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12:00
WBCでは本気出す!

さぁ正座反省会のお時間です。座れ、侍ジャパン。あ、大谷クンと前田クンと中田クンは帰っていいや。何故こんなことになってしまったのか。サラリーマンが日頃のうっぷんを野球で晴らそうと思いながら、業務の合間にちょこちょこ見ていた野球速報サイト。3-0リードで終盤戦に突入したところまで確認していたのに、仕事終わりでパソコンを落とす前に再確認したら3-4で負けていた。え、負けたの?

「と、と、賭博か!?」

賭博ならいっそハッキリと言ってほしい。「野球が弱い」という結論より、「賭博が蔓延している」のほうがまだ救いがある。ほかの競技は生暖かく見守る目も、野球だけは厳しくにらみつけています。今の僕はノドから「二度と日本の土を踏むな!」という言葉が出掛かるのをこらえるので精一杯。準決勝が日本開催で土踏みっぱなしじゃなかったら、とっくにノドからこぼれていたことでしょう。めっためたに負けるならまだしも、3-0から9回に3-4にされるなんて。こんなんなるなら、西武をそのまんま送り込んでも一緒だった!

勝負事ですから負けることはあります。ただ、負けたときにも納得感というのは生み出せるはずです。死力を尽くし、不運に泣いたのなら満足して敗退できる。しかし、何だかしょーもない負けで大会を終えるのは耐えがたい。その意味で、準決勝・韓国戦での負けは納得感とは程遠い。特に継投に関しては、納得できる負けとは到底言えないものでした。

回跨ぎで投手を送り込むという失敗しがちな続投策。逆転の走者が出るまで動かないベンチ。ここにきてのしょっぱいシミュレーションとダマされる審判。信頼できる抑え投手がいないのは仕方ないにしても、半炎上を繰り返してきた若手を送り込む第一の継投。案の定の押し出し。完全に火の手が上がってからの第二の継投。そして逆転。全勝で勝ち進んできた予選リーグの間に、「松井アカンでぇ」というのはわかっていたはずなのに、何故ここでもういっちょだったのか。ハッキリ言って4番筒香です。

「こいつに託して負けるなら仕方ない」と思える負けならば、こんな文句など出てきません。託せるのかどうか、その基準は「いくつの修羅場を超えてきたか」のみです。優勝争いの痺れる試合で、勝負をわける一投一打をどれだけ乗り越えてきたか。そのときの渾身の一球、会心の一打の積み重ねが、納得感を生み出すのです。その意味では、そもそも一年そこらの活躍では託せるはずもないのです。そして、優勝とも順位争いとも大して絡んでいないような個人成績は、原則ノーカンなのです。勝っても負けてもどうでもいい試合で打とうが抑えようが、大本番での力量など測れはしない。

翻って言えば、小久保監督というところに一番の納得感の出にくさはあるでしょう。勝てばもちろん問題はないですが、負けたとき結局は「負けた選手を選んだ監督がヘボなのではないか」ということでモヤッとしてしまう。「監督として日本一」を最低1回は達成してもらってからでないと、監督ヘボ疑惑は絶対に拭えません。落合博満氏・秋山幸二氏あたりが代表監督をやって、この継投と4番筒香を指示したなら「しゃーない」とも思うでしょう。

まぁ、今季の成績を見れば、誰が選んでも抑えの顔ぶれは大して変わらなかったかもしれません。ブルペンに不安が残るだけに則本続投に心が揺らいだかもしれません。だから、結果は同じだったかもしれません。誰がやろうが。しかし、結果を甘んじて受け止めるだけの納得感がない。それが残念です。たとえば宇宙人が地球に攻めてきて、「相撲で勝ったら地球侵略は止めてやる」って言われたら、白鵬出すじゃないですか。白鵬で負けたらしゃーないじゃないですか。納得できるじゃないですか。そういうことです。

次のWBCでは勝つにせよ、負けるにせよ納得して終わりたいもの。

小久保監督には謹んで「デーブ」の称号を贈り、お別れのご挨拶に代えさせていただきます。

ということで、「週末はプレミア12決勝戦見ながらプレミアムモルツ飲むつもりだったのに」という苛立ちを、19日のTBS中継による「プレミア12準決勝 日本VS韓国戦」にぶつけていきましょう。


◆ああいう大事な場面におかわり送り込んでも打たねーよ!!


予選リーグでは圧倒した相手。地元・東京ドームでの勝手知ったる試合。先発は至宝・大谷翔平。負けるわけがない。たとえメジャーが大集結したアメリカ代表が相手であっても、負ける気などしないだけの条件が揃いました。

その目論見通り、試合は順調に進んでいきます。大谷は1球でワンアウトを取ると、初回から160キロをマークする順調な立ち上がり。2回には死球で走者を出すも、バットをへし折る投球で後続を併殺打に仕留めるなど、まったく危なげがありません。1点あれば大丈夫か。まぁ余裕を持って2点か。3点ならまったく問題ないだろう。と、シーズン中に西武が抱いてきた「大谷には勝てへん」という感覚がビビーンときます。

対する韓国の先発はイ・デウン。あぁロッテの涌井より下のピッチャーか。何とかなるだろ。「ロッテの先発とソフバンの5番が中心のチーム」と考えれば、まったく不安材料はありません。知っている程度の相手。日本打線はじっくりと構え、好機を待ちます。

そして迎えた4回裏。先頭は今大会もっとも頼れる日本の「4番」、中田翔。悠然と見送って四球を選ぶと、調子の上がらない観光案内部長・松田が無策に三振で倒れたあと、一死から中村晃がバントを繰り返すうるさい構えで最後はヒットでつづきます。すると次打者・平田が三遊間をズバッと破って1点先制。

↓つづく嶋はショートゴロ風の打球を放つも、相手が外野に返球してさらに1点追加!


や、や、八百長だー!

と、と、賭博だー!

何が世界最強の野球国力を決める大会だwwwww

DeNAとかがよくやってる面白野球じゃねぇかwwwww

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よーし、よーし、よーし。このチャンスに日本はさらに坂本の犠牲フライで1点を追加し、3-0とリードを広げます。よーし、大谷翔平安全圏。日本の至宝はいい流れで迎えた大事な次イニングを三者連続三振で切って取るエースのピッチング。先制して、次の回に相手を意気消沈させる。まさに「勝ちゲーム」という展開。大谷は6回、7回とキッチリ抑え、試合の流れを完全に掌握します。WBCなら球数制限も気になるところですが、プレミア12は無制限投球か可能。このまま大谷無双で試合は終わりです。

あとはどこかで1点くらい追加できれば相手も負けを覚悟するだろう…そんな援護待ちで迎えた7回裏。日本は先頭のポイ捨て・坂本、次打者の選球眼がいいのはわかったから打て・山田が連続で四球を選び、無死一・二塁の絶好機です。しかし、え!4番?・筒香は悠然と見送り三振に終わると、中田翔もセンターフライに倒れて二死一・三塁に。ここで動きがあるかと思われましたが、観光案内部長・松田がそのまま打席に立ち、レフトフライ凡退。無得点でこの攻撃を終えます。むむ、ちょっと嫌な感じだぞ。

すると攻撃のときは動かなかったデーブ小久保監督が球審に歩み寄ります。あー、大谷降板か。7回に1本ヒットを打たれたのが気になったのだろうか。1本しか打たれてないけど、その1本が気になったのか。うーん。軽い「結果論」の匂いを漂わせつつ、ピッチャーは2番手・則本に交代。則本は「この1回が俺の仕事だ」とばかりに、気迫の投球で韓国打線をねじ伏せます。この1回が仕事だとばかりに。

よーし、今度こそ追加点を入れれば相手も負けを覚悟するだろう…そんな気持ちで改めて攻撃に臨む8回裏。日本は一死から平田がヒットで出ると、次打者・嶋もつづいて一死一・二塁。つづくミスター216安打・秋山はセンターフライで二死一・三塁に。今度こそ動きがあるかと思われましたが、ポイ捨て・坂本がそのまま打席に立ち、三振凡退。「おい、首位打者とホームラン王残ってるだろ」「ずっと打っとらんやんけ」「ドームだからか!?ドームだからか!?」と録画のビデオに向かってヤジが飛び始めます。追加点を奪えないまま、嫌な感じで試合は最終回に突入です。

それでも、9回3点リードなら何の問題もないはず。が、マウンドには回跨ぎで則本が上がり「うわ、抑え全滅という監督宣言だ」と、やおら緊迫感も高まります。ここで則本は先頭にヒットを許すと、次打者にも足元を抜かれるセンター前で無死一・二塁のピンチを築きます。腕組みしたまま泰然自若で見つめる不動のデーブ小久保。デーブの見守るマウンドで則本は三連打を浴び、1点失って無死二・三塁に。気が付けば1打同点のピンチです。

↓デーブ小久保が間を取るでもなく「困ったなぁ」という顔で見つめるなか、当たってもいないボールを死球とアピールされ、それが通ってしまう大誤審発生!


「オイ小久保!せめて文句くらい言いに行け!」と思ったら、則本に交代を告げに行ったwwww

そっちかよwwww

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ここでデーブが送り込んだ投手は、僕にはまだ投げていないボールがある・松井。振り返ればデーブ大久保のほうが若手をクローザーなどに起用するから、こんなことになったのかもしれません。そりゃ、どこかで経験を積まねば永遠に経験者にはなれないわけですが、それは楽天でやってもらいたい。僕にとってどうでもいい試合で経験を積んでもらいたい。何も、みんなで見守る試合で、負けたら終わりの準決勝で、しかも無死満塁の大ピンチで送り込むことはないだろう。デーブ大久保・小久保にダブルで苛立ってきます。

↓そして松井は押し出しの四球で1点を献上!デーブ小久保はブルペンで判断すべきだった「ダメだな」にようやく気付き、ピッチャー交代!


デーブ:「ピッチャーますい!」
デーブ:「あ、松井が出てきた」
デーブ:「ま、いいか、どっちでも」
デーブ:「うわ、押し出した」
デーブ:「ピッチャー、ま・す・い」


まさかの大逆転。DeNAか西武でしか見られないような面白試合で、日本は勝ちゲームを引っくり返されます。マンジリともせず試合を見つめる小久保監督は、「どうしよう…」という無策の沈黙をありありと浮かべます。せめてもの救いは増井が3つアウトを取ってくれたことぐらいでしょうか。年齢、経験、チーム状況。もっと早い段階で増井だったのではないか。もちろん結果論ですが、悔いの残る采配でした。増井が打ち込まれたら次は誰を出す気だったのか、それはデーブに聞いてください……。

最終回の日本は、山田・筒香とアッサリ倒れ二死走者ナシ。中田翔がヒットで出たところで、デーブ小久保が思い出したようにデブを打席に送りますが、時すでに遅し。そもそも、アレはこういう煮詰まった場面では豪快に三振して帰ってくるのが関の山であり、もうちょっとヌルイ段階でこそ怖いバッター。7回、8回、チャンスはあったではないか。大して打ってないバッターのところでチャンスがあったではないか。何を思って温存していたのか。

こうして日本の世界一への挑戦は終わりました。何をどうすれば世界一なのかは最後までよくわかりませんでしたが、我々は負けたのです。せめてしっかりと3位になって日本に帰ってきてもらいたいもの。万一の際は、僕もゆで卵でも持って成田で出迎えますかね。これは野球なんだぞ、という特別な怒りを燃え上がらせながら…!!

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こういうのは基本的にその年の1位と2位でチームを組んでください!!