ハモンドオルガン レスリーの修理 改造 オーバーホール について!

DEEP PERPLE と KT-88 これで語り始めることが出来る人は相当なお方とお見受けします。いきなり、わけのわからない話題から入りましたが、いつものようにメインテナンス報告です。

 さて、木曜日にやらせていただいた、B3とレスリー122RVのメインテナンスで最初から気になっていた音の特徴についてレポートさせて頂きます。
お客様がオーディオについての知識が豊富な方で、レスリー122RVのパワーアンプのパワー管、通常は6550という型番の大きなサイズの真空管が2本使用されていますが、その6550を互換性があるとされるKT-88という型番の真空管に変えていらしたのです。真空管オーディオのマニアの間では常に話題に上る、どこのメーカーにはどういう特徴があって云々かんぬんが必ず付きまとう面倒くさい(笑)やつなのです。一般論としてはエッジが利いていて押し出しが強い等と言われますが、メーカーにより大きな違いがあり、本当にざっくり言えばという感じです。

その、KT-88を愛してやまなかったのが、冒頭で紹介したDEEP PERPULEのRITCHIE BLACKMOREです。RITCHIEの使っていたギターアンプはMarshallで型番の変遷など詳しいことは知りません。メーカー純正の真空管は6L6GCやEL34なのですがかたくなにKT-88を使っていたよう(あくまでも、ようです)です。同じグループの神様JON LORDはレスリーのアンプをMarshallに変えて爆音をとどろかせていました。そのMarshall アンプがどう改造してあったのか私は知る由ありません。オリジナルの6L6GCだったのか、EL34だったのか、ITCHIEと同じKT-88仕様に改造してたのか、、誰か知っている人もいるでしょうが、私には謎の一つです。

MarshallもKT-88も本家は、United Kingdumというのが、DEEP PERPLEらしいですよね。

もちろん、レスリー純正の6550という真空管にも数社のメーカーが名を連ねています。各社スペックシートを見ると結構違いがあり、通常プッシュプルで45Wですが、あの信頼の厚いRCAのものは35W(だったか38W?)しか扱えないとなっています。ただし、音色の優劣とは関係ない話です。

40年さまざまなB3と付き合ってきましたが、KT-88をレスリーに実際使用されている方は初めてです。レスリー122に使う分には改造はいらないので、オーディオにお詳しいお客様だからこそ、使用されたのでしょう。

B3の音は問題なく良く再現していますし、何しろ昨日投稿した高域の嫌みのないシルキーな感じの音は妖艶な色気すら感じてしまいました。ジャンルにより向き、不向きは多少あるでしょう。あまりお客様の楽器でいろいろ真空管を変えて実験とかは出来ないんで、その時はしませんでしたが、暇なときに我が家の147で試してみようかなと思っています。

ただ、真空管は生ものですから個体差がはげしく何本か聴いてこれがいいと言えるようなもんじゃないところが、つらいところです。ただの興味本位でペアのKT-88を10セット以上揃えるなんて私のふところが許しませんから、残念ながら1セットだけ変えてみて喜んでみようと思っています。
 結局、あまりにマニアックなまとまりのないあるある話になっちゃいました。

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