ハモンドオルガン・レスリースピーカーの修理、改造、部品についてのお話しです。

ハモンドオルガン C-3に接続するためにレスリー147を122に改造して、無事、音出し完了、動作OKです。122は12AU7Aという真空管を1本追加しなければならないので、早速サウンドチェック英国製ビンテージ(左側)と最近マイブームのスロバキア製(右側)を比べてみました。

ガラス工芸技術に定評のあるスロバキア製のガラスボディの方が透明度が高く美しいですね。音には関係ないですが、高信頼性とうたってあるのでチェックしたらB-3他で差し替え評価しても高額のビンテージ管より音が太くて、明瞭度が高いようです。もちろん、個体差がありますが。

二つのレスリーの動画でどちらにビンテージ管が使ってあるか分かりますか?理由は分かりませんが、スロバキア製の方が音が太く、レスリーのエフェクトが深く、押し出しが強いです。 録音時間の短い方がスロバキア製です。
違いが分かりにくい方はヘッドホンを使っていただいて5?6回連続して動画を切り替えて聴いてみて下さい。好みは別として違いが分かってくると思います。パーツの選択は本当に難しいものですね。

B-3のビブラートコーラスのディレイラインのコンデンサ が誤差が大きくなっていたので思い切って18個総替えしたら、全然魅力無い音になってしまったので全部、元に戻したことがあります。

新しい、古いでもなく高い、安いでも無い、簡単な判断基準の無い、最後は自分の耳に頼るしかないという、何の参考にもならない結論をつぶやいてしまいました。


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