昨日30日に仙台市内にて一部の支援物資を提供してから、
南三陸町へ向かい、午後2時頃歌津中

学校に到着しました。


当初予定していた災害対策本部のあるベイサイドエリアに
ビジョンネットの拠点をもうけなかった理由は、


1.南三陸町の災害対策本部のあるベイサイドアリーナはあらゆる支援機能が集結しているため、
現地の方々とかえって緊密なコミュニケーションがとりづらい

2.遺体安置所と引き渡しなどが行われているため、
明るい復興支援活動を行うにはやややりづらい面がある

3.町としては避難所としての機能を数日以内に終了して対策本部機能だけ残したいと考えている


などなどです。


そして、歌津地区の避難所を支援の拠点として選定したおもな理由は3つ。


1.町の要請でこの歌津中学校にバイオマスボイラーを設置しお風呂を設置することになったこと

2.避難民が約500名という規模のため全容が掌握しやすい

3.4月21日頃から授業を再開したいという要望があり目標が立てやすい


歌津地区のインフラ状況はまだまだ厳しいものがあり
電気、ガス、水道はまだありません。


通信は、3つのキャリアの中ではドコモがまあまあですが、途切れがち。

ソフトバンクは昨日はかなり良かったのですが
今日はまるでだめです。中継車の軽油が切れたのかもしれません。


我々ビジョンネット東京支部は、
昨夜からとりあえず家庭科室をお借りして一時的なベースキャンプとし、
昨夜はここに寝袋で泊まりました。


まったく暖房がないので朝晩はかなり寒いです。
粉塵が多く全員目ヤニがひどく朝は瞼が固まってあきませんでした。

上原も目が腫れて真っ赤な状態です。
隊員用に準備していた目薬が役に立ちました。


避難所の方々は予想以上に厳しい生活をおくられています。


小さい余震も朝からたびたびあります。



しかし、ベイサイドアリーナの避難所よりも前向きな明るさや逞しいエネルギーを感じられて、
おぼろげに復興にむけて始動しはじめたような空気感があります。

僕たち隊員一同も元気をもらって、気合十分でエネルギッシュに活動しています。

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今日(3月31日)は、

1.ボイラー設置と入浴環境を整備する班
2.周辺住民とコミュニケーションをとりつつ直接物資を届ける班
3.避難所の生活支援業務を行いながら、行政、自衛隊、他の支援関係者とコミュニケーションをとりつつ
現状を詳細に把握し、資料に残す班

この3グループに分かれて朝から活動を行っています。


以上、現地支援部隊長の上原からの取り急ぎのご報告でした。