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07:00
大相撲ブーム、到来です!

いやー、盛り上がりました大相撲九月場所。新入幕・逸ノ城が2大関・1横綱を破る大奮闘で、横綱・白鵬と優勝を争うという異常事態。逸ノ城は千秋楽もベテラン安美錦を破り、結びの一番まで優勝の行方をわからないものとしました。最終的に、結びの一番で勝った白鵬が31回目の優勝を決めましたが、最後の最後までもつれる大熱戦には僕も大満足です。

僕はかねがね、「千秋楽結びの一番まで優勝争いがもつれる」というのが場所の成否を占う最大の要件であると思っています。その意味で、今場所はまさに各力士が白熱した勝負を見せ、お客様のご期待にそうものだったと言えるのではないでしょうか。力士のみなさん、今場所もいい仕事しましたね。

今場所、特に感じたのは「ブームが来てるな」ということ。九月場所は十五日間のうち満員御礼が14回を数えたと言います。通常は土日祝日が満員になる程度で5〜7回というところでしょうか。そんな中で、14回というのは近年では際だって多い数字です。逆に、あと1回埋めれば若貴時代以来のコンプリートだったことが惜しまれるほど。

しかも、この「満員」はビシッとしたリアルな満員。「満員御礼」に厳密な基準はあってないようなものなので、ややスカッとしたときも満員御礼が出たりもしますが、九月場所は120%の入りと言っていい大盛況でした。懸賞の本数が若貴ブームの頃を超えて史上最多という報道もありましたが、動員の面でもその域に迫る盛り上がりの気運を感じます。あまりの盛り上がりのせいか、売店の在庫は切れ、プレゼント配布用のうちわの在庫も切れるなど、困った事態にもなっていましたがw

2011年5月の技量審査場所の頃には、八百長や大麻などさまざまな問題が噴出し、一旦は客足もハッキリ鈍りました。しかし、膿の存在を認めたことで、力士たちの奮闘が色眼鏡なく見てもらえるようになりました。色眼鏡なく見れば、現在の土俵には史上最強の横綱・白鵬がおり、その白鵬をしても千秋楽結びの一番まで優勝を決めかねるようなライバル力士たちの奮闘があります。

しかも素晴らしいのは、その史上最強の横綱が約8年に渡り「一日も休まず」出場しつづけていること。いつ行っても、どのチケットを買ってもちゃんと白鵬が見られるのです。ハズレ券ナシ。絶対的安心感。「白鵬を見た」と自慢できる大目的達成感。安心してチケットを買える信頼感がここにはあります。白鵬のツメのアカを動物園の昼寝ばっかりしているパンダとか、シーズン終盤は何やかんや理由をつけて投げないエースとかにダイレクトで飲ませてやりたい気分です。

もともと相撲というコンテンツには江戸時代からつづく確かな魅力がありました。ただ、相撲の独自性が閉鎖性となり、チケット購入のわかりにくさなどにもつながっていました。「古き良き」が「古い」と受け止められる部分もあったかもしれません。それを相撲協会も自覚し、ポスターやパンフレットのデザイン改革、SNSなどを活用したピーアール活動、本場所の動画配信、さまざまな企画チケットの発売など、真っ当な取り組みを始めたことで入り口が開かれた。

開かれた入り口と、安心感のある充実した内容。

これなら客が押し寄せるのも納得というもの。

今後は、このブームに刺激される形で有望な新人が入ってくるターンです。「最初からデブ」を見つけて連れてくるのではなく、将来ある若きアスリートを相撲に向かわせ「入門してから頑張ってデブ」を育てていく。そうなれば、遠藤・逸ノ城以上に有望な若手も現れるかもしれません。「死ぬまでに一度は相撲を見てみたい」という気持ちがあるなら、今です。今の盛り上がりに乗っていくべきです。

内容が同じでも、客がまばらなときと、大入り満員のときでは楽しさが違いますから。

満員の国技館、体験するチャンスは今です。

ということで、ちょっと気が早いですが平成二十七年大相撲初場所で大相撲初観戦という状況を想定した、僕なりの観戦プランを紹介していきましょう。


◆試合以外の部分で一日遊べる!国技館は世界に誇る「相撲パーク」だ!

僕は今場所も千秋楽に行ってきました。千秋楽は優勝争いが決着し、いろいろとイベントがありますので、やはり一番人気の日取り。日曜日の開催ですし、初回の人も千秋楽を見るのがオススメです。千秋楽を逃した場合は、初日、中日(八日目)、十四日目あたりがよいでしょう。

初日には場所始まりの挨拶などがあり、「新大関」「新小結」など番付変わって初めての相撲を見られるケースも多く、特別な空気感があります。中日は全勝での勝ち越しを決める力士が登場することがあり、盛り上がりがあります。十四日目は、優勝決定の一番を見るチャンスがあります。千秋楽がオススメですが、土日を選べば何がしか見所はあります。

どうしても平日という人は、「朝稽古観覧つきチケット」などのイベントを狙うのが吉。相撲部屋で稽古を見たら、力士にも親近感がわきますよね。土日以外を盛り上げるための企画の投入、昨今の相撲協会は企画力に長けています。平日観戦も悪いもんじゃありません。

席はマス席が断然オススメです。イス席のほうが安く、たまり席のほうが土俵に近いですが、「相撲宴会」感を体験できるのはマス席だけ。イスは味気なく、たまりは飲食禁止ですので。マス席にはA・B・Cと3種類ありますが、どれも十分に「近い」ので席種は懐具合で決めてOK。最大のネックは席選びよりも、一緒に行ってくれる友だちの確保です。約束を取りつけたら、早目にチケットを買って渡してしまいましょう。「確保」するのです。

↓初回はプレイガイドでカジュアルに買い、慣れてきたら国技館内の相撲案内所…いわゆる「お茶屋」さんで次の場所のチケットを手配してもらうのがオススメです!
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<お茶屋さんで買うとココが嬉しい>
●ぴあとかイープラスのプリンターで打ち出すチケットではなく、写真入りのデザインチケットを送ってもらえるので気分が出る
●席まで案内してもらえたり、飲み物や食べ物の御用聞きをしてくれたりするので、お大尽感満点
●「お茶屋」の名の通り、お茶を出してくれる
●お土産の手配もしてくれて、帰りに渡してくれるので観戦中邪魔にならない
●チケット販売時期になると向こうからリマインドしてくれたりすることも
●リマインドの際に番付表を送ってくれたりすることも
●頼んでないのに相撲カレンダーが送りつけられてきたりすることも

お茶屋さんによってサービスは違うので、もっといろいろあるはず!

仲良くなればさらにムフフなこともあるのか…?

いきなりインターネットの「相撲案内所(=お茶屋)」を攻める形でもOK!

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チケットと友だちを確保したら、いざ当日の観戦。ていうか宴会へ。相撲観戦では場内に多数のグルメがあり、目の前に次々にデブが現れる視覚的影響もあって、ついつい食べ過ぎてしまいがち。僕が思うに、相撲観戦の極意は「ハラヘリマネジメント」にあります。いかに自分の食事を、相撲観戦に合わせてペース配分していくか。スポーツ観戦というよりも「丸一日つづく宴会」として、このイベントをとらえるとよりイイ具合に楽しめるのではないでしょうか。

↓相撲観戦におけるハラヘリマネジメントの基本的な考え方はコレだ!

●18時に相撲が終わったあとチャンコを食べることが大前提

●だって、相撲行ってチャンコ食べずに帰るって寂しいでしょ

●なので、遅くとも14時頃には昼食を終えるべき

●空腹でチャンコ屋に行きたいから

●しかし、国技館には食べたいものがたくさんある

●普通に食べたらすぐお腹いっぱいになってしまう

●そこで、朝飯・昼飯と分割してグルメを楽しむのがオススメ

●つまり、「朝飯を国技館で食べる」時間に入場することが重要

●だから、遅くとも10時頃までに国技館に入らなくてはいけない

●相撲を見るより先に、まず朝飯を食うのだ!

家で食べたら一食無駄にハラヘリを使ってしまう!

メシ作る時間があるなら、食わずに飛び出すべし!

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ハラヘリマネジメントを意識しつつ、どう行動していくか。観戦を重ねるごとに、僕も自分の行動パターンが決まってきましたので、一例としてご案内していきましょう。朝はなるべく早く動き出すよう、目標時間として少し早めの設定をしています。

<午前8時00分〜:会場入り>

なるべく早く国技館に入る。それが相撲観戦の重要ポイント。新弟子による前相撲や、序の口・序二段といった下位の取組は8時30分から始まってずーっとつづいています(終盤の日程では午前10時頃から開始)。もうやってるんだから、第1試合から見るつもりで入場したらいいのです。目的はあくまでも「朝食」ですが、ついでに相撲を見られるなんて嬉しいですよね。

↓両国駅に降り立つと優勝記念額が飾ってあり、相撲気分高まる!
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↓歴代横綱の手形一覧もあって、相撲気分高まる!
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↓両国駅から徒歩1分、抜群の立地で色鮮やかなのぼりがお出迎え!
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↓やってきました国技館!
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<午前8時30分〜10時頃:朝食>

着いたらまずメシです。見て回りたいものはたくさんありますが、メシです。昼飯の前に腹を減らすために、メシです。後述しますが、昼食のメニューはオススメの鉄板がありますので、自由に選べるのは朝食だけ。「白鵬弁当」などの力士弁当をガッツリ食べたい方は、ココが唯一のチャンスです。

↓絶対に食べておきたいのは「国技館 角力やきとり」です!

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↓国技館の地下で焼くやきとりは、掛け値なしに美味い!

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↓カジュアルに食べたい方は、西側の外通路に出店しているピザもグッド!あつあつのマルゲリータを自席で食べると贅沢な気持ちに!
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<午前10時〜11時:場内散策>

ひきつづき相撲は見ません。見てもいいですが、初回はやることがたくさんあるので、相撲を見ている場合ではありません。幕内の相撲を見ないで散策するのはさすがにメチャクチャなので、午前中の時間を場内散策に充てるしかないのです。

場内には多数の見所があり、観光地とさえ言えるもの。入場口前には相撲壁画や、遠藤のお姫様抱っこパネル、天皇賜杯の展示など多数の記念撮影スポットがあります。エスカレーターの手すりに軍配が描いてあったり、若い力士や、公式マスコットのひよの山がウロウロしていたり、記念撮影チャンスには事欠きません。

↓記念撮影なら遠藤お姫様抱っこパネル!上手に撮るコツは「顔を思いっきり突き出して、遠藤をしっかり見る」ことです!
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↓なお、1階入場口前だけでなく2階の外通路にもパネルはあるので、混んでるときは2階もチェック!
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↓1階正面には、天皇賜杯などの展示が!至近距離で撮影するチャンス!
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↓1階西側通路のひよの山売店前には、頻繁にひよの山が出現!記念撮影チャンス!
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↓2階通路、食事処雷電前には大相撲プリクラも!半裸の男とプリクラが取れる貴重な機会!カメラを持ってきてない人にオススメです!
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↓館内には相撲にまつわる展示を行なう相撲博物館も!時間があればコチラも見たい!
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<午前11時〜12時:お土産購入>

そして居並ぶお土産屋。お土産を見るのも結構な時間がかかります。何せ、国技館内のお土産屋はロクに在庫管理をしていません。相互の連携もありません。「いろんな店が並んでいる」という観光地の商店街のようなもの。千秋楽には、2階の正面側通路で地方名産品の即売会が行なわれており、ブドウなどの農産物まで売られていました。「相撲見に来たときブドウ食べたくなるもんな!」という賛同者がいるかはわかりませんが、そんなものまで売っているくらい全部の店がちょっとずつ違うので、結局全部見ないと全容がわからないのです。

逆に言えば、A売店で「パンフレットは売り切れです」と言われても、B売店にはあったりするのです。また、「遠藤のTシャツはB売店では取り扱っていません」などのパターンも。宝探しのような気分で場内を2周しましょう。1階を1周、2階を1周、という意味です。

なお、よく客席で見かける大きな紙袋。あれはプレイガイドやお茶屋を通じて申し込むお土産の袋なのですが、僕は基本的には買いません。欲しいものを欲しいぶん選んで買いたいということもありますし、一度買ってみて満足したというのもあります。売店にもほぼほぼ同じものがバラで売ってますので、自分なりのショッピングを楽しむのがオススメ。うっかり紙袋を先に受け取ったりするとマス席ではエライ邪魔ですしね。

↓入場口通路には大人気の手ぬぐいの売店が!僕は裏方セットが欲しかったのに、2場所連続売り切れで買えず!
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↓1階には公式マスコットひよの山の売店が!ひよの山の金太郎飴、ひよの山Tシャツなどがオススメです!
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↓自分で着るかどうかはともかく、遠藤Tシャツはお土産としては適任!
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↓ただし、売店によって売っていたり売っていなかったりするので要注意!
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↓1階にはこんな艶っぽい遠藤錦絵も!錦絵はちょっとお高めですが、コレを安価なポストカードにした商品もあります!
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↓お金を使いたくない人向けに、公式SNSに登録しているとクリアファイルやうちわがもらえるイベントがあります!12時頃から配布開始!
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<午後12時〜13時:昼食>

さぁ、お待ちかね、メシの時間です。国技館をグルグル回って、お腹もすいたでしょうか。昼食のメニューはチャンコです。夜もチャンコ前提ですが、昼もチャンコです。大体相撲に来て、チャンコ以外食うとかどうかしてます。チャンコ食え、チャンコ!

チャンコの選択肢は2つ。2階にある食事処雷電か、地下の大広間で提供されるチャンコか。オススメは地下大広間のチャンコです。雷電も悪くはないのですが、お値段もそこそこしますし、ごく普通のチャンコ鍋定食という感じのメニュー。イベント感はありません。その点、地下大広間のちゃんこは250円と安価でありながら、場所ごとに各相撲部屋自慢のレシピを再現し、行くたびに新しい味と出会えるのです。マストイートな逸品です。僕は小食なので1杯でやめますが、大食漢なら2周して2杯するのもよいでしょう。余談ですが、このチャンコの提供にあたり、いい加減「大食漢向けおにぎりつきセット」を用意してもらいたいもの。チャンコを食べると、やたらとコメが食べたくなるので。

また、昼食を食べると、そろそろ甘いものが欲しくなる時間。国技館ではお土産用のチョコやせんべいなども販売されていますが、いかんせんお土産用なのでその場で開けて食べるのははばかられます。オススメは2階西側通路の「焼きたて屋」「国技館カフェ」の2店。焼きたて屋ではたい焼きやたこ焼き、国技館カフェではソフトクリームなどが販売されており、オヤツ適任です。

↓九月場所千秋楽は追手風部屋(遠藤の部屋)のソップ炊き!250円でドンブリサイズ、美味!
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↓オヤツでもっともオススメしたいのは2階国技館カフェのソフトクリーム!僕も毎回食べます!
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↓しまった、写真を撮る前に食べてしまった…。

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<午前13時〜14時:入り待ち>

ソフトクリームでメシは終了。あとは夜のチャンコ宴会まで食事は禁止です。これ以上食べると、夜に差し支えます。そろそろ相撲を…と思いますが、その前に1階西側外通路に向かいましょう。ここは各力士が会場入りする際の通路となっているところ。相撲ギャルなどが多数押し寄せ、入り待ちをする場所となっているのです。

一日中相撲取りが往復しているのですが、幕内の有名人が来るのは午後になってから。14時くらいが幕内衆をよく見かける時間帯です。相撲では力士という最強の格闘家への信頼感から、誰かがノコギリで切りかかるというリスクを想定しておらず、かなりの近距離で出入りを見られます。機嫌次第で握手や記念撮影のチャンスもないわけではありません。まぁ、入りは力士も集中している時間なので、そっと見守るくらいが適切でしょう。九月場所では逸ノ城の人気が凄まじく、観客が大挙してちょっとした混乱も起きていたほど。この距離感を守るためにも、ノコギリは厳禁です。

なお、「力士が来ても誰だかわからん」という場合も心配は無用。大抵は、近くにいる好角家が「旭天鵬ガンバレ!」とか名前を呼びますし、どうしてもわからない場合は幕内衆は自分の浴衣に名前を印刷してますので、浴衣を見て名前を読めばいいのです。たまに全然違うのを着ていることもありますが、本場所中はほぼほぼ自分用のものなので無問題。堂々と「(今浴衣で名前を知ったけど)北太樹さん、頑張ってください!」などと声を掛けましょう。間違ったら、それはそれで思い出になります。力士の大きさを実感するためにも、誰かひとりくらいは目の前で見ておきましょう。

↓九月場所の入り待ちは通常の5倍くらいの大人数が!相撲ブーム来てる!
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↓中年の星・旭天鵬入場!40歳を超えてなお勝ち越しをつづけるレジェンドです!
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<午後14時〜:相撲観戦>


いやー、忙しかった。ここまでのメニューをこなすので普通に数時間はかかるはず。メシ2回食べてるので当然ですが。さぁ、いよいよ相撲観戦の時間です。ここからはNHKで見ているのと基本的に一緒ですが、会場で見ると気持ちもだいぶ変わるはず。ただのデブに見えていた力士が、思った以上のスピード感で躍動し、バチンバチンと激しい音を立ててぶつかります。高く上がる脚、その柔らかさ。投げを打って土俵下に転げ落ちるときの重量感。断じて「デブのおしくらまんじゅう」ではありません。存分にダイナミズムを楽しみましょう。

14時前後から十両の取組が始まります。土俵入りも行なわれるので、記念撮影の練習をしておくのもいいでしょう。その後、千秋楽では協会挨拶などを経て、幕内土俵入り・横綱土俵入りへと進みます。千秋楽の場合は、およそ15時〜15時30分頃でしょうか。遅くともここにはすべての用事を済ませて着席したいもの。以降は、ずっと相撲です。

相撲では、ほかの室内系のスポーツにありがちな「撮影はご遠慮ください」のお願いはありません。バカでかい望遠レンズを持っていても、通路を塞いだり、フラッシュで力士を妨害したり、ほかの人の邪魔にならないかぎりは「貴様、いやらしい写真を撮る気だな!」と咎められることはありません。観戦の記念に存分にいやらしい写真をお撮りください。光学10倍程度の望遠があれば力士の表情までとらえることができるでしょう。

↓幕内土俵入りはシュールな記念撮影に最適!
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↓横綱土俵入りは「相撲を見たな」と感じさせる記念撮影の名場面!
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↓NHKの中継ではあまり映らない懸賞の垂れ幕も会場ではバッチリ見えます!「モンゴルの老舗銀行」なんて謎の広告も!
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↓観戦中、僕は力士の写真をたくさん撮影しました!もちろん話題の逸ノ城もバッチリおさえます!
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↓逸ノ城です!
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↓勢です!
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↓栃煌山です!
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↓嘉風です!
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↓豊ノ島です!
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↓碧山です!
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<午後17時30分頃〜:表彰式>

千秋楽は結びの一番を終えたあとの表彰式も楽しみ。天皇賜杯の授与や、内閣総理大臣杯の授与。ときには総理が訪れることもあり、「有名人を見た」というお得な気分も味わえます。優勝者インタビューを会場で聞けるのも千秋楽だけのお楽しみですね。

NHKの中継は大体この辺りで途切れるのですが、表彰式はその後もしばらくつづきます。さまざまな国・地方自治体から牛肉、コメ、しいたけ、野菜、酒、ソフトドリンク、ガソリンなどがトン単位で贈られていきます。要するに「祝勝会用すき焼きの材料」と「祝勝会用すき焼きの燃料」です。ついでにデザートとしてマカロンも贈られます。これをひとつひとつじっくり見られるのも千秋楽だけのお楽しみです。

行司さんを胴上げして、「行司に宿った神様を天にお返しする」という儀式を行なうまで、都合1時間くらいはあるでしょうか。全部終わると時計は18時30分を回るくらいです。で、そのあとに優勝パレードが国技館前を出発します。表彰式を全部見れば、パレード観覧の場所取りに不利ですが、そこはお好み次第。初めての観戦であれば、テレビで見られるパレードよりも、表彰式を見るほうをオススメします。パレードは全部終わってから行っても、人の隙間からチラチラ見えますし。

↓毎回ネットで話題になる巨大マカロンも千秋楽のお楽しみ!今場所は緑色でした!
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↓優勝パレードを見ようとたくさんの人が国技館前に集合!白鵬も手を振って応えます!

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<午後19時〜:夕食>

相撲観戦のシメはやはりチャンコ。両国にはチャンコの名店が多数あるので、チャンコを食べて帰りましょう。昼とはまた違った味が楽しめます。空腹でこの時間を迎えるためのハラヘリマネジメントですからね。両国界隈ではどの店を選んでもまぁ大丈夫なのですが、「駅前で目立っている」という理由だけで選ぶのは面白くないので、少し探し回ってみるのもいいかもしれません。

初回なら気分を出して、ちょっと離れた「吉葉」に席を設け、土俵を眺めながら相撲甚句を聞くと盛り上がります。ある程度こなれてきたら、「孤独のグルメ」にも登場した「大内」でしっぽりと鍋をつつくのもいいでしょう。日曜日以外であれば、「相撲を開催しているのは知っているがウチは日曜は定休日なんで日曜日はダメです」という謎頑固な店「川崎」へ行きたいところ。いずれも、この日の観戦を気持ちよくしめてくれる名店です。「駅前で目立ってる」って理由で選んでも、面白くないですからね。

[霧島ゴールドラベル]20° 720ml

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感想(119件)




このような感じでやることはパンパン。朝から晩まで忙しいのです。書いていない合間の時間にも、やれ有名親方と握手だの、有料アプリ登録で記念品ゲットだの、やぐらで太鼓が鳴ってるだの、駅前商店街に相撲の銅像がいっぱい建ってるだの、おさえておきたいポイントが満載。相撲は忙しいのです。

NHKでも見ている気分で「15時頃行くか」という考えもあるのでしょうが、それならNHKを見ているのと同じです。NHKに映らない部分を見るためにこそ会場へ行かなくては。そして、NHKに映らない部分が、やたら充実しているので時間がかかるのです。1回でひととおり楽しもうというなら、午前8時に行ってちょうどいいくらい。

最悪、途中で暇になったとしても、相撲はずーっとやっていますので、相撲を見たらいいのです。次から次に出てくるデブ、デブ、デブ、たまにヤセ。いい声で名前を呼ぶ呼び出しとか、ハッキヨーイと叫ぶ行司とか、改めて見るとNHKとは違う趣があって大変結構。「テレビよりも時間が早く進む」「すぐ次の取組が始まる」という感覚になるはずです。

国技館はボールパークならぬ相撲パーク。一日遊んでも足りないくらい、大相撲観戦は特別な体験を提供してくれます。江戸時代から数百年かけてウケる要素を積み上げてきた大相撲の鉄板の魅力、この機会に一度ご体験されるとよいのではないでしょうか。

↓満員御礼の国技館で見ると、相撲はより激しく、楽しいものになります!
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8時から行けばトータル10時間の観戦!

10時間で1万円ならむしろお得な感じも!

このブームに乗り遅れるな!


力士の尻の写真を撮っているだけでも、充実した時間がすごせますよ!