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こ、これが世界的なサッカー賭博八百長なのか…!

僕は震えています。恐怖で。僕らのあずかり知らぬところで、Jリーグは世界的なサッカー賭博と、その裏で暗躍する八百長集団に狙われていた…かもしれないというのです。まさか、日本で。まさか、そんなことが。

確かに僕もサッカーくじでの八百長を真剣に検討したことがあります。告白します。これまで予想の出目が轟音の中から降りてくるとか、BIGの券をお酢につけるだけで全部当たり目に変わるとか、夢みたいなことを言ってきましたが、そうではありません。僕は不正行為を真剣に計画してきたのです。

先日行なわれていたBIGの払い戻し額アップキャンペーン。当たれば最高10億円という状況に、僕のソロバンはパチパチ動きます。10億円も払い戻しがあるなら、経費として7億円くらい使っても構わない。7億円も八百長工作費があれば何とでもなる。そういう計算で。

何も14試合当てる必要はありません。まず、くじを複数枚買いまして、いくつかの試合で「0」「1」「2」すべての出目が揃うようにします。そして、偏りのある試合…全部の券面で「1」となっていたりするものを中心に八百長を発注します。

方法はいろいろありますが、最終的には負けさせたいほうのGKあたりを狙ってズドンもしくはバキューンとやります。僕が「ゴルゴ13」と呼ばれる秘密文書で仕入れた裏社会の情報によると、世界最高ランクの殺し屋への依頼料は基本額が1500万円とのこと。たとえば10試合ぶんの勝敗を操作してくれという依頼で、1試合あたり3人ヤったとして、30人なら4億5千万円。7億経費を使うことを考えれば50人近くをズドン・バキュンすることができます。

安いっ!思ったより安いっ!

しかし、僕はその計画が水泡に帰したことを自覚します。何と、Jリーグはいつの間にやら八百長監視システムを導入していたのです。汚い。ずるい。気づかれないように八百長を監視していたなんて。八百長を監視する前に大々的に告知してほしかった。どうやら僕の八百長計画は断念せざるを得ないようですね…。

ということで、Jリーグに迫った裏社会の小さな気配について、Jリーグ側の発表からチェックしていきましょう。


◆「小さな異常値」すら見逃さない、恐るべき監視システム!

僕も八百長計画者としては隙だらけもいいところですが、何でもJリーグでは2011年から八百長による「試合操作」を検出するシステムを導入していたとのこと。FIFAの100%子会社であるEWS社が運営する検知システムは、世界450以上の賭博事業者と提携し、さまざまな情報をもとに、24時間365日八百長を監視しているというのです。

今回は、そのEWS社から8日のJ1リーグ戦について警告が届いたとのこと。その内容とは「3月8日のJ1リーグ広島VS川崎戦に対する賭け方に『小さな異常値』が見られた」というものであったとか。最終的なレポートでは「問題の異常値は市場での『噂』によって惹起されたもので、当該試合への不正な関与はなかった」と結論付けられたそうですが、こんなことが起こっていたなんて。

これは要するに、地方競馬に行ったら、みんなが駄馬評価しているはずの出走馬がやたら単勝で低いオッズがついており、「オイオイどこのオヤジだよ」「これ50万くらい突っ込んでるぞ」「八百長じゃね?俺も買おっ」と言ってるみたいなレベルのことを、全世界的に24時間365日やっているということですよね。ひ・ひ・ひぇぇぇぇ〜。

↓小保方博士の論文や佐村河内氏の楽曲制作よりも、はるかに厳しく監視されていたJリーグ!
<FIFA EWS社からの警報へのJリーグの対応について(報告)>

【報告事項(サマリー)】
1.3月10日(月)、Jリーグは公益財団法人日本サッカー協会(JFA)を通じてFIFA EWS社よりスポーツ賭博市場動向の監視レポートを受け取りました。

2.監視レポートの内容は「3月8日(土)Jリーグディビジョン1第2節サンフレッチェ広島 対 川崎フロンターレに対する賭け方に『小さな異常値』が見られた」というものでした。

3.Jリーグはこの報告を受けて、当該試合に関し不正行為又はその働きかけがなされた形跡がないか調査するため、試合に関わった関係者を調査することを決めました。そのために弁護士を含む緊急調査チームを立ち上げ、両クラブの実行委員、強化責任者、出場またはベンチ入りした選手、監督はじめベンチ入りしたコーチングスタッフ、さらに4人のレフェリーを対象に、個別の事情聴取を実施しました。
またJFAの協力を得て、EWS社から追加の情報を収集するとともに、別の監視会社からセカンドオピニオンを入手しました。

さらにJFA技術委員会、および審判委員会に試合の映像分析を依頼しました。

4.調査の結果、当該試合に関し不正行為及びその働きかけがなされた形跡は一切認められず、不正は行われなかったとの判断にいたりました。

5.加えて3月17日(月)深夜、JリーグはJFAを通じてFIFA EWS社より、最終レポートを受領しました。同社による調査の結果、「問題の異常値は市場での「噂」によって惹起されたもので、当該試合への不正な関与はなかったと思われる」とのことでした。

6.Jリーグは今後も、スポーツ賭博市場の監視から警報を受け取った場合は、徹底的な調査を行います。また関係者への啓発活動等を通じ、我々が否応なくスポーツ賭博と試合結果への不正関与という脅威にさらされていることへの理解を、深めて参ります。そういった活動の積み重ねが、Jリーグのフェアネス(公平性と透明性)を守る防波堤になると、確信しております。そしてこれからも、フェアで魅力的な試合を行うことにより、地域の皆様に夢と楽しみを提供し続けて参ります。

http://www.j-league.or.jp/release/000/00005711.html

何てことだ…。

こりゃセレッソの練習場で「今日の試合絶対勝ってね!」って干し柿とか渡したら、監視システムから警告が来そうな勢いだな…。

このシステムが小保方さんを監視していれば「小さな異常値!」「小さな異常値!」「小さな異常値!」「チイサナ…イジョウチ…オボボボボボォォォォ!!」「オボボーボボーボボ!オボボーボボーボボ!」くらい警告してもらえただろうに…。

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↓この警告を受けてJリーグは怒涛の一週間を過ごしていたらしい!
●3月10日
★10時19分 EWS社からの「8日ぶんの試合レポートで警告を出す」とのメールを受信
内心:「やべ…」
内心:「浦和だわ…」
内心:「FIFAに伝わるの早いでしかし…」

・17時46分 EWS社からの試合レポートを受信。詳細は次のマッチレポートに記すとの内容


●3月11日
★8時44分 マッチレポートを受信
内心:「浦和じゃなかった」
内心:「それはそれでめんどくさい」
内心:「あーもー、どいつもこいつも!」

★9時30分 Jリーグは第1回対策会議を開催
内心:「今日は浦和の話ですよね?」
内心:「え、八百長ですか!?」
内心:「うわ、一瞬、浦和が八百長したのかと思った…」


●3月13日
・9時00分 第2回対策会議を開催

・12時00分 第3回対策会議を開催

★12時50分 緊急調査チームが両クラブから事情聴取
内心:「え、ウチすか?」
内心:「何を調査する気か知らないですけど、浦和さんの間違いでは?」
内心:「あれすか?次の試合で煽るなよ的なことすか?」

・20時34分 セカンドオピニオンの第一報を入手

★同日21時頃 浦和レッズへのけん責と無観客試合開催の制裁を発表
内心:「め、めんどくせぇ…」
内心:「八百長だの人種差別だの…」
内心:「片方にしてくんない!?」


●3月14日
・技術委員会および審判委員会より「試合映像の分析の結果、まったく異状なし」との報告


●3月15日
・10時31分 セカンドオピニオンのレポートを受信

★14時04分 J1リーグ広島VS浦和戦キックオフ
内心:「ヘンな横断幕出すなよ…」
内心:「ヘンな異常値出るなよ…」
内心:「頼むでしかし…」


●3月17日
・14時00分 緊急調査チームによる事情聴取が完了

★23時31分 EWS社より「異常値は噂によるもの」との最終レポートを受信
内心:「ホッ…」
内心:「八百長はなかったか…」
内心:「よし、横断幕に集中だ」

お疲れ様です!

お疲れ様ですJリーグのみなさん!

ありがとう!こんなに一生懸命やってくれて!

いろいろと騒いで、申し訳ございませんでしたぁっ!!

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このような迅速な動きで、調査が行なわれているなら、もし僕が依頼した殺し屋がズドンした場合、すぐさま緊急対策会議が招集されるに違いありません。そして、クジの不成立なども含めた対策が検討されることでしょう。もしクジが不成立となれば、1ズドンあたり1500万円の依頼料を支払うことは僕には不可能です。安い命で償うほかありません。ふぅー、危ない危ない。悪いことはできないものですね。

↓ちなみに、当該の広島VS川崎戦はこんな試合でした!



前半アディショナルタイムのボレー弾!

佐藤寿人の超絶ボレー弾!

試合終了直前の後半アディショナルタイム、ゴール隅にズドンと刺さる塩谷のFK弾!

こんなの八百長でできるわけねぇwwwww

八百長でいいからもう一回同じことやれって言っても、絶対できないwwwww


↓なお、問題の「小さな異常値」とはこういうことだったらしい!

指摘があったのは8日の広島−川崎。ハーフタイムと試合終了時の結果を予想する賭け方で「小さな異常値が見られた」との報告があった。川崎が1-0で前半を終え、広島が逆転して2-1となったが、ある海外の賭け屋で想定の約10倍となる十数万円が結果通りの展開に賭けられたという。

http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140319-1272176.html

じ、十数万円…だと…!?

ち、小さいな…思った以上に…。

ていうか、普段賭けてるの1万円くらいってことか…。

こりゃ賭博じゃなくて、家庭内のゲームだな…。

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どうですか、この八百長検知システムの執拗さと、それに対するJリーグの迅速な動き。1試合の小さな異常値に対してこの監視なら、BIGやtotoの安全性にはまったく揺らぎがないことがご納得いただけたのではないでしょうか。この監視の目をかいくぐって、14試合ぶんも八百長をするなんて不可能ですからね。

僕も八百長は諦めました。1500万円も突っ込んで、すぐに検知されたらたまりませんからね。それよりも海外のブックメーカーで「徳島が前半3-0でリード。後半さらに追加して5-0で勝利」とかの出目に10万円くらい突っ込んで、EWS社とJリーグを「八百長が行なわれるのではないか?」と大騒ぎさせるほうが、まだ有効なお金の使い方のような気がします。意外に、そういうときのほうが当たるかもしれませんしね!


小遣いレベルの額でもJリーグは動く!八百長は絶対許さない!