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12:00
おぉい!新聞1面何やってんの!

僕は激怒しています。(※この書き出しのとき、大体はくっだらねぇことなんだろうなと察しがつくベテランの読者の方はもう少しガマンしてお付き合いください)。丸山桂里奈さん引退報道の件です。一体、この国のスポーツメディアは何をやっているのか。まるかりさんの真意を何故察することができないのだ。僕は憤怒と激情に任せ、手にしたバリカンを地面に叩きつけます。丸刈りじゃねぇわ!と。

去る16日、丸山桂里奈さんは自身のツイッターで「私も今年を最後の年にします」とつぶやきました。これを日本のスポーツメディアは「あ、引退っすね」と受け止め、報じました。しかし、翌17日、まるかりさんは再びツイッターで「私が呟いたことが、引退表明という形で捉えられていて困惑しています」とつぶやき、引退報道を否定しました。

一般論で言えば、「いやそれはナイ」「完全に自分で言ったうえにソレ前提のリプライに返事しとるやん」「ミス人騒がせ」などと、まるかりさんが騒ぎの責を負うところでしょう。文字通りの意味でツイートを読めば、そうなりますよねという意味では。ただ、メディアはそうであってはいけない。中畑清が「絶好調!」と言ったら「空元気だな」と読み替えるように、まるかりさんの真意を汲み取ってこそメディアではないのか。

第一に読み取るべきメッセージは「私のことで騒いで!」だろうが。まるかりさんのつぶやき、プレー、ブログ更新はすべて「私のことで騒いで!」というメッセージが込められています。騒ぎが足りなければ、温泉でタオル一枚の乳首ピンコ立ち写真も掲載するし、足の間にコーヒーを挟んだ実質的股間写真も掲載するし、一般のブロガーが冗談&冷やかしで「まるかりさんを解説に呼べ」と言っているつぶやきをリツイートもする。それを淡々と引退表明と受け取ってどうするのか。

諸君は「食事もしたし、実家にも行ったけど、友だち関係です!」という言葉を、そのまんまの意味で受け取るのか?違うだろ!

言葉じゃない、心を読むんだ。言葉じゃない、心を書くんだ。それができないなら役所で公文書でも書いていなさい。メディアとは、ナチュラルに語彙が乏しい人が、脳に酸素が回っていない状態でする受け答えから、美しい魂の言葉を削り出す仕事のはずだ。つぶやき読解力のイロハもなしに、どうやって魂を記事に載せるというのか。猛省を促したい!

ということで、まるかりさん引退報道案件について、「こうやって騒ぐんだ」というサンプルを示していきましょう。


◆複雑な多層構造を織り成すまるかりさん構ってマインドを汲み取れ!


まず、今回の件について僕がサンプルを見せます。「見本」とまで胸を張るのは憚られますが、少なくとも既存のメディアよりは、まるかりさんの真意に近いものだと思っています。一般的スポーツメディアの記事がどれだけ真意と遠いものだったのか、まずはしっかり反省していただきたいところです。

↓まずは一般的なダメな例として、ニッカンスポーツの記事を見ていこう!

<元なでしこ丸山桂里奈、今季限りでの引退表明>

元なでしこジャパンのFW丸山桂里奈(32=大阪高槻)が16日、今年を最後に現役引退すると表明した。

「去年は澤さんが引退して、ついこの前に海堀が引退…。すっごく寂しい気持ちだけど、いつか誰でも引退する日は来る」とした上で「私も今年を最後の年にします!! 今年1年、全部出し切ります」とつぶやいた。詳しくは後日、ブログに記すとしている。

丸山は05年に日体大から東京電力入りし、米国や千葉でもプレーした。11年W杯では、準々決勝のドイツ戦で決勝点を奪うなど初優勝に貢献した。

http://www.nikkansports.com/soccer/news/1593165.html

何だこの事実の羅列みたいなのは?

共同通信の配信記事みたいなので終わった気になってるんじゃない!

まるかりさんの気持ちが全然伝わってないぞ!


↓まるかりさんが求めているのは「反応」だ!とにかくビックリするところから始めよう!

※青文字は実際の誌面には含まれない注記

<美しすぎるなでしこJAPAN・丸山桂里奈のラストイヤー宣言に「止めないで」の声広がる……キムタクに動きも>

まさに青天の霹靂だった。16日、なでしこJAPANでも指折り(※指は全部で20本ある)の人気を誇る・丸山桂里奈(32=熟れ頃)が公式ツイッターを更新し、「今年を最後の年にします」と現役引退を示唆。サッカー界の枠を越えて(※ブロガーとかに)衝撃が広がっている。

本紙電子版が伝えた速報には「信じたくない」「卒論提出を早まらないで」「バルス!」などと落胆の声が寄せられ(※必要な声は社員の個人アカウントで入れる)、一時はサイトにアクセスしづらいという状況も生まれた(※ご家庭のWi-Fi状況などによる)。また最新の東京株式市場の日経平均株価は0.54%の下げとなっており(※金曜日の話だけど)、関連株として「丸山製作所」「東京電力」も下げ基調となるなど、「カリナショック」と言ってもいい(※ダメってことはないだろ)混乱が生まれている。

昨年末には澤穂希が引退し、15日には海堀あゆみが引退を表明するという中で、今この時期に丸山を失えば、なでしこJAPANはリオ五輪でのメダル獲得はおろか出場権獲得すら黄信号が灯る(※黄信号なのでどう転んでも別に構わない)。サッカー界をあげての慰留プロジェクト立ち上げは急務だ(※勢いで言ってみた)

丸山に近しい人物(※フォロワー)によれば、健康面での不安はなく(※見た感じで判断)、妊娠もしていないとのこと(※見た感じで判断)。フィジカル面での問題でないなら、あとはモチベーションの問題だ(※広い意味で金も含む)。慰留に動く関係者(※フォロワー)は「キムタクに電話を掛けてもらうことも考える」と、使者として国民的アイドルを担ぎ出すことも視野に入れている。

ファンの間では「俺たちがまるかりを求めていることを伝えよう」と、丸山の著書『逆転力』を購入する動きが広がっている(※アマゾンで1円で売ってる)。Amazon.co.jpの書籍販売ランキングではタレント本で27位にランクイン(※間違って指原莉乃さんの著書『逆転力』の順位を掲載/後日訂正予定)するなど、草の根からの慰留の声は決して小さくない(※大きくもないが)

この声に丸山がどう耳を傾けるのか。

国民栄誉賞受賞者として、多くの期待を背負う立場にあるだけに、軽はずみな判断は許されないだろう(※何となく言ってみた)。幸いにしてサッカー界には中山雅史のように引退から一転して現役復帰をはたした事例もある。中山にできて丸山にできないことはないはずだ(※ドヤァ)。丸山は「詳しい話は後日ブログに記す」としており、ブログサービス側も一斉アクセスに備えてサーバ管理の構えを見せている(※サーバを増やすかどうかは検討のうえで)。ファンの声が届くかどうか、丸山の動きは国民的関心事(※最低1国民は関心を持っているの意)となりつつある。

<子どもたちに囲まれ、笑顔を見せる丸山>



略歴とか入れたら、終わり感半端ないだろ!

終わりじゃなくて「騒ぎ」が大事なんだ!

まず「えぇぇぇぇ」って騒げ!

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大原則としてスンナリ受け入れるのはNGです。「もう私たち終りね…」と言われたとき、「だね」と返したらビンタが飛んでくるのは必定。驚いて、慌てふためいて、泣いてすがってくれないと。「引退すか」「ハイ略歴どぞー」「適当な写真どぞー」でいいわけないだろ、と。SMAP解散の報道で、SMAPの略歴載せて終わるバカがいるかと。惜しめ惜しめ。まるかりさんは惜しんでくれと言っているのだ。

↓まるかりさんは「惜しむ声」については今年で最後前提でキッチリ返事をしているぞ!

<騒ぎの元となった引退示唆のつぶやき>


<上のつぶやきへのファンからの返信に対する返信>













まるかりさん:「まだ一年あるからねー」
まるかりさん:「ありがとう( ´ ▽ ` )ノ」
まるかりさん:「(ホント?)ですよ( ´ ▽ ` )ノ」

どっからどう見ても「2016年で現役引退」の会話にしか見えないけど、そこが大事なんじゃないんだ!

「惜しむ声」を確かめるたかったんだ!

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ツイッターの画面に表示される「通知」の件数を見ながら、ゾクゾクしているまるかりさん。ファンはこのように正しく「惜しむ」反応をしているからこそ、丸山さんもあ・うんの反応をしているのです。一方で、スポーツメディアはどうだったか。どれもこれも淡々と受け入れたばかりか、海堀さんよりもちょっと驚き具合も減っているじゃないですか。

1面でドーンと大きく採り上げることもなく、お膝元と言えるデイリースポーツなどは「隼太結婚」というどうでもいい&いつでもいいニュースを載せている始末。惜しむ反応がなければ、こんなことをやっても意味がない。「イヤ…」って拒んだとき、「じゃ、いいです」って男が帰り支度を始めたら、「そうじゃなくって…」ってなるじゃないですか。「イヤ…」「ダメ…」「あぁん…」くらいまで押してきてくれないと。

↓ほらもう、反応鈍いからリセットし始めちゃったよ!

もちろんこの場合の正しい反応は「引退じゃなくてよかった!」「すみません、読み間違えていました!」「間違った情報を拡散してしまいましたがツイートは削除しました」です!

「30歳を過ぎてから毎年最後」なの!

「毎年、惜しまれたい」の!

惜しまれていないと不安だから!

抱かれていないと不安なのと同じ現象です!

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1面にもならないという反応の不正解ぶり。それだけでもまるかりさん的にはメディアへの失望は隠せないところですが、さらに深いところでも大きな失望があったはず。何故、今。何故、この時期に。2016年をラストイヤーにするにしても、それは2016年の開幕にでも言えばいいわけで、今はまだ「2015年で辞める人」の発表時期。新庄剛志さんだってこんなに早く発表したりはしません。

それでもあえて今クチを開いた理由がある。国民栄誉賞で美人すぎる私が辞めるとなったら、世間の関心がそちらに向くのではないか。そうしたら誰かを救えるのではないか。そんな想い。具体的に言えば、ベッキーさん案件を次の話題が押し流したように、まるかり引退案件で押し流したい話題があるからこそ急遽発表にも至った。そう、SMAP解散案件です。まるかり引退案件でSMAP解散にまつわる憶測や中傷合戦を押し流し、「私がすべてを引き受ける」という覚悟で、まるかりさんは立ったのです!

↓まるかりさんはかねてよりSMAP解散について、胸を痛めていた様子がうかがえる!

一般世間の肌感覚があるな!

ブログでも「一番出てみたい番組はビストロSMAP」と語ったことがあるぞ!


↓ちなみに、ベッキーさん案件についても強く胸を痛めていた様子がうかがえる!

肌感覚っていうか、ほとんど一般世間だな!

全身どっぷり俗世間に生きているな!


「ベッキー上書きSMAP」からの「SMAP上書きまるかり」という発想、まるかりさんほどの俗世間キュレーターなら、ごく自然にたどりついたことでしょう。4文字で言えば自己主張…じゃなくて自己犠牲。私が1紙でもスポーツ誌を引きつけることができたなら、それだけSMAPさんの負担が軽くなるはずだ。そんな想いから生まれた「引退風宣言」だった。僕はそう思うのです。

そして、まるかりさんは17日深夜に約束のブログを更新しました。17日の22時19分に「今ブログを書いているので、よろしくお願いします。」という宣言をツイッターで投稿してからファンとメディアを待たせること2時間。日をまたぐギリギリでのブログ更新には、心ないファンから「いつまで待たす気だよ」「書き終わってから言え」「プッシュ通知かよ」などの焦れた反応も。そして、満を持して更新されたブログはというと…!

↓一部で引退表明と取られちゃったけど、カリナは辞めへんでー!と騒ぎをおさめ、安心させるものだった!
いち早く記事にしてくださったメディアのみなさま、ありがとうございました。ですが、昨日の私のTwitterの決意が一部引退表明ととられるように誤解をさせてしまう表現になってしまったことをお詫び致します。

(中略)

その中でも女子サッカーは一年契約が普通であり、昨年の残留を活かすためにも今年は勝負の年ということを強調したかったという気持ちが強くありました。そして、最後の年になってもいいと思えるくらい頑張らなくてはと思っていました。それくらい今年は今まで以上に、全力を出して戦いたいと思っています。

(中略)

また昨年の「女子サッカーをブームではなく文化に」という言葉もあり、一人でも多くのみなさまにスタジアムで観ていただきたいですし、みなさんと交流していきたいと言う強い思いもあります。シーズンはとても長いので、開幕に向けてこれ以上出来ないと言うくらいの準備をしていきたいと 思います。

http://s.ameblo.jp/karina14/entry-12118643893.html

正しいファンの反応は「報道で不安もありましたが、信じていました」「一部のメディアはひどいですね」「1面で謝罪記事を出してほしいです」です!

誤解はお止めください!


こうして今回の騒ぎは無事に終息を迎えました。安堵するファンと国民(※ファンじゃない日本人、の意)。心なしかスマップの解散のことも、一緒に押し流されたような気がします。しかし、引き続きメディアがスマップを追い続けるなら、まるかりさんが再び動き出す可能性はある…僕はそう思っています。まるかりさんにはまだ結婚・妊娠・出産・不倫・離婚という話題の切り札が残されている。そのカードを切るかどうか、すべてはメディアの「反応」次第。しっかり驚いてくれないと、もっと大きな騒ぎを起こして今度は高槻に呼びつけるぞというメッセージ、しっかり受け止めてほしいものですね。


結果的に誤報が事実になるパターンは五分五分であると思います!