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07:00
本田△!

日本時間8月31日の深夜、次々に飛び込んできた朗報。元香川ユナイテッドこと香川真司さんの古巣ドルトムントへの復帰。柿谷曜一朗さんの今季2ゴール目。そして、本田△さんの開幕戦スタメン&ゴール。「日付変わって月曜日」という最大最悪のニュースを中和するのに十分な喜びと興奮がそこにはありました。

改めて思うのは、職場の環境というものは重要なんだなということ。

香川さんなど、別にドルトムントに復帰したからといって本人の技術やコンディションが変わるわけではないのでしょうが、何だかすべてがガラリとよくなるような気がします。あの頃よりドルトムントがちょっと弱くなっていたとしても、今の「シティじゃないほうのマンチェスター・ウェストハムでもニューカッスルでもないほうのユナイテッド」よりはマシでしょう。それだけでもやる気と元気がムクムク湧いてきます。

引き抜いておいて梯子を外した前々任者。自由に殴っていいサンドバッグとして全世界から笑い者になった前任者。そして、最初から追い出す気マンマンで接してきた現職。そんな職場環境では初年度ソコソコで、以降はパッとしないのも当然というもの。よく見たら世界中から集めてきた有名選手が、どれもこれもパッとしていないじゃないですか。人を活かし、人に活かされる香川さんが上手にユナイテッドできないのも当然です。

そして、本田△さんもそうです。冬の移籍でシーズン途中からの加入となった不利だけでなく、低迷するチームが夢を諦めきれずジタバタもがく流れに巻き込まれてしまったのは不運でした。前線に固定された砲台が何基あったところで、それだけで勝てるはずがなかったのです。その上、本人も首元に謎の手術跡を残しているようでは、パッとしないのも当然のこと。

むしろ冬移籍なら2シーズン目からが本番というもの。ようやくじっくりと周囲に溶け込み、新監督のもとで意思統一されたチームで戦うことができる。しかも、付き合いにくい同僚が続々と転職していき、自然と自分の立場も浮き上がってきた。そして、これから新たにやってくる新卒・中途入社は全員「後輩」。やっとやりやすい環境になってきました。今季こそは本領発揮、期待できそうですね。

ということで、早くも昨年のリーグ戦ゴール数に並んだ、本田△さんの開幕戦先制弾をチェックしていきましょう。


◆前半7分、本田△さんは最高の輝きを放ち、チームを勝利に導いた!


インザーギ監督を迎え、新たな体制で今季に臨むACミラン。昨年低迷したことにより、今季はチャンピオンズリーグなどの欧州カップ戦もないという状況。試合もめっきり少なくなるということで人員整理にも着手し、バロテッリさんやカカさんはいなくなりました。

そんな状況でインザーギ監督が「3本の矢」に指名したのが本田△さん。左にエルシャーラウィ、中央にメネズ、そして右に本田△という新布陣で迎えた今季の開幕。昨年は固定砲台があった位置に、同僚との良好な関係を築くタイプを配することで、中央のスペースをメネズが開けて本田△さんが飛び込むような攻撃も志向していく模様。やりやすい感じ、グッと強まってきます。

そして始まった試合。いきなり日本に歓喜が訪れます。前半7分、ミランのカウンターの場面。左サイドからエルシャーラウィがドリブルで一気に持ち上がると、ピッチ中央には猛然とダッシュする本田△さんの姿。エルシャーラウィが抜け出すことが確実と見るや、それまでよりもさらに一段ギアを上げ、追いすがる相手DFを引き離していく激走。「本田△の足が速い!」という衝撃で、今季の本田△さんは一味違うことを早くも確信。

↓猛然とゴール前に駆け上がった本田△さんはエルシャーラウィのクロスに右足で合わせ、開幕先制弾!


ウホッ!ウホウホ!

ウホウホウホ!ウホホッホ!

ウーホホホホホホッ!!


↓喜びを爆発させるチームメイトは本田△さんの首を折らんばかりの勢い!

やめろ!前の方には塞がったばかりの手術跡があるんだ!

ピリッといってしまうやろ!

そしてポーリ、地味にコケてる!

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このゴールに「9割がたエルシャーラウィのゴー…」などと言い出すヤツがいたら、順番に引っ叩いていかざるを得ない。あの速度、あの決定力。あのシュートを最後にふかせば、どれだけ素晴らしい突破をしても意味がないのです。スタンドでは今季からACミランに加入するフェルナンド・トーレスさんが試合を見守っていましたが、トーレスさんにないものを持っている男、それがHONDA。

開幕戦の先制弾は、昨季の低迷からガラリと空気を変える、今季もっとも重要な得点です。「持ってる男」の持ってるぶりを証明して余りある、価値あるゴール。申し訳ありませんが、トーレスさんには中央のトップをメネズさんと交代で張っていただくか、エルシャーラウィさんの控えをつとめていただく感じになりそうです。もし、それでは暇であるというなら、センターハーフあたりまで下がっていただくしかありませんよね。決定力というポジションは、本田△さんにしかつとまりませんから。

↓フェルナンド・トーレスさん加入も、今季の本田△さんにはまったく重圧にはならない!


エルシャラ突破

トーレス決めない

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ホンダ決める

ミラン勝利!

今季はこれで行こう!

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本田△さんの動きはすこぶる好調。昨季は常につっかえ棒でもしながらエッコラセッコラ走っていたような動きだったものが、ヌルヌルとCPUみたいなドリブル突破を見せる場面も。相手の激しいチェックを凌いで、逆にイエローカードをもらわせる強さを見せたり、ときには流動的なポジションチェンジで中央に入ってのプレーもこなすなど、本人のコンディションも周囲との関係もグッとよくなっている印象。

特に右サイドバックのアバーテとのコンビはミランの大きな武器となりそう。試合中、本田△さんは広く右サイドに開いて待つ場面が多く見られ、味方がボール奪う⇒本田△に預ける⇒アバーテ上がる…という形を頻繁に作り出します。先制点のように反対サイドで作ったチャンスをフィニッシュするケースも考えれば、どっちに転んでも「本田△中心」という予感。人員をだいぶ整理した効果、着実に本田△さんにプラスに出ています!

↓後半11分には、いわゆる「本田△が起点」のゴールも生まれ、ミランがリードを広げる!


カウンターの場面

中央で本田△がさばいて右サイドのアバーテへ

アバーテがクロスを送る

ムンタリゴール!

決めたムンタリだけでなくニアには本田△が、ファーにはエルシャーラウィがしっかり選択肢を作っているな!

何か、今流行りのショートカウンターのチームになってるじゃないか!

今季のミランは強そうだ!


↓どうでもいいけど、インザーギ監督がごく自然にピッチの中に入ってきているのだがwww

最後、選手に外に押し出されるピッポwww

さすが危険なスペースにぴゅっと侵入する天才www

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さらに本田△さんは、チームの3点目となるPKを獲得した場面では、メネズのPK奪取をお膳立てするパスを出す活躍。チームの3得点すべてに絡み、開幕戦の勝利を決定づけます。結局、本田△さんは後半31分でお役御免となりますが、これは守備的な選手を投入しての逃げ切りを図った交代策によるもの。ピッチを去る際のスタンドからの拍手が、今季の幸先いい幕開けを何よりも象徴していました。

先制点だけなら7.0点、先制点以外を含めれば6.5点は十分につけられる活躍ぶりで、「ミランに欠かせない存在」としての確かな結果を見せた本田△さん。ワールドカップ頃がドン底とすれば、この上向き反転はまだピークに到達していない段階のはず。ここからさらに上げて、ACミランにふさわしい結果へと、ひた走ってもらいたいもの。「見ないほうが(気分が悪くならないので)面白い」という昨季とはまったく違う、いい試合が見られそうです!


来年以降の「ACミランVSドルトムント」のCL対戦が楽しみになってきた!