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僕は火を持って走り回りたいです!

「厳正な抽選の結果、残念ながらチケットを…」から始まるお祈りメール。数々の悲哀に満ちたそのメールを僕は憎んできました。よくも送ってきたなとにらみつけていました。しかし、今にして思えば「送ってくれるだけ優しい」のだなと思います。自分が落選したことが厳然と確認できるのですから。

僕はどうやら、東京オリンピック聖火ランナー募集で落選したようです。12月中旬から順次発表と言われており、どの団体がどこまで発表したか定かではありませんが、世の中にはすでに当選の通知を受け取っている人がたくさんいるのに、僕には何の通知もきていません。募集要項にも「落選した人に通知は送らない」と書いてありました。ということは落選なのでしょう。

心のなかではまだ粘っている部分もあります。「都道府県の発表はきっと遅いからまだ諦めないで!」とか「欠員が出たら2週間前くらいに急に呼ばれるらしいから諦めないで!」とか「チャッカマン持って走り回ったら大体一緒じゃない、自助努力!」という声が胸で響いています。折れてはいけないと粘っています。

しかし、同時に思い出すのは今年の正月に世間をお騒がせしてツイッターに大量のゴミポストをまきちらした前澤友作(元ZOZO社長)のお年玉の件。あのとき結局選ばれたのは熱く夢を語った人だったように、今回は「地域に貢献している人」がハッキリと狙って選ばれています。たとえば、震災復興のボランティアをずっとしてきている人とか。恵まれない子どもたちの支援活動をずっとつづけてきている人とか。「物語」で完全に負けている。だって僕は「東京五輪を猛烈に楽しみにしている都民」でしかないから…。

↓くまモンは「ダメです」って通知がきたのか…うらやましいな!

くまモンは「人ではない」ですって!

人じゃない似たようなクマ連れてきたほうが脈ありだったかもしれませんね!


↓実際問題、ランナーは選ばれし者ばっかりで入る隙間などなかった…!

くーーー、平民枠少ないのぉ!

やはり自主的にチャッカマン二刀流で「聖火点灯!!」って叫びながら走るしかない!!




平昌ではロボットが聖火リレーしていたのにくまモンをお断りするあたりは杓子定規な感じもしますが、まぁ、それ以上に「物語」が勝負だったなと思います。言うたらくまモンなんて五輪に限らず何にでも出張ってくる汎用スタンプみたいなものでしょう。「何でも大好きです!」みたいな顔してるじゃないですか。それでは今大会に参画できるほどの物語性はありません。

僕などもまったくそうです。応募にあたってひねり出した自己アピールも「すっごい楽しみです!」「いつも見てます!」「ルールとかをまわりの人に解説したりしてます!」みたいなうっすいもので、実際に選ばれた方のプロフィールを見ると、もう初めから勝負になってなかったなと思います。「すっごい楽しみです」だけじゃ弱いし、すっごい楽しみなら別にほっといても勝手にチャッカマンするでしょうし、スルー穏当だったのでしょう。

ただ、まだ完全に諦めたわけではありません。五輪はないかもしれないけれど、現在応募受付中のパラリンピック聖火リレーがまだある。しかもパラリンピックは圧倒的に開催地有利の設定です。なにせパラリンピックの聖火リレーは全国をまわりません。採火こそ全国の都道府県で広く行なわれ、パラリンピック発祥の地であるイギリスのストーク・マンデビルでの炎と合わせて「聖火」とされますが、各地をリレーで走るわけではありません。

実際に走るのは静岡・千葉・埼玉・東京の開催4都道府県のみ(※パラリンピックのマラソンは東京開催なので、北海道はありません)。越境しての当選はないでしょうから、僕の場合純粋に東京都のなかでの選抜となるはず。そして、さすがにオリンピックで選ばれた人をもう一回選ぶということはないでしょう。言うなればセカンドチャンス。落選した人での再選抜です。何となく応募者も少なくなりそうな気がするし、今度こそいけそうな気がします!

↓ちなみにパラリンピックの聖火リレーは「Share Your Light」をコンセプトに、支え合う3人一組でのリレーとなるそうです!


何かコミュ障には場が重たい感じもすれけれど、頑張りますよ!

どこかの班に入れてもらえたら!




募集はすでにパートナー企業LIXILさんのサイトでは開始済み。各都道府県での募集は明日16日からスタートします。応募期間は2月まであるので急いで応募する必要はありませんが、何事も熱意が大事です。本当にやりたいことなら迷うことなくパッと手が上がるもの。速やかな応募で熱意を見せていきたいところ。

そして、今回は「物語」の部分でも限界まで盛っていこうと思います。オリンピックでは遠慮が過ぎました。募集要項にある基本的な考え方を見れば、僕の勝負できるポイントは限られています。意識と鼻柱が高い人のように大したことない実績でも色と衣をつけて盛っていかないでどうするのかと。

「誰かに希望を与えている人」これはナイ。「誰かの支えとなっている人」これもナイ。「社会基盤、生活基盤の構築に貢献した人(例:国際交流支援活動に取り組む人/骨髄バンク等のドナー登録者 など)」献血でもいけるかもしれないけれど多分ダメ。「障がいを持ちながらも世の中に向け積極的に発信を行っている人」コミュ障が入るならですがこれもナシ。「共生社会の実現を目指して活動している人(例:日本で活躍する外国人など)」まったくナイ。

そもそもあてはまらないものを弾いていくと、残るのは「年齢や国籍にかかわらず各分野で活躍する人」という項目くらい。僕が活躍してるって言ってるわけじゃなくて、ほかはまったくナイからココにあてはまるしか道はないのです。たとえば今からでも「STAP細胞を見つけました!」みたいな世紀の大発見をするとかなら確実でしょうが、ないから盛っていくしかありません。

ということで、今回は「東京都民」ではなく「フモフモ」でいきます。メアドも「fumofumocolumn」って入っているヤツにしますし、「本名以外に広く知られている名前」の欄には「フモフモ編集長」を突っ込みます。それがポジティブな効果になるかネガティブな効果になるかはわかりませんが、五輪と同じ状態でもう一度臨むわけにはいきません。少なくとも、ポジにせよネガにせよ「東京都民」で応募するより振り幅は大きくなるはず。「うーん、ダメかな」が「うわ!絶対ダメ!コイツは絶対ダメ!」になるかもしれないことも覚悟のうえで、やれるだけのことをやります!

↓応募完了!リクシル様お願いします!僕は便器は絶対LIXIL派で、TOTOでは便秘になるタイプです!
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便器はやっぱりLIXIL!窓枠・サッシはやっぱりLIXIL!

外出時もLIXIL製の便座だけを使うようにしますので、よろしくお願いします!


そんななか、若干気になる点が。パラリンピックの聖火リレーは東京都でも全域をまわるわけではなく、一部の市区町村だけをまわる形で、偶然にもウチの近所を通過することになっています。それ自体はラッキーなのですが、そのルートが「西東京市⇒三鷹市⇒府中市⇒調布市⇒世田谷区」というものなのです。ご近所さんはわかると思いますが、このルートはどういうリレーになっているのか謎なルートでして…

↓東京ではこんな感じの市区町村を走るのですが…
1


↓西東京から三鷹の間にあって、我が家が存在する「武蔵野市」だけ避けられてません!?
2
あれ!?あらかじめウチの市はハブられた感じです!?

ていうか、西東京市から三鷹市に行くのに、武蔵野市通過しないでどうやって行くんです!?

飛ぶんですか!?誰かがロケットでも背負って!?

もしくはトーチぶん投げる感じです!?




……なんとなく、またしても、やる前からダメなんじゃないかという気がしてきますが、応募しなければ絶対に選ばれないことだけは確かです。何なら、西東京市から三鷹市までインチキワープリレーをしているときに、分けてもらった火をつけたロウソクか何かを持って、自主的に僕が武蔵野市を通過して差し上げてもよいと思っております。浄水場のまわりをグルッとまわって南下すればいいんですよね。大した距離じゃないんで、ひとりで走っても大丈夫ですし、たぶん10分以内でいけると思います。ウチの近所なので、土地勘はバッチリですから!


幻のルートの「つなぎ」をどうぞおまかせください!空白は僕が埋めます!