最近良く見かけるようになってきたDouble Exposure(二重露光)エフェクトのチュートリアルです
二重露光(多重露光)とは本来カメラ撮影時に2枚以上の写真を1枚に合成することで一味変わったビジュアルを表現する写真のテクニックです。
また同じ効果をPhotoshopで数ステップで表現できるのでイメージビジュアルなど多彩な場面に多用できそうです。

以下に作成方法を解説いたしましたのでご参考になれば幸いです。

完成例double exposure

Photoshopで新規ファイルを作成し2種類の画像を配置します 
下記のような花の合成画像とポートレイト画像を用意しました
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区別しやすいように以下の様にリネームします
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modelレイヤーの透明度を70%ほどにし、flowerレイヤーでmodelレイヤー全体を覆うように合わせます
必要に応じて拡縮しましょう
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modelレイヤーの不透明度を100%に戻し、ブレンドモードを【比較(明)】に変更します
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flowerレイヤーを選択し イメージ>色調補正>レベル補正を選択し(⌘+L)中間色のスライダーを右にスライドし暗さを追加します(画像に合わせて調整して下さい)
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5modelレイヤーを選択し同じようにレベル補正で中間色のスライダーを左にスライドし明るさを追加します
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6 ①一度modelレイヤーのブレンドモードを通常に戻し②クイック選択ツールに持ち替え③不要な背景を選択し選択範囲>選択範囲を反転(⌘+Shift+I)を適用する④レイヤーパレットのマスクを適用します
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 ①flowerレイヤーを複製し(⌘+J)②複製されたレイヤーのレイヤモードを【比較(暗)】に変更する ③顔の非表示になってしまっている箇所に合わせて移動ツールで調整します(必要に合わせて拡縮する)
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 複製されたflowerレイヤーにマスクを適用し②編集>塗りつぶし>ブラックでレイヤーを非表示にする③ブラシツールに持ち替え④描画色を白色にし⑤表示させたい箇所を埋めていきます
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①flowerレイヤーを再度複製し②modelレイヤーの下に配置し③modelレイヤーのマスクを複製されたレイヤーにalt+ドラッグで複製します
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④レイヤーのリンクを外し⑤頭のラインに合わせるようにマスクは動かさず画像のみを移動します
こうすることにより、隠れていた頭のラインのスカーフ部分が表示されました
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10 更にマスクにて調整していくので、新規グループを追加し、グループ1にレイヤーを追加します
8で行った工程と同じく、マスクを適用し黒で塗りつぶし、白色で表示させたい箇所を塗りつぶします
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11ここまでくればほぼ完成ですが、最後に味付けとして調整レイヤーでレベル補正と色相彩度を追加します
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各パラメーターは以下の通りです
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12いったん調整レイヤーの色相彩度を非表示にし、①グラデーションツールに持ち替え②円形パターンを選択し、オプションバーからグラデーションを編集をクリック③左)白100% 右)黒100%に設定します
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13レベル補正のマスクが選択されていること確認し、顔の中心辺りから下に向かってドラッグします(顔の中心部のみレベル補正効果が適用されなくなりました)
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14最後に色相彩度調整レイヤーを表示させ、レイヤーマスクを黒で塗りつぶします ブラシツールに持ち替え、色を白、硬さ0%、不透明度25%、適当な大きさで色を落としていきます
この時に四隅を残して描画していくと焼きこみ風の、より印象的な表現に仕上がります 
また、後からでも調整できるのでお好みの色合いにて試してみてください
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以上で完成です
また違った素材で色々試しても面白い表現になるかと思います

作例
double



参考チュートリアル PHLEARNさん


Double Exposure(二重露光)作成方法 チュートリアル

人物写真のマスクを使用で表現


クリッピングマスクで表現