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- 大相撲
2013年05月19日12:00
言ってること以上に顔が怖い!
立場が人を作ると言いますが、スポーツを作るのはルールです。どんなルールにするか、その塩梅が競技の面白さを決め、エンタメとしての価値を決めます。その意味で、ルール変更に対してある競技者の有利・不利で語るのは論点がズレています。そう変えることで面白くなるのか、ならないのか。それが問題です。
よく「日本人が活躍すると欧州がルールを変える」なんて言いますが、そのスポーツが欧州をベースに金・人・物がまわっているなら、そりゃまぁ変えたくもなるだろうなと思うわけです。あまりに理不尽であるならば文句は言いますし、正当な改定でも贔屓選手に不利になるならもちろんケチはつけるのですが、最終的にはどれだけ多くの人が面白く・楽しくなるかが肝要。みながそれでいいと言うなら諦めるしかありません。
その集団を構成するメンバー…主要なところでは選手・スポンサー・ファンが一番面白くなるなら、外野から見て不公平な設定でも構わないのです。ウチはウチ。ヨソはヨソ。あるべき姿などどうでもいいのです。「何で手使わないんですか?」とか「何でボール楕円形なんですか?」とか「何でわざわざ棒で打つんですか?」なんて知ったこっちゃありません。
広く世間に受け入れられ、全世界に通じる、誰もが納得するルール…そんな理想は悪くありません。しかし、逆説的ではありますが、ちょっとオカシイほうが面白いのです。逆説を正して言えば、面白いものを見せるために、そうなりやすいルールを作っているのです。そして関係者が一生懸命それを守っているのです。
例えば、大相撲でも。
ということで、大相撲では何を守り何を見せたいのかを現役引退間もない雅山に学ぶべく、18日のNHK「大相撲五月場所」をチェックしていきましょう。
◆雅山がその話ばっかりで超しつこくてワロタwwwww
今場所、僕はちょっとムムッと思った取組がありました。初日の横綱・日馬富士と新小結・隠岐の海の一番。隠岐の海は190センチ159キロの雄大な体躯と甘いマスクで人気の力士。27歳と遅咲きの感はありますが、ようやく三役の地位まで上がり、楽しみな五月場所でした。
しかし、胸を貸した日馬富士は立ち合いまさかの変化。露骨な動きではありませんが、左に流れるように軸をずらし、背中に回り込むように寄り切った相撲には感心しませんでした。新三役を迎え撃つ横綱としてはいかがなものか。特に相手は「デカイ」が第一の自慢である力士です。受け止めて跳ね返してこそ横綱相撲だろうと。
↓うーん、こういうのを見たいんじゃないんだよな…。
ドーン!を頼むよ…。
バチーン!を頼むよ…。

まぁ、日馬富士に関しては、その日のうちにちょっと苦言を呈され、翌日は妙義龍に「今日は俺が変化しても誰も文句言わないだろ」という立ち合い変化を喰らって負けていましたので、差し引きチャラという感じです。ただ、どちらも面白くはない。
この際ハッキリ言うと、相撲の何が見たいかと言えば「デブとデブがドーンとぶつかるところ」です。その非日常、その特異性、そのおめでたい感じが見たいのです。規定範囲で押し合う競技はほかにもありますが、レスリングとか柔道とかワチャワチャしてる時間が長いですよね。それはそれで悪くはないですが、もっとドーンというヤツを見たいという需要、ありますよね。それにお答えするのが大相撲。
大相撲は「デブとデブがドーンとぶつかるところ」を生み出すため、環境を整備しています。まず土俵の小ささ。大相撲の土俵は直径15尺(4メートル55センチ)ですが、これは5〜7メートル程度あるボクシングのリングと比べても異常に小さいもの。体重60キロの小兵がどつきあうリングより、体重200キロの力士がぶつかり合う土俵が小さいなんて異常です。
しかし、その異常さゆえに力士は体重200キロにまで肥大します。確実に有利じゃないですか。2メートル後退させれば勝ちなんですよ?逃げる場所もない狭い土俵で。ガンガン鍋食って太るほうが合理的ですよね。
それでもまだスピードを活かして勝とうとするタイプは後を絶ちません。立ち合い変化でバックを取れば楽勝じゃん?と考える不届き者が。バカモーン!バックを取りたいならレスリングをやれ!そして吉田沙保里のバックに回り込め!そんなワチャワチャはお呼びでないのじゃ!
ということで出てくるのが、変化を嫌う風潮。変化・引き技が出れば有識者・メディアが一斉に苦言を呈す。これによって暗に「デブとデブがドーンとぶつかるところ」を推奨しているのです。「横綱相手に変化は失礼」などという、マナーみたいなものまで持ち出して。
外国から来た力士なら「は?」と思うでしょう。何で自分より重いヤツとドーンしなきゃいけないんだと理解に苦しむでしょう。まったくもってその通り。しかし、理不尽は百も承知。こっちは「デブとデブがドーンとぶつかるところ」を見たいのです。小兵力士のことを考え禁止まではしませんが、最終的に「デブとデブがドーンとぶつかるところ」を見ることが目的ですので、太るほど有利なルールを作ってきたのです。
そして現役力士はその気概を持って、今日もドーンしています。そのことを感じさせてくれたのは先日現役を引退したばかりの元・雅山(現・二子山親方)。雅山は18日の大相撲中継に解説として登場するや、ひたすらデブデブドーンを推奨し、反デブデブドーン勢力に徹底的に苦言を呈したのです。いいぞ雅山。もっと言ってやれ。これぞ日本の好角家が待っていたデブデブドーン解説なのです…!
↓雅山は2時間をかけてひたすら変化への苦言を呈し、突き押しを推奨しつづけた!
ていうか、合間合間にちょいちょいはたき込みとか引き落としにも「うーん」とか言ってるwwww
はたき込みに落ちない力士はめっちゃ褒めるしwwwww
何か親方ってより「趣味で髷を結ってる会場で一番ヤバそうな好角家のヤクザがくだをまいてる」って感じwwww

僕は今場所も千秋楽を見に行きますが、この調子なら安心です。雅山のようにデブデブドーンをしっかりと見据えた指導者がいるのですから。雅山は現役力士からも一目置かれる兄貴分的存在ですので、今後も厳しくデブデブドーン指導をしていってほしいものですね。
↓現役力士たちは雅山に何らかの畏怖を抱いている様子!
何重にもオブラートに包んで、最終的には「雅山怖いです」「絡みたくないです」「顔が怖い」って言われてるwwwww
これは厳しい指導に期待が持てそうだwwww

立ち合いドーンとぶつからないと雅山がドーンと飛んでくるぞ!
立場が人を作ると言いますが、スポーツを作るのはルールです。どんなルールにするか、その塩梅が競技の面白さを決め、エンタメとしての価値を決めます。その意味で、ルール変更に対してある競技者の有利・不利で語るのは論点がズレています。そう変えることで面白くなるのか、ならないのか。それが問題です。
よく「日本人が活躍すると欧州がルールを変える」なんて言いますが、そのスポーツが欧州をベースに金・人・物がまわっているなら、そりゃまぁ変えたくもなるだろうなと思うわけです。あまりに理不尽であるならば文句は言いますし、正当な改定でも贔屓選手に不利になるならもちろんケチはつけるのですが、最終的にはどれだけ多くの人が面白く・楽しくなるかが肝要。みながそれでいいと言うなら諦めるしかありません。
その集団を構成するメンバー…主要なところでは選手・スポンサー・ファンが一番面白くなるなら、外野から見て不公平な設定でも構わないのです。ウチはウチ。ヨソはヨソ。あるべき姿などどうでもいいのです。「何で手使わないんですか?」とか「何でボール楕円形なんですか?」とか「何でわざわざ棒で打つんですか?」なんて知ったこっちゃありません。
広く世間に受け入れられ、全世界に通じる、誰もが納得するルール…そんな理想は悪くありません。しかし、逆説的ではありますが、ちょっとオカシイほうが面白いのです。逆説を正して言えば、面白いものを見せるために、そうなりやすいルールを作っているのです。そして関係者が一生懸命それを守っているのです。
例えば、大相撲でも。
ということで、大相撲では何を守り何を見せたいのかを現役引退間もない雅山に学ぶべく、18日のNHK「大相撲五月場所」をチェックしていきましょう。
◆雅山がその話ばっかりで超しつこくてワロタwwwww
今場所、僕はちょっとムムッと思った取組がありました。初日の横綱・日馬富士と新小結・隠岐の海の一番。隠岐の海は190センチ159キロの雄大な体躯と甘いマスクで人気の力士。27歳と遅咲きの感はありますが、ようやく三役の地位まで上がり、楽しみな五月場所でした。
しかし、胸を貸した日馬富士は立ち合いまさかの変化。露骨な動きではありませんが、左に流れるように軸をずらし、背中に回り込むように寄り切った相撲には感心しませんでした。新三役を迎え撃つ横綱としてはいかがなものか。特に相手は「デカイ」が第一の自慢である力士です。受け止めて跳ね返してこそ横綱相撲だろうと。
↓うーん、こういうのを見たいんじゃないんだよな…。
ドーン!を頼むよ…。
バチーン!を頼むよ…。
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まぁ、日馬富士に関しては、その日のうちにちょっと苦言を呈され、翌日は妙義龍に「今日は俺が変化しても誰も文句言わないだろ」という立ち合い変化を喰らって負けていましたので、差し引きチャラという感じです。ただ、どちらも面白くはない。
この際ハッキリ言うと、相撲の何が見たいかと言えば「デブとデブがドーンとぶつかるところ」です。その非日常、その特異性、そのおめでたい感じが見たいのです。規定範囲で押し合う競技はほかにもありますが、レスリングとか柔道とかワチャワチャしてる時間が長いですよね。それはそれで悪くはないですが、もっとドーンというヤツを見たいという需要、ありますよね。それにお答えするのが大相撲。
大相撲は「デブとデブがドーンとぶつかるところ」を生み出すため、環境を整備しています。まず土俵の小ささ。大相撲の土俵は直径15尺(4メートル55センチ)ですが、これは5〜7メートル程度あるボクシングのリングと比べても異常に小さいもの。体重60キロの小兵がどつきあうリングより、体重200キロの力士がぶつかり合う土俵が小さいなんて異常です。
しかし、その異常さゆえに力士は体重200キロにまで肥大します。確実に有利じゃないですか。2メートル後退させれば勝ちなんですよ?逃げる場所もない狭い土俵で。ガンガン鍋食って太るほうが合理的ですよね。
それでもまだスピードを活かして勝とうとするタイプは後を絶ちません。立ち合い変化でバックを取れば楽勝じゃん?と考える不届き者が。バカモーン!バックを取りたいならレスリングをやれ!そして吉田沙保里のバックに回り込め!そんなワチャワチャはお呼びでないのじゃ!
ということで出てくるのが、変化を嫌う風潮。変化・引き技が出れば有識者・メディアが一斉に苦言を呈す。これによって暗に「デブとデブがドーンとぶつかるところ」を推奨しているのです。「横綱相手に変化は失礼」などという、マナーみたいなものまで持ち出して。
外国から来た力士なら「は?」と思うでしょう。何で自分より重いヤツとドーンしなきゃいけないんだと理解に苦しむでしょう。まったくもってその通り。しかし、理不尽は百も承知。こっちは「デブとデブがドーンとぶつかるところ」を見たいのです。小兵力士のことを考え禁止まではしませんが、最終的に「デブとデブがドーンとぶつかるところ」を見ることが目的ですので、太るほど有利なルールを作ってきたのです。
そして現役力士はその気概を持って、今日もドーンしています。そのことを感じさせてくれたのは先日現役を引退したばかりの元・雅山(現・二子山親方)。雅山は18日の大相撲中継に解説として登場するや、ひたすらデブデブドーンを推奨し、反デブデブドーン勢力に徹底的に苦言を呈したのです。いいぞ雅山。もっと言ってやれ。これぞ日本の好角家が待っていたデブデブドーン解説なのです…!
↓雅山は2時間をかけてひたすら変化への苦言を呈し、突き押しを推奨しつづけた!
●学生時代からのライバル元・玉乃島を褒める雅山
雅山:「成績はこういう風(自分の圧勝)に出ていますけれど彼は真っ向勝負ですから。勝負にこだわって立ち合い変化とかすりゃ、もっと違う展開になったんでしょうけど。必ず真っ向から来る人間でしたので」
●臥牙丸の動きを褒める雅山
雅山:「昨日も立ち合い変化されましたが、ちゃんと残しましたし、動きはいいんじゃないですか」
●立ち合い変化を見せた常幸龍について、何度も物言い的な匂いを出す実況を制して厳しいコメント
実況:「際どい勝負でしたが?」
雅山:「当たってそのまま前に出ましたからね。際どいですけど千代大龍に分があるのかなと思います」
雅山:「こんなに満員のお客さんが来てくれてる中で、(常幸龍が)こういう相撲取るのはどうなのかなと思いますけれど」
実況:「千代大龍のヒザもかなり早く落ちているように見えますが」
雅山:「(常幸龍は)上を目指すならああいう相撲はよくないですね。僕もまったく変化がないとは言いませんが、満員のお客さんのため息を聞いたら、やりたくなくなりましたよね」
●ダイエットをしていたという富士東への説教エピソード
雅山:「一時期彼がダイエットしていると聞きまして、呼んで怒りました。重い突き押しが彼の魅力ですから」
●立ち合い変化のはたき込みで勝った松鳳山に苦言
雅山:「これだけのね、この放送席にいてもね、すごいお客さんの不満の声が聞こえますからね。こんだけホント来ていただいているのにね、うーん。お客さん、せっかく来ていただいているんですから、思い切りやってほしいですね」
実況:「勝ちは勝ちですから」
雅山:「盛り下がりますよね。せっかく満員御礼なんですから」
●松鳳山の次の取組で北太樹も変化してやっぱり苦言
実況:「二番つづけて立ち合い変化」
雅山:「北太樹は勝ちにこだわって変化することが多いんですよね。ひと場所に1〜2回はありますからね」
雅山:「うーん、だからねー、こういうことしてると三役に上がれないですよね」
実況:「やはり相手が変化しても落ちないことが大事ですか?」
雅山:「うーん、ただねー、お客さんは変化を見に来てるわけじゃないですからね」
雅山:「最初からそういう相撲で上がった力士…舞の海さんみたいな力士であれば何も言わないんですが、自分の型を持って上がってきた力士がそういう相撲を取ると残念ですよね」
雅山:「うーん、ここ二番はあんまり盛り上がってないですよね、お客さん」
実況:「次は熱戦を期待したいですね…」
ていうか、合間合間にちょいちょいはたき込みとか引き落としにも「うーん」とか言ってるwwww
はたき込みに落ちない力士はめっちゃ褒めるしwwwww
何か親方ってより「趣味で髷を結ってる会場で一番ヤバそうな好角家のヤクザがくだをまいてる」って感じwwww
価格:1,300円 |
僕は今場所も千秋楽を見に行きますが、この調子なら安心です。雅山のようにデブデブドーンをしっかりと見据えた指導者がいるのですから。雅山は現役力士からも一目置かれる兄貴分的存在ですので、今後も厳しくデブデブドーン指導をしていってほしいものですね。
↓現役力士たちは雅山に何らかの畏怖を抱いている様子!
●千代鳳
「(現役の間に対戦したかったと語る雅山に)腰が落ちないことを褒めていただくのは光栄ですが、対戦はイヤです」
●富士東
「(雅山関との取組は)独特の緊張感があってなかなか勝てませんでした」
●翔天狼
「(雅山関は)でかいし、強いし、何より顔がカッコイイと思いました。厳しさと優しさのある先輩です」
何重にもオブラートに包んで、最終的には「雅山怖いです」「絡みたくないです」「顔が怖い」って言われてるwwwww
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価格:460円 |
立ち合いドーンとぶつからないと雅山がドーンと飛んでくるぞ!



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