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07:00
まだ前のヤツ食い終わってねぇよ!

消費者F氏は激怒しました。あれほど文句を言ったのに、それで少し反省したのかと思ったのに、腹の底には全然響いていなかったのか。ひびびっていなかったのか。無力感にうなだれ、ちょっと気持ち悪くなっています。まだやるか。まだ仕掛けるか。どんだけ消費者をオモチャにすれば気が済むのか。

なぁ、ビッテよ。

無理じゃよ。ワシもそこそこお菓子好きなほうじゃが、無理じゃよ。ワシもう完全にビッテ嫌いになってるもん。ビッテ、結構でかいじゃろ。そしてガツンと甘いじゃろ。いい機会だから味についても言うが、アレは甘すぎじゃ。クッキー部分のパワーが足りておらんぞよ。チョコ半分で十分じゃ。1個で濃厚な甘さを楽しむ用途に向いている、すんごい寒い国とかのお菓子じゃよ。

でも、もともと量を食えないタイプのお菓子なのに、めっちゃ量食わせたじゃろ。ワシゃもう数えてないけど、なんじゃかんじゃでこの2年で50箱くらい食ったぞ。年間にポテチ何袋買うかなーとか、年間にカップラーメン何個食うかなーとか考えたら、どんだけハイペースかわかるじゃろ。買わせ過ぎじゃ。抱き枕ー、フチ子ー、フチ子ー、買わせ過ぎじゃ。

その結果、どうなったか。ワシ、ビッテの味を想像すると気持ち悪くなるようになってしもたんよ。もう完全に「だましだまし」じゃもん。まだ食べないといけないビッテが手元に5箱あるんじゃけど、「何でもいいから食べたい!カエルでもいい!」くらいの空腹時にしか手が動かないんじゃ。若干数、会社で配布しとるからね。会社で配布すると、気持ちがホッとするんよ。「1箱減った…」って。

もう心労で口調までジジイみたいになっとるんじゃよ。

1箱か2箱でやめておけば、10年買ったかもしれない客を「この味もう嫌…」まで追い込むのは、長い目で見てどうなんじゃろうか。ワシゃ、この先もポッキーは食うと思うんじゃけど、ビッテは必要なかったら食わんと思う。気持ち悪くなるから。まぁ「必要になったら」って考えてる時点で、もう何かがアウトな気がするんよ。お菓子に必要とか不必要とか聞いたことないじゃろ。清原が「どうしても必要なときだけはクスリをください」って言ってるみたいなもんじゃからね。

もうアカンと思う。ヘイトの段階じゃ。もう少しローテーションでほかの客層狙ってくれんか、お願いじゃ。五郎丸とかでどうじゃ。五郎丸の抱き枕とか五郎丸のスパッツとかで2年くらいまわして、そのあと相撲取りの遠藤とかで2年まわして、羽生結弦氏はワシがいかなアカンくなるのでとばして、石川祐希クンとかNEXT4で2年まわすのはどうじゃ。NEXT4はマジいけると思うぞよ。あっちのほうが客が商品に飢えとるからの。

別のお菓子にするか、別の人選にするか。

ワシの負けでいいから、どっちかにしておくれ。

ということで、消費者F氏の「ビッテは食べたくないけどラテアートはやりたい」という想いを、自炊で自己解決していきましょう。


◆コーヒーに合うとかの次元じゃなく、コーヒーがないと辛い段階!

いやね、反省したと思ったんですよ。ビッテも。昨年の11月から始まったキャンペーンでは、コップのフチ子とのコラボ第2弾としてフチ田篤人のプレゼントを実施したのですが、コレはまぁアリだったと思うのです。12箱で必ずもらえるという総付景品の仕組みになりましたから。

とにかく12個食べれば景品がもらえるという安心感。「12年刑務所に入ればまたチャゲと歌える」という想いで刑務所に入るような気持ちで、12個頑張ろうという決意もできたもの。まぁ、3ヶ月かかってまだ手元に5箱残っているっていう時点で、もうこの戦いをつづけるのは無理っぽい感じもありますが、納得感はありました。

↓あるんだよ、手元には!でもフタを開けられないんだよ!気持ち悪くて!
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もう食べずに応募しちゃうか…?

それならそもそもヤフオクで買っても一緒だったか…?

グリコ ビッテ オリジナルショコラ 6枚 7コ入り

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このキャンペーンが2月末まで受け付け中なんで、普通に考えたら2月いっぱいはコレだけ考えておけばいいって話じゃないですか。あと1箱くらいのところまで到達している人は、月末にもう1個食べましょなんて計算もしていると思うんです。「猶予期間」として。

しかし2月9日、そろそろバレンタインの義理チョコでも買いますかなんて時期に、「ビッテいらんかねー」の新キャンペーンをやり始めるとのたまう。まだ前のキャンペーンをやっているのに、次のキャンペーンを予告し始めた。何だろうこのスマホゲーみたいな矢継ぎ早の攻撃は。

ていうか実際スマホゲーと同じ仕組みじゃないですか。ガチャで射幸心を煽って、「でも頑張ると必ずイイことがある仕組みも導入したよ」ってせっせこ努力するように仕向けて、イベントが途切れないように次々に新イベントを投入して。それはスマホゲーだからアリなのであって、お菓子食う作業を並行させるのは無理でしょうよ。まだ前の残ってるから!

↓今度は何だって?ラテアートシート?何それ!

ご褒美キャンペーンって何やねん!

「大感謝ガチャ」(※いつもより微妙に当たりやすい)みたいなもんか!?


今回の景品となるラテアートシートとやら。こちらはタカラトミーの「DecoLatte」という商品とコラボしたものだとか。どういうものかというと、熱で溶けるゼラチンのシートにカカオ色素で絵を印刷しているんですって。これを熱いコーヒーの上に乗せると、まんま絵のようになるんですって。で、スプーンでかき混ぜて溶かして飲むんですって。

↓こういう風になるんですって!なるほどね!

でも、それはラテアートではないのでは?

溶ける絵を乗せているだけでは?

ホカホカご飯の上に乗せたらキャラ弁になるのかな?

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そもそもカフェラテというのはエスプレッソにスチームミルクを…なんてことを言っても始まらないのでしょうが、何かもういろいろ違う感じが激しい。ビッテ食べなくてもくれるなら1枚くらいもらってみたい気もするけれど、このラテアートは何となくコーヒーの味を損ねそうな気がする。って言うか、ゼラチンを混ぜたくない。

「自炊するか」

決意しました。「欲しいけど、もう食べたくない」という今の気持ちにケリをつけるには、とにかくウッチーラテアートを1回やって、やり過ごすのが一番です。自分でラテアートなんてやったことないですけど、やってみよう。やったら気持ちもおさまるでしょう。

ただ、やったことないんでミルク注いでハート作るなんてのはちょっとハードルが高い。そこで一番カンタンなヤツ、ココアパウダー作戦でいきます。コーヒー入れる、スチームミルクの泡を乗せる、その上にココアパウダー乗せる、という構造です。ココアパウダーを乗せるときに、マスキングしてやれば好きな形の絵が描けるであろうと。

まずはマスキングを作ります。ビッテのラテアートの模様を印刷しまして、その上にクリアファイルを乗せ、油性のマジックで上からトレースします。最終的にクリアファイルを切ることになりますので、あまり細かい模様を再現するのは難しいですから、ざっくりとデフォルメしていきましょう。

↓ざっくりと全体のイメージが残る程度にトレース!目とか文字とか細かい部分は大胆に割愛します!
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↓並べて見るとこんな感じに!ここから、絵の部分をカッターで切っていきます!
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↓切れました!断面が微妙に汚いのは僕の技術力の問題なんで勘弁してください!
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↓ライトに透かすと何となくそれっぽい感じに!何となく似てる気がする!
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次は絵具の準備。プラモだとここでタミヤのスプレーカラーとかをプシューッとやるわけですが、自分が食べるものなのでスプレーカラーでやるわけにはいきません。今回選んだのはココアパウダー、というかコンビニで売っている粉がこれしかなかったという理由で森永のミルクココア。これをマスキングごしにパサーッとふりかければ、いい感じに絵になるだろうと。

↓これからカフェラテを飲むんだけど、ココアを買ってきたよ!
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↓ココアを茶こしでふりかけてみたぞ!森永とグリコの夢のコラボや!

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↓表と裏、間違えた!でも何となくイケる気がする!

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アートの準備ができたので、キャンバスとなるカフェラテを入れます。ここで重要なのはスチームミルク、つまり泡です。泡がないとラテアートはできません。そこで用意するのが牛乳と空き瓶。スチームミルクというのは、要は温かい牛乳が泡立っているだけのもの。空気を入れて泡立ててやれば、最終的にはアレになるはずです。

作戦としては空き瓶に牛乳を入れまして、これをガーッと振りまして、空気をたっぷりと含ませたところで電子レンジで加熱するというもの。ガーッと振った牛乳をカップに注ぎ、大体1分くらい加熱するとモコモコと泡が出てきます。それをエスプレッソの上に乗せたらカフェラテになるという寸法です。

↓ジャムの空き瓶とかに牛乳を入れて振る!ひたすら振る!
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↓レンジで加熱したらスチームミルクの泡が立つぞ!

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よーし、あとは実行あるのみ。しかし、ここからが険しい道のりでした。スチームミルクをエスプレッソの上に乗せるとすぐになくなってしまうのです。いや、それ以前にレンジから出すと速攻で泡が萎んでいきます。この消えるスピードは週刊文春が第一報を報じてからベッキーがいなくなるまでのスピードくらい早い。

やっぱりご家庭でスチームミルクを作るには限界がある。根本的な問題としてキメ細かい泡が立ちません。あれって、泡立ててから温めるんじゃなくて、温めてからハンドミキサーみたいなので泡立てるのが正しいやり方ですから。僕はハンドミキサー持ってないので、仕方なく疑似スチームミルクを作っているわけで、そもそも無理がある話でした。

そこで僕は、少しでも泡の量を増やすために牛乳を倍くらいに増量。さらに、少しでも時間をカットできるよう、エスプレッソにミルクを投入するのを止めました。泡だったホットミルクに直接絵を描きます。温かいミルクに森永のミルクココアを注ぐという構図は、完全にココアを飲むときの手順ですが、そこは気にしません。ココアも美味しいですからね!

ミルクを振り、レンジで温め、泡立ったところで取り出す。すかさずカップの上にマスキングのシートを乗せ、同時に茶こしを振ってココアを落とす。カップの中では急速にミルクが萎み、どんどん水位は下がっていきます。そうか、下がるのか。マスキングから通ったココアがミルクに到達するまでにファッサーっと広がっていく…!

↓最速の動きで作ってみたけど、どうかな!?
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ど、ど、ど、どうかな!?

だ、だ、だ、ダメかなやっぱり!?


↓別のカップでもう一回チャレンジしてみたけど、どうかな!?

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ど、ど、ど、どうかな!?

なんかウッチーからは少し離れてムンクの叫びにちょっと近づいたかな!?

ダメかーーーーーーーー!!


プラモの塗装だってマスキングはベッタリ貼ってからスプレーするからいいわけで、キャンバスとマスキングの間に距離があるんじゃ、細かい表現ができるわけもありません。「ハート」くらいならできるかもしれませんが、顔だの文字だのは無理っぽい。くっそーーー、これならゼラチンシートのほうがマシじゃないか!

ただ、マスキング自体は悪くないデキです。もっとピッタリと接地して、真っ平なキャンバスがあれば同じ作戦で十分イケるはずなのです。まだ負けてない。そして、冷蔵庫を漁って目をつけたのが「とろけるチーズ」。ちょうどいい大きさで、真っ平で、粉がべったりとくっつきそうな質感。コレだ、コレしかない。何作ってるんだかわかんなくなってきたけど、とろけるチーズしかない!!

↓とろけるチーズにココアをふりかけろ!
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↓できたーーーーーーーーーーーーーー!!
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↓でも、せっかくの文字が「ビッチ」になってたーーーーー!!
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もう修正するのイヤだーーーーーー!!

「修正」ってターンを許したら、何もかもやり直さないといけなくなるから絶対にイヤだーーーーーー!!

ビッチの触り方

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こうして僕のウッチーラテアート自炊大作戦はミッションコンプリートしました。ラテアートは完成しませんでしたが、「もうええわ」という気持ちにはなりました。頑張って作った工作。美味しかったココア。とろけるチーズという起死回生のひらめき。結果はともないませんでしたが、内容はよかった。自画自賛です。

始まる前にめでたく終了を迎えた新ビッテキャンペーン。しばらくの間はやってるんでしょうから、どこかで心身の調子がいいときがあれば動画を見るために買うことも検討しますが、ラテアートシートについては心から遠く追いやろうと思います。何となく、ガマンできる程度の見栄えのヤツもできましたし、コッチは何回でも使えるヤツですからね!

↓せっかくなんで、とろけるウッチーズアートもレンジで加熱してみました!
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って、何じゃコリャぁぁぁ!!

ゾンビみたいになってんで!!


↓でも、何かクレームブリュレみたいで美味そう!!
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食べたら実際美味い!

チーズの塩気とココアの甘味が絶妙にマッチしている!

花に水、人に愛、料理は心!とろけるチーズもちょっと工夫でこの美味さ!

みなさんも頑張ってやってみてくださいね!

やんないと思うけど!


奥さん!自宅でコレを出せるよう、シャルケ宛てでシート送りますね!