ヴィーノの日本さすらい旅

犬嫌い写真家の旦那さんと犬好き奥さんと暮らす僕の名前はヴィーノ。夫婦と共に日本一周のさすらい旅をした時の記録や日々の出来事をつづっています。2024年4月魂となりましたが、しつこくあれこれつぶやいています。犬ながらの言いたい放題!

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あまりにも暑い日々が続きますね。奥さんと同じで夏が苦手な僕は、魂となっても熱中症を恐れて出てくることができず、ブログの更新をさぼりがちになっています。魂も暑さには弱くてね。

僕が涼しいところに避難している間に、世の中も少し変わったようですね。最近は色々な局面で分断が進んでいるように感じます。世代間の分断、男女、日本人外国人、それぞれに考え方の違いが顕著になり、新聞やテレビ、SNS、接する媒体によっても分断が起きている。右だ左だということは、以前にはあまり気にされなかったのに、いつの間にかその人の成り立ちを示す重要な指標となってしまいました。中間はないの?中間はだめなの?と思いますが、どっちの意見も取り入れていると、よくわからないぼやけた人になってしまう。嫌な世の中になりましたなあ。僕は早くも魂となっといて良かったかも。

思えば僕がリアルだった頃、犬同士でも分断がありました。犬種、体の大きさ、オスメス、それぞれに違うわけですけれども、同じ犬ということで、違いを乗り越える力はありました。ただ僕個人で言えば、僕はどの犬種からも嫌われていたし、特に同じビーグルには相手にされてなかった。相手にしてくれるのはおばあさんビーグルだけ。僕の方でも多少なりとも好きと思えるのは、体が小さめで穏やかな性質の中型犬でした。それ以外は全然ダメだったな。そんな中で、やっぱりボスとなるのは、体が大きくて力があり、強気な犬。そんな奴が犬たちをまとめるしかなかったわけです。
今の人間世界ではボスはアメリカ様。そのボスの頂点に立つ人は、訳の分からないことばかり言って、ほとんどパワハラ、世界秩序を破壊しようとしているように見えるが、かといって優しくて穏やかなボスだと、皆が甘えて好き勝手してしまいまとまらない、という側面もある。今のところ日本の身の安全のためには身勝手なボスの言うことをきくしか、道はないのでしょう。

石破総理が中々辞任せず、逆に支持率も上がってきている。石破さんは信用できる人だと思うし、米の増産を決めたのはとても大きいことだと思う。ただ、対中国に関してどう考えているのかわからないな。元々防衛大臣をやっていた人でもあるし、総理就任時にも国防をやると言っていたけれど、どんどん中国人を受け入れている今の現状に、危機感があるようには見えない。ちょっと中国人のことを言うと、人種差別だと騒がれるけれど、人種差別で言っているのではなく、これは国防の問題なのであるよ。奥さんはかつて中国旅行が好きだったし、面白い国だし遺跡もすごいし食べ物もおいしいんであるが、要は共産主義になりたくないのである。韓国はもう当てにならない、台湾も、親中議員たちを何度やってもリコールできず、数で押されつつあり、そのうち陥落しそう。そうしたら日本はどうするのか。とても不安なのです。10月から、中国人の移住の足掛かりとなっていた「経営管理ビザ」の要件が引き上げられることになって、これで少しは中国移民が減るだろう。運転免許証の外免切替審査も厳格化されるようだし、少しずつ変わってはきているようだが、それが石破内閣の意向であるのかどうか。石破さんが、インドに10年間で10兆円の民間投資を促す、という約束をしてきたが、中国の隣国の大国であるインドは、安全保障上重要な国であるので、味方につけた方がいいのだろう。5万人のインド人受け入れには仰天したけれども。
外交や安全保障の問題は待ったなしの状況と思う。若者を中心に危機感があるとは思うのだが、その若者の数が少ないので、大部分の日本人には「日本が危ない」なんて言説は絵空事なのかもしれない。

もっと強気な人が日本のボスになったらどうなるのか。正直わからないが、ますます分断を招くのだろう。それでも国防が大事だから、強気なボスでもいいかな。今はそういう時代だと思う。もっと平和になったら、優しくて穏やかな人がボスになってください。




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先日、僕も生前会ったことのある、ニュージーランドに長年住んでる奥さんの従妹が日本に遊びに来て、数日家に泊って行った。僕の代わりにウサ公が家にいるのに驚いていたが、その時に、日本で米が高くて困っているという話になった。そしたらその従妹は、「ニュージーランドでは主食の小麦粉をほとんど輸出している。そして国民は余ったものを食べている。そんなの当たり前」と言われた。正直僕は思いがけないことでとても驚ろいた。
例えば主力の輸出品がコーヒーで、収穫したコーヒー豆はほぼ輸出に回し、栽培している人々はコーヒーを飲んだこともない、というのはよくある話だ。でもそれは発展途上国の状況だと思っていた。ニュージーランドは一応先進国。なのにそれが当たり前なのか…。それなら日本で主食の米を全て輸出に回して、日本人は余った安い米を食べる、または安いカリフォルニア米を食べる、なんてことは当たり前のことなのか。国産米を食べたいなんて贅沢な絵空事なのか…?

21日に江藤拓前農林水産大臣の後任に小泉進次郎氏が就任した。小泉氏にはアンチがいっぱいいて、SNSは批判する声で溢れたが、どうして彼にはそんなにアンチがいるのだろう。確かに大したことは何もやってないかもしれないが、それは他の議員も同じ。原発の処理水問題の時には、原発沖で得意のサーフィンをしてみせて批判を浴びていたが、しっかりと海水にまみれてみせ、「こんなことしても大丈夫」という意図はよく伝わった。「レジ袋有料化」を広めただけと言われているが、最初の頃は批判が殺到したものの、今ではマイバッグを持って買い物に行くのが当たり前になり、レジ袋を使い回すという考えが定着した。ひとつのことを国民一人ひとりが認識し、当たり前になるまで浸透させるのは結構大変なことなのだと思う。農林水産大臣としての抱負についても、「その通り」と拍手したくなるようなまっとうなことを言っていたように感じられた。自分の利益やしがらみ、支持者に忖度して、ごまかしごまかし、何を言っているのかわからない政治家が多すぎる中で、「よくわかるまともなこと」を言っているというだけで、小泉さんの株は爆上がり、な気がする。やっぱり言葉の力はすごいなあ。実行できるかどうかは別にしてだけどね。結局あれだな、ボンボン育ちのイケメン2世議員というだけで、嫉妬されて揚げ足を取られるということもあるのだろう。僕がそうだった。僕はイケメンビーグルだったので(?)、余計な反感を他の犬からよく買って、何もしてないのに噛みつかれて流血したりしたものです(いや違う、君はほんとに嫌われてただけと奥さんが言ってます。ひどいなー)でもそれじゃあ小泉氏が気の毒なので、雑音に負けないでやり遂げて欲しいよ。

石破首相は就任前から「農政を頑張る」と言っていたので奥さんは期待していた。オタク的な人というのは、クリーンに熱心に邁進して、やりたいことをやり遂げる、といった側面があると思っていたのだが、派閥やら何やら、自民党にいたのでは思うようにはやれないのだろう。期待外れでした。でもそんな中、農水大臣に小泉氏を起用したのはヒットというか、これが石破首相の花道なのかもしれない。米の減反をやめて増産に切り替える、ということも、小泉氏と考えが一致しているようだし。

たかが米、されど米。いい米を海外に売り渡して日本人の口に入らないなんて、それじゃああんまり情けなさすぎるし精神的なダメージまで被りかねない。僕だって「とうとうそこまで堕ちたか」とあの世でがっかりする。食料安全保障にも関わる。稲作を守れば他の農産物にも波及するかもしれないし。ニュージーランドの人々は寛容なのかもしれないが、日本人・犬には米は最後の砦だ。とにかく小泉氏には犬としても頑張って欲しいのであるよ!




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4月21日は僕の1周忌だった。ああ、もう1年もたってしまったんだなあ。
奥さんは、時々僕の洋服の数々を引っ張り出しては、僕の匂いを嗅いで懐かしんだりしているようだ。僕のことを撫でたいんだって。可哀想に。ウサギで我慢しなさい。

最近、奥さんは超今更ながら見に行った映画がある。「侍タイムスリッパー」という低予算のインディーズ映画ながら口コミで人気になり、日本アカデミー作品賞まで受賞してしまった映画だ。といっても昨年の映画だが、まだやっていた。結果、笑いあり涙ありド迫力の殺陣ありで、2時間以上という長さを感じさせないとても面白い作品だったのだが、その映画の中で、幕末から現代へタイムスリップしてしまったサムライが、雑穀の混ざっていない塩むすびを食べ、その白さに感動するという場面がある(ネタバレすいません)。昔は白い米なんて、上流階級しか食べられなかったら、毎日白いご飯を食べる奥さんたちは、昔に比べれば運がいい、日本も良い国になった、とは思うのだが、この主人公のサムライが羨むようには事は進んでいかないようだ。

お米の値段が下がらない。やけにカリフォルニア米が目につく。先月末には農家のトラクターデモが行われた。彼らによると米農家は時給10円だという。「侍タイムスリッパー」の監督、安野さんは米農家兼自主製作映画監督で、記者会見で「今米を作ると、1袋1000円の赤字だ。それでも父親、祖父から受け継いできたこの田んぼを守りたい。この映画のヒットで、また米作りが続けられる」と言っていた。日本の主食作りが、ほとんどボランティア、いや損をするという事態になっているなんて!!どうしてこんなことになったのだろう。昔ほど米を食べなくなったとはいえ、米が好きな人は多いし、和食ブームでインバウンド需要もある。減反政策はもうやめているというが、流通の問題もろもろ、どこがどうなって今の事態を招いているのかわからない。農家は赤字なのに価格は高騰、備蓄米は放出しているのに、どこへいってしまったのか。明らかに政府の失態なのに、輸入を増やして日本の米農家をさらに減らそうとしている。食料安全保障ということは前から盛んに言われているが、やってることは逆だ。大きな災害や戦争などあれば、たちまち米も食料もなくなる。僕はドッグフードが好きで、たまに奥さんに米を食べさせられると便秘になった犬なので、お米にこだわりはないのだが、奥さんは米がないと生きていけないのだ。
政府与党の親中政治家たちはチャイナマネー漬け、トランプ大統領の横暴には右往左往。こんな政治の腐敗は外国勢力の介入を招く。でもお年寄りの政治家たちは自分の身さえ安泰ならそれでいいもんね。1億2000万人の国民のことなんて知ったこっちゃないよね。夏の参院選ではなんとしても国政を若返らさないといけないと思う。若い力に期待するしかない。それでも、昨年の中国のGDPは約19兆ドル、日本は4兆ドル。随分と国力に差がついた鼻息荒い中国の、世界征服の野望を食い止めることはできるのだろうか。

昔のサムライたちが今の日本を見たら、豊かさ便利さにそりゃ驚くだろうけど、またあまりの平和ボケにも驚くことだろう。江戸時代には対外的な戦争はなかったが、大規模な一揆はあったし、幕末はさんざん戦争をした。侍たちは平時から戦闘民としての修練を欠かさなかった。歴史は繰り返すのだから、ずーっと平和で生きていけるなんて単なる幻想だったのだ。それでも、映画の中にも少し描かれた、会津藩士の主人公のいう「おもしろきこともあった」というのが、昔の生活の実感だったんだろうなあ。うん、僕もおもしろきことはいっぱいあった。そして平和な日本で死ねた。僕ってとってもラッキーな犬だったのだ。だから今を生きる犬たちにも(ウサギたちにも)平和を享受して楽しく生きてもらいたい。そのためにも人間たちに期待するしかないのだ!





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とうとう春が来たね。昨年の桜を思い出します。あれが僕のリアルの最後の桜となった。今は魂界から春の息吹を見守っています。







僕は最近びっくりしたのだけれど、僕が魂としてぷかぷか浮きながら惰眠をむさぼってる間に、韓国が大変なことになっていたらしい。

韓国のユン大統領が罷免された。親北親中で北朝鮮のスパイと言われているイ・ジェミョンとかいう野党党首が60日後の大統領選でおそらく大統領に選出されるだろう。ユン氏について裁判は行われたが、正当と思われる理屈は通らず、裁判官全員一致で罷免が決定された。

2020年の香港国安法制定、中国当局による民主派勢力のデモ弾圧を目の当たりにし、僕は不安があったが、今回とうとう、韓国が内側から浸食され陥落した。これで日本と台湾は中国、朝鮮半島、ロシアに囲まれ孤立したことになる。台湾は最近意気軒高だが、台湾人は大陸から来た人が大半を占める中国語を話す中国人。残念ながら独立はかなわず、いずれ中国となるのだろう。でも日本は日本だ。

奥さんは、戦争を知らない世代として平和憲法を当たり前に信じ、反戦映画、反戦ドラマを見て育ってきた世代で、考えを変えるのはとても難しいと思ってきたが、ここへきて考え方を180°変えることにした。日本人は大人しいけれど結構誇り高い民族だ。このまま黙って中国になるわけにはいかない。中華人民共和国日本省となって、子供たちは学校で中国語を学習させられ、日本的なものは否定され壊されて、ウイグルやチベットのように弾圧されたり思想改造を迫られる、なんてことは受け入れられない。ここまできたら憲法を改正して防衛を強化するしかないだろう。外国人に恨みはないけれど、中国人には帰国してもらうほかない。これ以上増えると内側から浸食される。というかもう始まっている。中国人が日本国内で様々な制度を利用し増長しているように見えるのは、日本の政治家たちに、言われているように親中派が増えているせいなのだろうか。ならば韓国と全く同じ状況になる。たとえ中国になっても、安全に生活できればそれでいいという人々もいようが、そうなったらなったで後が大変なのだ。植民地になるわけだから。

「中華思想」は恐ろしい。奥さんは1990年代に何度も中国に旅行に行っていたが、その頃は「中華思想」なんて考え方は中国人になかったと思う。その後経済力をつけた中国が「中国が世界の中心で優れた民族であり周辺の異民族を蔑む」という思想が広まって居丈高になってきた。一対一では普通に親切な中国人はたくさんいるのだが、そういう人の中にもこの「中華思想」的なものがあるように思える。そうなると理屈は通じないのだからどうしようもない。
アメリカは当てになりそうもない。私利私欲に走らないカリスマ性のある政治家でも出てきて、なんとか国を守ってもらいたいのだが。石破さんは信念のある人だと思っていたが、どうするつもりなんでしょうね?魂ながら僕は心配です。僕の生まれ育ち、そして死んでいった美しい日本という国が、これからも未来永劫存続しつづけることを、僕の跡継ぎ、若いウサ公とともに切に願っています。




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3月14日、霞が関の財務省前の「財務省解体デモ」に行ってみました。N党の立花たかし氏が来ていて、なた(?)で誰かに切りつけられたようですので、正門前ではなくて潮見坂の方へ移動してのデモでした。YouTubeのインフルエンサーなどの影響もあって、デモが膨れ上がったようです。老若男女、たくさんの人が来ています。若い人も多い。みんな動画を撮影しています。ただ大声をあげたいだけの高校生たちもいたけど。
デモというと過激なイメージですが、ここに居る人たちは過激ではなく、ごく普通の人が多い。子供連れの人も。ちなみに奥さんは、外国人排斥などを訴えたいわけではなく、税収が過去最高益と言ってるのに何故増税するの?国民から吸い上げた税金はどこへ行った?なんでもかんでも財源がないっておかしいでしょ。国会議員の裏金問題なんとかして、等々で、別に財務省を解体できると思っているわけではありません。選挙に行っても宗教団体とか利権がらみで1票の重みがない、意思表示の場がない、などの理由です。ここに集まった人は大方そういう人たちでしょう。デモなんて行ってもしょうがないと思っていましたが、隣国、韓国で国民の力で政情が覆った成功体験を目にし、その影響が大きいと思います。昔からデモは隣国に波及する。大手マスコミがかたくなに韓国の状況を報じないのも、日本への波及を恐れてかもしれません。


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警察もたくさん来ていたけど、交通整理しているだけ。
日本人だってただ何も言わないで我慢する、ひたすらおとなしいだけの子羊の群れ、なんかじゃありませんよ、ということを、たまには示したいと思った奥さんなのでした。











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最近天気のいい日が続いて空は朝から晴れ渡り、魂界でも気分がいい。僕を失った後、歩く機会がなくなった奥さんが、ウォーキングに勤しんでいるのもうなずける。僕も地上をまた歩きたいな。僕のことをいつまでも偲んでいると思っていた奥さんだが、もう我慢できなくなったらしく、とうとう今度はウサギを飼い始めた。え、ウサギ?あの臆病者の草食動物?先日ふっと見たら、僕のお気に入りだったおもちゃのぬいぐるみを、ウサ公のやつが鼻先で転がしているではないか!僕はブチ切れた。なんてことだ、許せん!まあ奥さんの寂しい気持ちもわかるので騒ぐのは我慢するとしても、僕のおもちゃまでウサ公に与えるとは、裏切りが過ぎるのである。ま、奥さんが心の底では僕を深く悼んでいるのを知っているので、許してやるしかないけど。

最近では、トランプ大統領が、アメリカがパレスチナのガザ地区を「所有する」と発言して、僕は面食らった。現在のガザの住民は周辺国に移住させると言う。ものじゃあるまいし、何故そんなこと簡単に言えるのかね。それにしても国を持たない民族というのは厄介だ。現在のイスラエルの土地は、元々パレスチナ人のものだった。そこへホロコーストで傷ついたユダヤ人がやってきてイスラエルが建国された。結果、パレスチナ人が追いやられ、ヨルダン川西岸地区やガザ地区に閉じ込められて暮らしている。しぶとく抵抗するパレスチナ人に手を焼いたイスラエルによって、パレスチナ人は虐げられ続け、今回の戦争では虐殺までされた。イスラエル人は自分たちがやられたことをそっくりそのまま返して、パレスチナ人は邪魔だから地上から抹殺しようとしているかのように思われた。このままじゃパレスチナ人は帰る場所を持たない民族として流浪の民になってしまう。石破首相は日本でもパレスチナ人の受け入れを検討していると発言した。その後SNSでは批判が広がってしまった。ああこの問題は難しいのであるよ。犬の魂の僕が頭を悩ませる問題ではないし、奥さんにもわからないのだが、僕は埼玉県在住の犬の魂で、埼玉はクルド人問題を抱えているのである。

川口市や蕨市の郊外に居住しているクルド人は約2000人と言われるが、正確な数はわからない。数年前にクルド人が「ノウルーズ」という新年のお祭りをやっていて、その中でPKKの旗が振られているという話を聞いた時はショックだった。PKKとはクルド労働者党。国を持たない世界最大の民族であるクルド人が結成し、トルコにおいてクルドの独立を掲げて武装闘争を行ってきた組織だ。クルド人はトルコやイラン、イラク、シリアなどにまたがって住んでいて各国に彼らの組織があるが、一番過激なのがPKKだった。まさか川口や蕨のクルド人の中にPKKが紛れているのか?紛れているのかはわからないが、少なくともPKKの活動資金を稼ぐために日本で働いている人はいるらしい。

5年ほど前に、僕の家の隣家が解体された時、粉塵の中で作業している中東系の男たちがイラン人だと思いこみ、イラン好きの奥さんは話しかけてみようと様子をうかがっていた。でもなんだか様子が違う。知らない言葉を喋っているようだし、やけにおどおどしている。結局、話しかけるのを諦めた奥さんだが、今考えるとあれはクルド人だった。川口市には中東系の解体業者が170社以上あり、その数は増え続けている。この仕事、典型的な3Kで、人手不足の中、日本人で今時やる人はいないだろうと思われる。クルド人問題でSNSなどで批判やヘイトも発生しているが、実際、彼らがいなければ誰が解体するの?困るのは確実だ。そして川口郊外の業者の土地を、彼らに貸し出す地主さんたちがいるのも事実。痩せた土地で農業には不向きで借り手がいないので、クルド人に貸して生活の糧を得ている人もいるのだ。一方で、川口・蕨のクルド人は、乱闘騒ぎやら暴力事件、騒音問題などを起こし、地域の治安が乱れている。日本語をろくに話せないクルドの子供たちや女性たちを放っておくと、仕事を得られず自立もできず、それこそPKK辺りにそそのかされてテロ行為を起こしかねない心配もある。埼玉のクルド人問題は、ヨーロッパの移民問題の縮小版のようになってきているのだ。クルド人やらパレスチナ人やら、中東系の人々に日本人が慣れていないし、文化習慣の違いもあいまって、恐怖の対象とされやすいと思う。僕は正直、体がごっつい中東系の人は苦手で、リアルだったら吠えてしまいそうだが、奥さんは怖いと思わないらしい。埼玉県知事の大野さんは元中東調査会という研究機関にいて、中東駐在が長い方なので、おそらくクルド人にシンパシーのある人ではないかな。それでも住民の生活がかかっているのだから何とかしてほしい。とりあえず、改正入管法が施行されたことで、難民申請3回目以降は強制送還されることになった。ほとんどクルド人のための改正法のようで、他の難民申請者には申し訳ないのだが、PKKの資金稼ぎのような人は帰国してもらうよりないだろう。昔から住んでいるクルド人は、真面目で大人しい人たちだ。日本になじんで暮らしてくれる人たちに関しては、今後の人手不足を補うためにも、定住してもらう方が良いと思う。多くの人種が混じりあう中で、生まれる活力というのもある。昔、イラン人が日本に押し寄せてきて、治安の悪化が懸念されていたけど、そんな中でダルビッシュ有が生まれたのだ!パレスチナ人をもし受け入れるとしたら賛成かと問われれば、僕は賛成だ。彼らは親日的だから。ただし際限なくではない。現在、日本の人口の2.66%が外国人だそうだが、それが5%程度まで増えるなら許容範囲かなと。それ以上は、日本が日本じゃなくなる気がして嫌なんだけど。

僕がリアルだったらウサ公と最初のうちは対立しても、最終的には仲良くなれる気がする。ウサ公は敵対的ではないし、牧草ばっかり食べてるので食料もかぶらない。そのうち一緒に寝たりしたのではないか。人間も犬とウサギと同じならいいけど!



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最近少し暖かくなってきたね。もしかして冬が終わるのか?なんだか早すぎるんではないか。僕がリアルだった頃よりもいっそう季節が早まっている。もうすぐ暑すぎる夏到来ってこと?ついこの前、越えたばかりなのにね。

1月20日、トランプ大統領が第47代アメリカ大統領に就任したね。言ってることが驚くことばかりなのだが、いい面もある。「多様性の廃止」に関しては、ディズニーに代表されるように、行き過ぎた多様性重視のあまりエンターテインメントが面白くなくなる、という側面があるので、ほどほどにした方がいいような気がしていた。キャラクターの性別やら人種まで変えてしまうのは、逆にリアリティーに欠けるよね。性的少数者にとっては受難だろうけど。何事も、基本的な差別がなければいいと思うのだ。僕に犬権があって、未だに犬(の魂)として尊重されたいように、誰にでも人権があるのだから、そこんとこ守ってもらえれば何でもよいような気がする。
トランプのように大声で頭ごなしに人の批判ばかりして、何でもフェイクというような人間を僕は信用できないが、国民の選択なら、なにか理由があってのことなんだろう。元ビジネスマンとして合理的な判断のもとやってもらいたい。ますます日本がお金を出させられるのは辛いけど。石破首相は、LAの山火事に200万ドルの支援を決めたが、ちょっと出し過ぎじゃない?豊かでない国が豊かな国にそんなに出さなくても。大谷翔平さんがいっぱい寄付してくれるだろうし。

韓国のユン大統領は逮捕されてしまったが、支持率は逆に上がっているようだ。元検事総長だったユン氏は、「私は人(権力)に忠誠を尽くさない」と言って、自分を検事総長に抜擢した前大統領、文在寅の側近を巡る不正を、徹底的に捜査した。法を犯さず権力に屈しない人らしい。逆に法を犯してユン大統領を逮捕した左派の「共に民主党」は事を性急に進めようとしているように見える。台湾有事に巻き込まれたくないのかな。中国と地続きの国だから、争いになったら危険だろう。また、日本以上の競争社会、学歴社会の中で、若者たちが疲弊し、「みんな同じ」の共産主義の理念に憧れるのかもしれない。もっともいずれ大AI時代が来てみんな職を失えば、AIがもたらした利益を国が分配するベーシックインカムのようなシステムで生活するしかないのだから、そうなれば共産主義のようなもんだよね。韓国は日本より早く、そういう社会になるのかもしれない。

トランプのアメリカがどうなるのか全くわからないし、僕はアメリカはもう嫌なんだけど、現実的な奥さんは、日本は日本だけで生きて行くことはできない、今のままアメリカについて行くしかないと言っている。僕は魂の世界に居て、何があっても何の被害も受けないからそう言えるんだよと。理想と現実は違うのだ。どんな世界にしろ、今いるところで最善を尽くしかないのだ!



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遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
魂となってから初めての新年、おせちこそなかったものの、僕は心おきなくゆったり過ごせました。僕の世界では暑さ寒さもないんでね。青森は雪で大変そうですね。こたつに入れないのだけが悲しいのだ。










昨年末には、韓国ムアン空港でチェジュ航空の悲惨な事故が起きましたね。181人の乗客のうち179人が死亡という。謹んでお悔やみ申し上げます。日本でも80年代に日航ジャンボ機の墜落で死者520人という大事故がありました。航空史上最悪の事故。僕も慰霊登山に行きました。あれは後から、単なる事故ではないと色々の憶測を呼び、当時の権力者たちの黒い疑惑など指摘されていますが、亡くなった人は帰りません。防げるはずの事故だったのかどうか検証が必要ですね。うちの奥さんはお金がないのでよくLCCを利用していましたが、バードストライクの他に、「整備士が足りない、整備する時間も足りない」とか、コストカットのための何らかの犠牲を薄々予想はしていたものの、ああそこか、一番重要な安全性の部分なのだなとがっかり。パイロットをはじめとする乗務員は、自分も死にたくないだろうから腕はいいんでしょう。でも会社の方針で危険にさらされる。理不尽ですね。
しかも尹錫悦大統領の代行の代行の時にこの事件が起きたというのがびっくり。奥さんは去年、「サバイバー:60日間の大統領」という韓国ドラマを見たそうですが、そのドラマは大統領が国会で爆弾テロにあい死亡し、大統領代行になった主人公が狙撃されて入院、代行の代行が陰謀を胸に権力を握る、という話で、「こんなことある!?」と思いましたが、実際にあるんですね。崔相穆経済副首相?さん、まさか自分がトップになるとは想像してなかっただろうに、本当にご苦労様です。
僕は生きてるうちにとうとう飛行機は乗れずじまいでした。奥さんも当分は飛行機恐い、船も恐いんだったら、泳いでいけばという話です。

先日は中国のチベット自治区シガチェ市でM6.8の大きな地震。チベットには漢民族が入り込んで、映像に写り込む市街地は随分と発展した様子ですが、そもそもチベット人は遊牧のテント生活を送っていれば被害は少ないはず。今では漢民族と共に多くのチベット人が街に住んでいて、被害が拡大していることでしょう。

年明けから悲しいニュースばかりですが、今年はどんな年になるかな。奥さんは年末のお風呂場の大掃除で腰を痛め、今年は腰痛に注意しようと年始の決意を固めたようですが、なんか目標が小さくない?年々目標が小さくなっていくのは年のせい?僕はもう時が止まった世界にいるのでその悩みはないんです。その代わり、あまりストレスを抱えすぎて魂がどんどん削られていかないように気をつけようというのはあります。僕は生前、ストレスのない犬だったのに、なぜか魂になったらストレスを感じるのだ!




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今年もこの季節がやってきました。例年はクリスマスの扮装をさせられて、僕はキリスト教徒じゃないのにと文句を言うのが恒例でしたが、今年はとうとう写真参加なんて寂しい限りです。何教徒でも何でも、一人だろうが大勢だろうが、犬だろうが馬だろうがクリスマスにはツリーの前でご馳走を食べたいと思うのが人情でしょう。










シリアではアサド大統領が逃げ出して、あれっアサドってまだ生きてたのと思ったが、長い長い内戦で死者約40万人、難民約500万人、それでもまだ彼の地でたくましく生きてる人がいて良かった良かった。何があろうと人も犬も生まれて生きている。ほっとするのも束の間、今度は「HTS」とかいうどこかの旅行会社みたいな組織が台頭してきて、これがまたイスラム原理主義の中々こわ〜い組織なのだという。でももう戦争するよりはましだから、好きに統治してもらうより他ないよね。なんだかんだ彼らは同じイスラム教徒で一定の価値観を共有しているんだから、アメリカ辺りが口出ししたら「ほっといてくれ」と嫌がられるだけなんである。

他国のことは口出ししないのに限ると思う。災害があった時だけ救援隊を派遣してあとは黙っとく。日本も昔からそうしとけば、中国や朝鮮半島の人々に恨まれず、反日の口実を与えずに済んだのにね。

クリスマスの時くらい平和に過ごしたい。だから僕は蔭ながら見守っているのである。見てるだけで何もしないからあまり意味はないんだけど!



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