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07:00
実質的に日本がアジアナンバーワン!

やはりな。僕はバチンとヒザを打ち、その手応えと、思ったより痛てぇなという想いに震えています。もう世間は見ていないアジアカップ決勝。オーストラリアと韓国という組み合わせとなった一戦は、延長にもつれ込む激闘の末、地元オーストラリアが勝利。中東方面から沸き上がる「やっぱりオーストラリアってアジアじゃなくないです?」という普通の疑問を吹き飛ばすように、オーストラリアがアジアナンバーワンの座についたのです。

しかし、よく考えてみると、それはどうかなと。オーストラリアってこないだ日本とやって、日本がボコった相手じゃないですか。得点こそ2-1と僅差ではありましたが、後半に入っての選手交代がピタリとハマり、2-0で盤石のリードを築いて時間を使い切った完勝の一戦でしょう。最後に1点取られたのはご愛嬌であり、逆にちょっと向こうの心配をしてしまったくらい。

日本がPK戦のクジ引きで勝ち抜けを譲った相手のUAEはオーストラリアに負けて、3位決定戦ではイラクに勝った。そして決勝はオーストラリアが勝った。そのオーストラリアに日本は最近勝ったばかり。ボクシングで言えば、暫定王座決定戦を勝ち上がった暫定王者が正規王者に昇格し、それがスーパー王者との統一戦に挑んだが返り討ちにされ、それを休養王者がテレビで見ているみたいな状態。よくわからんと思いますが、そのよくわからん感じくらいで、負けた気がしないということです。

願わくば、この場で直接雌雄を決したかった。……と、向こうは思っていることでしょう。日本を倒さずにアジア王者は名乗れない、と。どうせなら日本相手がよかったな、と。わかりますわかりますその気持ち。暫定王座決定戦を勝ち上がった暫定王者が正規王者に昇格し、それがスーパー王者との統一戦に挑んだが返り討ちにされ、それを休養王者がテレビで見ていたら、スーパー王者は休養王者の回復を待って統一戦に挑まざるを得ないですからね。

コチラとしてもあまりお待たせするのは気が悪いので、なるべく早く向こうのための統一戦の機会を設けなくてはいけません。スタジアムの雰囲気も大変素晴らしかったので、ぜひその雰囲気の中で統一戦をやりたいもの。オーストラリアのみなさん、我々は逃げも隠れもしない。いつでもみなさんの挑戦を待っています!

ということで、「これぐらいで勘弁しといたるわ」と小声で吠えながら、31日のNHKBS中継による「アジアカップ決勝 オーストラリアVS韓国戦」をチェックしていきましょう。


◆テレビ朝日の「日本戦以外どうでもいいです」という清々しい姿勢!


平日の夕方ばかりでなかなか日本の視聴環境とはソリが合わなかったアジアカップも、この決勝戦で終わり。やっと週末のイイ時間の試合だというのに、ここに日本がいない。一抹の寂しさを覚えつつ僕はテレビに向かいます。もちろん地上波ではなくBSです。地上波ではアジアカップのことなど、もう忘れ去られているのですから。

しかし、その寂しさは画面からの圧力で瞬時に打ち消されます。開催国オーストラリアが決勝進出ということもあって、8万人を収容するという地元スタジアムはチームカラーのゴールドに染まっています。そこに55年ぶりの優勝を狙う韓国と、AFC転籍後初優勝を狙うオーストラリア、事実上の初タイトルをかけた両チームが集うのです。絶対勝ちたいという想い、燃えてこないはずがない。いくら解説者が「レッキーがラッキーボーイ」などとヒンヤリしたダジャレを言っても、この熱さ、消せません。

試合は序盤から激しいぶつかり合い。連戦の疲れか、あるいは足下が悪いのか。ぶつかっては転び、走っては転びするタフな試合。オーストラリアが前線から突っかけていくこともあり、局面で激しいバトルが展開されます。早くも前半10分には胸を小突いて主審から注意される選手まで出るほど。絡みつく⇒イラつく⇒小突く⇒削る⇒ムカつく、という韓国戦らしい展開には、泥試合を祈る野次馬にとっても胸躍る立ち上がりです。

積極的に前に出るのはオーストラリア。地元の声援を圧力に変えて韓国ゴールに迫ります。前半25分にはケーヒルがエリア内から鋭い振り抜きで決定的なシュートを放ちますが、ここは韓国のGKキムジンヒョンがファインセーブでゴールを許しません。熱いプレーにより、解説者の語る「ケーヒルじゃなくケアヒル(ケアしなければいけないの意?)」というヒンヤリとしたダジャレもまったく気になりません。前半38分には今度は韓国のソンフンミンが惜しいシュートを放つも、オーストラリアのルオンゴが足を伸ばして防ぎます。熱いプレーにより、解説者の語る「ルオンゴールになりそうでした」というヒンヤリとしたダジャレもまったく気になりません。三者ともまったく譲らない互角の戦いがつづきます。

しかし、前半終了間際、解説者が「シーソーは少し揺れるだけで完全に傾くことはありません」と語った直後、MAXバツの悪いタイミングで試合が動きます。まだ22歳、オーストラリアの若き才能・ルオンゴが、密集地帯を鋭いターンで抜け出すと遠い距離からズドン!堅守でここまで勝ち上がってきた韓国に、ついに初失点を記録させたのです!

↓ケーヒルがそろそろ引退するかなと思ってたら、今度はルオンゴとかいうのが出てきたのか!



よし、オーストラリアに挑戦権を与える!

日本から王座を奪ってみるがいい!

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リードしたことで流れはグッとオーストラリアに傾きます。後半に入ってもレッキーの惜しいシュートなどで場内を盛り上げると、後半18分にはケーヒルを下げる采配で場内からの大きな拍手を引き出します。地元開催、先制点、レジェンドへのお疲れ様。オーストラリアの勝利という結末へ真っ直ぐ向かって、物語は進んでいきます。

しかし、ここで最終的に物語に大きな影響を及ぼす出来事が起こります。オーストラリアのクルーズがプレー中に自分で足を傷めたようで、交代を余儀なくされたのです。さらにその直後にはオーストラリアのフランジッチも足を痛めて交代を余儀なくされます。一気に2枚のカードを使わされたオーストラリア、じょじょに雲行きはアヤしくなっていきます。

勝ちを意識し、カードを使い切り、もう試合を終わらせたい感ミエミエのオーストラリア。一方で韓国もまた消耗している。このまま終わるのか。今だけ頑張れ韓国。どっちが勝ってもいいし、どっちも勝たなくていいが、可能な限り泥試合を見せてほしい。「朝までやれ」「PK戦で100本くらい蹴れ」「決着つかずでもいいぞ」という泥試合への熱い想いが、ウチの茶の間から南半球へ飛んでいきます。

そして、その願いは届きました。期待に応えてくれたのは韓国のエース・ソンフンミン。試合終了間際、アディショナルタイムに入った後半の45分過ぎ。長いボールを前線に送ったあとのワヤクチャからソンフンミンが抜け出し、起死回生の同点弾を叩き込んだのです!

↓よーし泥試合だ!イイ感じに泥ってきたな!どっちも頑張れ!



でも、韓国には挑戦権は与えない!

何かめんどくさいことになりそうだから!


よしよし、儲けた儲けた。日本戦を見損ねたぶん、延長泥試合くらいはやってもらわなくては。長い大会と過密日程によりボロボロの両チームが、さらにボロボロになりながら戦う延長戦。それをメシ食いながら見る。何と優雅な土曜日か。カクテキが食べたい。何故かカクテキが食べたい。そうだ焼肉行こう。楽しいお酒がクイクイ進みます。

迎えた延長前半、終了間際。二度あることは三度ある。前半、後半と二度試合が動いてきた終了間際、三度目の正直が起こります。右サイドから攻めるオーストラリアは韓国DFふたりに絡まれながらも、ユーリッチが粘って突破。まさか抜けてくると思っていないガラ空きのゴール前にクロスを送ると、そこに飛び込んだのはトロイージ!

↓怪我人に代わって入ったトロイージが決めた!担架で運ばれた選手も、これなら納得の展開!



ていうか、そこ抜かせるかwwwwww

そこは抜けてこない前提でやってるんだけどwwww

ほかの選手全員の「え、そこ!?」のビクッwwwww

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「決まったな」という感触。取られた韓国にも、取ったオーストラリアにもあったでしょう。アソコが抜けてくるようでは、勝利が手からすり抜けても仕方ありません。地元のテレビは落ち込む韓国サポーターの顔を連射でとらえ、スタンドは勝利へのお祭り騒ぎを始める。いくら日本の解説者が「韓国は気持ち落ちてないですよ!」と言い張っても、そんなワケはありません。

そして120分の泥試合は、ついに終幕を迎えます。両国の選手が互いに力を出しつくした激闘は、「そこ抜けてくるか」が決勝点となり開催国オーストラリアが勝利。8万人の大観衆の大歓喜で、大会は美しく終わりました。おめでとう、見事に日本への挑戦権を手にされたオーストラリアのみなさん。真のアジアナンバーワンをかけて、近い将来戦いましょう。強い相手が同じ地域にいることは、日本にとっても大歓迎です!

↓2015アジアカップチャンピオンはオーストラリア!


おめでとうオーストラリア!

少し休んだら、真のアジアナンバーワンの座をかけて日本と決着をつけような!


↓怪我をした選手も足を固めて松葉杖で合流!


いい場面だな!

日本への挑戦者にふさわしいナイスガイたちだ!


↓先制点のルオンゴは優勝カップを手にして自撮り!


写真ヘタだな!見切れてるしブレブレだ!

日本への挑戦に勝ったら、再度撮影するがよい!

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真のアジアナンバーワンをかけた戦いは、今から始まる!ことにしよう!