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やっぱりソフバンのほうが強い!

「知ってた」という話ではあるのですが、改めて現実を直視するのは厳しいもの。しかし、それでも目を逸らすわけにはいきません。「松田聖子米国進出」「大林素子アイドルデビュー」「坂口杏里これからは真面目に頑張る」くらい、きっとダメだろうなぁとわかっていても、どこかで奇跡を信じたくなる…そんな現実逃避を断ち切って直視する必要があります。

西武が弱い、そしてソフバンが強い。そのダブルパンチで圧倒的な差がついていること。ここを認めずに怒ったり、イラついたりしても何も解決しません。試合をやる以上は「向こうの宿舎に隕石落下」とかで勝つこともあるかもしれませんが、基本的には勝てないものと思って戦わないといけません。

球団では「層の薄さ」を問題視して、今後は3軍制を導入していくといいます。確かに必要かもしれません。ソフバンはコロコロとメンバーを替え、投手も矢継早に繰り出してきました。成績を見れば、どれもがそれなりに一軍で仕事をしている選手ばかり。しかるに我が埼玉西武ライオンズはというと、その程度に仕事をしているメンバーが全部で15人くらいしかいないのです。だもんで新人とか高卒2年目とかが初めてのCSでいきなり「今季の命運を決める勝負所」とかに放り込まれている。短期決戦に備えて総力戦をしようにも出せる手駒はいつもと一緒で、調子がいいヤツを起用しようにも出せる手駒は一緒では手の打ちようもないでしょう。

サッカーのチャンピオンズリーグを制するスター軍団などは「控えメンバーが各国代表主力」だったりします。それぐらいの陣容を揃えていないと、短期決戦一発勝負には勝てないというもの。自慢の野手陣にしても、レギュラークラスの9人が400打席以上を記録するなかで、10番目はメヒアの147打席、11番目は岡田雅利の78打席です。ソフバンは100打席以上を記録した野手が15人、巨人も同じく15人です。要するに西武は10人しか打者がいないのです。これではCSだけ急にコロコロ替えようにも替えられません。

しかし、それも「投手力」の問題がある程度解決してこその話。自慢の外人ニールを含め、CSで出した投手が全員滅多打ち。ついには「炎のストッパー頼むで!」と負け試合に守護神増田をヤケクソ起用したところ、回を跨いだ途端にパカーンと2失点するという、「あぁどうやっても負けてたな」と身の程を思い知ることができて本当に納得できるこの展開。ここを解決しないと、「とにかく打って打って打ちまくらないと目先の試合に勝てない」ということで野手の新戦力など育てる余裕はありませんし、何軍あろうとあまり変わらないだろうと。その意味では、3軍制で「間違って千賀」「たまたま千賀」「やった!これは千賀だ」みたいなパターン…スマホゲーの「ガチャをたくさん回す」みたいな効果を祈るばかりです。

こうしたなかでソフバンの素晴らしいピッチャーに抑え込まれ、西武の脆弱な投手陣が打たれたら、打つ手などそもそもなかった。たまたまレギュラー野手全員が絶好調で、乱打戦を制するくらいしか勝つ道がなかった。今シリーズに関してはソフバンも少し出来過ぎかなとは思いますが、怪我人続出でもシーズンの最後まで競り合った相手。まともにやったら負けるのは当然でした。

新・黄金時代などという甘い夢は一旦捨てて、まずは「この球団で骨を埋めたい」と思ってもらえるような、金・環境・カフェ・スーパー・ドラッグストアを整えていくこと。3軍ガチャをたくさん回すこと。そうして駒が溜まってきたところで、ようやく短期決戦の采配などを考えるべきです。来季こそ身の丈にあった「2位でのCS進出」という目標をしっかりと達成し、3位の球団を相手にチカラ試しをさせてもらいましょう。そこで安定して勝てるくらいになったらソフバンさんに挑戦させてもらいましょう!

さぁ元気の出る唄を歌って、来年こそ頑張るぞ!

そして歌のあとは、今季の表彰選手の発表です!



『いざ逝けCS下手糞球団』

(勝利をのがせ クライマックスシリーズ!)

秩父の山の竪穴に
鍛えし腹が太ましく
疾風のごとく颯爽と
FAを目指し働くよ ソレ!
いざ逝けCS下手糞球団
いざ逝け炎の投壊球団
我らの我らの西武ライ オーンズ

ペナント決めた気持ちよさ
根こそぎ消えて辻が泣く
全部の投手燃え上がり
台風来ても鎮火せず ソレ!
いざ逝けCS下手糞球団
いざ逝け炎の投壊球団
我らの我らの西武ライ オーンズ

西武ライ オーンズ!
西武ライ オーンズ!
西武ライ オーンズ!
西武ライ オーンズ!
西武ライ オーンズ!
西武ライ オーンズ!
勝ち星あげろ!
勝ち星あげろ!
勝ち星あげた! アドバンテージ!

チカラの限り戦うと
向こうが上とよくわかる
最後にピュッと盗んだが
チャンピオンフラッグ返します ソレ!
いざ逝けCS下手糞球団
いざ逝け炎の投壊球団
我らの我らの西武ライ オーンズ



記者投票による表彰(ベストナイン、最優秀新人、最優秀選手)

●最優秀選手賞:新・若獅子寮
●最優秀新人賞:新・若獅子寮
やっと親御さんが安心してご子息を放り込める施設ができた。それだけで全然将来は変わってくると思う。ひとりの100点満点スーパースターがいるよりも、全員のパラメータを10点ずつ上げるほうが絶対に強い。その礎となる新拠点、きっとこれから若手は伸びる。5年後くらいに影響が出てくるとよいが…。まぁ、5年後には部屋数が足りなくて、結局3軍はプレハブとかになってそうだが…。何か、最終的に今年イイ話題ってコレだけだった気がする。ほかに何かあったっけ…?

●ベストナイン賞(投手):内海哲也
シーズン終盤ずっと考えていた「内海の引退試合をウチがやるってハメになったらどうしよう?」という悩み。「全然思い入れないし、見たことない」「巨人との日本シリーズまで頑張って行くべき?」「無理だろー、誰も泣けないよー、知らない人だもん」という不安を残留によって見事に払拭してくれた。お宝になるかもと思ってお金出して買ったボブルヘッド人形が、シーズン途中から早速「Lポイント交換グッズ」に突っ込まれていたのは、資産価値的にちょっとネガティブ。

↓揺らしただけで倒れるので活躍したら作り直してください!
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●ベストナイン賞(捕手):森友哉
「あとキャッチャー誰かいたっけ…?」というのが正直な感想なのだが、マジで誰かいたっけ…?あぁ岡田…?ん…岡田…?いまいち顔が出てこないが…あぁ大事マンブラザーズバンドの出囃子で出てくるアレか…。そういう意味では、強打者としてベストナインに選んだとき、入る枠がたまたまキャッチャーだったという感じ。CS見ながら「DeNAが惨敗した原因は守乱」「阪神・梅野とは壁性能がまったく違う」「あれじゃ投手も投げられないわ」とか言ってたらウチもだった。てへぺろ。

●ベストナイン賞(一塁手):山川穂高
今季の前半のほうでやってた落合博満さん対談、あれは絶対に悪影響だったと思う。そもそも落合理論とかイチロー理論とか、考え抜き過ぎてて「落合」「イチロー」にしか通じないのに、何かを聞こうと思うのが間違っている。ドムを運転するときにギャンの説明書を見るだろうか?それぐらいトンチキなことになっていると思う。そのなかでホームラン王を獲れたのは圧倒的実力。打点王を逃したのは自分を見失ったせい。デブ用のバッティングを聞くべき相手はすぐそばにいる。ホームラン王の数だけなら落合よりその人の方が多いぞ。

●ベストナイン賞(二塁手):外崎修汰
今季は穴埋めとして二塁にまわされ、苦労をしながらもシーズン終盤にはプロの二塁手となった。打撃面でも申し分なく「トリプルツー(2割、20本、20盗塁)」として高く評価できる。それより、SNSとかで「表情にサイコパスみがある」「突然笑い出す外崎」「感情がない外崎」という評が定着しているようだし、もう少し人とのコミュニケーションを頑張ってみてはどうだろうか。たぶん、勝手にひとりでいろんなことを考えているのが顔に出ているのだと思う。このままでは現在のあだ名「アップルパンチ」をじょじょに「サイコパス」が侵食し、「サイコパンチ」とかになってしまうと思う。それはベガの技だ。

●ベストナイン賞(三塁手):中村剛也

400号到達、打点王獲得、打率もキャリアハイ。打撃面では素晴らしい一年だった。ただ打撃そのものは小さくなったような気がする。右に流してみたり、ゴロで間を抜いたり…。それが生き残りのための変化なのだと言われたらそれまでだが、全スイングホームラン狙いというロマンがあってこその中村剛也ではなかろうか。満塁のチャンスに押し出しや軽打よりも、あくまでも満塁ホームランを狙う、そんな選手をこれからも見ていたい。ホームランを打てるのは特別な才能で、絶対に必要な野球の華なのだから。CSで絶対に安全に立ち上がりたい序盤に悪送球したのにイラッとしたので、ちょっと順位を下げたろうと思ったが、対立候補はこの球団には誰もいなかった。何となく鳥谷獲りそう。

●ベストナイン賞(遊撃手):源田壮亮
プレーのほうはいいや、それより問題はプレイだ。長年言ってきているけれども、僕は職場恋愛に関しては絶対に断固として反対である。インタビューしたり取材したりしに行くときに、何で連絡先交換したり意気投合したりするの?何が「出会い力」やねん。卒業を待ったと言い張るくらいの意気込みで、もうちょっとボールも待ったら四球も増えるんちゃうんかと。私、そういうの社会人としてよくないと思うの。仕事の時間は仕事をしましょ、ね。取材の日は家を出てから帰るまで全部「出張」でしょ、ね。そんなんだと「結局、野球選手って美人あてときゃいい感じにしゃべるんでしょ」って思われるので、業界にとってもよくないと思うの、ね。ちなみに私、実は19歳上智大生なんですけど、今度グローブの使い方とかくわしく教えてもらえたらうれしいなっ!




●ベストナイン賞(外野手):秋山翔吾
「誰かのために頑張るほうがチカラが出る」という感覚、自分のなかで感じているだろうか。今季3番に据えてまったく機能しなかったときに、もしかしてひとりでバッティングしてるほうが向いているのかなと思った。「みんなが作ったチャンスを俺が決めてやる」ではなく「俺は俺なんでほっといてください」的な。バッセンで好きに打ってるのが好き、的な。打点が少ないのは打順の関係かなーと思っていたけれど、やっぱり得点圏打率めちゃ低だよな、的な。まぁそのほうがメジャーの孤独には向いているかもしれないが…。

●ベストナイン賞(外野手):金子侑司
まぁ、今季は間違いなくゴールデングラブ賞でしょう。これでゴールデングラブ賞を逃すようなら、「アレって取材もできない記者がLINEいじりながら投票してるんですか!?」と内情を追及せざるを得なくなってしまう。打つほうも5月がヒドかっただけでトータルでは2割5分ならこんなもんかという感じだし、CSでも捕れないと思ってもフェンスまで突っ込んでいく気迫など、勝負への熱さも感じた。FAしないって約束してくれたら推しゅ…。

●ベストナイン賞(外野手):該当者ナシ
「木村文紀を選出すべきでは?」という声があるのは承知しているが、何かCSで見なくなったし、CSで見なくなるってことはベストじゃなかったんだろうなと思うし、球団制作の「超総力戦」サイトでも真っ先に写真を消されてたし、規定打席にも到達してない。たぶん西武ファン以外は「誰?」だろうし、実際に会社の阪神オジサンに何回も「キムラフミノリ?誰?」って聞かれて辟易している。もうフミノリでいいや。ここはひとつ該当者ナシということでご理解ください…!

●ベストDH賞(指名打者):栗山巧
球団通算安打記録の更新、おめでとうございます。文春野球とかいうサイトで「ここぞで打つ男」「栗山が打てばライオンズが燃える」「頼れるミスターレオ」とか書いてあったので、「へー」と思いながらCSを見ていたら1本しか打ってなかった。全然打たないではないか…。何だあの記事…。



記録投票による表彰(投手部門、野手部門)

●最優秀防御率投手賞:増田達至(1.81)
●最多セーブ投手賞:増田達至(30セーブ)
防御率1.81、30セーブ、素晴らしい!あまりに素晴らしいので「CSの初戦に8回から増田を出していればもっと違ったのではないか」という夢を見ていたが、4戦目で目が覚めた。他球団に入れてみないとわからないけど、見てる感じだと他球団なら7回あたりを投げるピッチャー。

●最多勝利投手賞:ニール(12勝)
見事な12勝。世間では「西武にしてはまともな投手」を「プロ」と呼ぶらしいが、その意味では「ニールプロ」と呼ぶのがふさわしい。後半戦の追い上げを支え、CSで一瞬の夢を見させてくれたチカラは本物だった。この場で一言お礼を申し上げたい。「あざーす」。

●最優秀中継ぎ投手賞:平井克典(41HP)
81登板はよく投げた。ほかに誰もいないとはいえ、こんなに酷使したらさすがにアカンと思う。なんかシーズン終盤、5キロくらい球速下がってきてるけど、もしかしてコレ将来的に悲しいVTRになるシーズン?「伊藤智仁の全盛期」みたいな感じで、「だが、このとき平井のヒジにはすでに…」みたいなナレーションが入るヤツ?えーーー、そんなんコッチも気ぃ悪いわーーー。ほかに誰かいればこんなに使ってないってーーー。こんなに使いたいほどよくもなかったしーーーー。って、よく考えたら81登板で41ホールドポイントって少なくない…?投げてるわりに、少なくない…?

●勝率第一位投手賞:野田昇吾、國場翼(.1000)
勝率10割、すごーい!

●最多奪三振投手:今井達也(105個)
さすが将来のエース候補、大台に乗せる105個の奪三振を記録。ちなみに他球団も加えたランキングで見ていくと、奪三振は1位の千賀滉大が227個と圧倒的な数字で到底かなわない感じだったが、与四球では75個の千賀に次いで72個で2位となっており、1位も狙えそうだった。ボールがあっちゃこっちゃに飛躍の一年となった。

●首位打者賞:森友哉(.329)
(寸評略)

●最多本塁打賞:山川穂高(43本)
(寸力士)

●最高出塁率者賞:森友哉(.413)
(寸太人)

●最多安打者賞:秋山翔吾(179本)
(寸帰国)

●最多打点者賞:中村剛也(123点)
(寸丸太)

●最多盗塁者賞:金子侑司(41個)
(寸好推)


連盟特別表彰(最優秀監督賞、功労賞)

●最優秀監督賞:辻発彦(※CSでは3点くらいしか取れないが辻は1点しんにょう)
チームをリーグ2連覇に導いた功績はあまりにも大きい。CSで負けたのも監督のせいではない。誰がやっても大して変わらないと思う。いっそAIとかに任せてみたら変わるかもしれないが。しかし、CSで負けたあと「辻が泣くぞー」と楽しみにしていたファンを放置して消えたことは解せない。これで今季の試合は終わりなわけで、その敗戦の弁はどこで語るのだろうか。ファン感…?世界の名だたるアスリートは負けたときにも言葉を残していくもの。まして客商売をやる身で、「こっとっしっも、泣っくっぞっ♪」と楽しみにしている客の期待に応えないでどうするのか。泣くところが見たくて「もうダメだなー」と思ったあともずっとDAZN見てたのに…。ギガを返してください。あと、勝手にすねてパレードやらないとか、そういう身勝手を万一考えているなら慎むように。「それはそれ、これはこれ」です。

●功労賞:旧・若獅子寮
長年頑張っていたら、誰でもどんなものでも、死んだときくらいは褒めてもらえる…そんな世の中でありたい。「死ね!」って言っていた相手でもいざ死ぬと悲しかったり、楽しいことしか思い出さなかったりするみたいな話。でも、それで甦ったら改めて「死ね!」って思うから人間って不思議。長い間、ごくろうさまでした。台風19号が来る前に解体しておいたのは、何か「ギリセーフ!」って感じで運命的でしたよ。




素晴らしい選手たちと、それを導く関係者のみなさんの努力で埼玉西武ライオンズは今年も大変印象的なシーズンとなりました(※イイ印象とは言ってない)。来季もこのようなドラマティックなシーズンを過ごせるよう大いに期待しています(※悲劇のほう)。僕はこれから日本シリーズでソフバンが4連勝して、巨人・原監督が震えながら「申告敗退」って言い出すことだけを楽しみに残りの野球を見守っていきます。

それでは2020年も埼玉西武ライオンズにご期待ください!

今シーズンも熱いご声援ありがとうございました!


いざ逝けCS下手糞球団!いざ逝け炎の投壊球団!我らの西武ライオンズ!