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使おうと思うと、意外に使えないものですね!

本日はお出掛けの記録です。行ってまいりました、爆買いへ。先日ホクホク顔でご報告させていただいた「死んだと思った株主優待券が1000円になって甦った件」の買い物をするために西武ドームに行ってきたのです。財布のなかには文字通りの「大枚」を忍ばせ、豪遊の始まりです!

↓ショップにつきました。
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全国百貨店共通商品券/1,000円/商品券
価格:1135円(税込、送料別) (2021/9/24時点)



球場に着くや真っ先にグッズショップへと駆け込みます。ところが、「ただいまの時間は整理券が必要でーす」という案内を係員さんがしており、早速イヤな予感が漂います。「まさか、同じことを全員考えているのか…?」「全員買物券持ちか…?」「そんなに株主様がいるのか…?」と。しかし、整理券をもらいに行くと「現在の時間帯の整理券」を渡され、改めてそれを持ってショップに行くと「どうぞ」と入れてくれました。犬のお使いみたいな難易度の軽作業を無駄にやらされた感じがしますが、まぁいいでしょう。

ショップのなかには大量の野球グッズがあふれています。いつもは「お土産は500円以内にしよう」という心理的抵抗線によって柿の種を買って終わるのですが、今日は何でも買えそうな気がします。「さーて」と眺めていくと、まずユニフォーム、キャップなどの野球アパレル群が目に入ります。ふむ、悪くはないが、もうシーズンも終わりなわけで、ちょっと時期を外した感は否めません。

つづいては文房具やスマホグッズなどのバラエティ雑貨コーナーへ。「ライオンズってデカデカと入ってなければ使いやすいのだが…」などと販売主の方針と相容れないことをブツブツ言いながら探りますが、いまひとつピンときません。「ダイソーで買ったらライオンズって入ってなくて値段が半分以下だよな…」とか真理に思い至った時点で探索は諦めました。やはりお土産に実用性を求めてはいけません。

気分を変えて2階フロアへ。2階は雑貨中心の品揃えで、以前には自転車が展示されているのを見たことがあります。手持ちの大枚で自転車は買えないでしょうが、ラジオとかコップとか何かいいものがあるかもしれない…と思って2階へ行きますと、何とこの日の品揃えは「栗山巧さん2000本記念グッズ」一色となっております。なるほどなるほど、確かにこのコーナーは必要ですね。

大量の記念グッズのなかでも、とりわけ目を引かれるのはやはり銅像です。3Dプリンターで精巧に作られたという銅像の実物を見ますと、まぁこれがよくできており、見れば見るほどそっくりです。3Dプリンターなんだからそりゃそうだろという話ではありますが(※写真を見ていちいち「似てますねぇ」とは言わないですよね?)、確かにコレは自慢したくなるのもわかります。

↓なるほど、そっくり。
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↓11万円(税込)でいかがでしょうか!
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ちょっと欲しいなぁとは思ったのですが、11万円(税込)は完全に予算オーバーです。1万1千円ならもう少し迷ったかもしれませんが、この額は身の丈を超えています。しかも、よく見たらコレは展示しているだけで買うときはオンラインストアで買えとのこと。ふむ、手持ちの大枚はオンラインストアでは使えない設定なので、いずれにせよ選択肢には入れられそうにありません。

このようにしばし見てまわった結果、気がつけば僕はいつもの柿の種の前にいました。店員さんが僕を見ながら懸命に柿の種を箱から出しています。「コイツは柿の種の顔をしている」という目で僕を見ています。そのまわりにはチョコレートクッキーとワッフルクッキー。グッズカタログに載っていたチョコケーキやバウムクーヘンなどのワンランク上のお菓子はありません。おかきもチョコクランチもラングドシャもありません。もう一周、もう二周、何回かめぐってみても結局柿の種の前に戻ってきてしまうことの繰り返し。

「あれ…もしかして…」
「特に欲しい物…ないかも…?」
「ユニフォームはたくさんあるし…」
「別に集めてるわけでもないし…」
「身の回りのものには球団名ないほうがいいし…」
「雨降ってたら傘でも買おうかと思ったが…」
「あいにくこの日は快晴…」
「逆にみんな何買ってるんだ…?」
「あぁ…タオルとかか…」
「そうだよな…ファンだもんな…」
「タオルとかキーホルダーとか買うんだよな…」
「清原のタオルとかないかな…」
「存在ごと歴史から消されてるからないよな…」
「電池とか靴の中敷きとか…」
「見えない場所で使えるものは…」
「そんなものはさすがにないか…」
「いっそ、ぬいぐるみでも買うか…?」
「冷やかしでゴルフボールでも買うか…?」
「ううううううううううううん!」

↓と、さんざん迷った末に「柿の種」をいつもよりたくさん買いました!
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あとお酒も手に入れて、これでパーティーをすることにしました!


ふぅー、盛り上がったわりには小さくまとまるあたりが、我ながらみみっちいなと呆れる買い物でした。これまで「心理的抵抗線によって仕方なく」柿の種を選んでいるものだと思い込んでいましたが、銅像以外何でも買えるという状態からでも最終的にやっぱり柿の種を選ぶとは、自分でもビックリですが、まぁいいでしょう。この券は来年3月31日まで有効ですから、それまでにはきっと欲しい物も見つかるはずです。

ということで、用事を終えたのであとは試合を見守ることに。この日は「野生のライオンを救う」と主張する「セーブ・ライオン・プロジェクト」のイベントデーとなっており、球場前広場では「同じくライオンをシンボルマークとする」新日本プロレスとのコラボ撮影スポットなども展開されています。野生のライオンより親会社を救ったほうがいいんじゃないかって気もしますが、ライオンを守ることも大事なので、いいことだなと思います。

↓コラボ撮影スポットには新日の真壁刀義・本間朋晃両選手が登場!違法の動物ハンターみたいな風体ですが、いい人たちです!
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↓この辺は各位で理解しておいてください!
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↓QRコードから募金できるので各位でお願いします!
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そんなコラボの関係もあって、この日のセレモニアルピッチは新日本プロレスの真壁刀義さんがつとめました。どちらかと言えば、本間さんに登場してもらって「一言も何言っているかわからないセレモニアルピッチ」のほうが印象的だったんじゃないかとは思いますが、ライオンを救うためには「伝えるチカラ」が大事だというのは理解できますので、妥当な判断かなと思います。

その後は、最近流行っている「セレモニアルピッチと始球式は別物です」という謎理論で、同じく本日がイベントデーだったNTTコミュニケーションズの社長さんが始球式に登場。球場への到着が早かったこともあって、一連のイベントを見ながらゆったりと柿の種を食べることができました。やっぱり柿の種は間違いないですね。

さて、肝心の試合はというと、柿の種以上にピリッとくるいい内容。まずは初回から森友哉さんのホームランで先制すると、8回までに2本のホームランを含む9安打と打線が奮起し、大量3点を奪います。対戦相手の楽天も少ないチャンスにヒットを重ねて食い下がり、9回表終了時点で3-3の同点という熱い展開に。もう西武の負けはありませんが、今季は一度もサヨナラ勝ちがない西武だけに、痛み分け濃厚のムードとなってきました。

しかし、5位でも6位でも諦めないと言い張っている手前、サヨナラ勝ちを目指さないわけにはいきません。先頭の源田さんが空振り三振、つづく岸さんが「止めたバットに当たってファーストゴロ」というチョンボをしても、選手たちはまだまだ諦めてはいなかったのです。つづく森友哉さんの二塁打をきっかけに、猛然と獅子が圧力を掛けていきます。

↓「止めたバットに当ててしまった」ことでこんなんなってしまった選手もいるが、まだ諦めませんよ!
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走者を二塁に置いて、打席には4番・中村剛也さん。この試合最大の盛り上がりを見せる場内ですが、さすが楽天したたかです。客の意向はガン無視で、勝利のために申告敬遠を選択するという頭脳プレーを見せてきました。くぅー、さすが職域接種と言い張って70万回分ものワクチンをガメていたグループの野球団です。自分が有利になる仕組みは何でも使ってきやがります。

それでもまだ二死一・二塁という一打サヨナラのチャンスです。ここで打席に入るのはパンチのある外崎修汰さん。さぁ勝負だ…と打席を見守るも、さすが楽天したたかです。何とここでピッチャーの酒居さんは、勝負を避けるようにボール球を連投。事実上の敬遠で、二死満塁として次打者・金子侑司さんとの勝負を選んできたのです。

この作戦には西武ベンチも「くぅー、さすが職域接種と言い張って70万回分ものワクチンをガメていたグループの野球団はしたたかだなぁ!」と戦慄したことでしょう。西武ベンチは9回表の時点で守備固めを始めており、本来ならこの打順に入っていた栗山巧さん(※2000本安打の巧打者)を引っ込めてしまっていたのです。「二死満塁ならこの打順まで届く」ということを計算せずに守備を固めてしまったコチラの隙を完全に突かれました。

ここからの攻防はまさに幾千もの拳が飛び交うような目まぐるしいものでした。楽天が「金子、勝負だ!」と満塁での勝負を挑めば、西武も「金子は打席に立たせない!代打・柘植!」とすかさず代打を送り込むという鋭いカウンター。「え!?打たせないの!?」「当たり前だろ!」「FA残留した選手にその扱い!?」「しょうがねぇだろ、打たねぇんだもん!」と互いの思惑が交錯するなか、打席に立つ柘植さんは集中していました。

ファウルで粘って、カウント1ボール2ストライクからの5球目、落ちるボールに泳ぎながら合わせると、打球はチョコーンとレフト前へ。見事なサヨナラ打となり、ライオンズナインは狂喜乱舞でベンチから飛び出していきます。飛び跳ね、抱き合い、水をかけ、熊代を投げる。今季の戦いは事実上終了してはいますが、来季につながる劇的な勝利で大満足の買い物となりました!(※買い物ついでにヒーローショーを見たらすごくよかった的な感覚)

↓今季初のサヨナラ勝利で優勝したような大騒ぎです!
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優勝はしてませんけどね!

ちゃんと1試合1試合を全力でやってくれているんですね!



「野球を見に行って、ついでに買い物をする」という本来の順番を、「買い物に行って、ついでに野球を見る」と逆転させて臨んだ結果、ついでのほうが盛り上がってしまうという不思議な展開。あるいは血走った目でふしゅるーふしゅるーと息を漏らしながら「絶対勝てぇ…」とか思っていないほうが、いい結果が舞い込んでくるのかもしれませんね。まだ買物券は残っているので、今後の試合も「買い物優先」でリラックスして臨もうと思います!


バウムクーヘンが欠品していたのは、商売としてどうかなと思いました!