると、TeXの数式コードが数式の画像に変換できます。

blogger-texページ要素のHTML/Javascriptガジェット

● 追加するスクリプト:2011.6.20 改訂しました
<script src="http://www.watchmath.com/main/cgi-bin/mathtex3.js?" type="text/javascript"></script>
<script type="text/javascript">window.mathPreamble =
'\\usepackage[usenames]{color}\\color{black} \\gammacorrection{1.3}\\png \\normal ';replaceMath( document.body );</script>


mathtex3.jsの置き場がたまに変更される可能性がありますので、
うまく表示されない場合は下記のサイトをチェックしましょう。

Watch Math

● 例:Online-Physics:LaTeXテスト

Bloggerを利用している方はぜひ1度試してみて下さい。

【通常のブログサイトでjavascriptを利用】

通常のブログサイトなどでも、<head>部分に下記のスクリプトを追加すると、TeXの数式フォントに変換できます。[2011.12.23追記]

● 追加するスクリプト:
<script type="text/x-mathjax-config">
  MathJax.Hub.Config({ tex2jax: { inlineMath: [['$','$'], ["\\(","\\)"]] } });
</script>
<script type="text/javascript"
  src="http://cdn.mathjax.org/mathjax/latest/MathJax.js?config=TeX-AMS_HTML">
</script>


続きを読む

Lucid Lynxで日本語TeX環境を構築する方法

今月はほとんど更新できませんでしたが、月が変わる前に一記事書いておきます。

理科系の大学生や大学院生にとって、WordやOpenOffice.orgでは数式を多用するレポートや論文を書くのに非常に不便です。数式を多用する文書を作成するには、LaTeXを使いましょう。TeXのコマンドを覚えるのは大変ですが、慣れてしまえば、綺麗な数式入りの文書をさくさくと作れるようになります。

ところが、Ubuntu 10.04(Lucid Lynx)では、PDFを作成するdvipdfmxを実行するのに必要なdvipsk-jaパッケージに不具合があり、そのままでは日本語PDFが作成できません。なので、そのあたりを改善する方法も合わせてまとめておきます。

2010/10/12 追記
Maverick(Ubuntu 10.10)では、dvipsk-jaが修正されているようで、latex-env-jaとlatex-extra-jaの導入だけで大丈夫なようです。


TeXのコマンドや使い方については下記のカテゴリを参照。
独学Linux:TeXカテゴリ


日本語TeX環境のインストール

Ubuntuでは、日本語セットアップヘルパを使って簡単に導入できます。まず、Gnomeメニューから「システム>システム管理>日本語環境セットアップ・ヘルパ」を起動します。日本語環境セットアップ・ヘルパでは、チェックを入れてOKボタンをクリックしていくだけで必要なパッケージが簡単にインストールできます。日本語TeX環境に必要なものは、3ステップ目に表示される以下の2つのパッケージだけです。
● latex-env-ja
● latex-extra-ja


以前はこれだけでよかったのですが、Lucidでdvipdfmxを利用するには、ひと工夫必要です。続きを読む


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