このエントリーをはてなブックマークに追加
Clip to Evernote
07:00
Nakedって裸って意味ですよね!

僕はあまり女性にも男性にも縁がないタイプで、休日はひとりサッカー・ひとり野球・ひとり散歩などをして暮らしています。いい年のオッサン向けのテラスハウスとかあれば今すぐ移住したいくらい。最終的に恋は成立しなかったとしても、他人の順調な恋路に横ヤリを入れながら、ワチャワチャしていられるだけでも十分に幸せですので…。

しかし、そんな僕にも救いがあります。それは世の中の不思議な仕組み。本来なら絶対に届かなかったであろう高嶺の花が、ちょいちょい脱いでくれるという摩訶不思議現象です。おかげで僕は、触れることは叶わないまでも、「見た」という大きな達成感で癒しを得られています。不思議ですよね。リアルでは絶対イケそうない人ほど、テレビや映画でバンバン脱いでくれるなんて。

そんな調子なもので、僕はNHKで「花子とアン」を見る際も、毎日のように想像の翼をビッシィッ広げておりました。「あぁ、僕はこの女優さんのラピュタ(※正しい名称を書くと露骨に卑猥なため、冒険者が求めてやまない伝説の浮遊大陸の名前にしております)をハイビジョンで見たんだ」「父さん、僕はラピュタを見たよ」「ラピュタはとってもキレイな形だったよ」と。

不祥事を起こした人がお詫びを兼ねた話題作りのために脱ぐ「禊ヌード」。有名監督の大規模作品だから絶対自分のキャリアのプラスになると判断して打算で脱ぐ「必然性ヌード」。誰でもいいから脱げる人という前提でのオファーに飛びついて脱ぐ「裸一貫ヌード」。そして、清純派とかアイドルとかいう自分の殻を破ろうとして脱ぐ「脱皮ヌード」。何やかんや理由をつけては脱ぐ。あぁ、世界は素晴らしい。一番底辺にいる僕らにも、天上の神々のヌードが与えられるなんて。幸せの「再分配」かくあるべし。

さて、何故こんな話から始まったかというと、僕は新しいエロ本を購入したのです。すっかり気分も高揚し、「お前は焼き立てのさつまいもか!」というくらいホックホクしているのです。少し肌寒い10月の風に負けじと、僕の吐く息は荒く熱を帯びていく。そして僕はギュッと胸にエロ本を抱きしめる。「寒くなんかないさ」とつぶやいて。

その雑誌のタイトルは「an・an」。女性向けオシャレエロ本という実態を巧みに隠し、全国のコンビニでテープも貼らずに売っているアレです。そのオシャレエロ本…コレも卑猥なので巻き舌で「オシャレロフォン」と呼ぶことにしますが、今週のオシャレロフォン(←新種の固定電話機みたいだな…)では内田篤人さんの特集をやってくれたのです。しかも表紙からして、上半身ヌードというハ・ダ・カの予感満載で。

神様ありがとうございます!

マガジンハウス様ありがとうございます!

オシャレロフォン編集部様ありがとうございます!

僕は、今日、オトナになります!

ということで、何が起きてもいいように家に帰ってカーテンと鍵を閉めてから、「an・an」10月1日売り号をチェックしていきましょう。


◆欧州チャンピオンズリーグを見ながら、僕は想像の翼を広げています!

僕は立ち読みもせずにソレをコンビニで購入します。迷いはありません。恥ずかしさもありません。鷲のように獲物を捕らえ、鋭く目当ての雑誌に爪を突き立てる。反転するや稲妻のようにレジに直行。カウンターに商品を置くと同時に、「袋はいりません。suicaで」と先制攻撃。彼女がレジで電子マネー決済用の操作をする間に、僕はオシャレロフォンを手に取り、ピッの決済音と同時に歩き出します。完璧だ!

僕のように完璧な動きをできないみなさんはどうやってオシャレロフォンを買うのでしょうか。「週刊サッカーダイジェスト」と「長友佑都体幹トレーニング20」で挟み、カロリーメイトと抱き合わせて買ったりするのでしょうね。「サッカー好きでトレーニング好きな人」をビクビク演じながら。頑張っていただきたい!

↓よし、買ったぞ!今夜は長い夜をウッチーと過ごすのだ!

さぁ、一緒に僕のお部屋行こっ!

ベッドでチャンピオンズリーグ見ようね!


チラッと見えた表紙の文字。そこには「嫌われる」「捨てる」「怒る」「飛び込む」「あきらめる」という大文字が並び、それが人生を動かす5つの勇気なのだと語りかけてきます。ポジティブマインドで行くなら、「彼に嫌われてもいい!」「私は自分の弱さを捨てるわ!」「情けない自分に腹が立つもの!」「今こそ彼の胸に飛び込むの!」「それでダメならキレイに諦めるから!」という勇気を出せということなのでしょうか。僕も勇気を出していいのでしょうか。嫌われて、怒られて、捨てられて、人生を諦めた僕が、電車に飛び込むというオチになりゃせんでしょうか。

↓ふぅーーーーー、とりあえず誰にも怪しまれずにオシャレロフォンを部屋に連れ込むことに成功したぞ!
01

よく見るとワ・ケ・ギ!

よく見るとワ・ケ・ギ!

よく見るとワ・ケ・ギ!

分葱〈ワケギ〉1束、120g前後

価格:286円
(2014/10/1 05:04時点)
感想(0件)




僕はこの特集をいわゆる「脱皮ヌード」であると解釈しています。先のワールドカップや長くつづいた負傷離脱から、自分自身をリセットするためか。あるいは、今まさに迎えつつある肉体的ピークを記録し、改めて飛躍を誓ったものか。理由は何でもいいです。少女が大人に変わっていくかのような、この感覚さえあれば。

↓ウッチー、私はもうとっくに覚悟できてるから全部許してあげる…。
06

これが憧れの…壁ドン!

どうしたいの?ねぇどうしたいの?

私どうすればいいの?


「ダメ…」「チャンピオンズリーグ見ないと…」「あっ、あっ、前半始まっちゃうから…」「ダメだって…」「スタメン確認させて…」「ダメ…システムわかんなくなっちゃう…」「プレイに集中させて…ってそういう意味じゃなくて…」「もう右サイドバック上がってるから…」「あっ…あっ…右サイド崩されちゃう…」「スペース空けないでぇ…」「それハンドだってば…」「足でグイグイしないで…」「ダイレクトタッチ上手すぎぃ…」「あっ…あっ!な、何その激しいの…」「これが噂のゲーゲンプレッシングなの…?」「スゴイ…戦術…ッ」「ゲーゲンプレッシングヤバぃかも…!」「逃げ場なくなっちゃうよぉ…!」「全身にプレッシャー掛かってくっ…るっ…あっ!」「そ、そこっオフっ…サイドッ…!!」「完全にオフっ…サイドッ…!!」「だめっ…んっ…守りきれ…なっ!!」「チャーーーンピオーーーーンズ!!」

ハッ、いかんいかんチャンピオンズリーグ見るんだった。

恐るべき壁ドン感で、一瞬時間が消し飛んでしまいました。それぐらいインパクトのある表紙。これまでもサッカー選手がオシャレロフォンに登場したことはありましたが、ここまで攻めてきたものはありませんでした。あのダルビッシュ有さんがホテルクラスカで勝手に脱いだとき以来のインパクト。前例を基準とするならば、これは最低でも腰骨から腹直筋末端下部までは見えているに違いありません。

恐る恐るページを開く僕。もしかして袋とじかもしれないと思ってカッターも用意しましたが、袋状にはなっていません。そして開いた巻頭ウッチー特集。そこには上半身ヌード(&下半身ヌードの可能性を含む)ウッチーの写真が。薄いシーツを腰に巻いてベッドに寝転ぶ彼の姿。カラダの線を隠すのは、いつもつけているネックレス、お守りの数珠、誕生日にもらった碧いブレスレットだけ。あられもないウッチーの横に踊る「いま、人生が動きだす。」のフレーズに、僕はついに「結婚」「妊娠」「出産」という6文字を意識させられます。

この特集でウッチーは自分のターニングポイントについて語っていました。鹿島に入るときのことであったり、ドイツに移籍するときのことであったり。横に添えられた「無欲」という手書きの文字。どんな変化が訪れたとしても、下のカテゴリーに移ったとしても、無欲にサッカーをつづけていたい。ただそれだけでいい。そんな人生観が現れるインタビューでした。

↓気になる結婚については、中身が大事だと嬉しい言葉も!
「正直、恋人だったら、かわいいとか美人とか、外見にも左右されちゃうけど、結婚相手は人生を一緒に歩いていく人だから、それ以上に中身が大事

「結婚も大きな選択だと思うけど、そこは悩まず、直感で決めます。

(マガジンハウス社「an・an」No.1924より)

外見は無関係!

世間体は気にせず直感で決める!

これは脈あり!脈あり!脈あり!


↓ウチの彼専用ゼクシィもついに出番が来たか!?

02

あれ、この場合、僕は花嫁の準備をするべきなのか…?

しまった、普通のゼクシィ買ってこなくちゃ!


↓過去のサッカー選手登場版と比較しても、圧倒的なセクシーさ!

03

左:「今回は『あのベストセラーから学ぶ、思考のレッスン』特集だよ」
右:「それって、もしかして、整える?」
左:「違うよ、『嫌われる勇気』って本だよ」
右:「あ…ゴメン…そうだよね…違うよね…」

表紙からして脱いでるもんな!

フォーマルな場で脱いでるんだから、レロレロフォンだ!


↓川澄ちゃん表紙のオシャレロフォンと並べると、完全に売ったり買ったりしている感じに!

04

右:「お金がないを解消したいんです」
左:「じゃ、勇気を出してごらん」
右:「本当にお金はいただけるんですね?」

ダメだ!

もう何見てもレロフォンにしか見えない!


↓たまたま家にあった藤ヶ谷太輔さん表紙の号と並べると、試合開始のホイッスルがピーーーーーーッ!
05

左:「『ピーーーッ』しようよ」
左:「勇気を出してさ」
左:「『ピーーーッ』するの初めて?」

ダメだ!

今夜はウッチー抱き枕を激しく抱いて寝ないと!

自分史上最高の体験をしてしまう!

きみと壁ドン

価格:493円
(2014/10/1 05:19時点)
感想(1件)




しかし、特集は意外にもアッサリと10ページで終了。メガネスーツ姿や、ハーフパンツでリフティングする姿など、衣装替えは頻繁にするもののインタビュー自体は短め。ていうか、だんだん洋服が増えていくじゃありませんか。せっかくのチャンスにオシャレロフォンは何をやっているんだと拍子抜けする僕。「そのシーツを剥ぎ取れ!」「そこからがインタビュー本番だ!」「本番を始めるのだ!」と誌面に向かって呼びかけます。

やがて僕は気づきます。これは広告なのだと。オシャレロフォンの46ページに表紙と同じタイミングの別カットが掲載されているのですが、それは「an・an特別編集2015年内田篤人カレンダー[Naked]」の広告ページだったのです。そういうことか。カレンダーを作るときに並行してこの特集も制作し、一番オイシイ部分はカレンダーに封印したんですな。

「Naked」なるカレンダーには、ウッチーの「自宅にいるかのようにくつろぐ様子」に始まり、「背中や腕の筋肉にフォーカスしたドキッとするカット」を収録しているといいます。そして「最高にセクシーな内田がここにいる!」「今までに見たことがない内田篤人の素顔と本音に出会える」とも。そうです、男性グラビア誌によくある、「ヌード写真集から先行カットを紹介!」という企画に相当するのが今回のオシャレロフォンだったのです。

ならばシーツを剥ぎ取るのはカレンダーで、ということか。本誌でもかなりキワドイ写真を掲載してきたオシャレロフォンが、ビニールでくるまれたコンビニに置かない商品にだけ残したカットは一体どんなものか。かの菅野美穂さんが「NUDITY」(※ヌードっぽい、の意)と題した写真集でヘアまで披露していたことを思えば、「Naked」(※裸の、の意)と題したカレンダーがどうなるか、改めて確認するまでもないでしょう。すでに自著「僕は自分が見たことしか信じない」で風呂上りバスタオル姿までは披露しているウッチーです。「見たことがない」「最高のセクシー」となれば、ラピュタが竜の巣から現れて天の火を落とすしかないでしょう!ラーマヤーナではインドラの矢と呼ばれるヤツを!ポロンと!

僕は編集部を信じて待とうと思います。そして、カレンダーが発売になる11月7日こそ人生のリスタートとして、準備を進めようと思うのです。カレンダーにハートマークをつけ、万全の体調を整え、シャワーを浴びて、僕は楽天の配送を待つつもりです。洗いざらしの真っ白なシャツに身を包み、何だかウェディングドレスみたいだね、なんて思いながら。その日、僕の人生が動き出すはずですから…。

↓最高にセクシーな内田がここにいる、と信じます!


確認しますよ!

Nakedってのは「ハダカの」って意味ですからね!

undressedってのも「ハダカの」って意味ですからね!

an・an特別編集 2015年 内田篤人カレンダー[Naked] [ マガジンハウス ]

価格:2,199円
(2014/10/1 05:13時点)
感想(0件)




そして編集長はズボンを穿き直して、チャンピオンズリーグを見ました!