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カーリング娘&カーリングお母さん!

決めた、燃えた、はしゃいだ。ソチ五輪への出場を目指し、世界最終予選に臨んでいたカーリング女子日本代表・北海道銀行フォルティウスが、プレーオフの第2戦でノルウェーを撃破。これによりソチ五輪出場切符最後の1枚をつかみました。

結成からわずか3年の若いチーム。最終予選序盤には不安定な戦いぶりもあったものの、試合を重ねながら加速度的に成長。予選最終日には強豪・中国とも接戦を演じるまでにチーム力を上げてきていました。日本最高の経験値と恐れを知らぬ若さ、2つを兼ね備えた強い組織へと。

カーリングの戦いには、ほかの競技とは逆の側面があります。それは攻撃的にプレーするときには、ハウス(≒ゴール)の手前に石の通行を妨げるガードストーンを置く…つまり一見守備的なプレーが実は攻撃的なプレーであるということ。

ストーンを置けば置くほどストーンを通す道は狭まり、次のショットは難しくなっていきます。その代わり、相手のミスを誘発したり、自分のストーンをハウス内に多く残して大量点を狙うことができます。リスクをとり、自分に制約を課すほどリターンが大きくなるゲームです。

安全に行こうと思えば相手のストーンを弾き出しながら、ストーンの数を減らしていけばいい。しかし、それでは大きなリターンも得られない。そこで問われる覚悟と勇気。自分たちでより困難な状況を築き、難しいショットを自らに強いながら、最後のリターンをつかみにいく。その心の戦いにこそ、カーリングの魅力があるように思います。

その点で、今回の日本代表は強かった。

何よりも素晴らしかったのが、このチームは常にリスクをとっていたこと。この一投で五輪を失いかねない、震えるようなショットも数多くありましたが、それを乗り越えていく思い切りがあった。「やってみよう」「できるよ」「よし!」と困難な状況に、自分を信じて飛び込んでいくことができていました。逃げのプレーで安全策を取るのではなく、可能性があるなら、より難しく、よりリターンの大きい方を選ぶ姿勢。だからこそ、ミスしてもそれを引きずらず、また次のチャレンジができたのでしょう。

やはり、そこはチームの一体感なのかなと思います。そもそも、このストーンには常に自分以外に3人のおつきがいるのです。たとえ緊迫の一投を投げ損じたとしても、ラインを教えてくれる仲間がいる、ストーンの速さを教えてくれる仲間がいる、スイープして少しでもいい場所に持っていってくれる仲間がいる、カバーしてくれる人たちがたくさんいるのです。それを信じられる関係なのか、そうでないのか。信じられる関係であれば、攻めの気持ちで困難にも挑めるのではないでしょうか。

五輪決定の瞬間、自らが自身に課した重圧をほどくように、スキップの小笠原さんは崩れ落ちました。逆に、若い小野寺佳歩さんはメンバーを抱きしめながら、頭をポンポンと撫でていました。どっちが年上?どっちがキャプテン?そんな間柄にまでチームを育ててきたということが、この勝利の何よりの要因だったように思います。ソチまでの時間は短いですが、この大きな喜びを糧に、さらに強いチームになってほしいもの。「五輪は出るだけじゃつまらない」ということを知るメンバーも、このチームにはいるわけですから。

ということで、本番でカーリング観戦9試合を確保できた安堵とともに、「ソチ五輪世界最終予選 日本VSノルウェー戦」をチェックしていきましょう。


◆まさかの1エンド6点!耐えて凌いでチャンスをつかんだ!

現地時間の午前中、日本時間で午後16時30分からのプレーオフ第1戦。ここで勝てば五輪出場だった日本ですが、対戦相手の中国は予選全勝の強豪。前日の対戦では日本もボコボコにされた相手です。それでもこの日は、日本も食い下がり、終わってみれば6-7の惜敗。中国が安全策を取らなければもう少し点差が開いたかもしれませんが、それでも悪い内容ではありません。

今の日本はノルウェー相手なら必ず勝てる…確信を持って迎えた8時間後のプレーオフ第2戦。勝てば五輪、負ければ何もナシという震える試合を、日本は笑顔で迎えます。うん、これがトリノで人々の心をつかんだカー娘の姿だ。小笠原さん、いいチームを作ってきました。

序盤戦は若干押され気味な展開。後攻めで始まった日本は第1エンド1点を取り、先攻めに変わった第2エンドで2点を失います。日本後攻めの第3エンドはミスもあり、相手に1点を奪われる嫌な流れ。それでも五輪を決める大量3点を狙いにいったことで生まれたミスなら、仕方ありません。チャンスは大きくつかみにいく、そういうチームが結局は強いはずです。

つづく第4エンドも、最後の一投で1点を取るしかないという厳しい流れ。しかも、スキップ小笠原さんは直前の一投を大きくミスしていました。そんな中でハウス真ん中にピタリと止めるショットを、ラスト一投で見事に成功。その1点を取ったとき、チーム内では「ナイスジャッジ!」の歓声も上がります。置きに行くショットは、投げる人はもちろん、スイープやコールなどみんなでジワジワと寄せていくのがカギ。スイープやラインコールのジャッジのよさが、この一投を成功させた…まさにチームが一体となった1点で、少しずつ日本は流れを盛り返していきます。

↓いい流れに乗って日本は第5エンドで先攻めながら1点を奪取!同点で後半戦に!


サード船山さんの2投目が、理想の軌道でド真ん中へ!

相手は最後の一投で反射攻撃を狙うも、当たらず!

これは勝負をわける一投だった!


そしてハーフタイム。試合展開だけでなく、日本には後半戦への秘策がありました。それはリザーブとしてチームを支える吉田さんからの差し入れ。いつもフルーツを持ってくる吉田さんですが、この日は渾身の工夫を凝らしてきました。美味しいだけでなく、元気と勇気がわいてくる、そんな工夫を…!

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バナナに手紙を書けばよかったんだ!

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バナナ効果で日本は乗っていきます。第6エンドは優位にゲームを進め、相手に得点せずに終えるという選択をさせます。さらに第7エンドも、相手に「仕方なく1点を取る」という選択をさせます。2エンドとも日本優勢という形です。

そして迎えた運命の第8エンド。日本は序盤からストーンをハウス内にためることに成功します。相手がハウス手前に残した石に隠れるように、曲げて裏にまわっていくストーンたち。3つ、4つ、5つとどんどんストーンがたまっていきます。ノルウェーも何とかハウスの中央にストーンを入れて、1点を奪おうとしますが上手くいかず。ついに「相手の石をあと1個弾き出せば、5点か6点入る」という大量得点のチャンスを迎えます!

↓そして小笠原さんが決めた!実際に見るのはこれが初めての6点エンド!小笠原さんも渾身のガッツポーズ!


全部で8個の石しか投げないのに、そのうち6個を点にした!

ぶっちゃけ、これで勝ちです!

解説は泣き始め、選手も笑顔がはじけるビッグエンド!


↓奇跡の終了図!相手チームもぶっちゃけ諦めたと思います!

これは野球で6ランホームラン打つくらい難しい!

第8エンド終わって9-4なら、もう安心して大丈夫!

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あとはゲームを終了させるだけ。第9エンド、日本は相手の得点の可能性を消すために、ストーンをひとつずつ弾き出していきます。そして最後は、相手も無理目のチャレンジをせざるを得なくなり、日本がさらに1点を追加することに。10-4となったところで、ノルウェーはギブアップ。日本代表、ソチ五輪出場決定です!

↓歓喜のフォルティウス!小笠原さんは決着の直後泣き崩れた!


ベテラン泣くの早っ!

ラトビアに勝って泣いて、中国に負けて泣いて、五輪出場権を獲ってまた泣く!

子どもかw


↓喜びいっぱいの日本代表は大はしゃぎでインタビューに登場!客もいないことでスーパーリラックスムードだ!


小野寺:「(涙はないですね?と問われて)そうですねフハハハハ(ドヤッ)オリンピックで流します!(ドヤドヤッ)」

小笠原:「(すでに泣いている小笠原さんが小野寺さんに)泣け!!佳歩ちゃんの涙が見たい!!」

船山:「感極まりました!」

苫米地:「けんじくーん(ご主人)!ありがとう!」

吉田:「ありがとうございましたー!}


↓最後は、解説の敦賀さんが朝4時までかけて作ったお手製のくす玉を割って祝福!

そこ頑張るところ違うwwwww

そして朝4時までかけたわりにはそんなでもないwwwwww

ソチでは大会前にちゃんと作っておくようにwwwwww

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本番ではメダル用のくす玉を用意して、チャレンジしていきましょう!