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07:00
このぐらいの難易度ではクリアしたことすら感じない…!

ずいぶんと報告(自慢)が遅れてしまいましたが、年明けから始まった「羽生結弦氏クリアファイルを買ってガーナチョコレートをたくさんもらおうキャンペーン」は無事にクリアすることができました(※ずっと自慢がつづくのでスマホを握りながら歯噛みでもしてください)。キャンペーンと言っておいてクリアするのしないのというのもヘンですが、それぐらい簡単であったという、未クリア勢・オンラインストア出負け勢・遠隔地勢へのマウントだと思ってください。

これまでクエスト絡みでは「勇者」(※知らない店でも問い合わせを辞さない勇敢な人物の意)を自称していた僕ですが、今回は「老師」とでも言うべき立ち回りでした。経験からくる落ち着きと、勝負所の読み。ベテラン選手がよく言う「若いときほど体力はないけれど、そのぶん経験でカバーできるからね」が実感として理解できた気がします。

「そもそも、元日からやるわけないでしょ〜」(※ヘニャーっとした伸ばし方は、マウントですからイラッとしてくださいね)

元日は休むお店も多く、コンビニの一種とは言えどもヤマザキYショップはデイリーヤマザキのフランチャイズ業態なわけですから、ほとんどミニスーパーみたいなものでしょう。やっていたり、やっていなかったりするようなチェーン店で元日スタートなんて設定するわけないのです。もちろんあえて元日からニューイヤー駅伝よろしくニューイヤーヤマザキ巡りをするのも悪くはありませんが、チカラの入れ所がズレ気味だろうと思います。「非効率な縛りプレイ」と「苦労を楽しむ」のは別の話。僕は近隣のヤマザキYショップの営業時間を確認し、三が日は完全に無行動で通しました。余裕たっぷりに。まさに「高みの見物」です。

↓年明け4日、最寄りのヤマザキYショップに視察に出掛け、クエスト動向を確認!
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ヤマザキYショップの年明けを見ることが人生のなかであろうとは…!

こんなことでもなければ死ぬまで来なかっただろう店だ…!



驚くべきことに年明け一発目営業のヤマザキYショップのシャッターの前には、すでにライバルご婦人が待機していました。「まさか年明け早々からこのヤマザキに来るご婦人はいないだろう」と油断していたため、僕よりも先に店内に飛びこまれ、店員さんをキャッチ&リサーチされてしまいました。「やるな、ご婦人」「クルマを出してくれた旦那も、なかなか愛妻家じゃないか」「うわ、次の店舗にもまたいた」とライバルのやる気にちょっと驚く場面も。

まぁ、しかし「あえて泳がせていた」という気持ちもあります。先を越されたのではなく、泳がせていた。ハッキリ言って、1月4日からクエストをやっているわけがないと僕は思っていましたので(←やってるとは思ってなかったけど一応行ったのはご愛嬌)。お菓子業界のキャンペーンは火曜開始が基本線です。お菓子は火曜、CDは水曜。流通を把握すれば「年明け4日金曜日」始まりのキャンペーンはまずない、そう察することができるのです。

案の定、最寄りのヤマザキYショップでは10日に入荷するという話。ということで、一旦ヤマザキ巡りは止めて、ロッテお客様相談センターの営業開始を待つことにします。情報がないまま焦って動けば遠回りになるだけ。正しい情報を得たうえで苦労するのがRPGの基本。そして僕は仕事始めのロッテお客様相談センターに電話をします。1月7日午前9時。これはロッテお客様相談センターにとっても、新年の仕事始めとなったことでしょう。

↓最近のロッテお客様相談センターは、「すごいたくさん問い合わせくるからあらかじめ回答を用意しておこう」という万全の対応をとるようになっています!
「ロッテお客様相談室●●でございます」

「あけましておめとうございます」

「…おめでとうございます」(※「何だコイツ、年始の挨拶から始まったぞ」の気配)

「本年もよろしくお願いいたします」

「…よろしくお願いいたします」(※「誰だよお前」の気配」)

「では早速ですが、お問い合わせです」

(電話の向こうでビクッとする気配)

「近く開始されると告知されている」

「ガーナチョコレートの」

「羽生結弦氏クリアファイルキャンペーン」

「これはいつから、どこで始まり」

「何種類の絵柄があるものなのか」

「都内在住男性向けに」(←地域ごとの回答を用意しているので、あらかじめ在住地域を言うと話が早いというテクニック)

「ご教示いただけますでしょうか?」

「…キャンペーンにつきましてですが」

「まず共通柄が3種類ございまして」

「こちらはスーパーなどで展開される予定で」

「開始時期は店舗様ごとに異なります」

「お客様は都内ということですのでイオン様、いなげや様…」

(ここからしばらく知らないスーパーの羅列がつづくが、近所の店は大体やっていたのであとはあんまり聞いてない/千葉とか埼玉とか神奈川の店も教えてくれたけれど忘れました/赤札堂って何?)

「コンビニエンスストアでは、ファミリーマート様、デイリーヤマザキ様」

「ファミリーマート様では9日に第1弾」

「15日に第2弾がスタートし」

「それぞれ限定柄が1種類ございます」

「それからロッテオンラインショップでも」

「8日よりキャンペーンがスタートし」

「共通柄3種類と限定柄1種類のセットがございます」

(ピキーン!)

「ロッテオンラインショップで限定柄があるとおっしゃいましたか?」


「はい、ございます」

「それはロッテオンラインショップだけの絵柄ですか?」

「左様でございます」

「ほかでは手に入らない?」

「左様でございます」

「整理しますと、オンラインショップ限定が1種、ファミマ限定が2種、共通が3種の計6種ですね?」

「左様でございます」

「オンラインショップでは4枚セットでの販売ですね?」

「左様でございます」

「オンラインショップは8日スタートですね?」

「左様でございます」

「わかりました」

「問い合わせは以上です」

「どうもありがとうございました」

「ありがとうございます」

「失礼します」

「失礼いたします」



スーパーの名前、全部覚えられなくてごめんなさい!

知らないスーパーばかりで覚えられませんでした!




この時点で「老師」は勝負所をオンラインショップ一本に絞りました。ファミマは店舗数からいって取り逃がすことはまず考えられません。ファミマ発表によれば全国にファミリーマートは1万6千店舗ほどあるそうです。そこに10枚ずつ限定柄があるとして、総数は16万枚にも及びます。16万枚あればさすがに取れるでしょう。凱旋パレードに集まった人数が全員1枚ずつ取れるくらいブツは存在するのですから。

共通柄はオンラインショップでも買えるわけで、むしろ「4種セット」での販売ということは、一般店舗で共通柄に手を出すとダブりが発生することになります。最終的には「ダブっても、それはそれで悪くない絵柄」でしたし、むしろ2枚ずつ買うほうが正解な気もするので問題はありませんが。もしかしたら「ダブらせる人も出るだろうな」とあらかじめ予想して、背面まで絵柄がまわりこむデザインにしたのかもしれません。「共通柄を一般店舗で買ったあと、オンラインの4種セットを買う」ようなケースを想定して。

「ヤマザキYショップ、行く必要なかったな…」

僕は8日の朝からパソコンにへばりつき、スマホを握りしめ、オンラインショップでのアクセスバトルに備えます。シャッターの前に張り付くよりも緊張感は高めです。チケット争奪戦のときのような張りつめ方です。事前にアカウント登録を確認し、ログインの手順の確認、そしてほかの商材をひとつカートに入れて「買う手順」の確認も行ないます。試合の前の練習をしているような気持ちです。

そして解禁直後、何度かコアラのマーチのコアラが出てきて「ただいまアクセスできません」みたいなことを言われますが、PCとスマホで同時チャレンジするうちに「スマホのほうが速い」ということを察知しました。PCは弾かれるけれど、スマホは先に進めるのです。そこからはスマホに全力で集中し、何とか購入画面に到達しました。

しかし、ここから先も油断はできません。いい商品を買おうとか、お得な商品を買おうとかすれば、タッチの差で逃すケースもあります。「クリアファイルはあるけどチョコの在庫がなくなって買えない」というパターンも過去のクエストではありました。一番トップに出ている、どう考えても在庫が多いだろう普通のミルクチョコレートを素早くカートに入れると、そこから決済へまっしぐら。見事に勝負所を制して、オンラインショップ限定柄を確保したのでした。

↓冷静に見比べてしまうと右下の「11個セット」がお得に見えるけれどそれは罠です!

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そんな特別セット、大量にあるわけないでしょ!

オマケのチョコが10枚か11枚かで迷うのは本末転倒です!


その後、ファミマの解禁に合わせて念のため午前7時に店舗に行ってクリアするということを二度繰り返しましたが、ファミマのほうは早起きすら必要ありませんでした。まだ第1弾が買える店舗もいくつか観測範囲にありますので、何なら今から参加しても楽しむことができるくらいです。ロッテ社内においても、前回クエストの「ポプラ限定柄」はやり過ぎだったという反省があったのでしょう。ポプラはマジキツでしたからね。ポプラはダメです。ポプラは止めてもらいたい。ホントにキツイから。今回は初心者にも優しい低難度のクエストでした!

↓オンラインショップから限定柄が届きました!

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10枚束のチョコがポンと入ってました!

限定ちゃんもいらっしゃーい!


↓6種コンプリート達成です!羽生氏に囲まれるハーレム状態!

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「花よりチョコ」みたいなタイトルで、イケメンに囲まれる少女漫画とかになりそうなシチュ!

オンラインを制するものがクエストを制する!

完全にオンラインゲームみたいでしたね今回は!




一部マニアを楽しませるために、あえて年末年始に情報を漏らして錯綜させたサービス精神も含めて、全体的にはいい仕上がりのクエストだったと思います。ヤマザキYショップの位置を調べ、新年の朝日を浴びて自転車を漕いだ時間は、結果論で言えば「やらなくてもいいこと」でしたが、風がとても気持ちよかった。人がいない街を駆け抜けると、新しい年の真っ白な紙が広がり、どんな絵を描いてもいいだと視界が広がっていくようでした。いい運動になりましたし、ヤマザキYショップが意外な場所に存在するというのも勉強になりました。もう行くことはないと思いますが…。

ただ、「オンラインショップ限定」というのは正直いかがなものかなと思います。オンラインで限定をするのがダメということではありませんが、オンラインはむしろ「敗者救済の場所」であるべきでしょう。店舗をめぐっても手に入れられなかった人が、後日オンラインに救われる…そういう場であるのが適切だろうと。遠隔地勢、出遅れ勢を救えるのはオンラインショップしかないのですから。

その意味で、オンラインショップ限定柄が存在したことでオンラインの在庫があっという間になくなってしまったことは、救済とは真逆の立ち位置だったように思います。自力でヤマザキYショップを巡るのはさすがに面倒臭いだろう転売屋がここぞとばかりに稼ぎ場に食いつき、メルカリではオンライン限定柄が4000円から5000円でバンバン売れています。転売屋が悦ぶ仕組みを公式自ら作ってしまうのは、羽生氏の考えとも違うところでしょう。近くにお店がない人でも楽しめる、そういう場としてオンラインを提供していってほしい。今後の反省点としてもらえればと思います。

まぁ、僕はオンライン限定柄もゲットしたんで、困ってはいないんですけどね!


オンラインでの戦いは勝っても喜びが薄いので、次回は店を巡りたいです!