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お待たせしました、例の件です!

去る6月22日、僕は『SPUR』取材班の一員として羽生結弦氏出演イベントの取材にうかがいました。すでにイベントのレポートについては、ウェブサイト「SPUR.JP」にて公開されておりますが、このブログの読者さんにとっては食い足りない部分もあったかと思います。「まだ言ってないことがあるだろう」、そんなじれったさもあったかもしれません。



ただ、僕なりのフェアネスと言うか、生来の真面目さ(※ご存知とは思いますが、すごい真面目な優等生タイプなんですよ?)からすると、あのタイミングでそれを出すのはいかがなものかと思われました。イベントの主旨、そこに羽生氏が出演した意味、それを考えたときに「僕が自分の想いを書く」というのは不適切であろうと。まず伝えたい雪肌精のお話、そして仙台のお話。それがイベントの主旨であり、それを広めるための「取材のご案内」なのですから。

「妙なところで面倒なヤツだなぁ…」と思われてもしょうがないですが、僕が自分のなかで特に自負する部分であるところの「フェアネス」は、あの場に自分を持ち込むことをヨシとしなかったのです。喜ぶこと、騒ぐこと、楽しむこと。そうした自分事のすべては公私混同に思われ、それをできるだけ慎みながら僕はそこに居ました。

個人と個人で「対談」でもするというならいざ知らず、あそこに招かれたのは美を追求するファッション誌であるところの『SPUR』なのです。僕が呼ばれたわけではなく、信頼と信頼がハシゴのようにつながってそこに道ができただけ。そのハシゴを渡るときには持ち込めないものがあるし、そのほうが正しくて美しいように僕には思われたのです。まぁ、レポートの一環でもあったので、編集長(※ぬいぐるみ/コッチが本体)は持っていきましたし、写真も撮ってもらいましたけれども。

ということですので、そこで体験したことや記録したものは根本的に『SPUR』さんにお納めするためのものであり、僕が自由にお披露目するものではないのです。その想いは行く前も、行ったあとも変わりません。本当に満足できる体験は、あえて自慢する必要もないほど輝かしいのだということを率直に実感した今は、むしろ「語らないでいる」ことへの自信がより強まりました。

ただ、それを察してということではないのでしょうが、『SPUR』さんから「その体験を誌面に載せたい」と言っていただき、当初の予定にはなかった誌面での特別版を載せてもらえることになりました。「連載用ではなく、ブログのつもりで書いてもよいですか?」と、一般読者を置き去りにしようとする僕の希望も受け止めてもらえました。お求めがあるならば、堂々と書ける。とてもありがたいお話でした。

「2ページ用意しましたので、大体3000字くらいですかね…」という担当氏の言葉をガン無視で5000字ほど送りつけるという身勝手オーバーフローは、紙の面積をいっぱいまで使い切っておさめていただきました。しかも、僕が自分のカメラで撮影したイイ感じの羽生氏の笑顔や、僕と羽生氏が接近遭遇した瞬間の写真もしっかりと含めていただいて。誌面デザインもキレイですし、おなじみのイラストも入っていて、まるでファッション誌の1ページであるかのよう(※実際そうなんですが)。途中途中の見出しや序文は担当さんお二人で考えてくれ、「誌面」となるよう仕上げてくれています。イベント後の号に間に合うように段取りを整えてくれた人、書く時間を少しでも長く作ってくれた人、内容を読んで監修・校正してくれた人……花嫁さんが素敵なウェディングドレスを着せてもらっているみたいな感じで、たくさんの人の手でキレイに仕立ててもらいました。

↓本当に載るのか心配でしたが、本当に載るようです!ただ、表紙の煽りが予想外に大きいのが別の意味で不安!


これは誌面でやると言っていただけなければ、世に出さないはずだった話です。テレビとかほかの媒体の誌面とかWeiboとかで、勝手に面白い話として出てしまったりすることはあったとしても、僕から出るはずではなかった話です。話す機会はないものと思って、レポート記事からは濾過して取り除いた「個人の想い」を、この2ページにできるかぎり込めました。あとで足したくならないように、「ちょっと違ったな…」という後悔がないように、時間は限られていましたが精いっぱい整えました。何故だかよくわからないのですが、僕自身が書きながら何度も泣き、担当さんおふたりからやたらと感極まったレスがくる謎の記事が仕上がりました。

これまでも雑誌に掲載されたりすることは何度もありましたし、ラジオやテレビで名前が出たこともありました。しかし、自分自身は無頓着というか、それを大切に記録したりしているわけではありません。探せばどこかにあるのでしょうが、物置に雑然と並んだままです。ただ、この誌面は僕自身にとっても永久保存版です。これは絶対になくならないように、「大事なもの」のところに入れ、念のため会社にも保存用を置いておくつもりです。「さすがに2ヶ所同時火災はないだろう」的な意味で。

どうぞ、買って読んでください。

待っていても僕からその話は出ません。ここだけです。

みなさんが知りたいこともある程度わかる内容になっているでしょう。

僕と羽生氏が何を話したか、僕の声が小さくて聞こえなかったでしょう?

僕だけが知っていてもいいのですが、日頃のご愛読に感謝をこめてご共有します。

だから、買って読んでください。

この体験をさせてくれた『SPUR』さんと、「完全に個人のスイートメモリーですが…」という内容を載せてくれた担当さんに悪いことにならないように、ガツンと買っていただき、何なら謎のアマゾンランキング急上昇くらいさせていただけたら大変うれしく思います。売れさえすれば、少々の難はごまかされるというのが世界の基本的な仕組みですので、とりあえず「なんか知らんけど売れたな」と思わせるような反応を作ってやってください。これまでのそうした反応が、僕のところまで道をつなげてくれたように、今回も。

自分の懐にお金が入るものじゃないので、照れもてらいもなく思い切って言えるのは気持ちいいですね。とりあえず1冊買ってください。2冊買ってくれてもいいですし、3冊でも4冊でもいいと思います。保存したり、配ったりしてもいいんじゃないでしょうか。もしも今後、クエスト中のコンビニや、試合会場で僕を見かけたときに、この号を買ってくれた人にはお礼くらいしましょう。サインは…いらないと思いますので、手持ちのおやつをわけるとかで。買って欲しいし、読んで欲しいと僕自身も思っています。特にですね、僕個人のファンとして僕の書くものを読んでくれている人には。言うなればこれは僕の表彰式であり、凱旋パレードなのです。「応援してくれた人」と一緒に喜べたらと思います。

この体験を「紙」に残せたこと、心から嬉しく思っております。

みなさま、どうもありがとうございます。

↓ということで、買ってください!


僕が何かを買ってる話が好きな人!僕も「誰かが何かを買ってる話」好きですよ!